2018年02月05日
心配になる夢
父が自分の足で歩いていた。
片方の足を引きずりながら・・・。
自分の足で、誰の介助も受けずに歩く父を見たのは久しぶりだった。
自分が行くまで「待ってて」と声掛けしたにも関わらず、
自分一人で歩き始めた父。
父はやがて道路を渡り・・・危なっかしい姿ではあったが、
父は自分の足で歩いていた・・・。
そういう夢を見た。
父が夢に登場するのは珍しいことでもある。
夢の中の父は若かりし頃の父だった。
電気工だった父は、いつも作業着姿だった。
私服姿の父の記憶は薄く、作業着姿の父の記憶しかないと言っていいほどだ。
夢の中でも、その懐かしい作業着姿だった。
顔色も良く、日に焼けたような、酒焼け・・・か・・・
とにかく、若い頃の父そのものだった。
おでこには打ち付けたような痣が2〜3か所あった。
なぜか、その傷は父が歩く練習をした過程で付けたものという設定だった。
何日間も歩行練習を重ねていたらしい・・・夢の中の設定だ。
夢から覚めた時、とても複雑な気持ちだった。
父は今現在、入院している。
病院のベッドの上で・・・もう5日目になる。
食事を停止してからは1週間以上が経つ。
痩せこけた父の顔を見たのは昨日の事。
夢に登場した父は真逆の姿をしていた。
入院中の父が、私の夢枕に・・・!?
そう考えると、とても心配になった。
そう言った夢には、メッセージ性があるのでは・・・と勘ぐってしまう。
なんでもなければいいのだが・・・
夢の中の父は、まるで自分に対して、
元気だった頃の父のイメージを伝えようとしているかのようにも取れた。
しかし、その反面では攻撃的な面もあった。
一度だけ、父は私の胸倉をつかむようにして来た。
あれは・・・やはり何か言いたいのでは・・・
言葉を発することが出来ない父は、
何度も何度も訴え続けてきた。
食べたい・・・飲みたい・・・トイレに連れていけ・・・
他にももっとあるだろう・・・
そのどれも叶えることが出来ないままでいる。
今日一日、ずっとその夢の事が頭から離れなかった。
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片方の足を引きずりながら・・・。
自分の足で、誰の介助も受けずに歩く父を見たのは久しぶりだった。
自分が行くまで「待ってて」と声掛けしたにも関わらず、
自分一人で歩き始めた父。
父はやがて道路を渡り・・・危なっかしい姿ではあったが、
父は自分の足で歩いていた・・・。
そういう夢を見た。
父が夢に登場するのは珍しいことでもある。
夢の中の父は若かりし頃の父だった。
電気工だった父は、いつも作業着姿だった。
私服姿の父の記憶は薄く、作業着姿の父の記憶しかないと言っていいほどだ。
夢の中でも、その懐かしい作業着姿だった。
顔色も良く、日に焼けたような、酒焼け・・・か・・・
とにかく、若い頃の父そのものだった。
おでこには打ち付けたような痣が2〜3か所あった。
なぜか、その傷は父が歩く練習をした過程で付けたものという設定だった。
何日間も歩行練習を重ねていたらしい・・・夢の中の設定だ。
夢から覚めた時、とても複雑な気持ちだった。
父は今現在、入院している。
病院のベッドの上で・・・もう5日目になる。
食事を停止してからは1週間以上が経つ。
痩せこけた父の顔を見たのは昨日の事。
夢に登場した父は真逆の姿をしていた。
入院中の父が、私の夢枕に・・・!?
そう考えると、とても心配になった。
そう言った夢には、メッセージ性があるのでは・・・と勘ぐってしまう。
なんでもなければいいのだが・・・
夢の中の父は、まるで自分に対して、
元気だった頃の父のイメージを伝えようとしているかのようにも取れた。
しかし、その反面では攻撃的な面もあった。
一度だけ、父は私の胸倉をつかむようにして来た。
あれは・・・やはり何か言いたいのでは・・・
言葉を発することが出来ない父は、
何度も何度も訴え続けてきた。
食べたい・・・飲みたい・・・トイレに連れていけ・・・
他にももっとあるだろう・・・
そのどれも叶えることが出来ないままでいる。
今日一日、ずっとその夢の事が頭から離れなかった。
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