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2020年02月23日

親の操り人形にはならない。

僕は大学進学で実家を離れた数日後に
茶髪にした。

その前は、私服の高校に通っていても
当たり障りのない服装だったのが、

実家を離れた瞬間、
ずっと憧れていた渋谷系や、
ホスト系ファッションに傾いていった。

そして大学1年生で左耳にピアスを開けた。

※「ピアスを自分で開けた時の話。
https://fanblogs.jp/yaritaikotohanokosazuyaru/archive/455/0



これが「大学デビュー」だろうか。

ともかく、こんな様変わりした容姿で
初めて帰省した時の反応は絶句系が多かった。

ただ、全員が絶句系と思っていた中、
とある親戚にピアス姿を初めて見せた際に
真逆の反応が返ってきた。

・両親、妹弟→眉間にしわを寄せ絶句
・親戚→「あぁ…良かった。ほっとした。」



なぜ「良かった」のかを尋ねると、
こんな答えが返ってきた。

「理琉くんが自分の好みや意志を
ちゃんと表現できる人間とわかってほっとした」



「親戚から見ると、理琉くんの家族は
何でもできる完璧な人たち過ぎて、
実は近寄りがたい雰囲気があるのよ。

お父さんはものすごく勉強ができる
完璧な数学の先生。

お母さんはどの家事も腕前がすごくて
見習えないくらい完璧な専業主婦。

言葉は悪いけど、
あまりにも完璧すぎて気味が悪いくらい。」



「お父さんお母さんの昔の話を少し聞くと、
2人とも見事に親の期待にばっちり応えてきた人生でしょ?

