2021年11月14日
【開店・黒船襲来】メガセンタートライアル旭川が2021年12月1日オープン(予定)
メガセンタートライアル旭川が2021年12月1日開店予定
画像は外装工事が完了したメガセンタートライアル旭川店
イトーヨーカドー旭川の跡地に出店すると報じられてはや半年。跡地では内外装のトライアル化に向けて工事が行われていたが、外装工事は完全に終了しイトーヨーカドー旭川はトライアルカラーに生まれ変わった。
※メガセンタートライアル旭川のレビューについては、こちらから。
そしてオープン日は今の所2021年12月1日を予定していることがわかった。内装や商品、スタッフなどの準備等で後ろにずれ込む可能性があるが、開店当日は混雑が予想される。
メガセンタートライアル旭川はイトーヨーカドー旭川の完全居抜き店舗なので駐車場もそのまま立体駐車場となる。停めやすい屋外駐車場に比べると人によっては利用しづらいのでそこがネックか。
超大型のディスカウントストア、全国でも最大規模のメガセンタートライアル旭川店
全国展開するディスカウントストアのトライアル。トライアルには売り場面積によって名称が異なり、売り場面積、1000坪〜2000坪(3,300〜6,600u)がスーパーセンター。2000坪(u)以上ではメガセンターとしている。メガセンター形態では食品以外の医薬品や日用雑貨、衣類、カー用品やペット用品などの品揃が増えてより利便性が増す。
※メガセンタートライアルのイメージ 公式ページより
今回オープンのメガセンタートライアル旭川は2000坪以上で約1万5000u。札幌にあるカウボーイ伏古店跡地のメガセンタートライアル伏古よりも巨大な、全国の中でも最大規模のトライアルの誕生となる。
※メガセンタートライアルのイメージ 公式ページより
それまでの既存の永山トライアルや神楽トライアルよりも各コーナーの店舗面積が大きくなり、かつ新規開店に向けて生鮮食品の仕入れ効率化なども拡充するようで、ザ・ビッグやメガドンキホーテなどとの競争力を強化した形でのオープンとなる。
ゆえに安くてコスパの良いディスカウントストアで、かつ24時間営業というザ・ビッグやメガドンキホーテにも無いジャンルのお店となる。これは旭川にとって黒船襲来のような衝撃店舗といえる。
ちなみにフロア構成は地下1階が食品、地上1階と2階は雑貨や衣料品、衣類となるようで、イトーヨーカドー旭川跡地がそのまま大きなトライアルとなるメージ。
メガセンタートライアル旭川では道内初のセルフレジ付きカートが導入
メガセンタートライアル旭川での目玉がもうひとつ。「スマートショッピングカート」というセルフレジ機能が付いた最新鋭のショッピングカートが導入される。
これは本州などではイオンも2020年から試験的にスマホを使った「レジゴー」というレジカートを導入しだしているが、トライアルでも同様に2018年あたりから導入している最新鋭のショッピングカート。2021年6月現在全国38店舗・3640台が導入され、北海道ではメガセンタートライアル旭川店が初導入店舗となる。
これを利用すると店舗の混雑時に長蛇の列となるレジ待ちがかなり短縮されるほか、買い物の合計金額が買い物中に表示され便利になる点、ポイントも2倍(通常200円で1ポイントにプラスし、専用プリペイドカードには1000円で5ポイント付与)、プリペイドカード専用クーポンがあるなどメリットが計り知れない。
市内では特にザ・ビッグなどの特売時にレジ待ちでものすごく時間を浪費すると思うが、このレジカートを利用すればその時間を無駄にせず、スマートにかつポイントも2倍、特典クーポンもあるなど利用者にかなりメリットがある最新鋭のシステムとなっている。
トライアルはただの激安ディスカウントの店だと個人的には思っていたのだが、こういった最新鋭のITシステムを導入してくるあたり、トライアルはかなり強みがあると感じた。
ちなみにこのシステムはトライアルのIT子会社、「Retail AI technology」による内製のシステム。外注ではない点も付け加えておく。
メガセンタートライアル旭川にはテナント店舗も入居
これだけ広いメガセンタートライアル旭川。トライアル以外にもテナント店舗が複数入ることがわかっており、とりあえず100円ショップの「ダイソー」が入居することが求人情報から判明した。
イトーヨーカドー旭川の近辺にはダイソーが無いことから、周辺に住む人にとっては利便性が向上することと思う。
画像参照元:スガイディノスのニュースリリースより
このほかゲームセンターや映画館などを手掛けるスガイディノスが2Fに最新のクレーンゲームをメインに据えたゲームセンター「でぃのぱ!旭川」もオープンする。これに関してはこちらを参照。
テナント店舗の確認ができたのはこの「ダイソー」と「でぃのぱ!旭川」のみだが、まだまだ店舗面積が広いので他のテナント店舗も予想される。それは追って記事にすることにする。
メガセンタートライアル旭川では2回目の大規模求人情報中
そのメガセンタートライアル旭川だが、数日前に2度目となる300人規模の大規模求人募集のチラシを出している。このチラシは今年の9月頃にも一度出ていて、これが出た当初はリアルエコノミーで話題になるぐいらいの衝撃求人だった。
というのはその求人人数。300人という規模はこの手の求人としては破格の人数で、外資の「コストコ石狩倉庫店」でさえ200人だったのにその上を行く300人。しかも2回目でも300人を募集することから、人手不足なのか人が集まりきっていないことが推測される。
しかもトライアルでは74歳までのご年配の方や、外国人でも積極採用しているとのことで、やはり人手不足感を否めない。個人的には74歳まで働かないといけない昨今の環境がとても気になるところで、ボケ防止で働く以外に年金で生活できない人も働いているのだと思う。今でこの状況なら、数十年後はいったどうなることやら...
応募に関してはオープン前日の2021年11月30日まで募集中で、電話応募も可能だ。しかも履歴書不要で写真付き書類があればOKなので手軽だと思う。そしてスマホやPCがある人はWEB応募(LINE応募)も可能なので、気になった人はご確認いただきたい。
公式応募ページはこちらから。
メガセンタートライアル旭川の誕生で新たなる市内スーパー競争が発生か?
24時間営業、毎日ディスカウント、強化される生鮮食品以外に生活雑貨など幅広いジャンルの商品を販売するメガセンタートライアル。これが誕生することで既存の市内スーパーがなんらかの影響を受けるものと管理人は推測している。
特に市内ではザ・ビッグやメガドンキホーテなどディスカウント系ストアが大人気で、いつも混んでいてチラシが入るとさらにそれが加速する。メガセンタートライアル旭川もそのディスカウント系ストアのひとつなので、トライアル永山やトライアル神楽以上に人気になると思う。
そうなると既存のディスカウントじゃないスーパーもなんらかの影響を受けると思われ、客を取られた人の入りの悪い不採算店は最悪閉店する可能性もあると思う。
2021年12月。黒船襲来のごとく旭川市内でディスカウントストア競争が加速することとなる(...と管理人はみた)。
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たまたま時期が重なっただけかもしれないのですが、同じディスカウント系ですし、個人的にはトライアルを意識していると思いますね。