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2019年08月26日

練習中止

始業式に試合で不在だったので、私にとっては実質今日が二学期の初日。

夏休みを過ぎると、背が伸びていたり、顔つきが大人びていたり、真っ黒に日焼けしていたり、と久しぶりに見る生徒たちの姿が頼もしい。

しかし体力的にフルタイムに慣れていない私は、授業はもさっとしたものになってしまった。
明らかに準備不足なのだが、今ひとつ気合いが入らないのは、夏の疲れだろうか。

このところ朝晩はめっきり涼しくなった。
もりかしたら、朝は20℃を下回っているかしらん、と思うほど、Tシャツ一枚で愛犬の散歩に行くことはもうできない感じ。爽やかな空気が気持ちよいが、いつの間にか虫の音の季節になっている。

この地の秋は短いので、9月の末に稲の刈り入れが終わると、あっという間に冬に近づく…。
このところ日の出も遅くなり、日の入りも早くなった。
部活時間もどんどん短くなってしまう。

放課後の部活動も本格スタートだ。
ところがである。
「丹澤先生、J君が宿題再提出になっています。」
と言う。

私は、「新学期に一人でも未提出者や再提出者がいたら、活動をしない!」、と夏休み中から宣言していた。
おまけに、水着を忘れたことによる体育の水泳の授業を見学した生徒、喉が痛いと自首的に水泳を見学した生徒がいた。

そんな生徒が部活動に参加して言い訳がない。
部活動も見学するのなら話は別だが、元気なのである。

…と言うわけで、今日は練習中止。
一切の自主練も禁止した。

本来連帯責任は好まないが、チームプレーはどこかでミスが起こると、そのフォローができなければ、全体が崩れていく。

今回の再提出や、忘れ物は、フォローしようと思えばできることだ。

少ないメンバーながらも、さらにチームが一体化するためには、こうした手段もやむを得まい。

周りを見る目。
お互いをフォローする意識と行動。

こんな心遣いを育てたい。
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2019年08月25日

落ち着いた日曜日

四、五日前、隠れ家の集落の班長さんから電話が入った。
最初は誰だか分からなかったが、よく聞くと『草刈り』の話。
その話で、班長を務めてる方からの電話と分かった。

この田舎に移って10年あまりになるが、今でも、なまった言葉がすべて理解できるわけではない。
面と向かって話すときは、8割方理解し、ほぼコミュニケーションに問題はないが、電話となると状況は一変する。班長さんからの電話の理解度は5割程度といったところか…。

だから、『草刈り』の時間も、その他の話もよく分からなかった。
本当は、回覧板で連絡がくるところだが、今回は回覧板が回ってこなかったのだ。
届いたのは、昨日の夕方。どうやらどなたかが止めてたらしい…。

