まだ展示・試乗車の配備がされていないようなので実感がわきませんが、週末あたり入庫しているディーラーがでてくるかもしれませんね。
さて、ジュネーブショーでの「LC500h」のアンヴェールも終わり、次に気になるのがレクサスISの改良。(そしてCT200hのモデルチェンジ?)
そして、レクサスISシリーズの販売台数の落ち込みぶりは気になるところで、2015年は惜しくも逃した、念願の年間販売台数50,000台を達成するためにはISシリーズで毎月500台は少なくともキープして欲しいところ。
以下は昨年9月から12月のレクサスISシリーズの販売(登録)状況です。
この期間、レクサス全体の販売は「月/4,000台超」をキープしており、比較的好調でしたが、ISシリーズの販売ウェイトが見事に右肩下がりに低減しています。
発売から2年半を経過しており、今夏には3年目のマイナーチェンジを迎える可能性が高いとはいえ、主力のDセグメントモデルとしては実に寂しい数字。
(ライバルのCクラス、BMWの3シリーズは販売促進効果もありこれ以上の販売をマークしているのは言うまでもありません。)
9月→10月→11月→12月
IS200t ・・・ 288 →135→105→90
IS250 ・・・ 16→15→ 5→13
IS300h ・・・ 447→271→267→202
IS350 ・・・ 37→24→16→8
IS250C ・・・ 0→1→0→0
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IS合計 ・・・ 788→446→393→313
特に壊滅的なのが「IS350」系。(ちなみに、1月も10台程度・・・)
モデル唯一「LDH」を備えるモデルですが、もはや国内では350が廃止されてもおかしくないぐらいの台数となっています。割高な価格設定が要因と思われますが、新GSでリニューアルされた新2GRエンジンに換装し、ぜひ価格も思い切って引き下げて欲しいところです。
また、ターボモデル(IS200t)が販売増につながっているとは思えないのも残念です。
NXでは、ターボ比率は40-45%と比較的高いのですが、ISでは25%-35%程度と低くなっています。
せっかくの8速AT搭載、フロントブレーキ強化、パフォーマンスダンパー装着など走りにこだわったモデルなので価格差もあり、本来は200tのウェイトが高まるはずですが・・・。
現時点ではレクサスのFR系ターボエンジンは他ブランドのダウンサイジングターボと比べても燃費面、パワー感、ダイレクト感(変速スピードなど)、サウンド面、レスポンス面などの各要素において、優位性があるとは言えない状況かと思います。
私自身も感じたところですが、特に新型アウディA4と比べてしまうと「印象に残らない」ところが課題ではないでしょうか。また、エコカー減税非適用というのも痛いところでしょう。
もちろん、静かで快適という要素では秀でているのですが、世間の方が求めているレクサスのダウンサイジングターボのフィーリングとはマッチしていないのではと思います。
(ということが販売台数からも伺えるのではないかと)
安全装備を標準化して、比較的価格アップを抑えた Fスポーツ 特別仕様車「F SPORT Mode Plus」がどこまで勢いを取り戻してくれるでしょうか?
なお、上記販売台数を見る限り、「IS350」に特別仕様車が設定されなかったのは自然かもしれません・・・。
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ISの台数がここまで右肩下がりだとは思いませんでした。IS全体でクラウンの10分の1にも満たないのはさすがに寂しいですね。いやそれでもスカイラインやアコードよりは売れてるしクラウンを称えるべきなのか。
ISの不調はなぜでしょうね。ジャーマン3と比較して決して割高な車では無いと思うのですが、仰るとおり「決め手」になる部分の印象が薄かったり、クルコンが全車速対応でなかったり足踏みパーキングだったりとネガがわかりやすい・目立つからでしょうか?特に200tは8速ATや4podキャリパー等もっと積極的に宣伝すればいいのにとは思います。
私事ですがやっと出張から戻ってこれたので週末にA4の試乗に行ってまいります。懇意にしているアウディディーラーから試乗の勧誘や「A4のすべて」雑誌が送られてきたりと(自分で買ってたのに)積極的に進めてきており今から楽しみです。基本的にISのマイナーチェンジを待つつもりですが、車の素性や値引き等の条件がよければ・・・とも考えています。今から決算に間に合うのか疑問ですが。