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2021年04月15日

三密

コロナが蔓延した際、官邸は、「密閉・密集・密接」を「三密」と称し、国民に避けるべき指針として提示した。おそらくは、科学的検証もないまま、感染学者の考えのもとに、総理大臣が発表したものであろう。

だが、私が言いたいのは、この「三密」ではない。
密教(仏教)における『三密』である。
「蜜」とは、秘めたものという意味があるが、この『三密』は、悟りに到るための三つの方法と言ってもよいものである。

「身密」、「口密」、「意密」を『三密』と言うが、「身」は行い、「口」は言葉、「意」は心のことで、要は、「心を正し、言葉を正し、行いを正す」ということである。(密教では、さらに具体的な修行徳目のことを言う。)

間違った言葉が出てしまうのは、心の中が間違ったことを考えているからであり、そうした状態では、正しい行為(日々の生活)を行うことは困難である。

霊的世界では、思ったことが相手に伝わるので、言葉と心(思い)は直結している。

『三密』は、「三密」によって、ずいぶん穢されたものである。

「正しい生き方をして、人生を全うしよう」、という思いは、たとえコロナ渦であっても、変わることのない考え方である。

この世を刹那的で、欲望のままに生きることは間違っている。
それが理解できるかどうかは、宗教的素養を持っていることと、その後の教育による。

悟りを高めてゆこうとする考え方が、正しく生きる道であり、まずはその正しさとは何かを知ることが、第一歩なのであろう。

「三密」の中には、人と人とのコミュニケーションが失われる。
そのストレスは、逆に免疫力を引き下げる。

ある意味、『三密』の対極にあるとも言える。

心を正し、言葉を正し、行いを正す。

教員としてのあるべき姿であると共に、人間としてあるべき姿ではなかろうか…。
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