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日頃の備えが肝心。「HUG」で災害時の避難所運営を疑似体験

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2011年の東日本大震災に続き、2016年4月に起きた熊本地震。テレビの中継で被害の甚大さ、被災者の苦痛を目の当たりにした人も多いはずだ。地震などの自然災害では、避難所での生活を余儀なくされる被災者も多い。

急な災害における避難所管理をシミュレーションできるボードゲームがあるのをご存じだろうか。ゲーム、と聞くと遊び感覚のように聞こえてしまうかもしれないが、極めて現実的かつ実践的なものになっており、今後の災害への対策を、家族・共同体などみんなで考えていく際の助けになる可能性も大いにあるため、ここで紹介したい。

□避難所運営を疑似体験「HUG」
避難所運営を疑似体験できる「HUG」は、静岡県で開発されたカードを使ったボードゲームだ。みんなで考えるためのアプローチとして開発された。

全250枚あるカードには、「年齢」「家族構成」など被災者の情報が書かれているものが200枚、「救援物資」「トイレの要望」など出来事が書かれているカードの50枚に分かれている。

ゲーム参加者はグループに分かれ、進行者がカードを順番に読み上げ、参加者はカードを体育館や公用施設に配置しなければならない。全てのカードを読み終えたあと、グループごとに意見交換がされる。

□避難所の被災者はどのような特徴があるか
避難所にいる被災者の中には、介護が必要な高齢者や持病のある人、妊娠中の女性や、赤ちゃんのいる家庭などさまざまだ。これらの人たちは、配慮のあるケアを必要としている。

避難所運営では、単に空いているスペースに順番に被災者を配置するだけではなく、何か起きても周りのサポートを得られるように考えなければならない。

避難所の運営では、現地の自治体職員など、自身も被災者の立場である人が担当することも多く、とっさの判断力が必要になる。

□避難所運営ゲーム「HUG」で分かることは
避難所運営ゲームで学べるのは、単に避難所の運営方法だけではない。子どもから大人まで、避難所の状況をリアルに考える機会になり、災害に対する日頃の危機管理意識も芽生える。

また、熊本地震のように、実際に現在も避難所での生活を強いられている人をより深く理解したり、支援を考えたりするきっかけにもなるはずだ。

□避難所運営疑似体験、姉妹版の「DIG」もある
 避難所運営を机上で体験できるゲームの姉妹版に「DIG」がある。

DIGも、避難所運営ゲーム「HUG」を考案した静岡県で作られたもので、地図を使って災害訓練を行う。DIGでは、特に決まったルールはなく、参加者の自由度によって、ハザードマップや、災害時の役立ちマップなどを作ることができる。

実際に、ゲーム参加者の住んでいる地域のデータを元に、用途別にオリジナルの防災地図を作ることができるので、万が一の時にも役立つはずだ。

日本は世界有数の地震大国だ。地震などの大きな災害が起きるたびに、日頃の備えをしておくべきだと感じる一方で、時間と共にその危機意識が薄れることは多くある。ボードゲームなどで災害の疑似体験をし、日頃の危機管理意識を高めていきたい。






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