お父さんは、おじいちゃんがどうしても
息子を大学に行かせたいと言って、
命を削って働くのを見て育って。

お母さんは余計なことをほとんど話さない
ミステリアスな雰囲気だけど、

ひいばあちゃんに仕える
おばーちゃんの姿を長女として間近で見て、
家事を完璧にして目上を立てる姿勢を身に着けてさ。」



「だから、高校生までの理琉くんを見ていて、
両親と同じように、期待に応えるだけの操り人形に
なってしまうんじゃないかと心配していたよ。

だけど大学に入って、親元を離れてから
こうやっておしゃれしたり、髪を染めたり、
ピアスを開けたり自分らしく振る舞っているのを見たら、
本当にほっとしたよ。

親の期待通りに生きる操り人形にはならない、
ちゃんと自分の好みや意思を持ってるんだと
主張できる人間とわかってさ。

親の期待に応える生き方を否定するわけじゃないけど、
髪を黒染めしたり、地味な服に戻したりせずに
自分らしい姿でそのまま帰って来たのを見れてよかった。」



高校生までの僕は、とにかく親を拒絶、反発、忌避し、
話しかけない、姿を見せないことに注力していた。

一方で、大学に行ける程度の勉強をしていたことは、
学校の成績で人を序列化する傾向のある父には
期待に応える姿勢と映ったかも知れない。

そして帰省した際には従弟の勉強を見たり、
家事を手伝ったりと働いていたことは、

親戚からすれば「親の期待通りに」
「何でもできる完璧な人」に見えたんだろう。



自分の家族が、第三者から見れば
「近寄りがたいくらい何でもできる完璧な人たち」
だったことには驚いたけど、

今から思えばあの集団は本当に気味が悪い。

会話はゼロ、ふれあいもなし、
ただそれぞれが黙々と、それぞれのやることをこなす。

家の中に漂う重苦しい沈黙の空気は
まるで昭和30年代で時が止まったような異空間。

あそこは家族の生活環境ではなく、
まさに「静かで集中できる職場」だった。

→「時が止まった家。
https://fanblogs.jp/yaritaikotohanokosazuyaru/archive/329/0

それを見破っていた親戚だからこそ、
異空間に染まらず自分を表現した僕の姿を見て
ほっとしたのかも知れない。



僕は自分が好きなことは決して譲らない、
とても頑固なところがある。

それは自覚していたものの、
当時はなぜ実家を離れた瞬間から
自由に振る舞い始めたのかわからなかった。

茶髪にピアスに渋谷系の服装で帰ったら、
実家の連中が顔をしかめることをわかった上で、
落胆させてやろうという意地悪な思いはあった。

でも、やっとわかったのは、
意地悪や反発心といった他人基準の感情は
僕の行動理由の1割に過ぎなかったこと。

残り9割は自分が着たい服、自分が付けたいピアス、
自分がなりたい姿、すべて自分の意思での選択だった。

彼らが好まない姿を非難される、否定される、
その恐怖に自分の意思が打ち勝った瞬間だった。


あなたは自分を
「独立した、欠けることのない一人の人間」
だと感じてかまわないのです。

他人から侵略されたり蹂躙されることのない、
自分と他人を分ける健全な境界線を引いていいのです。

感じたことを述べ、
本当の気持ちを表現する自由を持っていいのです。
あなたは苦しみから癒える権利があるのです。


『不幸にする親』序章 より

まだ親への怒りで満ち溢れていたあの頃から、
僕は「操り人形にはならない」という意思を
ちゃんと持っていたんだ。

そのことに気づけて、本当によかった。
気づかせてくれた親戚には今でも感謝している。


posted by 理琉(ワタル) at 02:54 | TrackBack(0) | 家族

2020年02月22日

譲り合いのドア。

札幌雪祭りのすすきの会場へ行った日、
地下街へ暖を取りに潜った時の、ほっこり出来事。

※すすきの、氷彫刻の世界。
2020札幌雪祭り、すすきの会場。
https://fanblogs.jp/yaritaikotohanokosazuyaru/archive/453/0



"引く"側のドアを開けようとした僕は、
ガラス張りの向こう側に、ドアを開けようと
近づいてくる人たちを見つけた。

外国から観光に来た家族連れのようだった。



僕はとっさに、
彼らが先に通れるようにドアを引き、
「どうぞ」と声をかけた。

先頭にいた女性が、にこっと微笑んで、
日本語で「ありがとう」と会釈してくれた。

心がほっこりして、僕も笑顔になった。

一緒にいた一人が、手を振ってくれた。



口をついて出た、日本語の「どうぞ」。

英語で言った方がよかったのか、
どうすればよかったのかと迷った。

そんな僕の杞憂は、まさに杞憂だった。

ちゃんと伝わった。



普段、ドアの向こうの相手によらず、
同じタイミングでドアに近づく場面では、

とっさにドアを開けて
先に通ってもらう癖がついていた。

良く言えば「譲り合いの精神」
悪くというほどでもないが、裏返せば一歩引きがち。

子どもの頃から引っ込み思案と言われて久しいが、
こういう場面では一歩控えがちな性格でよかったと思う。

今回、笑ってくれた彼らの国に
レディーファーストの文化があってもなくても、
喜んでくれたことは嬉しかった。



旅行か長期滞在か、在住かはわからない。

でも、彼らにとって
日本で嬉しかった思い出の1つに
なってくれたらいいな。
タグ:感謝
posted by 理琉(ワタル) at 00:17 | TrackBack(0) | 生き方