今朝は愛犬の散歩が終わる頃には、皆さん草刈りを始めていた。
一歩遅れをとったという感じ…。

田舎のこうした活動は、時間に遅れるということはあり得ない。
それどころか、十分も二十分も、三十分も早く始まることが多い。

急いで刈払機の燃料を入れ、草刈りを始めた。

一頃よりもずいぶん涼しくなって大分助かったが、それでも小一時間草刈りしているだけで汗だくになる。
草刈りの始まりも三々五々ならば、終わるのも三々五々。

おのおのの定められた領域を終え、他の人も概ね終わったならば、そこで終了。

草刈り後は、例によって野球部の練習。
昨日の大敗に今日の練習はどうかな…、と思ったが、まあ、少しだけ気合いが入っていた感じ…。

朝晩は涼しいのだが、日中の日差しの強さは、一頃のものと変わらない。
ジリジリとした焼ける日差しが容赦なく降り注ぐ…。

今日は、彼等に粗相があって、全員5キロ先のグランドまで走って行くことになったこともあり、全員が汗だくだ。

日差しが強い日なたには、ブヨがあまりいないのがせめてもの救い。
以前早朝練習時は、涼しかったのだが、ブヨだらけでもあったのだ。

少しずつしか上達はしないが、それでも手応えはある。
彼等の一生懸命さが、伝わってくるからだ。

「先生、明日から学校ですよね…。」
「いやいや、昨日が始業式だよ。」

と、たわいのない会話で笑いが起きる。

練習は午前で終了。
このくらいの運動量でちょうどいいようだ。

土曜日に出勤しないと、ちょっと日曜日が気楽になるのは気のせいか…。
いろいろな仕事があっても、精神的にリラックスするように思えるのだ。

夕方の愛犬お散歩時には、途中でにわか雨にやられた。
本日三回目のシャワーを浴びることになった…。












2019年08月24日

大量失点

今日は二学期の始業式。
それでも、大会がなのであった…。
しかし、公式戦2戦目もほろ苦い結果になった。

初勝利に浮かれていた彼等は、強豪校相手に緊張気味。
先日の元気さもどこへやら…。
とにかく、二年生が固くなっている。

一年生は相変わらずの元気。
心から野球を楽しんでいる感じ…。

二年生ピッチャーなら、少し試合を作ることができるだろうと、先発をさせたが、球には気持ちが入っていないように見えた。

自意識過剰なのである。
ピッチャーは大体そうだ。
自分勝手と言えば、かわいそうだが、やや自己中な部分がないと、孤独に打ち勝ちマウンドで投げることなどできない。

そこそこ打ち取ったが、その球を固くなった野手たちが、ことごとくセーフにする。
エラーのオンパレードだ。

とにかく守備はスピード勝負。
一つのミスでアウトを逃し、さらにミスを重ねれば、ランナーが次々と進む。

気がつけば大量得点を取られ、試合は終わった。

新チームであるのはどこの学校も同じ…。
やっぱり、私の学校選手たちは甘いのかな。

今日は2試合で30点取られた。
それでも、彼等は落ち込むことなく、元気にやっている。
救われるべきは、彼等が自分の苦手なプレーを認識して、それを克服しようとし始めたことだ。

ギリギリメンバーでは、駒が足りない。
競争がないから、のほほんとなる。

この先の課題はまだまだ山積みだ。

どんな気持ちで試合を終え、自ら考えられているかは、野球ノートを見ることにしよう。

2019年08月23日

講習に参加している生徒

地元の学校でも、中3対象の夏期講習は行われる。
誰もが塾へ行くわけではないので、ある意味、サービスなのかも知れない。

それでもお盆明けの講習は、無断欠席者が目立つのだそうだ。

かく言う私の学校でも、今日は講習の最終日。
中学生でも三日間でも午前中に夏期講習が行われる。

教員たちにとっては、久しぶりの授業感覚をつかむことができるし、生徒たちも夏休み明けの二学期に向かう助走期間になる。

幸いあまりサボる生徒はいないが、参加者のモチベーションは、やや低いのかも知れない。
講習時期に部活動がある生徒は、全員参加となるので、仕方なく講習の授業を受けている生徒もいるのだ。

そんな雰囲気は、授業をしていると感じられる。
そういうムードが何となく伝わってくるのだ。

「講習を受けて偉いな…」、と思う一方、「気合いを入れてな…」、とも訴えたくなる。

なかなか勉強の好きな人は少ない。
それでも頑張って、将来のために、そして社会のために勉強している。

「丹澤先生、授業中解けなかったんですけど、もう一回やったら解けました!」
と、嬉しそうに中1の生徒が飛び跳ねていた。

数学は解ければ楽しい。
その積み重ねが、数学好きにするのだろう。

そしてまた、『解ける』ことが、モチベーションを高め、数学嫌いを減らすのだろう。

「私の学校の数学科では、数学嫌いを作らないで欲しいのです…。」
この春赴任した新しい校長が教科会で訴えた。

もう嫌いになってしまった生徒たちはともかく、新たに数学嫌いを増やさないよう、私たちも全力を尽くそう。

幸い頭の悪い私は、できない生徒の気持ちが分かる。

根気よく、辛抱強く、生徒たちと関わっていかねば…。

2019年08月22日

初勝利

講習二日目にも関わらず、練習試合なのである。
代講をお願いして、練習試合に出掛けた。

5時前の愛犬の散歩の時には、月が見えていたのに、その後小一時間ほど結構な雨が降った。
「今日は中止です。」
という、連絡を怖れつつ、出発。

グランドはすでに内野部分の水取りがされていて、相手校もやる気十分。

お互い、次の土曜日に向けて、試合を通して調整したかったのだ。

対戦校は、8月の初めの試合で、私のチームのキャプテンが熱中症になり、代わりの選手が出せず、没収し合いになった時のチーム。

私の学校にとってはリベンジのようなもの。
最後まで試合ができなかった消化不良感があったので、「平日にでも…」と、練習試合をお願いしていていたのだ。

相手校だってグランドはソフトボール部とサッカー部と共有している。
だから、その調整に時間がかかって、なかなか連絡が来なかったのだが、数日前に「OK」が出た。

私は、「練習試合では、お互いが学ぶところがないといけない」、と思っている。
それさえあれば、どんなに実力差があるチーム同士の対戦でも、お互い学びがある。

今日の試合では、相手校には、私のチームのよい部分を少しお見せすることができたと思う。
逆に、相手チームからも学ぶべき点があった。

と共に、最終回で、さよなら逆転勝ちを得たのだ。
新チーム初勝利。
単独チームでの勝ちは、何年ぶりだろう点。

「今日の勝ちは、この間の三日間の早朝練習が効いているんだよ。」
そう、選手たちを励まして、モチベーションを高める。

「勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし。」
何度も登場いただいているが、野村監督の言葉だ。

