それは、SAI(5月11日発売)と、カムリ(5月12日発売)の一部改良。
ニュースリリースをご覧になった方はご存じのとおり、SAIは「スーパーUVカットガラス400」や「T-Connectナビ」の採用、ライセンスランプのLED化など。カムリは特別仕様車の設定+α・・・
で、従来路線通り、Toyota Safety Sense C(またはP)の採用はやはり見送られました。
特に、カムリとSAIはもともとプリクラッシュセーフティシステムやレーダークルーズコントロールなどの類似装備が一部グレードに備わっていましたので、これをToyota Safety Sense CやPに置き換えするのは新規に設定するよりもさまざまなコストがかかるものと推定されますので、やむを得ないということでしょう。
しかし、先日のカローラやオーリスの「マイナーチェンジ」の対応から、もしかして一部改良でも積極的にToyota Safety Sence を採用展開していく可能性があるのでは・・・と淡い期待もあったのですが、やはり「一部改良」では不採用でした。これは他メーカーが一部改良でも積極的に安全装備をアップデートしているのとはずいぶん温度差がありますね。
これは当然、レクサス車にもあてはまるものと推測されます。
つまり、今年度 Lexus Safety System+ が採用されるのは・・・
新型GS (マイナーチェンジ)
新型GSF(新設定)
新型RX (フルモデルチェンジ)
新型LX (マイナーチェンジ・日本初導入)
新型ES (マイナーチェンジ・日本未導入)
であり、以下のモデルには、本年はまだ採用されない、ということになると予想されます。
IS200t (追加モデル・年次改良)
RC200t (追加モデル・年次改良)
およびその他の年次改良モデル
IS系は順当にいけば来年(2016年)にマイナーチェンジを迎えるので、そちらで対応ということになるのではと思います。レクサス車は個別のオプション設定で安全装備を備えているのでそれほど急がなくても良いという判断もあるのでしょうけど、この辺の対応はメルセデスベンツなどのジャーマン3に比べても見劣りするのは否めません。
もともと、当初ニュースリリースでは、「2017年末までに日本、北米、欧州で展開するほぼすべての乗用車(OEM車、共同開発車のぞく)に設定することを目指す」とされていたので、まだまだ時間は十分あるということでしょうね。
・・・ということは、RC/RCFへの採用は2017年春頃かな?
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