2020年02月21日

【夢分析】”結果の出る薬”を飲んで待つ夢。

いつ用意したのか、手元には錠剤の薬。

どこから仕入れて来たのか、
名前は”結果の出る薬”だという。

この薬の効能は、どこで聞いたのか
「これを飲んで待てば結果が出ます。」



そんな、怪しいの一言で片付けられる薬。

こんなん飲んだくらいで
たやすく結果が出るわけないでしょ、

結果なんてものは
日々の地道な積み重ねの上に
伴うかも知れないものに過ぎないよ。

などとは考えもせず、
僕はためらいもなく、その薬を流し込む。



飲んだ後、大人しく待つ僕の前には
掲示板が一枚。

新聞のTV欄のような、
予定を書き込めるマス目がたくさん並んでいる。

直近の予定は何かなと目をやるも、
どの欄も「ー」、つまり予定が入っていない。

なんだこれ、どうして僕は
何の予定も書きこまれていない予定表を見ながら
大人しく待ってるんだろうと我に返った、その時…



ーーーーーーーーーー



夢の中だからこそ飲めた、
怪しすぎる”結果の出る薬”。

現実だったら警戒して飲まなかったところ。
身体を張った貴重なチャレンジと言える。



【キャスト】

・薬
 救い、忠告、人からの援助
 抱える問題を解決する手段

 薬を飲む
 →状況が悪化し誰かの助けが必要になる
  困難な状況の回復

・待つ
 日々に物足りなさを感じるも
 不安や恐れから行動を渋る
 自ら行動を起こす必要性

・予定表、スケジュール
 心身の疲れ、予定を考えることへの疲れ
 


この夢を見る前日、

しばらく閲覧していなかった
Amazonアソシエイトや楽天アフィリエイトの
自分のアカウントのレポートを見てみた。

直近30日間
・売上0
・クリック数0

売上0については、
これまで一度も0以外になったことがないので
よしとしても、

クリック数が1ヵ月以上も0というのは
さすがに凹んでしまった。

自分が読んだ本や、使ったものの
適切な紹介ができていなくて、
クリックする興味を持つに至らないことの証明だから。



広告の貼り方や紹介の仕方が
間違えているのか、

何か変えなくてはいけないのか。

とはいえ、何を変えればいいんだろう。
どうやって調べよう

ああもうわからない…。

先日、部屋の隅っこに向かって
必死にシュートするという夢を見た時から、
きっと方向性に迷い、結果を焦っている

そんな行き詰まりと凹みから、
薬に頼ろうとしたんだろうか。

→「部屋の隅に向かってシュートする夢。
https://fanblogs.jp/yaritaikotohanokosazuyaru/archive/450/0



うまくいかないなら、何か変えよう、
どうすれば改善できるんだろう、
そうやってもがいて、試行錯誤するのはいい。

ただしそれは待つだけでは掴めない。

結果が伴わないことで凹んだり
継続に対してのモチベーションが低下するのはわかる。

魔法のような薬に頼りたくなるのもわかる。

だけど、ここが大事な時期だ。
待つだけでなく動こう。

もがいて、調べて、実践して、
だめだったら次に行こう。

予定表には何も書かれていなかった。
つまり、自分次第で未来はいくらでも
上書きできるということ。

もがいていい、動け。

そんなメッセージを伝えてくれた気がする。



1を2にするのは難しい。

だけど、0を1にするのはもっと難しい。

”生みの苦しみ”という言葉があるくらいだから。

悩んでも、葛藤しても、足掻いてもいいから、
続けよう。未来を上書きするために。


posted by 理琉(ワタル) at 18:12 | TrackBack(0) | 夢の話

2020年02月20日

【一人暮らし料理】『VS貧乏性、対抗記念カレー』。

週末恒例の
カレーかシチューを鍋いっぱいに作って
数日を過ごす作戦。

今週はメガ盛りの豚肉を
葛藤の末に買い切ることに成功したので、
お祝いにカレーを作ることにした。

→シチュー編。
玉ねぎシチューごはん。
https://fanblogs.jp/yaritaikotohanokosazuyaru/archive/447/0



【材料】

・玉ねぎ2個
・豚肉
・カレー1箱(※甘口)
・貧乏性に打ち勝って肉を買う度胸


20200210_212428.jpg



【作成手順】

1.「貧困のくせに肉買うなんて贅沢?」という心の声を退ける
2.1パック数百円するものを買えた自分を褒める
3.玉ねぎと豚肉を炒める
4.水を入れて煮込む
5.カレーを入れて煮込む


20200213_155046.jpg



完成。

20200213_161413.jpg

特大パックの豚肉はもちろん、
全部は使わず、小分けにして冷凍。



ポイントは甘口。

僕は食べ物の偏食はないけど、辛いのが苦手。

辛い食べ物それ自体は好き、ただ残念ながら
痛みと刺激に耐えられず多く食べられない。

キムチは大好きなのに、
4口くらいで痛くて断念する。



カレーには豚肉が好みな立場としては、
数百円という大きめの金額を出して
肉を買い切れるかもポイント。


「同じ値段なら、量のある食材を買った方がいいのでは?」

などと、
肉のパックを持ったまま
会計と肉売り場を何往復もする
葛藤の中で、
1パックに大きな金額を遣う罪悪感に打ち勝てるか。

スーパーにおける己との闘いにも注目が集まる。

※克己に成功した事例、ブーツ編。
罪悪感に打ち勝ち、新しいブーツを購入。
https://fanblogs.jp/yaritaikotohanokosazuyaru/archive/456/0



