2013年12月29日
今年最後の日経ヴェリタスは「NISAで買う投信」
12/26より株式市場は新年度入りし、NISA口座での買付けが解禁されました。そして巷には「NISAで何を買うか」が蔓延状態です。
その中で日経ヴェリタスまでもが、「NISAで買う投信」を特集かよ!と思ったのですが、内容はヴェリタスらしい硬派なセレクションになっています。
■日経ヴェリタスの3つのセレクション「守り、攻め、バランス」
正直な所、マネー雑誌のNISAで買う投信という特集はファンドの広告宣伝費が入っていることは否めません。でなければ、手数料の高い投信が上位にランクインしたり、インデックス型が全くチョイスされないなんていうことはないからです。
そこで、日経ヴェリタスは中立らしいランキングを用意してくれました。
<守りが堅い投信>
運用成績がマイナスになった日数を12ヶ月毎に集計し、その平均値が少ない順、毎年11月末が基準
<攻めに強い投信>
分配金を含めたトータルリターンが高い投信
<攻守のバランスが良い投信>
シャープレシオが高い順
この3つです。大抵、リターンが高い投信でランクを作ったり、外国株投信、国内株投信といったジャンルで括ることはあるのですが全部ひっくるめた上で現実的なランキングだと思いました。
多分馴染みがないのがバランスが良い投信で採用された「シャープレシオ」という用語。投信が想定するリスク(ここでのリスクはプラス方向にもマイナス方向にも一方的に傾くこと)に対してリターンをどれだけ上げられたかという数字です。この数字が高ければ高いほどよいです。
例えば、シャープレシオ「1」という投信があったとするとリスクに対して同等のリターンがあることになるので「必ず儲かる」ことになります。
例をあげますと、
・リスクが -10%〜+10%・・・合計20%の上下
・リターンが+20%
この場合でやっとシャープレシオ1です。
つまり、普通の投信は全体に1以下です。1を超えていたら事実上マイナスのリスクがないので「絶対買い」です。
。
気になる1位は
DLIBJ公社債オープン(中期コース)
シャープレシオ0.94
トータルリターン1.8%
でした。私も数年前からポートフォリオに組み入れています。ただ、こういうラインキングは投信の「本質」を付いているためあまりマネー雑誌だと特集してくれません。広告効果が少ないですし、上記のように「渋い投信」が上位に入ってしまい面白く無いというのもあります。
その他、あまりお見かけしない投信が上位にランクインしていますので、今週号の日経ヴェリタスはぜひ手にとって見ていただきたいです。
その中で日経ヴェリタスまでもが、「NISAで買う投信」を特集かよ!と思ったのですが、内容はヴェリタスらしい硬派なセレクションになっています。
■日経ヴェリタスの3つのセレクション「守り、攻め、バランス」
正直な所、マネー雑誌のNISAで買う投信という特集はファンドの広告宣伝費が入っていることは否めません。でなければ、手数料の高い投信が上位にランクインしたり、インデックス型が全くチョイスされないなんていうことはないからです。
そこで、日経ヴェリタスは中立らしいランキングを用意してくれました。
<守りが堅い投信>
運用成績がマイナスになった日数を12ヶ月毎に集計し、その平均値が少ない順、毎年11月末が基準
<攻めに強い投信>
分配金を含めたトータルリターンが高い投信
<攻守のバランスが良い投信>
シャープレシオが高い順
この3つです。大抵、リターンが高い投信でランクを作ったり、外国株投信、国内株投信といったジャンルで括ることはあるのですが全部ひっくるめた上で現実的なランキングだと思いました。
多分馴染みがないのがバランスが良い投信で採用された「シャープレシオ」という用語。投信が想定するリスク(ここでのリスクはプラス方向にもマイナス方向にも一方的に傾くこと)に対してリターンをどれだけ上げられたかという数字です。この数字が高ければ高いほどよいです。
例えば、シャープレシオ「1」という投信があったとするとリスクに対して同等のリターンがあることになるので「必ず儲かる」ことになります。
例をあげますと、
・リスクが -10%〜+10%・・・合計20%の上下
・リターンが+20%
この場合でやっとシャープレシオ1です。
つまり、普通の投信は全体に1以下です。1を超えていたら事実上マイナスのリスクがないので「絶対買い」です。
。
気になる1位は
DLIBJ公社債オープン(中期コース)
シャープレシオ0.94
トータルリターン1.8%
でした。私も数年前からポートフォリオに組み入れています。ただ、こういうラインキングは投信の「本質」を付いているためあまりマネー雑誌だと特集してくれません。広告効果が少ないですし、上記のように「渋い投信」が上位に入ってしまい面白く無いというのもあります。
その他、あまりお見かけしない投信が上位にランクインしていますので、今週号の日経ヴェリタスはぜひ手にとって見ていただきたいです。