2023年10月15日
パスポートをマイナポータルで更新してみた
パスポートの更新がめちゃくちゃ簡単になっている
パスポートの更新が今年の3月から(2023年3月27日)自宅のスマホで簡単に更新手続きができるようになりました。申請と受取で2回旅券事務所まで出向く必要があったのが、1回で済んでしまうのが驚きです。
参考:政府広報オンライン
パスポート更新は手続きが面倒というだけで先送りにしがちだったのですが、有効期限が近付いたら速やかに同行できるようになりました。
大前提として本人認証のために、マイナンバーカードは必須です。
簡単になった3大要素
- 申請から写真撮影までスマホでできる
- 収入印紙を買う必要がない
- 旅券事務所訪問は受取の1回だけ
スマホで登録情報だけでなく、写真がスマホでOKというのが画期的です。パスポート用の写真はどうしても専用のサイズと余白の関係から写真館か証明写真機をこれまで使ってきましたが、まさかの不要でした。
ぶれていないか、余白が十分かなどはスマホで写真撮影時後に判定されるので、旅券事務所に写真を持参して、NGを出されるといった心配がなくなりました。
そもそもパスポート用に写真を撮影するという行動自体が面倒だったので、自宅で済んでしまうこと自体画期的です。
クレジットカード決済対応となりました。手数料もかかりません。
これまで通り、旅券事務所でパスポートを受領する際に収入印紙を買って納めることも可能です。ただし、この場合現金の持参が必要なうえに、結局現地で申請用紙に日付を記入し、印紙を購入して張り付けるというアナログ作業が残ります。
なお、クレジットカード決済の場合申請した日付ではなく、パスポートの受領日が決済日になります。
申請だけしておいて、受領は6か月以内であればいつでもOKです。ただし、6か月を経過すると申請が失効します。受領しなかったということでペナルティとして次回の申請時により高額な費用(17,000円)が発生します。
申し込みはスマホで完了するので、出向くのは受領時の1回のみです。
QRコードが印字された受領票を持参(スマホで提示もOK)をする必要がありますが、窓口で本人確認することでも対応してもらえていました。
しかも、マイナポータル申請の場合は専用のカウンターが用意されていたので、スムーズでした。今回日曜日の午後に旅券事務所を訪れましたが、前に2名ならなんでいました。しかも2名とも事前にクレジットカード決済していなかったので申請書を事務所で印刷して収入印紙を買いに行くという手間をかけていました。
決済済みの場合、
・受領票を提出する(QRコードをスキャンする)
・本人確認の質疑応答を行う(生年月日、本籍など)
・パスポートの表記を確認する(ICチップに記録した内容をディスプレイで表示して確認)
といった順番で5分程度で完了しました。
パスポートの有効期限と出国可能の違いに注意
パスポートの有効期限は5年または10年ですが、有効期限ぎりぎりまで出国または入国できるわけではありません。多くの場合、有効期限が180日以上残っているパスポートでないと手続きがストップしてしまいます。
海外旅行で、帰国時に180日を切っていたとかだとまずいですね。
パスポートの更新は以下の3つの条件に当てはまった場合可能となります。
・パスポートの有効期間の残りが1年未満となった方
・本籍地、戸籍上の氏名・性別に変更がない方
・査証欄の余白が見開き3ページ以下になった方
新しく発行するパスポートは前のパスポートの有効期限を引き継がないので、有効期限が10か月未満になったあたりから更新を考えたほうがよさそうです。
ただ、2023年よりスマホで申請して、最短10日程度で受け取れるので、海外出張または旅行が決定してから申請しても間に合うようになったともいえます。
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