2016年07月03日
2週間ぶりに父と面会・・・プリンに大喜び
半身麻痺の父
脳梗塞が原因で、左半身が麻痺している父は
母の病気をきっかけに、施設に入所しています。
母が入院している時はショートステイでお世話になっていましたが
退院する頃には入所が決まり、1年以上が経過しました。
父もすっかり慣れた様子です。
何よりも、母が安心していると思います。
父の体が不自由になってから15年・・・ずっと父の介護を担ってきた
母だからこそ、家族の介護の厳しさ辛さを知っている。
子供たちには迷惑を掛けたくないと生前から言っていました。
病気が発覚した後も、父よりも先に逝くことに抵抗を感じていました。
・・・が、願いかなわず、先に他界してしまった母ですが、
少なくとも、残された私たち子供が、父の介護に追われることなく
施設入所という形で、精神的・肉体的な負担がかからない状況と
なったことを確認した後に他界出来たことで、最小限の安心は
してくれていると思っています。
私よりもプリン
凄いですね!!
父が施設にお世話になって1年数か月・・・私が面会で差し入れをしたことは
過去に1度しかありません。
今日が2度目です。
父への面会は、最低でも週に1度は行くように決めているのですが、
先週は、ちょっとした怠け心も働き、顔を出しませんでした。
今日顔を出したらきっと父は喜ぶだろう・・・と思いながら
面会に行きました。
向かうと、七夕の催しをしている最中でした。
私の顔を見ると、父は満面の笑顔・・・とはならず、
ほぼ無表情・・・父は麻痺の為喋れませんが、おおよそで
「おお、来たのか・・・」そんな感じの表情でした。
全然歓迎されてないし・・・(笑)
しかし・・・次の瞬間・・・父の顔から笑みがこぼれました。
やはり嬉しいのか・・・そう思った瞬間、父の目線に気付きました。
私の顔を見ていない・・・
そうです、父は私の持っている小さな巾着袋を見て笑っているのです。
野生の感ってやつでしょうか!?
手持ちの巾着袋の中身が、自分への差し入れだと察したのでしょう。
何度も言いますが、1年数か月で差し入れは2回目です。
父は、私にではなく、差し入れの「プリン」に喜びました。
早くよこせと言わんばかりの父に
起こる気にもならず、笑ってしまいました。
一番笑えたのが、最初の一口目を父の口に運んだ時でした。
大口を開けてせかす父に、急いでスプーンを口に運んだ瞬間・・・
父の上あごの入れ歯が外れました(爆笑)
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