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2019年08月05日

逞しさ

ほんの少しかも知れないが、彼等は逞しくなった。

少し早いが、今日で夏休み前半の野球部の練習は終わり。
この先、まだ剣道部の活動が残っているが、それ以外の部活動はこの辺りで終了。

まだ夏休みに入って一週間だが、毎年この辺りでお盆休みを取る。

今年は四年ぶりの単独チームになって、まずまずの練習ができた。
ギリギリの人数だが、とりあえず野球はできている…。

贅沢を言えば切りがないが、以前のように数人の部員を、合同チームの学校へ連れて行き、練習させてもらっている状況とは劇的に違う。

自分たちのチームという意識が芽生え、以前とは違って必死で練習しているのだ。
当然、私も気合いが入る…。

当然、チームワークも高まってくる。
だらだら一日中練習することもやめ、今は短めの時間で、さっと集中が切れないうちにやめる。

彼等は、もっとやりたそうだが、もしかしたら、「もっとやりたい!」、と思う辺りで止めてしまう方が、モチベーションが上がるようだ。

彼等は、私の知らないところで、自主練習をしている。

もちろん、基本的な動作は厳しく躾ける。
バックのチャックが閉まっていなかったら、中身をぶちまけ、ダッシュが追加されるし、グランドで歩いていると雷が落ちる…。

それでも、彼等は生き生きとしていて、以前とは違う逞しさが見えるようになってきた。

「自分では気づかないかも知れないけど、みんな上手くなってきてるよ…。」
私は珍しく一人ひとりを讃えた。

技術的に優れた選手がいるわけではない。
どちらかと言えば、素人集団だ。

だが、そうした彼等をうまく育てて、強豪チームを倒したら面白いじゃないか。

逞しくなっているのは、もしかしたら、私自身かも知れない…。

休み中、どれだけ身体を動かしておいてくれるかな…。








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2019年08月04日

日焼け対策

「どうしたの? そんなに赤くなって…」
お世話になっている学年主任に声を掛けられた。

ちょうど赤いTシャツを着ていたらからかと思ったら、違った
自分でも気づかないうちに、昨日の球審で、腕や顔が日焼けをしていたらしい。

久しぶりの球審で、「きちんとジャッジしなくては…」、という思いで、熱さやら日焼けやらは意識が薄れていたようだ。

『日焼けをしていて健康的』と言われた時代から変わり、今は、『嫌気は皮膚がんのもと』などと宣伝される時代になった。

先日の総体でも、同僚が、
「やべっ。日焼け止め忘れちゃった。○○先生貸して!」
と、声を掛けていたのを思い出す。
「皮膚がん、怖いよね…。」
とも、言っていた。

癌は多くの日本人の死因にはなっているが、精神的な部分の影響も大きいと言う。
「小さながんが、心の持ち方を変えたら、消滅してしまった」、なんていうことは日常茶飯事だし、末期癌であっても、治ってしまったり、それ以上進行しなくなってしまうことだってある。

宗教では、排他的な思いや攻撃的な思いが不調和を起こし、細胞に変異を起こして、がん細胞を作ると言う。
全身の細胞は一年で全部入れ替わるというから、変異を起こした細胞がすべて入れ替わってしまえば、がん細胞も消えてしまうという訳。

心の持ち方とは、ポジティブな思い。
人のせいにしたり、破壊願望ではなく、他の人のために自分が奉仕しようという善なる考えのことだ。
だからか、宗教的に他の人のために生きるスタイルに変わった人の病気が治ったりする。

今日の野球練習で私は帽子を忘れてしまった。
そう言えば、一昨日坊主にかっとしたばかり…。
「まずい。頭皮が焼けるとあとで面倒だったんだ…。」
と、タオルをかぶる…。まさに変なオジサンになってしまった。

