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2019年03月04日

オロモウツ三連勝(三月二日)



 先日、オロモウツ在住の日本人の集まりがあり、出席者の一人にシグマ・オロモウツの年間チケットを買って観戦に通っている方がいて、今年のシグマの成績の悪さの愚痴になった。秋に負けまくったのはもう過去のことだから忘れるにしても、春のシーズンが始まってからも初戦があまりにもふがいなかったのである。

 その人とは補強選手がチームに会っていないのがいけないなんてことで意見が一致したのだけど、去年の冬にFWのホリーをプルゼニュに放出した穴埋めができていないのが痛い。もう一つの得点現になっていたプルシェクのシュートが入らなくなったのと合わせて、とにかく点が取れなくなったのが、秋のシーズンの成績が最悪だった理由である。いや徴候は去年の春の時点で出始めていたのだ。
 今シーズンが始まる前にホリーの代役としてオロモウツに移籍してきたのはネシュポルだった。ベテランであちこちのチームで活躍してきたらしいけど、ほとんど名前を聞いたことのない選手で、これでいいのかと不安だった。オロモウツに来て化けたベテランFWというとオルドシュという前例はあるのだけど、移籍してきてすぐ活躍し始めたわけではないし。

 それに若い頃にチェルシーに買われていった過去があるというスロバキア人のMFを取ってきたのだけど、この選手もまた中途半端な選手で……。こういう選手を連れてくるぐらいなら、チェコでも有数の育成能力を誇るオロモウツなのだから自前の若手を抜擢した方が、負けた場合に応援しているほうとしてはまだ納得できる。
 冬の中断期間の親善試合で、期待の若手FWのユニスが活躍したと聞いたときには、ドレジャル、ホリーに続くオロモウツ育ちの大型FWが攻撃の中心になるかと期待したのだけど、そんなことはなかった。ユニスは下の世代ではチェコ代表で活躍してきたけれども、A代表としてはイラク代表から声がかかっているらしい。父親がイラク出身の人なのかな。

 そういう事情はともかく、今年に入って最初の公式戦はホームで上位争いをするヤブロネツとの試合だった。正直、オロモウツを応援する立場からすると、ベネシュの同点シュート以外には見るべきところは一つもなかった。選手たちが自信を失っているのが見え見えで、攻撃の際にはミスからのカウンターを警戒してか無難なプレーに終始して、しかもミスが多く得点できそうな予感は全くなかったし、守備で相手ボールを奪うと無駄にリスクを犯してボールを保持しようとして奪いかえされてピンチを招いていた。決勝点を決めたのがオロモウツ育ちのドレジャルだったというのだけが救いである。

 二試合目は、プラハでのボヘミアンズとの試合。秋のホームでの試合は2−0でリードしていながら逆転負けという最悪の結果になったが、ボヘミアンズも調子はよくなさそうで下位に沈んでいるから、残留のためには勝っておかなければならない試合である。内容はひどかったらしいのだけど、なんとか前半の得点を守って、1−0で勝って、順位を13位に上げた。

 三試合目はホームでこれも残留を争う相手のプシーブラム。この試合では、前半に挙げた得点を守るだけでなく、終了間際に2点目を追加することにも成功して、二連勝。久しぶりにプルシェクが得点を挙げたのもうれしい。今シーズン初めての連勝である。

 四試合目は、最下位のドゥクラ・プラハとプラハのユリスカでの試合。連勝のおかげか、相手があいてとはいえ、去年のよかった頃のオロモウツを思い出させるようなところが増えている印象で、4−0で勝って三連勝。倍、倍できているから次は8点だなんて浮かれてしまう。残留を争う相手との直接対決で三連勝できたのは大きい。しかもこれで10位まで順位が上がった。

 チェコリーグは今年から、本来の30節に加えて、三つのグループに分けて追加のリーグ戦が行われるわけだが、10位に入れば、残留を争う追加リーグではなく、ヨーロッパリーグの予選出場権一枠を駆けたリーグに入ることになる。しかも優勝とヨーロッパのカップ戦の出場権を争うの追加リーグに出場できる6位のチームとの差は勝ち点5にまで縮まった。
 と景気のいいことを欠いておきながらなんだけど、次の相手は今7位だけど上位争いをしてきたリベレツなので、次は負けるだろうなあ。と言うことでまける前に景気のいい話を書いておきたかったのである。
2019年3月3日24時。








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