なんだか、
「僕にとっての肉を買うことへのハードル」
みたいな精神的葛藤の話になってしまった。

ただ、僕の中ではかなり進歩した方。

昨年、生活保護を受ける直前などは
具材がもやしだけの「もやしカレー」ばかり作っていた。

今から思えば、
そういう自分を追い詰める真似をするから
惨めな気持ちが余計に加速していく
とわかる。

カレーにはぜひ肉を入れましょう。



ーー食材調達は便利なネット通販にてーー



2020年02月19日

「美容室で画像を見せるのは恥ずかしい?」美容師さんの意見「助かります、どんどん見せてください」。

「美容室では、憧れのヘアスタイルにしてもらいたい。」
「だけど、画像を見せるのは恥ずかしい。」


散髪のたび、僕の中にあった葛藤。

本当はシドのヴォーカル・マオさんのようなヘアスタイルにしてほしい。
だけど、いつかのように鼻で笑われたくない。

待って。そんな一時の恥を恐れて、
なりたいヘアスタイルに一生なれなくていいの?




そこで僕は、実際に美容室へ行った時、
思い切って美容師さんに相談してみた。

「美容室で希望のヘアスタイルの画像を見せるのが恥ずかしい」
そう思っているお客の心理について、どうお考えでしょうか?

美容師さん
「助かります。どんどん見せてください。」



ー目次ー
  1. 「持参した画像を見せることは迷惑でしょうか?」
  2. 「画像を見せた時、嫌な顔をされたことがあります…」
  3. 「美容師さんの世代によっても変わりますか?」
  4. 「美容師さんとお客さんとの相性も関係しますか?」
  5. 美容師さんからのメッセージ

