ベースグレードの価格が「4,544,000円」(税込み)に確定している模様。
従来のIS250のベースグレードの税込み価格が「4,382,000円」ですので、単純比較すると、「16.2万円」のアップとなっています。
しかし、旧IS250とは、装備はかなり変更が入っています。
まず、標準アルミホイール&タイヤが17インチとなっている模様。
2015年モデルまででは、16インチでしたし、17インチのMOP価格はもともと「45,360円」でしたから、実質的な差額は「116,640円」となります。
あとは、アイドリングストップ装置の追加(約4万円程度)、ブレーキキャリパーが4pod化、ブレーキローター経が334mm、リヤが310mmに大口径化、(推定価格不明)そして、フロントにパフォーマンスダンパーの追加(5万円程度)などの動力系の強化が図られることで実質的にはIS250より安い価格に設定されていると言えるでしょう。エンジンがV6から直4になるので当然といえるのでしょうが・・・。
また、ISで75%近いシェアを誇るといわれる「IS300h」ですが価格は約499万円ですので、それと比べれば44万円程度安い価格に設定されています。
これまでは「IS300h」への人気が集中していましたが、ISは200tは、IS300hより動力性能・制動力が向上しておりかつアイドリングストップ装置や直4ターボによる燃費の向上を両立。(エンジンフィーリングはわかりませんが・・・)
また、取得税の結果を見ると、「エコカー減税」の一部適用(取得税の40%減か?)の対応となっている模様で、IS250より実質的な価格はダウンしており、IS300hとの実質的な価格差が広がっていると言えます。
IS200tでは、オプションを最小限に抑えれば、諸費用+フロアマットで500万円を切る価格となっているため、輸入車勢も意識している「500万円の壁」を下回ることになり、IS200tベースグレードの人気が出るものと思われます。
F-SPORTは 54,8万円高の 「5,092,000円」となります。
旧モデルではベースグレードとの差は58.8万円だったので、その差は少し縮小しています。(アルミホイールの差か?)
RCと違い、F SPORTとなってもブレーキキャリパーにはレクサスロゴが入らないようですし、L字型3連LEDも不採用、基本的な性能はFスポーツもベースグレードも変わらないので、価格差を考えると今回はベースグレードが良いのではと思います。(F SPORTの本革シートセットがもっと安ければ・・・いっそのことRCみたいに標準化してくれれば。)
ただ、魅力的な可動式TFT液晶スピードメーターや本革シート(+シートベンチレーション)が欲しい場合はF SPORTを選ぶしかないのは従来どおりですね。
なお、メーカーオプション・ディーラーオプションについては、ほぼ従来と同じ模様。
既報どおり、新型LX、RX、GS/GSFから採用される「レクサスセーフティシステム+」は採用されませんので、安全装備が必要な方は個別に組み合わせる必要があります。
<主要MOP予想>
・プリクラッシュセーフティシステム+レーダークルーズコントロール 64,800円
・ブラインドスポットモニター 54,000円
・オートマチックハイビーム&レーンディパーチャーアラート 54,000円
・クリアランスソナー 43,200円
・ステアリングヒーター 10,800円
・ステアリングヒーター+シートヒーター 27,000円
・LEDヘッドランプ 145,800円
・ムーンルーフ 108,000円
・マークレビンソン 240,840円
・F SPORT専用本革セット 372,600円(本革+BSM+後席AB+シートベンチレーション等)
ここでのポイントは、ISのMOPは基本的に従来と性能は変わらず、価格も据え置きというところです。
レクサスの弱点は、一度設定されたオプションはなかなか仕様・価格変更されないという点で、一番残念なのが、LEDヘッドランプの価格が据え置きであるということ。ここ1,2年で既にコンパクトカーでもLED化ヘッドランプの採用が進み、製造コストは低減、輝度やデザインが飛躍的に進化している中、税込みで14万円を超える価格は残念です。これを装備するとIS300hとの価格差が30万円程度まで一気に縮まるのも難点。
これが、NXのやRCFのようにフロントウィンカーがLED化になったり、3眼L字タイプであれば良いのですが、従来と変わりありません。ただ、IS200tはあくまで「追加モデル」であり、このあたりの改善はマイナーチェンジで対応がなされるのでしょう。
また、レーダークルーズコントロールは全車速追従型でないタイプ、LDAは警告のみ、オートマチックハイビームの機能もon/offの切り替えのみの一般的なタイプであり、これで54000円は今となっては高価です。ブラインドスポットモニターも旧タイプで、RCや新型RXで採用されている検知範囲の広いものではなく、また、RCTA機能もありません。
また、Fスポーツの本革シートセットが未だにセットOPで価格も高価(約37.3万)というのも次回マイナーチェンジまで待たねばなりません。
来年ISはマイナーチェンジを迎えると思われ、その際は レクサスセーフティ・システム+が採用されるはずなので、安全装備もアップデートされ、安全装備の価格も車両本体に組み込まれ、実質的なリセールバリューの向上も期待できそうですし、今すぐに買い換える必要がないのであれば、マイナーチェンジまでもう1年〜1年半程度待つという手もあるかと思います。
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私ももしIS系を購入するなら、来年のISベースなので狙いです。
ISマイナーチェンジでは、LEXUS safety System+の採用は間違いなさそうです。
ヘッドランプの採用がどうなるか、注目したいですね。
CTやHS、新型ESのようにヘッドランプ本体にはあまり手が加わらないケースもありますので・・・
safety System標準装備は勿論、三眼LED化の可能性も充分可能性がありますから。