2014年09月17日
定番野菜の栄養を「より効果的に摂る」食べ合わせ
秋に旬を迎える食べ物といったら、栗や柿、りんごなどが有名ですよね。他にも味覚の秋は、美味しい食材が豊富にありますが、近年はスーパーなどで一年を通して見かけるさつまいも、じゃがいも、たまねぎも、秋の野菜だということをご存知ですか?
しかも、これらの野菜は、”あるもの”と一緒に食べることで、美容、健康効果をグンと上げることができるのです。知らないと損をしてしまいますよ。
そこで今回は、秋が旬の定番野菜の栄養を、より効果的に摂取する食べ合わせをご紹介したいと思います。
■1:さつまいも+豚肉
さつまいもは、ビタミンCやビタミンE、β-カロテンなどの栄養を含む秋の野菜です。蒸す、焼くといった調理法で食べても美味しいのですが、活性酸素を除去して、細胞を活性化、ガンや老化防止に効果があるとされるβ-カロテンの吸収率を上げるために、”油脂”と一緒に食べるのもオススメです。
この油脂を多く含むのが、豚肉。さつまいもは、豚肉と一緒に炒めて食べるといいですよ。また、ポリフェノールを含むりんごと合わせて摂ることでも、抗酸化作用が高まります。
■2:じゃがいも+ほうれん草・ひじき
鉄分には、肉や魚に含まれるヘム鉄と、野菜や卵に含まれる非ヘム鉄があるのですが、後者の非ヘム鉄は吸収しにくいという特徴があります。
しかし、じゃがいもに含まれるビタミンCと一緒に摂ることで、鉄分の吸収を助けられるのです。鉄分を摂りたいときは、じゃがいものようなビタミンCを含むものと合わせましょう。
じゃがいものビタミンCは熱に強いので、ほうれん草やひじきを加えてグラタンにするのもいいですね。
■3:たまねぎ+ハム・大豆類・鶏レバー・豚肉
たまねぎの辛味成分”硫化アリル”は、ビタミンB1の吸収を助けてくれます。そのため、体の新陳代謝が活発になり、疲労回復が高まります。
ビタミンB1を含むハムや大豆類、鶏レバー、豚肉と一緒に食べましょう。
いかがでしたか? 旬の野菜自体、栄養は豊富なのですが、”ただ食べるだけ”ではもったいないことがわかりましたよね。より高い美容、健康効果を得るためにも、上記の食材と合わせて食べてみてはいかがでしょうか。
投稿者:タロウ|17:14
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