明日で、夏休み前半の練習は終了。次は16日からだから、長い練習休みになる。
昨日の試合を受けて、今日はいい練習になった。

日焼けも少しは気にしながら、明日もいい練習にしたいものだ。










2019年08月03日

脱走 〜その後〜

やや標高が高いとは言え、とても野球をするような気候ではないが、準公式戦を行う。

私は久しぶりの球審。
最初、ストライクゾーンの感覚が掴めず、迷惑を掛けたが、直に安定したと思う。
複雑なプレーがなくてよかった…。

私の学校の試合は、第2試合と第3試合。
第2試合は、ぼろ負け。
全然アウトが取れなかった。

第3試合は昼食後。
この時期雷も多く、天気が怪しいので、12時過ぎに始めたが、非常に暑い。

初回にこのチーム初得点を得たが、最初の試合から投げているキャプテンでもあるピッチャーが、突然乱れ、ファーボールにおる押し出しで3点を与えてしまった。

その後、守備を変更し、キャッチャーにしたが、その次の打撃で、外野オーバーを打つも、途中でスタミナがなくなり、ホームでタッチアウト。

再び守備につくも、熱中症でこれ以上プレーができなくなった。

私のチームは9人。
変わりの選手がいなければ、没収試合。
初得点も幻の得点になりそうだ。

ちょうど応援に駆けつけてくれた職員がいたが、試合応援というよりも、彼の介護と通院目的に変わってしまった。

試合が終わると、気になるのは愛犬P太のこと。

隠れ家に教え子を迎えに行くと、犬舎のご主人から、私が受けた電話と同じことを言われたらしく、
「リードがついているから、どこかに絡まって、戻れないのかも知れない。」
と言う。

先ほどの電話でも、
「あとは、運を天に任せるしかない…。」
などという、恐ろしいことを言われた。

私は心底落胆した。

「今日も、隠れ家に泊まってP太の帰りを待とう」と決意した。
ふと、もう一度散歩道を探してみたくなり、ユニフォームから普段着に着替え、再度出掛けてみた。

どこかの草むらに入って、抜け出せないのかも知れない。
リードが枝や蔓に引っかかると、犬はぐるぐる回るので、ますます状況が悪くなり、自力では抜け出せなくなる。もしかしたら、いつも入ってい行く草むらで動けなくなっているのかも知れないと思ったのだ。

散歩道に入って程なく、リードを見つけた。
ゆっくりたどってみると、P太が動けなくなっていた。

一晩、正確には二十時間以上、草むらの中で動けず、苦しい思いをしていたのだ。

私は、太い茎や蔓が絡んだ草むらに少しずつ分け入り、何分も掛けて、リードをほどいて、P太を救出した。

足にもぐるぐるとリードが巻き付いていたので、本当に困ったに違いない。
P太の足下には、苦し紛れに土を掘ったあとがあった。

私は涙が出るほど嬉しかった。

この暑さの中、直射日光こそは当たらないが、苦しかっただろう。
私は十分に水を飲ませ、帰宅した。

そして早速、犬舎のご主人に電話をした。

本当に喜んでくださっていた。
「私も泣きそうになりながら、バイクをはしらせていた」、とご主人。

発見した散歩道は、三回も探したとも…。

とにかく良かった。
昨日から悪いことばかりが続いていたが、世の中、悪いこともどこかで止まり、良いことも訪れる。

半ば熱中症になりかけた私は、それでも元気が湧いてきた。

「丹澤さんに助けられたということで、これで、P太との絆が一層深まりますよ。」
と、ご主人に励まされた。

思えば、P太は、脱走と言うより、もっと散歩道で遊びたかったのだろう。

今夜は、愛犬と共に、ゆっくり休めそうだ。








2019年08月02日

脱走

愛犬P太が脱走した。
これで二度目。最初は、我が家に来て数日後。野球部が練習しているグランドに連れて行ったら、突然パニックなり、リード毎逃走した。
幸い、近くの家の車のタイヤにリードの持ち手が引っかかり、追いかけた中一に捕獲された。
パニック逃走はなかなか厳しい。

そして、今日。
散歩から戻り、今日は川に全身浸かっていないので、全身ずぶ濡れではないから、ブラッシングをしようと、ブラシを取ろうとした一瞬の隙に、一度私の顔を見た後、掛けだして、行ってしまった。

