なお、新型クラウンの"スペック概要”や"グレード別装備"などに関し、今までディーラーでのスタッフマニュアル(電子版)を閲覧しての伝聞や見積書での表記を元にした内容が中心でしたが、26日発売の「マガジンX」やベストカー(2018年6月26日号)では、各グレードごとの装備概要が詳細に掲載されていますので、新型クラウンを検討中の方はぜひチェックしてみてください。
▼マガジンX 2018年7月号
NEW MODEL MAGAZINE X (ニューモデルマガジン X) 2018年 07月号 [雑誌] 価格:650円 |
新型クラウンに搭載されるエンジン(A25A-FXS)は、従来のクラウンシリーズやレクサスGSと/IS/RCに搭載されているエンジンからエンジン最高出力が「6ps」ほど上昇しています。エンジン出力最高発生回転数は「6000回転」と従来モデルと変わりませんが、最大トルク発生回転数が新型カムリ同様、「3600回転」に引き下げられていますので、幅広い領域でトルクを発生することができるのが特徴と思います。なお、モーター単体の出力/トルクには変化がありませんので、システム全体のパワーはエンジンが改良されたそのままの数値が上乗せされ、「226ps」と従来より6ps上昇しています。
JC08モード燃費に関しては「24km/L」と好数値をマーク。(”RS系”ではエアロパーツの装着やホイールの大型化等により重量増となるため、JC08モード燃費「23.4km/L」となります)
また、新基準のWLTCモード燃費は「約20km/L」とのことですので、いよいよラグジュアリーセダンでも実用燃費が「リッター20km」の領域に突入するのは感慨深いものがあります。
なお、新型クラウンのハイブリッドバッテリーに関しては、おそらくリチウムイオン電池が採用されると思うのですが、新型ESは「ニッケル水素電池」を採用。(ただし、新開発の小型版を採用)new self-charging hybrid systemが搭載されるので、これが関係する?
また、海外市場では新型ES300hのシステム全体の出力は北米では「215ps」とアナウンスされていますが、欧州では「218ps」とアナウンス。日本仕様は不明。おそらく、新型カムリと新型クラウンの中間あたりに落ち着くものと思われます。(215ps〜220ps)
新型クラウンで気になるのは、「重量が(結構)重い」、ということではないでしょうか?
エンジンの最高出力が引き上げられていることや「重量増」に伴い、従来モデルから燃費向上はほとんど見られません。
重量増は安定感や乗り心地の良さや安全性能の向上には寄与するはずですが、運動性能にはマイナスになるので、レクサス第3世代の「GA-L」と同様、トヨタ/レクサスの大型FR用の新プラットフォームは重量が重いのが欠点に思います。ここ最近の欧州車はモデルチェンジの際に軽量化をしている中、不安が残る部分です。
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