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『安全地帯V Friend』十曲目、「不思議な夜」です。
タイトルが示す以上に、不思議な曲です。まず、コード進行がさっぱりわかりません。おおざっぱにいうとD♭とCmの繰り返しなんだと思うんですが、キーに合わない音がバンバン出てきて、ほんとにこれでいいのか?と悩んでいるうちにサビらしきキメで一番終わり、「ヒイ〜イ〜イイ〜」と玉置さんが歌う背景にポクポクとD♭とCmの繰り返し……という、川面を流れる枯葉のように非常に無常観の漂う曲です。
間奏に派手なストリングスパートがありますが、ここはここで半音ズレのコード進行を多用した信じられない曲になっています。しかもそれが流麗なストリングスの音色に彩られ、かなりカオス感が高いものになっているのです。のちの、玉置さんソロの『All I Do』の「1/2 la moitie」を先取りしたかのような、かなり風変わりな曲といえるでしょう。
あまりにも風変わりで受け入れられにくそうなのに堂々と一曲として存在しているため、もしかしてこれはこういうジャンルがこの世にあるのではないか?と思っているのですが、今日の今日までこの手の曲には他で出会ったことがありません。どなたか、この手の曲をヨソで聴いたことがあったら、ぜひ教えてください。
そして、これはそんなに珍しくもない手法なんですが、コードの切り変わり目が八拍目(四拍目のウラ)なんです。エクストリームの「More Than Words」すら満足に弾けないワタクシには、かなり難易度の高い曲となっています。や、これはわたくしがリズム音痴だというだけなんですけども、この曲ではそのリズムが不思議感・カオス感を一層高める効果を持っています。
しかも、アレンジまでもが不思議です。ひたすらン・チャーン・チャーチャーテレレレレレ〜と繰り返されるクリーントーンのギター、あまりなじみのない音のドラム、ブヨンブヨンとうなるベース(フレットレスか?と思いきや、たまにズシーンとエレキベースとしか思えない音が聴こえてくるから油断できません)、バストロンボーン?フルート?によるアオリ、グラスを叩いたような音……と、ロックバンドの標準装備をほぼ無視した編成になっています。わたくし、たとえ安全地帯のレコーディングに参加させてくださるという千載一遇のチャンスを与えられても(ありえないですが、もののたとえで)、この曲と前曲の「こわれるしかない」だけはお断りしたいです(笑)。リズムが難しすぎて、脱走してしまうに違いありません。
さて、歌詞ですが……
わからん!
曲があまりに不思議すぎて、それに幻惑されているのでしょうか、歌詞のほうまでさっぱりわかりません。
TVショーを騒がすカップルが、夏の夜に二人でTVの付いた部屋にいる……「新しい恋人発覚!」とかなんとか、ワイドショーの憶測があまりに的外れすぎて、「あっはっは、君があんなこというからだよ」という気分になる……「あー、あれは誤解を招いたかもなあ、まずかったなあ、あ、これはばれていない、よかった助かった」とかなんとか、TVをみながらちょっとハラハラしながら、新しい恋を楽しんでいる、もしくは旧交を温めている(笑)情景であろう……と、なんとか想像力の限りを尽くして推理してみましたが、あてずっぽう感がとても高いなあ、と我ながら思います。
しかし、自分とその周辺が恋愛沙汰でワイドショーや週刊誌を騒がせている最中に、自分でそのワイドショーを見るってどんな気分でしょうかね。いかりや長介さんが「自分が今出ているTVを見て笑っている光景を見られてうれしかった」的なことを『だめだこりゃ』で語ってましたけど、この曲の場合はそんなうれしいものじゃなさそうです。でも、耳のそばを飛び回っている蚊のような、うざったいマスコミをかわしたり遠ざけたりする作業にはうんざりしながらも、いま進行中の新しい恋にせよ復活した恋にせよ、それで多少心が浮き立っているのは確かなわけです。ああ、それはもう不思議な気分であり、不思議な夜であるに違いありません。
これは安全地帯初心者には「いまのところはまだ楽しめないかもしれませんよ」と教えてあげたい曲です。しかし、これはたまに出てくる玉置節のひとつであって、安全地帯・玉置浩二の音楽を楽しむ人生の回廊で、ひとつのカギになる曲であるのは間違いありません。ですから、「Friend」を聴いた後に次の「約束」まですっ飛ばされがちではあるでしょうけど、それはとても惜しいことであるとも付言しておきたいです。
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当時中学生だった私はボサノバを知らず、???でした。今となっては、こういう妖しげなボサノバもいいですね。好きです。
あー、やっぱり、この歌、ヤク絡みの歌詞だったのかしら。