まだまだ課題は多いが、とりあえず練習したことは試合で試せた。
エンドランもスクイズも決めることができた。

彼等はもっと楽しくなって、練習に精を出すだろう。

守備のときは、お互いの監督が審判をするという、過酷な中での練習試合だったが、いい試合になった。

初勝利のスコアは、相手校の副顧問の先生からコピーを頂いた。
大切に保管しておこう。









2019年08月21日

夏期講習始まる

朝焼けの綺麗に染まった。
層積雲の雲底に、日の出直後の光が反射して、東の空のみならず、南や西の空の雲間でも赤く染まった。
こんな日は、山に行けば雲海になっているはずだ。

今日から夏期講習がスタート。
希望者参加の講習だが、各学年十数人が参加している。

私としても、約一ヶ月ぶりの授業。
準備不足であったことは否めないが、何とか楽しくできた。

「もっと準備に時間をかけなければ…。」
過去の財産の食い潰しの授業では、どこかで破綻する。
つねに新しい話題、新しい指導法を試し、実践しなければ、教壇に立つ資格はないはずだ。

若い頃、必死で授業準備をしていたのを懐かしく思う。
今は、そんなに時間をかけずにできるが、一期一会、一発勝負の授業には、準備は欠かせない。

たいていは、前日に、「明日の授業の流れはどうしようかな…」、と考える。

新しく教えることは、これとこれ。
その時使う例題は、この問題。
授業中に話す雑談は、これとこれ。
演習させる問題はこれ。
それをどのくらいでどうやって答え合わせをするか、など…。

こんなことをさっと考え、若干の教材を作る。

だが、こんなんじゃダメだ。
「まずまずの授業になったかな…。」
と思うことは、三十年あまりの教員人生の中で、ほんの数回しかない。

自分でいいと思っても、生徒にとってはよいかどうかは分からないのも事実。
だが、自分が向上を目指して、精進し続けるなかにこそ、進歩が生まれるはずだ。

「二学期は授業に気合いを入れてやってみよう。」
そう思うのも束の間、校長面談が入った。

「新たにやってみたいことはありますか?」

…何も答えられなかった。
まだ、完全に心が癒えていないのだ。







2019年08月20日

先生の試験

私の学校では、年に2回、5教科の教員対象に試験が行われる。
その第二回目が、今日。
そして今日は、夏休み明け全員出勤初日でもある。

進学校としてスタートしている学校であるため、教員もセンター試験を受け、難関大入試に取り組むのである。

お陰をもって、誰もが自信を持って高3の受験指導ができるのである。

…と、言いたいところだが、落ちこぼれの私には、とても辛い日でもある。

以前の校長の時には、成績が振るわないと、何度も再試験をさせられ、面談で呼び出され、いわゆる叱責を受けるのである。

そのプレッシャーたるも、夢にまで出てきたこともある。

「個人的にこつこつ大学入試問題を解いて精進し、受験指導に備えよ」、という意図であるようだが、私には苦痛でしかない。

今日午前中は、そのテストが行われた。
採点は教頭がする。その結果は校長に報告され、一覧表にされ、内部資料となり、人事評価の参考にもなるのだろう。

私は最後まで居残り…。
一番最後に答案を出すと、
「丹澤先生、今回はどうですか?」
などと、教頭が問う。

これも結構辛いパンチ。

頭のよい人には、頭の悪い人の気持ちが分かるまい。
そういう意味では、私という存在は、教員として存在価値があるのではないだろうか。

授業をすれば、評価は高いが、試験をすると、ほとんど最下位…。

これが、私の実態である。

「エリート集団の職場は、辛いな…。」

昨年のやってきた鬱状態も、こうした小さな?プレッシャーの積み重ねだったのかも知れない。

附属高校から大学に行き、大して受験勉強しなかったツケが、三十年経っても克服できないのである。
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