1.「持参した画像を見せることは迷惑でしょうか?」

なりたいヘアスタイル画像を見せてもらうことは、
言葉はアレですが”手っ取り早くて”むしろ助かります。

具体的な仕上がりのイメージが明確になるし、
お客さんとの認識のズレを少なくできますからね。

カウンセリングや会話からでも読み取れますけど、
やっぱり言葉だけでは食い違う部分が出ますから。

恥ずかしい、笑われるなんてことはないので、
いいなと思った画像はどんどん見せてほしいですね。


2.「画像を見せた時、嫌な顔をされたことがあります…」

画像は美容師さんにとっても、具体的なゴールになるんです。

美容師さんによりますが、ゴールがあることで、
「近づけなければ」とプレッシャーに感じる人もいます。


美容師さんは訓練を受けてはいますが、
1人1人、ショート、ロングなど得手不得手があります。

見せてもらった画像が自分の苦手なスタイルだった、
という可能性もありますね。

3.「美容師さんの世代によっても変わりますか?」

世代と、経験してきた時代で大きく変わりますね。

今は価値観もヘアスタイルも、すごく多様化した時代なので、
ベテランさんの中には奇抜なスタイルが得意でない方もいます。

スマホでどんな画像も手早く出せる、
なんて時代でもありませんでしたしね。



その代わり、
時代のトレンドを映したヘアスタイルは
すごく得意な美容師さんも多いです。


80年代の「聖子ちゃんカット」が代表格ですかね。

経験した時代のトレンドがスキルに現れることは多いです。

4.「美容師さんとお客さんとの相性も関係しますか?」

大きく関係しますね。
客商売とはいえ人間同士ですから、相性の影響はあります。

例えば。

1.「お任せで切ってください」タイプ

細かいこだわりが少ないお客さんの場合、
画像を見せてもらうのが苦手な美容師さんと相性が良いです。


その美容師さんが得意なスタイルに自然と持っていけますから。

お客さんの要望よりも
自分のスタイル優先でカットする人もいるんですが、
「お任せで」と言うお客さんとは意外と相性が良いです。

2.「実は意外とこだわりが多い」タイプ

「何食べたい?」「なんでもいい」と答えても、
実はけっこう好き嫌いがある人いますよね。

こういう、実はこだわりが多いお客さんの場合、
美容師側がいかに要望を引き出せるかが大切です。

お客さんとの会話を弾ませるのが上手かったり、
観察力が優れてる美容師さんとは相性が良いです。

3.とはいえ

画像を見せたらそういう反応をするのは…。
よろしくはないですね。


忙しかったんでしょうかね。
体調が悪いとか、疲れてたとか。

まぁ、それは相性以前の問題ですけどね。

5.美容師さんからのメッセージ

なりたいイメージがあれば、
どんどん画像を持ってきてください。

笑われる、無理だと言われる、恥ずかしい、
そんな心配は一切しなくて大丈夫です。

髪質や長さの面で難しそうな場合は、
できることとできないことをお伝えします。

その上で、最適な提案をするのが私たちの仕事です。


ーーーーーーーーーー



美容師さん、ありがとうございます。
信頼しています。

これからも、僕らの夢を叶えてください。
よろしくお願いします。




ーー美容室の予約はホットペッパービューティーがおすすめーー

posted by 理琉(ワタル) at 00:07 | TrackBack(0) | 生き方

2020年02月18日

ピアスを自分で開けた時の話 〜セルフピアッシング〜。

僕は両耳に1つずつ、
ピアス穴(ピアスホール)を持っている。

先に左、数年後に右、どちらも自分で開けた。

今回は、「ピアスかっこいい、してみたい」
だけの勢いでピアッシングした話を書いてみる。


ー目次ー
  1. 左耳、ピアッサー使用
  2. ピアッサー使用後の、ホール定着措置
  3. 右耳、ニードル使用
  4. ニードル使用後の、ホール定着措置
  5. セルフピアッシングの感想
  6. なりたい自分になり、ピアスライフを楽しむ

