2022年06月03日
劣等感を刺激されたら、次の日から感謝する。
ー目次ー
僕は劣等感を刺激されることを言われたとき、
・その場では怒る
・その日は落ち込む
・次の日からは感謝する
ことを心がけている。
「お前ヘタだな」
「●●できないのか」
「シュート入らないな」
ずっと以前に言われた、この言葉。
いまでも思い出すたび、練習したくて仕方なくなる。
腹立たしかったし、人よりヘタな自分に落ち込んだが、
最終的にこう思えるようになった。
ありがとう。
成長のチャンスをくれて。
絶対に見返してやる決意を固めさせてくれて。
何かを言われて怒るのは図星だからだ。
本当は気にしている。
なのに認めたくなくて、目をそむけている自分。
図星を突かれるとは、
そんな自分を他人によって引きずり出されること。
図星を突かれて怒れることは大切だ。
その反骨精神を燃料にして、行動へ移せるから。
ただそれ以上に、
「図星で怒った自分を認めること」が大切だ。
そして、この
「図星で怒った自分を認めること」が
いちばん苦しいフェーズだと思う。
人は”できない自分”なんて認めたくないし、
できないことで恥をかきたくないから。
「お前ヘタだな」
「お前シュート入らないな」
そう言われた後で、
怒って終わるか、見返してやろうと練習に打ち込むか。
その分かれ目は、
この苦しいフェーズを越えられるかどうかだと思う。
僕は20歳くらいまで、スタミナがなかった。
「お前ぜんぜん走れないな」と言われた。
僕はシュートがヘタだった。
「お前シュート入らないな」と言われた。
僕は3ポイントシュートが届かなかった。
「お前には3ポイントないから楽だ」と言われた。
そのときは内心、すごく怒った。
人と比べて落ち込み、できない自分を卑下した。
上達しない自分に絶望し、泣いた。
僕は実力がないくせに、負けず嫌いだった。
だからか、そこで「見返してやる!」と思えた。
十数年後のいま、僕は社会人チームでバスケを続けている。
あの頃に言われた課題は一通り、クリアできた。
「走れないな」「シュート入らないな」とは言われなくなった。
ようやく、感謝するフェーズに入れた。
僕は怒るフェーズと、落ち込むフェーズがすごく長かった。
それは長い間、恥を認められなかったから。
認めたくないことから目をそむけている自分と、
正面から対峙する勇気がなかったから。
人間は集団で生活する生き物だから、
人と比べることは避けられない。
劣等感は、人と比べた瞬間に生まれる。
そして劣等感はよく、悪者扱いされる。
”悪い”劣等感を克服するために、こんな呪文が唱えられる。
「他人と比べなくていい」
「昨日の自分を超えていればいい」
それは正しいんだろう。
自分の成長を実感できればそれでいいし、
”自己肯定感を上げる”には最適なんだろう。
ただ、人間は仙人でも、聖人でもない。
人と比べたり、嫉妬したり、自己正当化したりして、
何とか立っている弱い生き物だ。
そんな弱い人間にとって、
劣等感は成長のための巨大なエネルギーになる。
劣等感を練習する力に変換できるなら、
怒ったり落ち込んだりしていいと思う。
悔やんでも、泣いてもいい。
「あのときは悔しかったけど、おかげで本気になれた、ありがとう」
笑ってそう言えるまでの期間を、
少しずつ短くしていけたらいいんじゃないかな。
- ありがとう、見返す決意を固めさせてくれて
- 図星で怒る自分を認めるのは苦しい
- ”お前シュート入らないな”という図星
- 劣等感は成長のための巨大なエネルギー
1.ありがとう、見返す決意を固めさせてくれて
僕は劣等感を刺激されることを言われたとき、
・その場では怒る
・その日は落ち込む
・次の日からは感謝する
ことを心がけている。
「お前ヘタだな」
「●●できないのか」
「シュート入らないな」
ずっと以前に言われた、この言葉。
いまでも思い出すたび、練習したくて仕方なくなる。
腹立たしかったし、人よりヘタな自分に落ち込んだが、
最終的にこう思えるようになった。
ありがとう。
成長のチャンスをくれて。
絶対に見返してやる決意を固めさせてくれて。
2.図星で怒る自分を認めるのは苦しい
何かを言われて怒るのは図星だからだ。
本当は気にしている。
なのに認めたくなくて、目をそむけている自分。
図星を突かれるとは、
そんな自分を他人によって引きずり出されること。
図星を突かれて怒れることは大切だ。
その反骨精神を燃料にして、行動へ移せるから。
ただそれ以上に、
「図星で怒った自分を認めること」が大切だ。
そして、この
「図星で怒った自分を認めること」が
いちばん苦しいフェーズだと思う。
人は”できない自分”なんて認めたくないし、
できないことで恥をかきたくないから。
「お前ヘタだな」
「お前シュート入らないな」
そう言われた後で、
怒って終わるか、見返してやろうと練習に打ち込むか。
その分かれ目は、
この苦しいフェーズを越えられるかどうかだと思う。
3.”お前シュート入らないな”という図星
僕は20歳くらいまで、スタミナがなかった。
「お前ぜんぜん走れないな」と言われた。
僕はシュートがヘタだった。
「お前シュート入らないな」と言われた。
僕は3ポイントシュートが届かなかった。
「お前には3ポイントないから楽だ」と言われた。
そのときは内心、すごく怒った。
人と比べて落ち込み、できない自分を卑下した。
上達しない自分に絶望し、泣いた。
僕は実力がないくせに、負けず嫌いだった。
だからか、そこで「見返してやる!」と思えた。
十数年後のいま、僕は社会人チームでバスケを続けている。
あの頃に言われた課題は一通り、クリアできた。
「走れないな」「シュート入らないな」とは言われなくなった。
ようやく、感謝するフェーズに入れた。
僕は怒るフェーズと、落ち込むフェーズがすごく長かった。
それは長い間、恥を認められなかったから。
認めたくないことから目をそむけている自分と、
正面から対峙する勇気がなかったから。
4.劣等感は成長のための巨大なエネルギー
人間は集団で生活する生き物だから、
人と比べることは避けられない。
劣等感は、人と比べた瞬間に生まれる。
そして劣等感はよく、悪者扱いされる。
”悪い”劣等感を克服するために、こんな呪文が唱えられる。
「他人と比べなくていい」
「昨日の自分を超えていればいい」
それは正しいんだろう。
自分の成長を実感できればそれでいいし、
”自己肯定感を上げる”には最適なんだろう。
ただ、人間は仙人でも、聖人でもない。
人と比べたり、嫉妬したり、自己正当化したりして、
何とか立っている弱い生き物だ。
そんな弱い人間にとって、
劣等感は成長のための巨大なエネルギーになる。
劣等感を練習する力に変換できるなら、
怒ったり落ち込んだりしていいと思う。
悔やんでも、泣いてもいい。
「あのときは悔しかったけど、おかげで本気になれた、ありがとう」
笑ってそう言えるまでの期間を、
少しずつ短くしていけたらいいんじゃないかな。
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