癌と共に生きる　手術→放射線治療→化学治療

自分でも驚くほどに落ち着いている

父がこの世を去って五十数日

悲しくて

寂しくて

もどかしくて泣いた日々

その反面

心のどこかで感じている安堵感

母が先に逝って父を待ってくれている

・・・だからなのだろうと思う

母が他界した時と比べることはタブーなのかもしれないが

心境を比べてみてもとても穏やかである

ホントに不思議なくらいに穏やかだ

母にとっても

父にとっても

死の局面は一度きり

ただ

私達からすると

母に次ぐ父の死は・・・親の死は二度目であった

実親の死は人生に於いて二度しかない

そのいづれにも立ち会うことが出来たことに感謝している

慣れという言葉は適当ではないが

その時何をしたらいいのかを知っていたことは確かだ

母が他界した時と

父が他界した時で

両極端な反応をしている自分自身の心境

父が夢枕にも立ったのは一度だけ

母はあれほどに夢に登場したというのに・・・

ここまで両極端なのはなぜだろう


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