2009年10月11日
シャトー・マルキ・ド・テルム1998
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今夜のおいしいボルドーワインは、シャトー・マルキ・ド・テルム1998
産地:メドック地区マルゴー村
品種構成:カベルネソーヴィニヨン55%、メルロー35%、プティヴェルド7%、カベルネフラン3%
格付け:グランクリュクラッセ公式格付け第4級
栽培面積:38ha
土壌:粘土質、ローム質、砂、砂利質で、シャトー・マルゴーに面した場所にある
作付け比率:カベルネソーヴィニヨン55%、メルロー35%、プティヴェルド7%、カベルネフラン3%
平均樹齢:35年
年間生産本数:16万本
熟成:コンクリート樽で2、3週間、新樽35%ほどで18か月
セカンドラベル:テルム・デ・ゴンダ
抜栓直後のコルクの匂いをかぐと、まさにハムの香りがしました。
ハム以外のナニモノでもないような香りでした。
グラスに注ぐと深い闇のような赤が上品でした。
香りはブルーベリーやプルーン、ブラックチェリーなどの黒系果実の芳香が豊かに漂い、やはりハムのようなスモーキーな香りがしました。
粘性は高く、ワインの涙は太くゆっくりと流れました。
口に含むと荒々しく力強く、独特な酸味や苦味が果実味を巻き込んで覆っているような味わいがありました。
タバコやブラックコーヒーのようなフレーバーも。
時間が経ちワインが開いてくると、糖分の甘い香りが増して大人しくなりました。
それと同時にハムのスモーキーな香りも増しました。
味も柔らかくなり、酸味でややトゲトゲ気味だった角も丸くなり、まろやかで飲み易くなりました。
飲み込む瞬間、肉をじっくり煮込んだスープのようなコクと程よい酸味と甘味と苦味とが一気にジュワッと現れました。
後味は草の青臭さがあるのと同時にハムのスモーキーさもあります。
飲み込んだ後のわずかな渋味が心地いいです。
果実味が豊富でコクと複雑さがあって、すごく美味しいです!
上の酒ログではシャトー・マルキ・ド・テルム1997が6300円で売ってます。
明日どのように味が変化しているのか楽しみです。
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