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安全地帯・玉置浩二の音楽を語るブログ、管理人のトバです。安全地帯・玉置浩二の音楽こそが至高!と信じ続けて四十年くらい経ちました。よくそんなに信じられるものだと、自分でも驚きです。
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2017年05月04日

Friend(reprise)

安全地帯5 [ 安全地帯 ]

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感想(2件)




安全地帯V Friend』七曲目、「Friend(reprise)」です。アナログ盤では、ここからB面になります。

わたくしは、前にも申し上げた通り針を落とすのがもったいなくて、アナログ盤を死蔵しているうちに失ってしまった大バカ者ですので、この曲を聴くためにはレコードをひっくり返してもう一度針を落とさなければならない、という経験をしたことがありません。前曲「Friend」が終わるとすぐにこの「Friend(reprise)」がはじまるという、あんまりrepriseの意味がないような聴き方ばかりしておりました。カセットだって、A面が終わってからオートリバースでこの曲が始まるまでに、「Friend」の余韻を楽しむ暇があったはずですよね。

いま不思議に思ったのですが、わたくしはKENWOODのウォーキングステレオを持って歩いていましたので、当然それで持ち歩いて聴きたいときはカセットに録音していたんですが、この「安全地帯V」は録音したことがなかったのです。ほかのアルバムはほとんど録音したカセットがあったんですが……まあ、メタルの110分テープを買う金を捻出できなかったとか、おそらくそんな理由でしょう。それ以上に、このCDは他のアルバムに比べてもかなり高頻度に家で聴きまくっていましたから、持ち歩いてまで聴こうと思わなかったのかもしれません。

さて、この曲、アレンジのことを語るような曲でないことは明らかなのですが、わたくし全曲解説するという執念をもって書いておりますもので(笑)、思いつくことを書いてみたいともいます。

この曲は、オルゴール風の音色で、「Friend」のサビだけを二回繰り返します。AメロもBメロもありません。そこがまたオルゴール風ですね。ただ、オルゴール風でないところは、けっしてエンドレスに繰り返しできないような終わり方をしているところです。最後が、「キューウーワアアアア〜」と、まるでギターのワウペダルを踏んだかのような壊れ方をするのです。シンセの、あの横についているぐりぐり回すダイヤルを使ったか、もしくはミックスの段階で回転数をいじったかしたのでしょう。美しいメロディーに穏やかな音色だった曲で、これは衝撃的と言っていいでしょう。そして曲はそのままポーズなしで「チギルナイト」へと続いていきます。

さてこの曲も、おそらく安全地帯のオリジナルメンバーは演奏していないのではないでしょうか。バンドサウンドはまったく要求していませんし、したがってリハーサルする必要もありません。玉置さんが「ここにFriendの、オルゴールみたいなのあったらいいんじゃないかなあ?」とか言って川島さんと二人で「こんなかな?」とか言いながら作られたのではないでしょうか。「あっ、これ、最後クワ〜ってできる?そのままチギルナイトに続けちゃおう!」……もちろんすべてわたくしの妄想ですが、非常にありそうじゃないでしょうか?(笑)

この曲は一分にも満たない小品中の小品ですが、位置づけ的には大きいものがあると言えそうです。一つには、「Friend」の余韻を膨らませつつ「終える」こと。すなわち、大曲である「Friend」でA面を終えて、少し間をおいて始まるB面の冒頭において、「Friend」の感動を膨らませつつ、聴く者の興奮をいったんリセットするためにクールダウンの間を取ることです。もう一つには、「チギルナイト」以降の新しい物語に、聴く者を円滑に誘うこと。すなわち、「Friend」で終えた、これまでの安全地帯のつくりあげてきた物語を、新章へ突入させるんだということを、聴く者にはっきりと印象付けることです。

ただ、アルバム名は依然として「Friend」ですし、この曲以降のB面にも、「約束」「想い出につつまれて」「記憶の森」と、なんだか過去を引きずっている感じの曲が並びます。「チギルナイト」「こわれるしかない」で勢いをつけた新しい物語の序盤には、まだ前章の余韻が垣間見える描写があるんですね。キッパリせんかい!とか思いつつも、その演出がまたニクいニクい。もちろん、全部わたくしが勝手に考えて面白がってるだけです(笑)。

この「Friend(reprise)」には、きっと「Friend」の余韻を楽しむだけ以上の意味があって、それはおそらく、アナログ盤で意図されていた「間」をとることによってこそ、真意の理解できるものであろう、とわたくしは考えております。

110分テープなんかに録音しなくてよかった。もし録音するなら40分テープ三本でよかったんですね。TDKのメタルだと確か42分でしたけど(いつものパナソニックには46分、60分、90分という当たり前のラインナップしかなかったのです)。あー、やっぱりCD-R六枚に焼こうかな(笑)。

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