2009年10月16日
自分へのご褒美
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大阪研修を頑張った自分へのご褒美に、おいしいボルドーワインを買いに行きました。
自分にご褒美ばかりあげてますけどね(笑)
まず烏丸のリカーショップに行ってみました。
前回シャトー・ド・マル1997を買いに行ったときの店員さんがいたので、
「シャトー・ド・マルがすごく美味しかったです!」と感想を伝えました。
店員さんは嬉しそうに、南アフリカのワインを3種類試飲させてくれました。
1本目は2008年のシャルドネ。
マスカットのようなフレッシュな香りが爽やかでした。
味もさっぱりしていて爽やかで、きつくなくて飲み易かったです。
デイリーワインとして最適だと思います。
2本目はピノ・タージュ。
ピノ・タージュはブルゴーニュのピノ・ノワール種とサンソー種を交配した南アフリカ独特の品種です。
香りはまさにヨーグルトのような発酵した酸っぱい香りがしました。
そして不思議な味でした。
うまく表現できないのですが、インドのお香みたいなフレーバーといった感じでしょうか。
初めて経験する独特な味でした。
3本目は、懐かしい甘い芳香を漂わせていました。
口に含むと、やっぱり懐かしいまろやかな果実味がしました。
それはメルローでした。
ボルドーのメルローと違ってやや土臭さがありましたが美味しかったです。
安心する味ですね。
シャトー・ラローゼ1988を買おうと思いましたが、値段が高いので諦めました。
烏丸のリカーショップを出ると、次は例の老舗に行きました。
コンセイエさんが出してくれたのは、ドメーヌ・ド・ラ・パール・デ・ザンジュでした。
サンテミリオンのシンデレラワインで、年間123本しか生産されない幻のワインです。
日本では唯一その老舗でしか取り扱っていません。
その値段は3万円を超えますが、ポムロールのペトリュスやル・パンに比べたら随分安いです。
今日は予算的に買うことができませんでしたが、近々必ず買ってみようと思います。
コンセイエさんのその熱い語り方が、ロック・ド・カンブ1989を勧めてきた時のようだったので物凄く興味をそそられます。
今回買ってきたワインも飲むのが楽しみです。
このワインも飲んでみたいワインの一つで、シャトー・ド・マルと同じくソーテルヌのワインです。
ソーテルヌ格付け第1級のシャトー・リューセックのセカンドワインです。
シャトー・リューセックと言えば、ロスチャイルド家が所有している名門シャトーで、ソーテルヌにおいて少なくとも4本指には入ると言われています。
蜜を思わせる香り、香ばしい樽香、深みのある色調と秀逸なねっとり感のある甘口白ワインを造っています。
そのセカンドワインも相当美味しいはずなので飲んでみたいものです。
シャトー・リューセック→
平均年間生産量:6万本
栽培面積:75ha。畑のかなりの部分がシャトー・ディケム(ソーテルヌNo1)の畑に隣接している。
平均樹齢:25年
作付比率:セミヨン92%、ソーヴィニヨンブラン5%、ミュスカデル3%
育て方:発酵と18ないし30か月間の熟成はオーク樽で行う。
オーナー:バロン・ド・ロートシルト