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2020年11月16日

柚の収穫

庭木の柚(ゆず)を収穫した。

以前住んでいた方が植えたのか、それとも、それ以前から植えられているのかはわからないが、かなりの大木になっている。
その上、手入れもせずに放置されているので、柚の実はかなり高いところになってしまう。
当然、手に届く範囲ではなく、私は植木梯子に上ったり、二階の屋根から手を伸ばしたりして、ようやく数十個の柚を採った。
ものの数十分ではあったが、それでも傷だらけになった。

柚のとげは鋭い。
それをよけつつ、刺さらないように、気をつけながらの収穫である。

採りたてで香りもいいからと、メルカリに出品したが売れなかった。
余れば、はちみつ柚や、ゆず湯にも使えるだろう…。

「もう少し背の低い柚の木がいいな…。」
大きな実がなれば、結構高値になるし、何よりその香りは幸せな気持ちにしてくれる。

「桃栗三年、柿八年」とはよく聞くことわざだが、その後に、「柚の大馬鹿十八年」などと続くという。

そう簡単に柚の実はつかない、ということだろう。

教育の世界でも、そうそう成果が出るものではない。
生徒たちの一生に影響を与えてしまう、重要な関わりだ。
その後、どういう人生を歩んでいるかすら、知るよしもない。

それでも我々教師は、彼らを指導si続ける…。
保育園、幼稚園、小学校、中学校、高校、大学、専門学校などなど、どの期間の教師たちも、果実を見ることなく、仕事をしているのだ。

柚のとげに相当することも数多い。
傷つきながらも格闘しているのが、我々教師の仕事なのかもしれない。

「柚の大馬鹿十八年、人間の生徒湯にもそのくらいの年月が必要なんだよな…。
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