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2020年12月02日
合掌は蓮の花のつぼみの形
私たちがお祈りする時には手を合わせます。
その両手でつくる形は蓮の花のつぼみの形であると聞いたことがあります。
「なるほど」と思いました。
確かに、意識してぴったりと合わせる場合は手と指がくっついていてまっすぐですが、力を抜くと自然に手のひらが少し離れてつぼみのような形になります。
そして、蓮の花はお釈迦様と関係が深い花でもあります。
蓮の花の茎の繊維を使ってお釈迦様の上着をつくりお供えします。
また、お釈迦様は生まれた時にすぐ7歩いて「天上天下唯我独尊(てんじょうてんげゆいがどくそん)」とおっしゃったのですが、お釈迦様が歩いた足跡には美しい蓮の花が咲いたと言われています。
とても興味深いのは、蓮の花はきれいな清流のところでは育たず、泥水がある池の中から出てきて花を咲かせるということです。
そして、泥の中からでてくるにも関わらず、泥が付いていないばかりか素晴らしくきれいな花を咲かせます。
そんなギャップがとても魅力的な花です。
そのようなことから蓮の花は清らかさの象徴で、仏教では神聖な花とされているようです。
蓮の花言葉も「清らかな心」「神聖」だそうです。
お祈りをする時はいつも手で蓮の花をつくり、お釈迦様にお供えする気持ちですると願いも聞きとどけられるかもしれません。
明日も皆様の一日が幸せで満ちあふれますように・・・!