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2019年08月19日

合宿練習

合宿練習

三日間の五時半集合の練習を終えた。
言ってみれば合宿のようなものだ。
日中は温度が高いので、「少しでも涼しい朝のうちに練習をしてしまおう」、という訳だ。
やっぱり朝のうちの練習は、気温的にはずいぶん助かる。
もちろん、「暑さに耐える」という練習も必要なのだろう。

少し前に、「甲子園は、関係なくプレーしているじゃないか…。文科省の通知は無視かよ」、などというSNSの投稿を見た。だが、これは諦めた方がいい。
高野連にもの申せる団体や人は、もはやこの国にはいないだろう、と思われる。
プロ野球の大切な供給源でもあるし、全試合ノーカットで放映されるというスポーツは、甲子園の野球しかない…。誰が喜んで、誰が犠牲になっているのかはよく分からない。物ごとには、たいてい光と闇がある。

私の学校では、中学も高校も現在、たった9人で野球をやっている。
かろうじて試合ができる人数で、公式試合ならば、一人でも出場できなくなれば、没収試合となるという危うい状況だ。

三年生が抜け、一、二年生のチームということもあるが、何とも寂しい状況だ。
中学だけで見れば、四年ぶりに単独チームが組めるようになった訳で、「潰さず」残してくれた学校は辛抱強かったとも言える。高校は。開校以来、今回が初の9人。
どちらも綱渡りだから、来春の新入生に期待なのである。

少ない人数だからこそ、十分練習ができることもある。
負け惜しみのようにも聞こえるかも知れないが、チームワークが密になれば、プレーも熟達してくるものだ。

だが一方で、誰一人と落ちこぼれを作れないし、全員を一定レベルまで引き上げないといけない。
不得意プレーを増やし、皆が一通りのプレーができるように育てなくては…。

「丹澤先生、僕がキャッチャーをやる意味あるんですか?」
中2の生徒が、キャッチャーが上手くてできないことに、ぼやきながら練習していた。

当然、私の雷が落ちる。
その生徒は、翌日ちゃんと寝坊してくるのだ。

気持ちがこもっていないと、生活すべてに現れる。

「生活がだらしない奴は、プレーもだらしない。」
プロ野球選手でもそうだと、かつて野村監督が言っていたのを思い出す。

選手たちの意欲も引き上げるのも、私の務めだ…。

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2019年08月18日

アカハライモリ

「今朝も星空が見えるかな…」、と楽しみにしていたが、残念ながら曇天。
月のあるところが分からないくらい厚い雲に覆われている。

当然暗いので、足下もよく見えない。

この先、どんどん日の出の時間も遅くなり、暗闇の散歩になっていくのだろか。
散歩道は、街頭が一つもない、川沿いの草の道なのだが、実際、真っ暗なの中、歩けるのだろうか。
私は、ヘッドライトでもすればいいが、果たして、犬は見えるのだろうか。

早朝練習では、朝食後、休憩を兼ねてグランドの草取りをする。
思えば、昨年は、お盆休みの頃、一人グランドで何時間も黙々と草取りをしていたことを思い出す。
今年は、きっちりとのんびりさせていただいて、練習の合間に選手たちにやってもらった。

さすがに人数が増えてくると、草取りの効率もいい。
この調子で一週間もすれば、内野の草はすべてなくなってしまうのではないかと思う。
ほんの二、三十分だが、効果はある…。

外野の草は、雑草を刈って遠くから見たら芝生のように見えているが、実際は草だらけ。緑の草原だ。だからせめて、内野くらいは草無し状態と思うのだが、なかなか雑草の生命力はすごい。

黙っていても11月頃になれば、すべて枯れてしまうのだが、放っておけばグランド内で腰くらいまで生える。グランドの外なら、背丈を優に超す。そうした過酷?なグランドなのだ。

午後の愛犬の散歩で、アカハライモリを拾った。
散歩道の真ん中に落ちていたのだ。

手の上に載せたら、あとから詳しい生徒に、「先生、毒ありますよ」、と恐ろしいことを言われた。

早速、隠れ家に持ち帰ったら、生徒が飼いたいという。

両生類、爬虫類好きの高校生なのだ。

水槽で泳ぐアカハラ君はなかなかカワイイ…。
「長生きするといいな…」、と思う。

そう言えば何十年前、数十個の水槽で、いろいろな魚を飼っていたのを思い出す。

「どんどん生き物が増えますね…。」
「まだ犬とイモリだけだよ…。」

そんな生徒との会話が楽しい。

2019年08月17日

オリオン座

日中の暑さを少しでも避けるため、早朝練習にしようと、今朝は4時に起きた。
正確には3時59分。ふと目が覚めて、時計を見たら、4時一分前。
このところ、朝の目覚めが悪かったので、バックアップとして4時に目覚ましをセットしていたが、使わずに済んだ。

