2016年08月11日
種取り
かぼちゃやまくわうり、それからピーマンなどは熟れた実から種をとると、十分蒔く種として使えますので、この時期は種取りをよくしています。
特に固定種と言われる品種のものは、親と同じ形質が受け継がれるので、ほぼ同じものが育てられます。
一方、F1と呼ばれる品種のものは、さまざまな形質のものが出てきます。それはそれで面白いのですが、おいしくない時もあります。
かぼちゃを例にとると、食事をしたときに、味の良かったかぼちゃの種子をとり、金網のざるなどにとり、水洗いします。このとき種についた実やぬるぬるした部分をよく落とします。
そうして水を切り、新聞紙の上に広げて乾かします。ピーマンの場合はほとんど洗わずに、水をかけただけで同じように乾かします。
イチゴなどの場合には、表面の種子を集めて、さらしやガーゼで覆い、布の端をたたんで持ち、種を布の外側から水の中でよくもんで果肉を落とします。何度か布のなかの果肉を洗い落とし、同様に水洗いを繰り返します。
だいこんや落花生(カビがつきやすい)などは種子のはいった袋ごとよく乾かして、そのまま蒔くまで保存します。
種子は乾燥剤とともに密閉して冷蔵庫の野菜室などで数年保存できます。冷暗所でもカボチャなどは多少、発芽率は落ちますが、少なくとも2,3年は芽が出るようです。
タグ:たねとり
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