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2016年05月01日

カラタチにレモンを接ぐ

3月の末に、かんきつ類の接木を近所の方から教えていただきました。
DSCN3958.JPG
以前も教本にしたがってユスラウメなどの接木にチャレンジしていましたが、なかなかうまく接げないでいました。

コツを周囲から「接木の名人」と言われる方がいっらっしゃいますので、お聞きしたところ、意外なことを言われました。

それは、通常ふくろをかけて湿度を保持しながら接木部分の癒着をうながします。それがこの方の方法は、念が入っていて通常の接木の袋で密閉した上から、もう一重ビニールをかけて、その中の接木部分の周囲に土を入れて湿度保持を確実にするという方法です。

教わったとおりに、カラタチの台木に小型で割れ目を入れて、一方でレモンの伸びたしっかりした新芽を10センチ弱の長さにとり、通常の方法で小刀で斜めに切り落とし、お互いの形成層をあわせて、テープで巻きました。

その上からビニールで覆い密閉しました。そこへ、上に書いたように湿り気を感じる程度の土(シラス)を入れてさらにそれをビニールで密閉しました。

1ヵ月経った3日前に、すでにレモンの芽が伸びていましたので、一番上のビニールと土を取り除き、もう一重覆っていたビニールも取り除きました。接木部分のテープは残したままです。うまく接げたようです。もうしばらくこのまま様子をみようと思います。

わたしは細工がしやすいので水道工事用の漏水テープを接木には使いました。もちろん接木用のテープやほかのものでもよいようです。

接ぎ木から1ヵ月経って被っていたビニールや土をとりはずしたところ
DSCN4142.JPG
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