2020年08月15日
戦後のおやつ
両親の幼少期の話を覚えている。
一番印象に残っているのは
「おやつ」の話。
好景気、不景気、相次ぐ世界的不況、
それでも今日まで着実に生活は豊かに
なっていると感じる。
今から40年前
私は小学生になったばかりだった。
その当時、既にお菓子類は豊富だった。
両親の幼少期はバナナが高級品で
飴やガム等は殆んど手に入らなかった。
チョコレートなどは売ってなくて
主に米兵が持ち歩いていたとか…
父はガムがないから「松ヤニ」を口に入れ
ガム代わりにしていたと
笑いながら話してくれた。
ミカン、柿、アケビ等は
その辺の木から採取した。
ミカンや柿は民家の敷地内にあるものを
そっと戴くことが多かったらしい。
お芋も生で丸かじりすることも多く
特にさつまいもは美味しかった…と。
家に砂糖があれば隠れて舐め
見つかれば怒られていた。
今の生活を否定する勇気はないけれど
なんとも贅沢な日常を送っているのだろう
と、反省にも似た心境になる。
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