外はまだ暗い。
だんだん日の出の時間も遅くなり、日の出にはまだ小一時間はかかりそうだ。
東の空にはぎょしゃ座の五角形や、オリオン座が見えた。
西の空には満月を過ぎたばかりの月が煌々と輝く。
月明かりでかなり明るい。
東の空低くには、シリウスが上がってきたようだ。

私は、愛犬の散歩に出掛ける。
これから先は、薄暗かったり、真っ暗の中で朝の散歩をしなくてはいけないんだなぁ、と思う。

散歩道は川のそばなので、川霧が立ちこめていた。
その霧に包まれ、月がおぼろげに見える。幻想的だ。

散歩を終えて戻ると、程なく集合時間。
今日は5時半にグランドに出掛ける。

ふと気がついたら、今日は土曜日。
早朝は静かに練習しなければ…。
農家が多いとは言え、土日はのんびりしている方も多いはず…。

確かに朝は涼しい。
…と思ったが、朝食後の頃にはどんどん気温が上がり、いつも通りの暑さになった。
大体空には雲がない。
夏の日差しがジリジリと照りつける…。

みんな汗で泥だらけになっている。

高校生も一人付き合ってくれて、今日はグランドの草刈りをしてくれた。
外野の三分の二くらいは終わり、見た目はどこかの球場の外野の芝のようになっている。
有り難いことだ。

これで、草でイレギュラーしたとか、ポジショニングが分からなくなった、などという言い訳はできないはずだ。

昼に終了。

午後は身体を冷やしつつ、宿題に取り組んでくれ。







2019年08月16日

練習初日

朝焼けが綺麗に染まったが、まだ台風が抜けて間もない。
午前中は時々雨が降るような、そんな天気だったが、午後からは雨はほとんど降らなかった。

今日は夏休み後半練習の初日。
都合により午後からの練習にしたが、曇天で一頃の暑さより控えめという感じ。
休み明けで、身体がなまっているだろうから、ちょうどよかった。

それでも、走り系のメニューを多くして、一気に練習モードに身体を切り替える。

皆が元気でこの日を迎えた。
どれだけ自主練をしたかは聞かないことにして、淡々と練習メニューを与える。

彼等だって、いつの間にか、自分たちが上達していることくらいは分かるだろう。
それでも、キャッチボール系の落球が多かった。

グローブを新調した者が三人。彼等のグリーブはまだまだ固くて、ぽろっと落とすことが多かった。
ただ、そんなことは言い訳にはさせない。
それでも捕らせる。

「ミスしないようにしよう、というプレーがミスを呼び込むんだ。」

何度もそう彼等に告げて、
「全力プレー、全力プレー」
と、連呼する。

試合のとき、「ミスしないように」、などと守りに入っていると、たいていはミスをする。
しかも、そのミスで慌てて、さらにミスを重ねる。
そのミスを引きずって、他の選手までミスを誘う。
ミスの連鎖があれば、ファーボールで出たランナーが自分たちのミスだけでホームに戻ってきてしまうことだってあり得る。

チームでよくコミュニケーションが取れていて、お互いをカバーする意識と姿勢が自然にできてくると、多少のミスは、お互いにカバーすることができるようになる。そうでないと、ただお互い責め合うだけのチームになる。

