癌と共に生きる　手術→放射線治療→化学治療

見直しという名の予算確保

介護保険の運用が行き詰っています。
介護報酬は年々下げられる一方・・・

介護施設利用者の食事と部屋代の負担を軽減させるために
お国様が考えておつくりになったシステムが”改正”されました。

非課税年金の収入は審査対象から除外されていたのですが
ここで「公平性を更に高めるために」非課税年金も含めた
判定をするように見直したということです。

とても聞こえがいいですね・・・。

そもそもで、非課税年金とは、遺族年金と障害年金の事です。
受給者は社会的弱者という枠組みでしょうか・・・。
もともと存在した「意図」をここで否定したわけです。
財政状況がひっ迫していなければ手が付けられなかった可能性は
十分にあります。

介護保険も年金も運用が壊滅的なために、全てのバランスが
崩れ始めているということが手に取るようにわかります。

今回の改正が正当な改正だと仮定すると、
今までの運用余計な予算を垂れ流していたことになり
莫大な税金が無駄に使われていたということになります。

情けない話です。

しかも・・・国都合の改正の手続きにも関わらす、
有休を取得して、窓口へ足を運んだのはこっちです。
なんということでしょう・・・。

しかも・・・窓口では主査らしき女性が大きな声で世間話・・・
聞き手の女性は気まずそうに！？おとなしく聞いていました。

私が窓口に近づくと、その話し中の主査らしき女性は
非常勤の若い男性に手振りで窓口対応行きなさい！と
言わんばかりの扱い・・・

若干おどおどしつつも、申請の手続きに必要な書類に
目を通すなどしてくれましたが、その間もずっと
喋り続けていました。

同じ係にいた十数名の他の職員さん達・・・
黙って見過ごしていたのか、それが自然なのかわかりませんが、
何とも情けない一面を見てしまいました。

20年ほど前、出張工事で出向いた先は天下のトヨタ工場・・・
工事部隊として場内で朝から作業準備をしていると、
そこにぞろぞろとトヨタの社員さんが登場・・・

そこへ怒鳴り声と共に安全委員（保安）が登場。
今すぐ出ていけ！ある社員に退場コールが響いたのです。
一人がヘルメットを着用せず、手に持っている状態だったのです。

決められたルールは守るためにある。
その根底には社員一人一人のモラルが・・・。

私が今日見た光景は、果たしてモラルがある職場だったのでしょうか・・・？


AD