1.左耳、ピアッサー使用

最初にピアスを開けたのは大学1年生、19歳の時。

当時はKERAブランドを知らなかったけど、
派手なピアスに憧れていた。

「よし、ピアスを開けて、なりたい自分になろう」

ピアスをしている大学の友人に開け方を聞き、
すぐにピアッサーを購入。



「耳に氷を当てて、冷やしてからやれば痛くないよ」
という友人のアドバイスを真に受ける。

冷やして、セットして、「ガチャッ!」
痛みを感じる間もなく、左耳のピアスホールを獲得。

2.ピアッサー使用後の、ホール定着措置

せっかく開けたピアスホールも、
放置すると人体の奇跡で自然治癒してしまう。

ホールを定着させるために、
4〜6週間ほど「ファーストピアス」をつけて生活する。



※ピアッサーで開ける場合、
 その針がそのままファーストピアスになる。

僕は友人に教わった「1ヵ月」を守った結果、
無事に自然治癒を免れ、ホールが定着した。

3.右耳、ニードル使用

右耳を開けたのは左から数年後、大学を卒業してから。

ずっと左だけで喜んできたものの、
「両耳に長いピアスをしたい」野望は消えなかった。

この時もピアッサーでやろうと思っていたら、
両耳に10個ピアスをした友人から「ニードル」を勧められた。



  • ピアッサー
    一度きり、ボタンを押すだけ、痛みと出血は少なめ


  • ニードル
    再利用できる、自分で刺す、痛みと出血は多め



  • 「うーん…。よし、ニードルに挑戦しよう」



    冷やして、セットして、「ブスッ」
    ニードルでも、氷で冷やせば痛みは少ない。

    確かに多少の赤い絵の具は流出したものの、
    念願の両耳ピアスホールを獲得。

    4.ニードル使用後の、ホール定着措置

    ファーストピアス付きのピアッサーと違い、
    ニードルは穴を開けるための針。

    なので、ニードルで開けた場合は
    別途ファーストピアスが必要。

    手持ちの中で小さくて目立たないピアスと、
    透明ピアスを1ヶ月くらい交代で付けて定着させた。

    ※透明ピアスは柔らかく傷つきやすいので、
     本当はファーストピアス非推奨。つまり間違い。


    5.セルフピアッシングの感想

    1.ピアスホールの場所

    自分で開ける場合、鏡を見ながら
    どの場所にピアスホールを作るか決める。

    僕の場合、左の時は大雑把な勢い。
    右の時は印をつけた気がする(曖昧)。

    人に手伝ってもらう場合は、印をつけた方が安心。

    刺し直しが苦にならなければ、
    失敗してもやり直せるニードルを推奨。

    2.ピアスホール定着までの期間

    これは各個体の自然治癒力による。
    ふさがりかけたり、不安定な期間は数週間〜数ヶ月。

    僕は友人の「1ヵ月」を正直に守った結果、運よく定着した。

    ホールが安定した後も、
    長期間ピアスをつけないと塞がってしまうのか。

    これも個体差と、むくみなど体調による。
    せっかく開けたなら定期的なピアス着用を推奨。

    3.軟骨は多めの覚悟を

    僕は今のところ、左右1つずつで満足。
    増やしたり、軟骨に手を出す予定はない。

    軟とはいえ骨なので、様相は耳たぶとは一線を画す。

    ニードル使用ベテランの友人曰く、
    「軟骨は多少の痛みと流血を覚悟して」

    献血した日は避けた方がよさそう。

    6.なりたい自分になり、ピアスライフを楽しむ

    「親からもらった身体に傷をつけて」
    というピアスへの偏見はどこかで言われた。

    それは「子どもは親の所有物」という信念が
    根底にある気がして同意できなかった。

    むしろ、整形と同じく肯定したい。

    ピアスを開けることでなりたい自分になれて、
    自信を持って生きられるなら全然かまわないと思う。


    僕は両耳にピアスを開けたことを後悔してないし、
    ピアスを楽しめることが幸せです。


posted by 理琉(ワタル) at 00:14 | TrackBack(0) | 生き方

2020年02月17日

2020札幌雪祭り、すすきの会場。

2020札幌雪祭り。

先日の大通会場に続き、
今回は氷の彫刻のあるすすきの会場へ。

→大通会場。
2020札幌雪祭り、大通会場。
https://fanblogs.jp/yaritaikotohanokosazuyaru/archive/451/0



すすきの会場に行く前日、
めちゃくちゃ冷えた。

朝方に今年最低の-16度を記録、

それをピークに少しずつ気温は上がるも、
その夜は-11.2度。

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日中は川が凍っていた。

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この日に見にいった人も、スタッフも、
本当に大変だったと思う。



そんな今年一番の冷え込みの次の日。
寒さは少しやわらいだものの、-5度くらい。

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ペガサス。

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マーメイド。

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鳳凰。

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鹿の角がすごい。
作成時、何度折れて作り直したんだろう。

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このあたりから
雪の勢いがものすごくなり、
カメラが曇ってしまった。

イルミネーショントンネル。

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シンデレラが舞踏会に参加した時の
季節はいつなんだろう。

服装が薄着だから春か夏?