そんなチームはお互いギクシャクして、勝ち上がっていけないものだ。

試合まであと一週間。

できることを増やしていこう…。

夕方、空が赤く染まった。
朝焼けと夕焼けの一日だった。








2019年08月15日

盆踊り

地元の盆踊りがあったので、行ってみた。
隠れ家もあり、せっかく地元の住民になったのだから、こうしたイベントは参加しようと思ったからだ。

台風接近の影響で、夕方は激しく雨が降ったが、その後は穏やかで、空には※が見えるほど。

「今年は子どもたちが多数参加しています…。」
開会の挨拶で、そんな言葉が聞かれたが。

見れば、老若男女、年齢に偏りがない。

程なく盆踊りが始まった。
小一時間、お囃子と歌に併せて、踊りが続く…。

小学生、中学生、そして高校生と、皆が達者に踊っている。
もちろん、高齢のベテランの方の動きは秀逸だ。

幼い頃から踊り続けているのだから、自然と手足が動くのだろう。

私は一抹の寂しさを感じた。
踊りをただただ見ているだけ、参加したことにはならない。
ただ、見ているだけである。
いやぁ、それではだめだ。

屋台ではたくさんのフードが売られているが、せめて利益に貢献しようと、唐揚げを買ってみた。
これが、私の今夜の夕食になった。

「こんな風に小さい頃から地元で生きられたらよかったな」、と思う。
生徒も連れてくればよかったかな…。

満月が雲間から現れる。
木星も輝いている。

盆踊りが終わってしばらくすると、待望の花火大会が始まった。

いやいや、なかなか壮観ではないか。

「予算がなくて、寄付を集めるのも大変なんだよ…。」
行きつけの床屋の主人がぼやいていたっけ。

そんなことを思わせない、いい花火だった。

この時期の花火は送り花火。
お盆で集まった先祖の霊たちを慰める意味もあるのだろう。
送り火のような意味があるはずだ。

ふと、亡き父を思い出す。

明日からは野球部の練習が再開だ。








2019年08月14日

お盆の一日

私の住んでいる北関東の田舎は、毎年お盆の頃になると、ちゃんと涼風が吹いてくる。

今年は台風接近だと、大騒ぎになっているが、それでも、すーっと涼しげな風が吹く。
もちろん、日差しはとても強いのだが、日が陰って足下を見ると、コオロギがいた。

蝉もいつしかニイニイゼミに変わり、これまた夏の終わりを告げる。
草っ原にはススキの穂も出始めた。

道の駅はお盆の生花を求める地元の客で大行列。
「並んで待ってはいらない」、とかごに入れた商品を元に戻して早々に退散。

田舎だから、墓地が点在しているが、どの墓周りも綺麗に草刈りがされ、花が生けられ、まさにお盆まっ盛り…、という感じ。
この辺りが都会のそれとは、ずいぶん異なる。
きちんとお盆のお供えをして、先祖をお迎えするのである。

今があるのはご先祖のおかげ。
こうして人間は生を受け継いで来た。

「この田畑も、ご先祖あってのこと…。」
農家で生計を立てるのが難しい世の中ではあるが、多くの方々はそうした思いを抱いているのだろう。
都会に出た子どもたちもやってきて、のんびりとしたお盆休みを過ごしている模様である。

かく言う私も、この夏は父の新盆だったが、東京のお寺で、合同供養をするとのことで、私は欠礼させていただいた。
だが、父への感謝の気持ちはある。父の頑張りによって、今の私があるのだ。

学校に立ち寄ると、高3有志が焼き肉をしていた。
本当は明日の夕方、焼き肉パーティをして、夏休み中の勉強の頑張りを励まし合うのだそうだが、台風接近による雨の予報のため、今日になったと言うのだ。

そんなときに、先生たちも励ましの言葉を掛ける。

私はそういう場に出ることは苦手なので、陰で声援を送るのみである。

「先生も来て下さいよ。」
とも言われたが、お客さんの立場で行くのは気が引ける。

「そうか。半年後には、彼等も卒業か…。」
そう呟いてみて、彼等の中学時代に思いを馳せるのである。








2019年08月13日

お盆の恐怖

毎年お盆になると、私はちょっと身構える。
個人的な事情なのだが、お盆の頃の霊的存在に辟易するからである。

お盆の頃になると、普段は関心すら持たない人でも、お墓参りだの、先祖を思い巡らすことが多い。そのため、たとえ地獄にいる霊人であろうとも、この時期だけは地上に現れることができるというのだ。だから、この時期、そうした霊的存在(霊人)がうようよしている。

地方や地域によって、「お盆の時は○○してはいけない」、などという注意があるが、あの世からたくさんの霊人がやってきていると考えれば、納得できる。彼等が事故で亡くなった場所で、楽しそうに遊び泳いでいれば、何となく足を引っ張って見たくなるだろう…。

数限りない霊現象を体験している私からすれば、通常の霊の話など、常識の範疇なので、何も驚くことはない。それどころか、「ちょっと違うんじゃない?」と思うこともしばしば…。

以前務めた学校では、お盆の頃に夏期講習があった。
私立学校なりでのサービスなのだろうが、この暑い時期にわざわざ学校に来て、講習を受けるのだから、教員側も生徒側もご苦労なことだ。おまけにお盆休み中である。

その頃の私は、あまり暑いと、授業中、納涼サービスで『霊の話』をすることがあった。
あの世には違いないが、どちらかというと地獄霊の話をすると、私の話で教室はそうした世界に同通してしまう。すると、教室の温度が本当に下がるのだ。

「どうだい、涼しくなっただろう。」
と、私が語りかける。生徒たちは満足げだったことを思い出す。

ただ問題なのは、呼んでしまった霊たちに、もとの場所にお帰り頂かなくてはならないことだ。
そうでないと、生徒と一緒について行ったり、私のもとを離れないことが起こりうる。

そういう危険な遊びは、現在は封印しているので、今はやることはないが、お盆の時期は、特に効果てきめん、あっという間だ。

困るのは、呼ばなくても来てしまう霊人たちだ。
彼等に帰って頂くのは、そう簡単ではない。

私の場合、運転中交差点で花束が置いてあったのを見て、多少の同情感を抱いた瞬間に、そこで事故で亡くなった人がやってくる。助手席に座る場合もあれば、後ろの座席にちょこんと座ってしまうこともある。

少し怖いのだが、申し訳ないけど彼等に関心を持たず、無視し、ちょっとした秘術でお帰り頂くしかない。

だからお盆の期間は、できるだけ外出を控え、おとなしくしていることにしている。








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