追いかけても姿が見えず、どちらの方向に行ったのかも分からなかった。
焦った。

私は早速、いつもの散歩コースを歩きながら、愛犬の名を呼んだが、一向に姿が見えない。
以前歩いたこともある散歩コースも探してみたが、やはり見つからない…。

次第に辺りが暗くなってきたので、自動車で少し走ってみたが、P太の姿は見えなかった。

とにかく犬舎のご主人に知らせようと、一方をメールで入れる。

結局、一晩中、隠れ家でP太の帰りを待ったのだが、朝4時過ぎに明るくなっても戻らず、だが、日中戻ってくるかも知れないので、教え子に隠れ家で待機してもらうことにした。

朝になって戻らないので、再び犬舎にメールを入れたら、ご主人がわざわざ探しに来てくださった。
近隣や、散歩コースをくまなく探し、近隣の集落に一つひとつ声を掛け、バイクで何時間も探してくださった。本当に犬に対して愛深い方である。

私は、今日は公式戦で生徒引率。
この日のために、夏休みの練習をしてきたようなもので、私が引率しなければ、試合にも出られず、朝からは愛犬捜索はできなかったのだ。

悪いことは、しばしば重なるものである。

散歩の前、畑のブルーベリーを収穫していたら、指にチクっとした痛みがあった。
「棘かな…。」
などと、余裕で、再び収穫していたら、今度は腕をチクり。

よく見ると、ブルーベリーに小さなアシナガバチの巣があった。
彼等は、巣を護るために私を刺したのだ。

痛みは程なく引いて、あとも残っていないが、いろいろ調べてみると、何度も蜂に刺されることは、危険らしい…。ちょっと焦った。

そんな中の逃走劇。

携帯に着信があったので、かけ直してみると、副顧問の先生。
「すいません、明日は高3の仕事で行けなくなりました。」
と言う。

「信じられない」、と思ったが、私は「分かりました」、と切った。
「もう二度と頼まない…」、と決意した。

夕食も食べる気持ちがなくなった。
取り立ての枝豆やトマトが寂しく台所に置かれているのを見るだけだ。

生徒を乗せた車は、山麓の学校に走る。
途中、P太が自動車にひかれた姿は見つけずに済んだ。

試合では、当然のごとく私が球審。
自分の試合の前に、ヘロヘロになった。

そんなとき、犬舎のご主人から電話が入る。

「見つからなかったよ…。」
と悲しそうな声。

「たった二ヶ月しか、P太と生活できなかったのは嫌だ。」
と、私は泣きそうになった。

(つづく)








2019年08月01日

大会見学

試合を見せながら、解説をすることも、野球技術向上方法の一つ。
と言うわけで、今朝は、県大会の見学に出掛けた。

出発は6時45分。いつもの活動からすると、別に早い時間ではない。
だが、二人が寝坊して遅れてきたのだ。

当然、私から叱責を受けることになる。

大会当日に遅刻などされたら、メンバー不足で不戦敗になる。
今、メンバーは野球ができる最低人数の9名ぴったりなのだ。

今朝も暑い。
開会式には間に合わなかったが、同じ地区の代表の試合は見ることができた。

2時間以上にも及ぶ見応えのある試合となった。
なんと言っても打撃力がすごい。
センター120mの球場まで届くような打球も何本かあった。

私は、試合の流れや動きを見ながら、ポイント解説をしながら、野球を教える。
選手たちは、それぞれの野球ノートに気づいたことをメモする。

こんな時でも、ノートを忘れてくる奴もいる。
私は、寝坊した二人を連れて、近くのコンビニまでノートを買いに行く。
カーナビで3分とあったが、なかなか着かない。
当たり前だ、自動車で行ったときの時間なのだ。

一体どれだけいい加減なチームなんだ。

1試合だけ見て、地元のスポーツ店へ。
グローブとミットの紐が切れてしまったので、明後日の試合に向けての修繕だ。
その場で直してもらったため、少し時間がかかった。

結局、学校に戻ったのは3時頃になった。

プレーの練習はできなかったが、彼等には学びになったのだろうか。

私はちょっと実験してみたくなった。

「明日は5時半出発で練習する。」
彼等にそう宣言した。

涼しいうちに練習してしまおう。
全員が時間を守り、同じく行動できるかも試してみよう。








2019年07月31日

犬の散歩

「その行動は、申し訳ないけど、丹澤さんの責任だよ…。」
愛犬P太が、新しい人を見ると、びびって動けなくなったり、おしっこやうんちをしてしまうことを聞いて、犬舎のご主人にたしなめられた。