もし舞台が冬だったら
出て来そうなカボチャの馬車。

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ゆきあかり。

こじんまりしてきた。

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こういうほのかな、
派手ではないさりげなさが好き。



ライトアップされた氷の滑り台。

並んでいる人はほとんど大人、
童心に帰りたい人はやっぱり多いんだなぁ。

20200210_181809.jpg



会場で聞こえるのはほぼ外国語。

すすきの会場から地下街に入ったり、
狸小路や駅前通りを歩いたりしても、
日本人とすれ違う方が少ないかも知れない。

特にこの時期は毎年、
多民族国家での生活を体験するみたいで、
とても新鮮で楽しい経験をさせてもらっている。

今、英語の勉強中で、
まだまだ聞き取りが断片的だけど、
もっと外国語がわかれば楽しいなと思う。

英語、もっと上達したい。



すすきの会場では、
大通会場の時みたいに泣きはしなかった。

氷の彫刻の完成度に圧倒されたのと、
英語をもっと勉強しようと決意させてくれた。

札幌という、
外国語や外国人に囲まれる環境に住んでいて、

今はまだぼんやり思っているだけのことながら、
やってみたいことも生まれている。



かなり減ったとはいえ、今も飲み続けている
精神安定剤と睡眠薬。

いつか、薬を飲まなくてよくなったら、
具体的にどこかも決まっていないけど、

外国に行って、英語や他の外国語に囲まれて
生活してみたい。

そんな、まだ何となく思うだけの絵空事。



雪祭りを見にいった話から飛躍したけど、
そんな独り言としてお流しください。







タグ:生きる

2020年02月16日

罪悪感に打ち勝ち、新しいブーツを購入。

中古ではなく、
新品で新しい靴を買った。

新品の靴を購入するのは
バッシュ以外では3〜4年ぶり。

20200211_134916.jpg



今季ここまでの冬を含めて、
数年前にもらった夏靴1足で過ごしていた。

去年から、普段履くための靴は
ずっとほしいと思っていながら、

昨年は生活保護を受けるほどに転落し
靴どころではなかった。

転落に伴い、物欲やお金への欲が消え去り、
自分のために何か用意すること自体が
虚しくなっていた。

→「お金への欲が減った。
https://fanblogs.jp/yaritaikotohanokosazuyaru/archive/278/0



何年も履いている夏靴。
けっこう良いものらしく、穴はあいていない。

しかし靴底の凹凸がなくなり、
先日の大雪でついに今シーズン初転倒を記録。

転落から立ち直ったの機に、
さすがに冬靴がないと厳しいと思うことができ、
思い切った行動に踏み切った。



新品で靴を買うにあたり、
一度に4000円もの大金を遣うからには、
失敗は許されないと勝手にプレッシャーをかけた。

虎の子の4000円、
是が非でも気に入るものを探し当てて
足元も心も満たす買い物にしよう。

そう意気込み、何日かかけて数店舗を回り
じっくり試し履きを重ねた。



ようやく気に入った靴を見つけるも、
会計に向かうまで何度も引き返した。

『確かに靴は必要だけど4000円もかけていいの?
食糧や光熱費にとっておいた方がいいんじゃないの?』

そんな、貧乏性の心の声が脳内に響き渡る。

その声に惑わされ、うだうだ考えては
二の足を踏み続けた。

好きなKERAブランドのショップに行って
うらめしく眺めて帰ってくる時と
まったく同じことを繰り返した。

ある程度の金額を一度に、
自分のために遣うことへの罪悪感から
解き放たれていない証拠。

→「好きな服を買えず、惨めな気持ちで立ち尽くす。
https://fanblogs.jp/yaritaikotohanokosazuyaru/archive/441/0



