2009年10月22日
レ・タンヌ2007
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さっき飲んだシャトー・ヴュー・リヴァはグラス一杯分しかなく物足りなかったので、次回飲む予定だった「レ・タンヌ2007」を開けてしまいました。
アル中ではありませんよ。
レ・タンヌの産地はボルドーではなく、南フランスのランドック地方のワインです。
品種構成はカベルネソーヴィニヨン50%、メルロー50%
作り手はジャン・クロード・マス氏。
熟成は、ステンレスタンク熟成65%、オーク樽熟成35%
値段は1200円
コルク栓なら、スッポーーーン!とすぐに抜けるのですが、このワインは合成樹脂なので抜栓するのに苦労しました(汗)
なかなか抜けず、ぐぬぬぬぬぬぬ!!!と歯を食い縛ってやっとの思いで抜けました。
ではその味などの特徴は??
色は紫がかった深い赤で、若々しさを感じます。
香りは独特で、ボルドーのカベルネソーヴィニヨン&メルローのブレンドワインとは全く香りが違います。
子供の頃、親父がロシアのお土産で買ってきたいい香りのするボールペンの匂いがします。
ヴィクトリアンローズやブラックチェリー、ブルーベリージャムのような香りです。
最近飲んだマリセールに似た香りがしますが、臭くはないです。
口に含んでみるとやっぱり独特で、同じ品種でもボルドーワインの味とは全く違います。
気候や土壌などで、同じ品種でもこんなに香りや味が違ってくるんですね。
紫や赤い花のような香りが口の中に広がります。
バラみたいです。
果実味が豊富で甘く、そして芳醇で、すごく可愛くてチャーミングな味でとても美味しいです。
後味もバラのように爽やかで、ドライプルーンのような甘味があります。
甘いだけでなく、程よい渋味がしっかりと味を引き締めています。
ミキプルーンみたいに甘酸っぱい。
これはやみつきになる味ですね・・・
飲み干した後のグラスから立ち昇るヴァニラ香がまた素晴らしい。