2016年08月11日
夜が恐い・・・眠気はあっても眠れない・・・という恐怖の日々を振り返る
咳で眠れない・・・夜が恐怖だった母
夜眠れない母が、精神的にも肉体的にも
ダウンしてしまわないように・・・と心で祈る日々でした。
薬を強めのものに替えてでも、まずは母を眠らせてあげたい。
睡眠を十分に摂れないと、イライラしたりもしますし
何よりも、精神的なダメージを受けやすくなります・・・。
コデインリン酸塩10%が母の身体に効果が無くなったのか
それとも、体の構造上、体を横にすると咳が出やすくなるのか
どうしても眠れない・・・これが肺がんの恐ろしさ!?
寝ようにも咳が止まらず、苦しくて苦しくて眠れない。
起き上がってみると、咳が止むのですが
また横になると、いじわるのように咳が連発してしまう。
肺の構造上、直立している時と寝ている時とで
肺に掛かる負担が違う。
この症状!?に悩まされていた当時の母は、
外来受診で、咳止めの薬として
喘息患者さん用の吸引器を追加してもらいました。
早速吸引を試みましたが、
やはり仰向けになると咳が連発してしまいました。
ベッドのリクライニングを最大に起こすことで
肺に掛かる負担を最小限にしつつ、眠れる体制を模索する・・・。
少しは咳対策が出来るのですが、
これでは深い眠りにつけません・・・眠れないのです。
そもそもで、吸引器を処方してもらった際に
肺がんが原因の咳と、喘息の咳とで
症状自体は似ていても、根本的な要因が違うために
薬の効果はあまり期待することはできないと思います、
と、医者から口酸っぱく言われました。
そんなことはわかっています。
でもどうしようもなく苦しいのです。
眠れないのです。
とにかく母は必至でした。
母も私も、わらにもすがる思いで薬の処方を
お願いしてきたのです。
仕方なしに、イライラする母の気を紛らわそうと
浮腫んでいる足のマッサージをしてあげようと
うつ伏せになってもらったところ
不思議と咳が出なかったのです。
これは良い発見だ!、と
母は早速眠ろうとしたのですが、なかなか眠れない・・・。
結局眠ることはできませんでした・・・。
たぶん、咳は出なくとも、肺は苦しかったのだと思います。
あまりに出ない咳に希望を感じたのか
仰向けになってみたい衝動に駆られた母は
仰向けにトライ・・・
結果・・・咳、連発・・・
結局のところ、母はリクライニングを起こした状態で
眠ろうとしました。
連日眠れない日々が続いていたので母も必死でした。
寝る直前に吸引器を一回吸いました。
後は、夜中にコデインリン酸塩10%を服用して・・・。
睡眠不足は、母の体力と精神力を根こそぎ奪い続けました。
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