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2020年02月22日

譲り合いのドア。

札幌雪祭りのすすきの会場へ行った日、
地下街へ暖を取りに潜った時の、ほっこり出来事。

※すすきの、氷彫刻の世界。
2020札幌雪祭り、すすきの会場。
https://fanblogs.jp/yaritaikotohanokosazuyaru/archive/453/0



"引く"側のドアを開けようとした僕は、
ガラス張りの向こう側に、ドアを開けようと
近づいてくる人たちを見つけた。

外国から観光に来た家族連れのようだった。



僕はとっさに、
彼らが先に通れるようにドアを引き、
「どうぞ」と声をかけた。

先頭にいた女性が、にこっと微笑んで、
日本語で「ありがとう」と会釈してくれた。

心がほっこりして、僕も笑顔になった。

一緒にいた一人が、手を振ってくれた。



口をついて出た、日本語の「どうぞ」。

英語で言った方がよかったのか、
どうすればよかったのかと迷った。

そんな僕の杞憂は、まさに杞憂だった。

ちゃんと伝わった。



普段、ドアの向こうの相手によらず、
同じタイミングでドアに近づく場面では、

とっさにドアを開けて
先に通ってもらう癖がついていた。

良く言えば「譲り合いの精神」
悪くというほどでもないが、裏返せば一歩引きがち。

子どもの頃から引っ込み思案と言われて久しいが、
こういう場面では一歩控えがちな性格でよかったと思う。

今回、笑ってくれた彼らの国に
レディーファーストの文化があってもなくても、
喜んでくれたことは嬉しかった。



旅行か長期滞在か、在住かはわからない。

でも、彼らにとって
日本で嬉しかった思い出の1つに
なってくれたらいいな。
タグ:感謝
posted by 理琉(ワタル) at 00:17 | TrackBack(0) | 生き方

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自閉傾向の強い広汎性発達障害。鬱病から再起後、低収入セミリタイア生活をしながら好きなスポーツと創作活動に没頭中。バスケ・草野球・ブログ/小説執筆・MMD動画制作・Vroidstudioオリキャラデザインに熱中。左利き。 →YouTubeチャンネル
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