これ。
ちなみに、合法の市販薬でもオーバードーズすれば
かなりいい線にいけますから、
ワンショットで体すり減らして経験するには
良いかもしれません。
(何回もはオススメしません。)
中島らもさんがアマニタ・パンセリナという面白い本を
書いてはりますよー。
チャイナガール、ヘロインのことでしたか!それはそれは……ロンドンの、港湾クーリーとかの世界にダイブしないとわからないような気がします。今夜チャイナガールと楽しもうぜ!うーん、ワルっぽい(笑)。
この曲だけ唯一編曲がバナナさんであるという事は推測するに・・・
歌詞をよく見ると「ばれれば罪」「決めれば負けそう」という詞が気になります
更に「モスキートが耳のそばで」とは幻聴なのです
安全地帯の作品なので薬物の歌にはできませんから
イギーポップとボウイの共作であり名曲「チャイナガール」はヘロインの隠語である
わたくしあんまりゲームできないんで、そんなに知らないんですよ。挙がったなかである程度やったのはファイナルファンタジーくらいでしょうか。セブンまではなんとかやりましたけど、エイトは最初の時限イベントで失敗してもうやる気を失った記憶があります。うちにはプレステ3があるのですが、ゲームは一つもかわないまま
、テレビ録画とブルーレイ再生機として使っているうちに、もう旧機種になってしまいました(笑)。
花図鑑とは……もう何年も聴いていませんが、たしかにあれは残しておきたい感じがしますね。「時代」や「未完成」は、中島みゆきさんバージョンより好きです。「語り継ぐ愛に」は、うーん、引き分けかな。来生たかおさんの歌はどれもいいですね。
玉置さんの奥さん、という感じで初めて知りました。
歌歌ってらっしゃるのも、安全地帯のサイトで
拝見しました。
ぱっとみた感じ、華やかで綺麗な方だなあ、って。
薬師丸ひろ子さんは、声が好きです。
Womanとか、語り継ぐ愛に、とか詞と透き通った声がマッチしていて美しいですね。
時代も、中島みゆきさんのとは違うテイストなんで好きです。
花図鑑とベストアルバムは、断捨離から逃れてますね。
ただ、私、原田知世さん派だったので、
あまり映画は見てないです。
結婚や離婚の時は、薬師丸ひろ子さんのファンから恨まれたでしょうね、玉置さん……。笑
青田さんは、私は顔が好みです。 笑
後、年月に負けず外観を保たれてるあたり、
すごく努力されてるのかな?て思いました。
何より、あの私生活がアマデウス級の変人…(失礼!)
玉置さんに振り回されずに生活できるのは
凄く肝の座った人かな、と、尊敬します。
青田さん、素晴らしいですね。彼女の何を知っているわけでもありませんが、玉置さんと10年近く夫婦でいられる、それだけですごいです。
聞いてると不安になる微妙な変調がすごい
気になります ロマンポルノ。さん。
玉置さんも最近みたYoutubeでは、大人になった?みたいな事を言っていたので、
青田さんとくっついたまま、少年のような恋心(あくまで心のみ!)で、
曲を作ることができるかも知れませんよー。
石原さんとは結婚する前に別れちゃいましたね。薬師丸さんと安藤さんは八年くらいでしたから、青田さんもそろそろかなーと地味に酷いことを考えていたのですが(笑)、どうしてどうして、八年の壁を乗り越えてきました。これはもしや!と思わせます。自分のことでないからもうメチャクチャです。
E.テイラーさんも玉置さんも、いわば常習者ですから、周りの人はもうそういうものだと心づもりしておくしかないですね。こっちは作品を楽しめるだけの立場ですから気軽なものですけども、作品が出てこなくなっても文句を言えた筋合いでないです。うーん、こんなにファンなのに(笑)。
なります〜。(石原さんとは結婚してなかったのか!
しらなんだ。)
芸能人の方は、色々スキャンダルがあっても、ゆがめて
捏造されてる部分も多すぎるから、真相なんて
わかりません。
(一般人の別れでも回りは理解できないことがほとんどでしょうし。)
言えることはある種の天才は恋愛を原動力に作品を生みます。
有名な女優のE.テイラーも8回、結婚と離婚しました。
恋したら結婚するもの、という信念があったそうです。恋の相手にある意味、とても誠実なんでしょうね。
こういう人は、当事者にはツラいでしょうが。
一夜の夢を有り難う的に付き合うしかないかも。
できれば、今の青田さんと玉置さん、お似合いですし、
ダリと妻のガラのようにチームワークよく、
長く添い遂げて欲しいなあ。
この不思議な夜は、まさにとばさんのおっしゃるように歌詞は
薬でもやりながら恋人とテレビを見てる
みたいなイメージしかないです。
玉置さんの声がまさに楽器になって演奏の一部に
溶けてしまってるので、
カラオケ不能リスト入りです。
こんなん、歌えるかあ、バカやろぉ〜、って叫びながら
夕暮れの海をランニングものですね!
