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2021年05月30日

草刈り

地元の草刈りがあった。
十数人の部落民が、一斉に草刈りをすると、あっという間に、道路脇の草は刈られていく。

私は、草刈りが下手くそで、時間もかかるので、この日に合わせて、何日も前から少しずつ私の担当エリアを刈っていたのだ。
お陰で、今日も慌てることなく終えることができた。

草刈りの開始時間は朝の6時。
だが私は、その30分前から始める。
私が草刈りを始めて、程なく他の人も草刈りを始める。

順調にいけば、6時半には「終わりだべ」と解散になる。

何となく集まってきて、何となく解散するスタイルにも慣れてきた。
草刈りだって、気づいたら、気づいた人がやる。
それが農家を中心として営む地域の、古来からの助け合いの精神だ。

しかし彼等は、誰がやったをちゃんと知っている。
どこで見ているのだろうか、と思うのだが、地域のたいていの出来事は、皆が把握しているのだ。

恐らく、畑や田んぼ仕事をしながら見ているのだろう。

ある種の共同体だから、いざというときは、助け合って生き抜いてきたのだ。

「ありゃ、駄目だ。あいつは信用できねぇ…。」

今は亡き、私が住んでいる家のもと住人に対して、そんな言葉を聞いたことがある。

私自身が、「あいつは駄目だ」と言われないように努力しなくてはなるまい…。

基本的には優しい人たちばかりだ。
飲み会があっても、楽しく時を過ごせる。

私自身、新参者には違いないが、そうしたコミュニティにいられることを嬉しく思う…。

以前はもっと厳しい方がいらしたと聞く。
今の重鎮たちは、その人の指導のもと、生きてきたと言う。

そんな中で、今も田舎の部落は生き抜いている…。




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