フードマイレージゼロのやさいづくり

ナガイモを収穫しました。ナガイモはそのまま植えると地面深く何十センチにもまっすぐ伸びていきます。したがって折れやすい長いもを収穫にひと苦労することになります。

そこで、ナガイモを楽に収穫するためにパイプ（市販品）を使ってみました。種芋を芽を出させてから植え付けました。その際にちょっとしたコツがあって、芽が上方に向かって出るのと反対方向にまっすぐ地下に向かって芋になる根が伸びていきます。

それをパイプの受け口で捉えるようにできています。パイプの受け口と反対側が低くなるように角度をつけて設置します。芋はその勾配にそってパイプの中で伸びていきます。

つまり収穫の際に斜めに据えつけたパイプを芋ごと取り出せばよいわけです。こうしてあまり深く掘らなくて済むように工夫されています。でもそんなにうまくいくかなと半信半疑で植えつけました。

植え付けて3か月目にイノシシが襲来し、半分は茎が切られてしまいました。6か月経ってつるが枯れましたので掘り上げることにしました。

出来は8本植えて2本が60cm余りの長さで直径が7cmぐらいでした。3本は40cmぐらいでした。おそらく先端が枯れていますので、イノシシに食いちぎられた分でしょう。


そしてパイプから外れたものが3本。残念ながらパイプを避けて地中深く芋が伸びてしまいました。これはいずれも直径が8cm以上あり、まだ地中に残してあります。今度時間をかけて掘らねばなりません。