2009年11月03日
パヴィヨン・ルージュ・デュ・シャトー・マルゴー2006
パヴィヨン・ルージュ・デュ・シャトー・マルゴー 2006
今夜はパヴィヨン・ルージュ・デュ・シャトー・マルゴー2006というボルドーワインを飲んでいます。
ボルドー五大シャトーの一つ、シャトー・マルゴーのセカンドワインです。
産地はメドック地区マルゴー村、品種構成はカベルネソーヴィニヨン55%、メルロー41%、プティヴェルド4%
2006年はカベルネ種主体の左岸にとって厳しいヴィンテージになったようですが、シャトー・マルゴーは大丈夫だったんですね。
パヴィヨン2006のパーカーポイントは88−90点。
シャトー・マルゴーは価格が高騰していてなかなか買えませんが、セカンドのパヴィヨンならまだ手が届きます。
ではその味などの特徴は??
色は、紫がかった深い赤で若さが感じられます。
透明感があって、粘性も高いです。
香りは、南フランスのワインのようにトロピカルな香りがします。
最近飲んだ「レ・タンヌ2007」にそっくりです。
オリーブ、カシス、ブラックベリー、ハーブ、花のような香りがします。
口に含んでみると、硬くタニックでありつつ、果実味が豊富です。
独特な苦味が微かにあります。
ザラザラしたタンニンが特徴的です。
コクはあまりなく、どちらかというと平面的な味です。
良く言えば、軽やかでとても飲み易い味です。
さすがにシャトー・マルゴーのセカンドだけあって上品な味わいです。
デキャンタージュはせず、グラスに注いでゆっっくりと飲んでいます。
時間が経つと、キャラメル香、ヴァニラ香、そして化粧品のような香りがしてきます。
味は相変わらず平面的ですけどね(笑)
パーカーポイントではシャトー・ムートン・ロートシルト1987に匹敵しますが、やっぱりムートン87の方が圧倒的に上でしょう。
雲泥の差を感じます。(比較するのはナンセンスですが)
とは言っても、ボルドー五大シャトーの片鱗を味わうならパヴィヨン・ルージュ・デュ・シャトー・マルゴーはかなりお手頃です
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