2016年06月12日
抗がん剤治療中の”食中毒”に注意しましょう
梅雨時期になり、蒸し暑い日が多くなってきました。
この時期になるとどうしても多くなるニュースが「食中毒」です。
仕出しのお弁当や飲食店、給食センターなどが多い印象ですが、
老人施設や、病院施設でも稀に発生することがあります。
自炊する人は自己責任でもって注意や予防することは出来ても、
飲食店や販売弁当などは「運」でもあり、予防することは難しいですから
メニュー選択から気をつけることが必要となりそうです。
抗がん剤治療中は、免疫力が低下する期間が発生します。
この期間中は特に注意が必要となり、マスク着用は必須です。
食事においても、生ものは禁止と言われています。
正常時に食して問題ないものでも、この期間だけは「あたる」
可能性が高まります。
傷みやすい食材をチョイスしないように気をつけてください。
母は肺がんステージWで、アリムタ+カルボプラチン療法を受けた時
投与10日目〜15日目の約1週間は、注意期間として医師から厳重注意
を受けていました。
血小板の低下や、白血球減少の症状が出るこの期間中は
どうしても免疫力が低下してしまうため、菌に対する防衛能力も
ガタ落ちしてしまうとのことでした。
現在抗がん剤治療中の患者さんには、食事で悩まれている方が
多いかとお察しします。
ただでさえ食欲がない中で、食材選びが必要だと言われても
困ってしまう方が多いのではないでしょうか?
消化器官の疾患でない限り、食事が摂れることは幸せなことだと思います。
体力が落ちないように少しでも多くエネルギーを摂取したいところですね。
スポンサーリンク
【このカテゴリーの最新記事】
-
no image
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/5154125
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
この記事へのトラックバック