今朝も、高3の教え子が、ぶらっと来て、「一緒に散歩に行きたい」というので、同行してもらったが、犬の住む納屋に入った途端に、怖がっておしっこを漏らした。

基本、私がリードを持ったが、一緒に歩いている巨体の高校生をちらちら見て、びびりながらの散歩になってしまった。
教え子は4時半に起きてスタンバイしてくれていたのに、悪いことをした。

「犬に安心感を与えたければいけないんだ。」
犬舎のご主人の、さりげない一言が、まるで禅の公案のように思えてくる。

「P太と一緒に解決していって下さい。雄犬なんだから、何が起こっても堂々とさせなくてはいけない。」

そうは言われても、どうしたものか、まだまだ素人の私には、どうしたらよいのかも思いつかない…。

ふと、もしかしたら、教員なりたての頃の生徒対応を思い出した。

あの頃は、本当にどうしたらよいのか、困ったことが多かった。
それでも、一つひとつ体当たりでアタックして、いつしか、たいていのことでは動じない教師になっていた。

私の愛犬の関係も、いずれはそうなっていくのだろうか。

結局、教え子の手からは、散歩のときのおやつは食べなかった。

「丹澤先生、しばらく犬のそばで座っていていいですか?」
元気を振り絞って、教え子が言う。

私の育て方がまずかったために、教え子には悪いことをした。

また散歩にきてくれるだろうか…。

これ以上、受験生に負担を掛けてはいけないかな…。

「p太、かわいいですね。」

彼が犬好きで良かった。

犬を飼っていた人には、結構尻尾を振るんだけどなぁ…。








2019年07月30日

自分自身が納得できないから…

「丹澤先生、僕、今日はグランドまで走って行った方がいいですか?」

昨日叱った野球部の生徒が、休み時間に私の姿を見つけて、話しかけてきた。
なんと、今日が一学期の終業式なのである。
さすがに午前中で終わった。

「昼食後すぐ走ると辛いし、この熱さだからね。辛いよ…。」
と、遠回しに「走らなくてもいいよ」、と言ったつもりが、
「練習時間前に走っていきます…。そうしないと、自分自身が納得できないから…。」
と、彼の気持ちを高めてしまった。

「途中、熱中症で倒れたらこまるなぁ…」、などと思ったが、鍛えてきたので、そんな柔ではないだろう。

一方、もう一人の生徒。
今日も、集合時間ギリギリに一番最後に来た。
当然、私は車に乗せない。
「昨日、一番に来い、って言ったろ」、とまた叱られ、追い出された。

「暑いから走らなくてもいいよ。歩いたって一時間くらいだから…」、と言おうとしているうちに、アクセルを踏んでいて、伝えられなかった。

他の選手たちを連れて、練習場所のグランドに着くと、先発の生徒はすでに到着。
全身汗だくになっていた。
当たり前だ。気温は午前中にすでに30℃を越えている。

練習開始後、二十数分で、後発の生徒も到着した。
精悍な顔立ちながらも、充実感に満ちているように見えた。

早速、水シャワーで、身体を冷やしてやる…。

「ちょっとは、学習したかな…。」
と、私はほくそ笑んだ。

「こんな暑い中の練習はきついな…」、と私自身も感じながらも、休息だの給水を織り交ぜながらも練習を勧める。

途中、雲が広がり、ゴロゴロと雷鳴が聞こえ始めた。

本来は練習を中断しなくてはいけないのだが、晴れもあったし、雨雲は遠いようなので、そのまま続ける。

結局、雨は降らなかった。

明日から夏休み。
そして、3日は大会。

できるだけのことをして、大会に臨もう。
9人ギリギリのチームだが、チームワークはいいし、少しずつながらも上手くなっている…。












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