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2022年05月31日

親は変わらない、最大の復讐は自分が幸せになること。

ー目次ー
  1. 子どもを苦しめる”親への期待”
  2. 常に自分より下の存在がほしい親
  3. 子どもの幸せが許せない親への復讐
  4. ”親は子どもの幸せを願うものだ”という神話
  5. 自分が幸せになって、人生全体で勝利しよう

1.子どもを苦しめる”親への期待”

親との関係に悩んできた僕らを、さらに苦しめるもの。
それは期待だ。


「いつか、親が私の気持ちをわかってくれる日がくるはず」
「いつか、親が私にしたことを謝ってくれる日がくるはず」
「いつか…」

その期待は、
僕らの頭に「毒親」という言葉がよぎった瞬間に顔を出す。



僕らは苦しみの正体を知りたくて、
毒親についての本を読み、人間の心理を学び始める。

皮肉なことに、その理解が深まるほど、親への期待もふくらむ。

「怖い思いをさせてごめんね」
「寂しい思いをさせてごめんね」
「あなたはあなたのままで大切だよ」

いつか、親はこう言ってくれるはず。
いつか、親は変わってくれるはず…



親への憎しみも、期待もふくらませる僕らには、
いつか覚悟を迫られる日がくる。

親は変わらないことを受け入れる覚悟を。

2.常に自分より下の存在がほしい親

親があなたを否定したり、暴言や暴力をふるうのは、
親があなたに寄りかかっているからだ。


親は自分1人では立っていられない、
自分は価値ある人間だと思えない。

だから自分より下の存在がほしい。

ふだん抑圧している本性をぶつけても、
確実に逃げない存在がほしい。


それが、子どもであるあなただ。
親はずっと、あなたを支えるどころか依存してきた。



あなたがいま25歳だとしたら、
親は25年間、そういう精神構造を当然と思って生きてきた。

それを自ら変えられる親なら、
あなたは今も苦しんでいるだろうか。

親があなたの気持ちを想像できるようになるなら、
あなたに浴びせる言葉を選べるんじゃないだろうか。

親にはすでに、人生の成功体験を積まれてしまっている。
「あなたには何をしてもいい、それでも繋ぎとめてこれた」と。


親がそれを手放すことは、自分の人生の否定になる。
だから手放さないだろう。

心の拠り所も、貴重な依存先も。

3.子どもの幸せが許せない親への復讐

「親は変わらない」
僕らは期待の片隅でそれに気づいている。

そして、親との関係を学ぶほど、
親へ復讐したい気持ちも湧き上がってくる。

「今までの恨みに親を罵倒したい」
「親を言い負かし、屈服させたい」
「親に今までのことを謝罪させたい」

それもいいだろう。

涙を流し合って和解?
そんなものはドラマだから描ける理論値だ。
人間はそんなきれいな存在じゃない。



それでも、
僕らができる最大の復讐は自分が幸せになることだ。

自分が幸せになることで、
親の育て方はまちがっていたことを突き付けられるからだ。

「本心ではあなたの幸せが許せなかった親」の育て方。
そのまちがいを。

4.”親は子どもの幸せを願うものだ”という神話

「どんな親でも子どもの幸せを願っているものだ」
できれば、そんな神話を信じていたい。

だが考えてみてほしい。

本当に幸せになってほしいなら、
なぜ親はあなたを苦しめたのだろうか?




「あなたのためを思って言っているのよ」
という言葉が、よくよく吟味してみると

「親の体裁を汚さないでほしい」
「親の思う通りになってほしい」


だったりする。
しかも厄介なことに、
それは「親の愛」だと世間では美化されている。

しかし「親の望む通りに」ということは、
どんなに「親の愛」として偽装されたとしても、
その正体はやはり「欲望」なのです。



『「普通がいい」という病』 より

否定するのが
放置するのが
殴るのが
愛情だ

「あなたのために」


親は本気でそう思っているかもしれない。
が、そんなことをして本当に得をするのは親だ。

罵倒されて傷つくあなたを見て、
優越感にひたる親。

殴られて痛がるあなたを見て、
”愛情あればこそ”と自己陶酔する親。

それでも、生きるために離れていかない子どもを見て、
支配欲を満たす親。

それは本当にあなたの幸せのためだろうか?



親には自分よりも不幸な存在が必要だった。

優越感や支配欲を満たし、
自分の人生は正しいと思い込むために。


だからきっと、
親はあなたの幸せを願うように見せて、
心の奥底ではあなたを不幸なまま繋ぎとめたかったんだ。

5.自分が幸せになって、人生全体で勝利しよう

親に復讐できるならしよう。
ただ、せっかく復讐するなら長期的な勝利を目指そう。

親を罵倒して、謝罪させて、
その場かぎりの優越感を得るのもいい。

が、そうやって新たな憎しみを生むよりも、
自分が幸せになって、人生全体で勝利しよう。

そして伝えよう。
「あなたたちの育て方はまちがっていた」と。


親はあなたへの依存を変えられなかった。
あなたはそれに気づいて、変わろうとした。

その時点で、あなたはとっくに親を越えている。



参考書籍⇒











posted by 理琉(ワタル) at 19:50 | TrackBack(0) | 家族

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自閉傾向の強い広汎性発達障害。鬱病から再起後、低収入セミリタイア生活をしながら好きなスポーツと創作活動に没頭中。バスケ・草野球・ブログ/小説執筆・MMD動画制作・Vroidstudioオリキャラデザインに熱中。左利き。 →YouTubeチャンネル
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