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シャワーはこまめに止めましょう。

シャワーはこまめに止めましょう。

シャワーの出しっぱなしは、大量の水を無駄に流してしまいます。
水の使用量が増えるということは、イコール で排水量が増えるということです。

既に、上流から取水するだけでは足りず、下流の汚い川の水からも取水しています。
この汚い川の水には、洗剤等を含む生活廃水や農薬等も流れ込んでいます。

そのような汚い水を、浄水場では、
◆前塩素処理:
  砂などを沈殿させ濾過し、塩素を加えて消毒処理
◆凝集沈澱処理:
  粘土や藻などの浮遊物質をアンモニウム塩を加えて沈殿させて取り除く
◆高度処理:
  沈殿せずに溶け込んでしまった物質を活性炭やオゾンによる処理
を行い、飲める水にして、私たちのもとへ運んでくれています。

汚い下流の水まで、水道水にしなければならないなんて…と思うのは私だけでしょうか。

水源がきれいなのが、いちばんであることは言うまでもありません。
その水源をきれいにするためには、先ず「節水」をして排水量を減らすことです。
次に、汚いものを流さないこと、汚水の処理を完全にするということです。

日本では未だに、下水と雨水が別れていないことが多く、大雨の時には、
下水処理場が溢れるため、処理をせずに雨水とともにそのまま流してしまっています。

また、農薬の使用量を減らしたり、ゴルフ場の農薬の問題をどうにかする
ということも必要です。

何より、各家庭の使用量が減れば、わざわざ汚い水を処理して水道水にする
必要がなくなります。水の使い方ひとつで、自分の身を守ることに繋がります。

節水=水質保全=環境保全=自分自身のため
と考えて、毎日のシャワーの使い方を考えてみてくださいね。


※塩素によるトリハロメタンの問題には、今回は触れません。
 機会のある時にまた。



6月は環境月間です ヾ(・ω・´ )(・ω・´ )ノ゛<環境について考えてみようクローバー

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