とんねるずとのコント!昔見たような見たことないような……サザエさんの歌を歌ったやつではないですよね、すると見たことがないのかもしれません。昔はその時間にテレビを見ていなければアウトでしたが、いまは見ることができるのですね。うーん、探してみようか、それとも偶然どこかで見る楽しさに賭けてみようか、悩みどころです。
今日は珍しく何の用事も無い一人の休日だったので、トバさんの解説を読みながら、その曲を聴くという贅沢な時間を過ごしました。
で、ニコニコ動画の『玉置浩二詰め合わせ』の2で、玉置さんが、とんねるずとコントしてるのですが、もう可笑しくて大笑いしました〜〜
ほんと、天才です!
天才は……私たちのために生きているのではありませんが、勝手に生きて、勝手に活動して、結果として私たちにものすごい利益なり夢なりを与えてくれる天才もいる、ということなのでしょうね。ゲーテやモーツァルトですら、私たちのために生きていたはずがないのですが
私たちにとてつもない利益を与えてくれています。玉置さんは私たちと同じ時代に生きているというだけで、根本的な事情はゲーテやモーツァルトと変わりないのでしょう。なんだか寂しい話ですが、せめて同時代のファンの特権として、せっせとCDを買ったり、たまにコンサートに行ったりして、ささやかな応援をしたいものです。
でも、時が経って違う見方をすれば、(真実は分かりませんが)地元と東京、携帯もインターネットも無かった時代、距離は大きかったでしょうし、仕方のない事だったのではと思うようになりました。
そしてYouTubeで聴いた安全地帯の音楽は、負のイメージなんか粉々に吹っ飛んでしまうほどの衝撃だったのです。
ヒンシュクを買うかもですが、私は『天才』は何度恋をしようが、結婚しようがいいじゃないか!って勝手に思ってるんです(笑)。その恋愛からインスピレーションが湧いて、素晴らしい作品を生むのだから!って。(相手の女性は大変かもですが)
玉置さんは何回も結婚されていますが、男性にとっての一番の誠意が『結婚』なのでは?と思うのです。 石原さんと結婚しようとしてそれが叶わなかった時、玉置さんは待ちませんでしたよね。終った。この時の玉置さんのショックはどれほどのものだったでしょうか。
『恋』がやがて『穏やかな愛』に変わるように、玉置さんも安全地帯も変化(進化?)し、時が流れた。
でも、30年前の若き日の玉置さんの恋愛や、安全地帯の甘く切ない歌は、トバさんが仰るとおりのオールスターで演じた物語のように見えます。それがあまりに素晴らしいので、30年後の今聴いても切なくて・・・・・胸が痛くなる『安全地帯の物語』です。
なんだか支離滅裂な文章になりました。
ずっと違和感というか、特別というか… 上手く言えませんが、何かが繋がった気がします。ちょっと頭を整理してみます(笑)。
この曲は、男女関係とマスコミを茶化した曲で、このころの安全地帯の得意技ですよね。これがまた安全地帯の物語性を練りあげていくわけです。松井さん、とんだ策士です。この、全人生をかけて作り上げた、演じきった物語の輝きは、30年経っても失われていないのだから、ものすごいとしかいえないです。
正確には「同僚」ではなく、上司なんです(笑)。若い人なんですけど。
最初、「誰かに似てるな〜〜」とふと思ってから半年ぐらい経って、玉置さんの若い時だ!って。玉置さんほど眼の鋭さは無いですが、全体の佇まいがとてもよく似てるのです。身長や手足の長さのバランスが余計にそう感じさせるのかもしれませんが…。
(この上司、ビジュアルで色々誤解されて損してるなーと思います)
で、懐かしくなって何気なくYoutube見たら嵌ってしまいました〜〜。
「不思議な夜」は「ノーコメント」みたいに、大っぴらには言えないけど、ちょっと言ってみたい的な事を悪戯のように曲にしたのかな。
お仕事はほんとうにお疲れ様でした!でも、そんなご同僚がいらっしゃることを少しうらやましいなあ、と思います!
トバさんの解説で「やっぱりそういうストーリーなんだ」ってのは分かりました(笑)。
自分の恋愛がTVであれこれ言われ、それをまた二人でTV観てるなんてシチュエーションは一般人にはありませんから、玉置さんの心情は察するしかないのですが…ちょっとマスコミに対する皮肉や当て擦りみたいなものも含まれているのかな。
土曜日は休みだったのに休日出勤し、安全地帯に嵌るきっかけになった人と22時まで戦っていました(笑)。
疲れで頭が働かない時にこの曲は無理ですーー。
でもいつか楽しめるようになりたいな♪ で、こういうのがたまに有るんですね!了解いたしました。