それでも、
長い葛藤と格闘の末に罪悪感を撃破。

予算4000円以内で
気に入った靴を手に入れた。

おそらく30分は売り場にいた。

染みついた貧乏性と、
大きな金額を遣う時の罪悪感は本当に厄介。

『生活大丈夫?無駄遣いじゃない?贅沢じゃない?』と
必死で引き止める自分の中の声はどんどん大きくなる。

会計を済ませ、葛藤に勝利した後も
心に曇るもやもやが止まらない。



古びてぼろぼろになった夏靴で歩いた数年間。
人生で何度目かの最転落期をともに過ごした仲間。

そのことに感謝しつつも、
気に入った新品の靴で歩く自分は
少しだけ自信を持てている。

新しいきれいなものに身を包むと、
足元から気が引き締まる。

威張るとは全然違うけど、身に着けるものに気を配り、
それによって自分に自信が持てるのは大切なこと。

高い買い物への罪悪感は今後もつきまとうだろうけど、
買う時の激しい独り相撲を乗り越えた先に、
心豊かに過ごせる未来が待っている。


posted by 理琉(ワタル) at 00:14 | TrackBack(0) | 生き方

2020年02月15日

【一人暮らし料理】『春雨と白菜の味噌汁』。

最近はコンソメのような
あっさりしたスープを好んでいて、
味噌汁はご無沙汰だった。

今回は半額の刻み白菜をゲットしたので、
スープではなく、久しぶりに味噌汁を作成。

→キャベツだけコンソメ。
 【一人暮らし料理】『ひたすらキャベツのコンソメスープ』。



【材料】
・春雨
・白菜
・味噌
・粉末だし
・半額を見逃さない目ざとさ

20200206_210345.jpg



【作成手順】
1.おつとめ品や半額の登場時刻を把握する
2.春雨と白菜を煮込む
3.沸騰したら火を止める
4.味噌と粉末だしを入れる

完成。

20200206_215417.jpg



ちなみに、これも鍋いっぱいに作る。

理由はカレーやシチューと同じく、
数日間これで過ごすため。

【一人暮らし料理】『玉ねぎシチューごはん』。



レパートリーが少ないのと、

短時間で手際よくパッと作るのが
まだあまり得意でないので、

料理はある程度の時間がある時に
まとめてやっている。


今回は刻み野菜を使ったが、
白菜は1個まるごと買う時もある。

本当はその方がコスパがいいんだと思う。

なにしろ野菜を切るのをめんどくさがるのと、
野菜を切り終わったら満足してしまう。

なので、このたびは刻み白菜でご容赦願いたい。



なお、
春雨は業務スーパーで巨大な袋のやつを調達し、
可能な限り放り込む。

便利で、麺類のように食べられる春雨は好物。

きしめんのような平べったいものも試したが、
個人的には細目の方が好み。



そうめん感覚の味噌スープ、お試しください。


ーー食材調達は便利なネット通販にてーー



2020年02月14日

子どもの手を、ぎゅっと。

20200207_211643.jpg

先日、札幌雪祭りを見に行った時に撮った。

どうしてこの写真だけ、
雪祭りの記事とは別にしたかというと、

特別な思いが溢れ、雪像の前で
しばらく泣いてしまったから。

※「2020札幌雪祭り、大通会場。
https://fanblogs.jp/yaritaikotohanokosazuyaru/archive/451/0



抱っこされたかった。
あたたかい親子関係がほしかった。

そんな願望はこれまで何度も
しつこいくらいに書いてきて、
どうしても諦めきれない。

街中で、仲のよい親子を見るたびに
胸がぎゅっと苦しくなる。

自分の中に
まだそれだけの執着がある。

→「抱っこされたかった思いを諦めきれない。
https://fanblogs.jp/yaritaikotohanokosazuyaru/archive/337/0

→「母からもらいたかったもの。
https://fanblogs.jp/yaritaikotohanokosazuyaru/archive/426/0



僕は人に触れられることがあまり得意ではない。

得意不得意というより、触れてくれたことに対し、
どう喜んでいいかわからず戸惑うと言う方が近い。

あたたかさを感じられることはこの上なく嬉しい、
ただそれをどう表現していいかわからない。

触れてくれた相手に素直に感謝するよりも、
こんなにしてもらっていいの?という
よそよそしさが先立ってしまう。



だから、本当はあんなふうに
手をぎゅっと握ってほしかったと願う一方、

実際にされたら気まずさと戸惑いから
素直に喜べないだろうなと思う。

されたいのに、されたら困惑するという
完全に矛盾した2つの気持ちを同時に抱えている。



触れてもらえるくらいに親密な関係が
怖いのかも知れない。

求めてやまないのに、
「親密になったらどうせ捨てるんでしょ」と
どこか冷静で醒めた自分もいる。

『「無条件の愛情」に不動や永遠はなく、
有限で、条件つきで、期間限定なもの。

だから変な期待や幻想を抱いていると
また痛い目に遭うよ、傷つくよ。やめときな。』

泣きながら求める自分の奥底で、
醒めた自分がずっとそう言い続けている。



僕は10分近く、この雪像の前で泣いていた。

その間、ここで立ち止まり写真を撮っていたのは
外国から来た方、とりわけ女性が多かった。

泣いたり、切ない表情をする人は
いなかったように見えたが、

こういうあたたかいシーンは世界共通で、
みんなほしがる経験なのかも知れない。



ほしい、でも手に入ったら困る。

両価的で矛盾した涙を拭いて、
次の雪像を見に、歩を進めた。


posted by 理琉(ワタル) at 02:28 | TrackBack(0) | 家族
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自閉傾向の強い広汎性発達障害。鬱病から再起後、低収入セミリタイア生活をしながら好きなスポーツと創作活動に没頭中。バスケ・草野球・ブログ/小説執筆・MMD動画制作・Vroidstudioオリキャラデザインに熱中。左利き。 →YouTubeチャンネル
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