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2015年10月10日

容態急変!朝起きたら息苦しい・・・肺がんステージ4、死を間近に意識する母。

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息苦しい朝
肺がんステージ4で抗がん剤治療を止めて約2か月・・・
今までにない息苦しさが母を襲いました。
苦しくて起き上がれない、十数分後にやっとの思いで起き上がり、
頓服薬のコデインリン酸塩10%を探す・・・
あった!・・・しかも最後の一包・・・わらにもすがる思いでそれを飲み、
すぐさまベッドに横になる。
30分ほどで薬の効果が現れて、次第に楽になったという母。
一時は本当にどうなることかと思い、色々なことを考えていたそうです。

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最後の一包のおかげで救われた母
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何よりも頓服薬として処方されていた「コデインリン酸塩10%」が一包残っていた、
これがラッキーであった母。
ぜんそく持ちの人や心臓の弱い人が発作を起こしたときに「薬」を飲むことで発作が治まる、
そんなシーンをテレビドラマなどで観てきましたが、実際にこんな感じなのかな・・・と思ったりも
しました。

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死を意識
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とにかく「息」が出来なかったという母は、
このまま死ぬのかなぁ・・・と真剣に考えたそうです。
タイミング悪く風邪を引いている私を気遣って、容態が悪いことを伝えることに躊躇(ちゅうちょ)
していた母。
嫁はパート、姉も午前中仕事、兄も仕事、私は感染性胃腸炎で寝込み中・・・。
母が躊躇するのも納得ですが、それとこれとは違う、お願いだから緊急時はすぐに連絡が欲しい。
同じ屋根の下で暮らしていても、ちょっとした気遣いが大きな厚い壁と化してしまう・・・。
やはり母親は母親、子供がいくつになろうとも親は親のままなんですよね。
子を持つ親になった今だからこそ理解が出来るその心理・・・これ以上は言葉になりません。


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急遽病院へ
「最後の一包を服用してしまった」という恐怖に似た心配が!
いつまたこのような症状に見舞われるかわからない、
薬が無ければ不安も倍増してしまいます。
すぐに病院へ連絡し、事の経緯を簡単に説明し、頓服薬の処方をお願いしたい旨の説明をする。

母が処方してもらっている頓服薬「コデインリン酸塩10%」は
医師との面談が無いと処方できない
薬であり、診察を必ず受けに来てくださいとのこと。
受診となるとかなりのお時間が掛かりますとのこと・・・
大学付属病院ですから仕方ありませんが・・・。
気持ち的には一刻を争う母ですが、兎にも角にも、薬をもらえなければ困る母。

今日の「息苦しい症状」にかなりの動揺を隠せない母は、
再入院が頭をよぎったと思います。
これが、「抗がん剤治療を停止したリスク」なのでしょうか?
ここしばらくは元気な状況が続いていただけに、突然の容態急変は心がついていきません。


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posted by satorich at 10:59 | Comment(0) | TrackBack(0) | 容態急変
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緊急入院した母が,非小細胞肺がん(腺癌)「ステージ4」を宣告され、1年後に他界・・・母の闘病中の記録や、がんに関することを中心に記事にしているブログです。
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