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足裏ケアを怠るな!? マラリア感染蚊はよりクサい足がお好き。

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Dr. Smallegangeは、昆虫学者であり、同時に足のにおいに関する研究者である。彼女は人にお願いをして、足の皮膚を擦りそれをビンに入れてもらったり、ビニール袋で足を覆って中のにおいを嗅ぐことがある。

世の中の仕事の中で最も嫌がられる仕事の一つかもしれないが、彼女は全く苦にしない。そんな彼女が、足のにおいとマラリアを媒介する蚊に関する研究を行った。



□足のにおいの原因は? 足裏には脇の下よりも多くの汗腺が
いくら清潔にしていても、足が多少におってしまうのは避けられない。なぜなら足の裏には1平方センチメートルあたり600もの汗腺があり、これは脇の下よりも多いためである。

汗腺は塩分、糖分、ビタミン、アミノ酸などバクテリアの栄養となる物質を多く含み、それをバクテリアが利用して、数種類の脂肪酸を作り出す。これが足のにおいの原因である。



□足の裏、クサいにおいの原因菌は?
ラフバラー大学の研究チームは自分たちの足を使って、どういう細菌がいるのかというマッピングを行った。

発見された細菌の中で、イソ吉草酸(きっそうさん)と常に存在を共にするブドウ球菌の一種が、もっとも強いにおいの原因となる菌である事を突き止めた。



□足の裏。臭いの対策は立てられる?
足の悪臭を引き起こす原因菌と原因物質が分かれば、それを吸収し中和するような靴下を開発することができる。

日本で行われた研究では、他の菌には影響を与えず、ブドウ球菌のみをターゲットにするような3つの化学物質が、シトラスフルーツから発見された。これらの化学物質を使えば有益な菌を殺さずに臭いをコントロールでき、対策にも一役買うかもしれない。



□マラリア原虫に感染した蚊は人のにおいに、より敏感になる
Dr. Smallegangeは、マラリアに感染した蚊とそうでない蚊を使って、人のにおいへの反応の違いを調べた。

人のにおいを付けたナイロンと付けていないナイロンを用意して、それぞれの蚊がそこに止まる頻度を調べたところ、においを付けていないナイロンにはどちらの蚊もほとんど止まらなかったが、においを付けた方には、マラリア感染蚊が多く止まった。

この研究により、蚊はマラリアに感染すると、人のにおいにより引きつけられるようになることが分かった。何とも怖い研究結果だ。



□更にマラリアに感染した蚊はより「くさい」においに引きつけられる
博士によると、マラリアは蚊の嗅覚を変化させて、行動に影響を及ぼすという。マラリアは、蚊の頭の中にあるたんぱく質を変化させることにより、においへの反応をも変化させるためだ。

さらに博士は、どのような細菌層がいる足が最も蚊に刺されやすいかも調べた。その結果、ブドウ球菌の多い足の方が刺されやすいという結果が出た。つまり、人がより臭いと感じる足に、マラリアに感染した蚊は引きつけられるのである。


□足の裏のにおいの研究でマラリア対策に
現在、これらの研究結果を参考にして作成した蚊のトラップが利用できるかの小規模な実験が、ケニアの島で行われている。

その実験では、使用済みの靴下(使用後8時間は効果が認められている)や、足のにおいに似せたイソ吉草酸(きっそうさん)などの数種類の物質を混ぜた香水を使って蚊のトラップを作り、マラリアの感染を防ぐのに十分な数の蚊を捕獲できるかどうかを調べている。

足のにおいのケアは、単に周りの人を不快にさせないだけでなく、自分の命を守るための手段でもあるようだ。





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