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2021年06月03日
在宅チーム
在宅介護はチーム力が全てである
施設や病院ではそれぞれの役割が線引きされ
指示系統も責任も整理されている
しかし在宅では、職種の役割は決まっているものの
誰もが平等に責任を担う
そこには、秀でた一人が率いるような組織はなく
その時の担当者の判断が人の命を守る
先週から、「ちょっと違う」というヘルパーの報告
家族に伝えて様子を見てもらうが、
「変わりないです」
その後、やはりヘルパーからの申し出と在宅医への報告を経て
今日の夕方には訪問看護の緊急訪問
次の受診までは待てないと判断して
緊急受診、入院となった
家族も含め、それぞれが機能して命を守ることができた
昔、働いた施設では、医師の指示を受けた看護師が
介護職に指示し、機能していた
おかしいと思っても、介護職から医師に直接伝えることはできず
看護を通すシステムだった
在宅では、医師が直接、ヘルパーに尋ねる
ハブであるケアマネが代理で伝えることも多い
医師も訪問看護もヘルパーも同じ目の高さで話し
利用者に向き合う
ケアマネはチームを作る役割なので
チームに入ったり、外へ出たり
その境界を行ったり来たりしながら
利用者のために動く
だから、マネジャー
いいチームに出会えると
一緒にがっつり入りたくなる
でも入れないし、入らない
ちょっと離れてチームを見て
一人でほくそ笑んでいるのだ
いい人といい人を繋いで利用者を支える
点と点をつなぎ
線になって
やがて面になる
そして、最後までここで生きていける地域をつくる
たくさんのチームをつくる
ここで 生きる
ケアマネジャーの仕事は
やっぱり ほんとに
すごく
楽しい