もはや新車を購入する気が負いないほどの経済の落ち込みですので、非日常を求め、普段はなかなか行けないような宿に宿泊してリフレッシュするのも良いかもしれません。
当方、ちょうど昨年末に山口県にショートトリップしてきたので、今更ながら紹介したいと思います。
普段はコスパの高い、「ドーミンイン」(共立メンテ)系列のお宿が大好きな私ですが、温泉地にいったときはたまには高級旅館も宿泊したくなります。しかし、ハイシーズンの料金がもったいないので、シーズンオフの平日かつ比較的お安く行ける時期を狙って評判の良い温泉宿に宿泊にいくこととしました。
今回チョイスしたのは、山口県の「湯田温泉」。その中でも最も評判が良く、ハイクラスの宿、「古稀庵」(こきあん)
http://kokian.co.jp
旅行代理店等の口コミなどでもほぼ満点に近いスコア! (例:楽天トラベル:5点、一休.com:4.88点、じゃらん:5.0点)
一番安いオフシーズンで、リーズナブルなお部屋でも1人「35,000円」前後(朝・夕付き・税込)ですので、当方にとってはなかなか敷居が高い、食事やお部屋のグレードによっては余裕で1人「50,000円」を超えるので地方の温泉宿としてはなかなかの高級宿といえるでしょう。
■楽天トラベル 古稀庵
交通手段ですが、車好きならドライブで・・・
といいたいところですが、ショートトリップで山口県までクルマで行くにはいかないので、レンタカーを手配。車は当時気になっていたトヨタ・「カローラ・ツーリングHV」をチョイス。本当はマツダ・「Mazda3」が良かったのですが、全然配備されてないんですよね。旧型のデミオやアクセラばかり!
新世代のマツダのクルマの評判が良いだけに、その差を知ってもらうためにもレンタカー市場に供給すればよいのにと思いますね。
その時のドライブに関しては以下に記しています。
■カローラツーリング ロング試乗は非常に快適!(2019/12/18)
http://www.namaxchang.com/article/472714242.html
■カローラツーリング 快適ドライブ終了!(2019/12/19)
http://www.namaxchang.com/article/472732787.html
さて、「湯田温泉」は山口県の温泉街として著名で、詩人「中原中也」の生地としても知られています。(記念館もあり)
http://www.chuyakan.jp
湯田温泉にはレンタカーではなく、鉄道でもいけます。空港からのアクセスも悪くないので、無理にレンタカーを借りる必要がないのもメリット。
山口宇部空港最寄りの「草江駅」から湯田温泉までJRでだいたい1時間少々。
「湯田温泉駅」はこじんまりとしていますが、さすが温泉街だけあり、駅前にタクシーも常駐。タクシーでもすぐですが、駅から湯田温泉街までは徒歩15分以内。よほど荷物が多くなければ、せっかくなので歩くのもおすすめ!(道中に「足湯」などもありますし)
「古稀庵」は湯田温泉ではかなり新しい宿で、その外観もなかなか高級感あるものでした。これは期待が高まります!
なお、評判がよいこの宿ですが、唯一といえる注意点としては、それなりに交通量がある主要道路に面しているので、閑静な温泉宿ではありません。(客室からも、町並みや道路が見える)そのため、客室から一歩出ると、道路からの自動車の走行音が聞こえます。
クルマ好きの方が気になるのは宿の「駐車場」ですよね。
この古稀庵は、道路と駐車場の段差が少なく、多少のローダウン車でも問題ない構造でした。
また、すべて「平置き」パーキングでしたし、「防犯カメラ」も設置されていたため、駐車環境としては良好です。
ただ、それなりの交通量がある道路沿いであるので、ひっそりとした温泉街ではないことには注意が必要です。
ちなみに、すぐ隣には、「ホテルニュータナカ」といいう一見大型老舗ホテルがあります。
古稀庵の敷地とかなり近いので調べてみると、経営母体は同じで、「タナカホテルグループ(田中金属株式会社)」が経営母体であることが分かりました。
なるほど、これは「共立メンテナンス」系と同じ香りがします。(ということで、従業員の方も皆さんお若い!)
ロビーは結構大きく、モダンなつくりでいい雰囲気です!
チェックインもロビーで、茶菓子をいただきながら。
ロビーには簡易的なライブラリがあるのですが、宿のオーナーがかなりの自動車好きらしく、やたらと自動車関連の雑誌や漫画がおいてあります。
ビジネス書や旅行関係の本も多いので私も部屋に持ち帰り数冊読破しました。
ちなみに、オーナーさんは新型「NSX」を所有している模様。さりげなく写真がおいてある!
(*カーグラフィック「クルマはかくして作られる」シリーズがおいてる宿は全国でもここだけでは?)
ヴィラっぽい構造なので、お部屋への移動は屋根のある通路で。(外気に触れるので、天候が悪い日はちょっと難点かも。個人的には気になりませんが)
宿泊した部屋は比較的リーズナブルランクのお部屋「桜草・麒麟草【2階(55平米・禁煙)露天風呂+テラス】。
お部屋はモダンなつくりで、和と洋をミックスしてあり、必要なものがすべて揃っていて満足度は高いです。
ちょっとしたテラスもありますが、外が見えちゃうのが難点。
わかっていはいたものの、窓を開けると自動車の走行音が聞こえるのは、正直残念でした。
洗面所などは高級マンションっぽく、スタイリッシュでした。アメニティや快適機能(床暖房、オートライト)など機能もバッチリ。
お部屋には全室源泉かけ流しの温泉がひいてありますし、24時間入浴できるのはいいですよね。
宿の楽しみといえば料理ですが、古典的な日本旅館と異なり、お部屋での料理出しはなく、すべて専用のレストランです。
会席料理のコースですが、宿泊料金に見合ったなかなかのクオリティと思いました。うーんお魚が美味しい!
お目当ての 天然とらふぐも!(別注:オプションで1人前5〜6,000円程度)
普段はめったに食べないだけにその味を噛み締めました・・・
メインはお肉料理でしたが、事前に連絡すれば違うものにも変更できます(魚メインなど)
全般的に結構量があるので満足できます!
甘鯛の焼き物、これが柔らかくて超美味!!
平日のシーズンオフということもあり宿泊人数が限られているので、大浴場は貸切状態でした。この他、露天風呂もあります。
なお、脱衣所に「床暖房」があったのは感動してしまいました。
(温泉の写真は公式サイトより)
朝食は再びレストランで。
一般的な和食でしたが、クオリティも十分でした!やはり宿泊先では美味しい和食に限りますね〜
食後は中庭で足湯に浸かったり、お散歩もいい感じです。
つい他の宿などの建物が見えちゃうのは・・・場所柄しょうがないですね。
この宿は普段は非常に人気のようですが、さすがに最近は予約が取りやすいようです。
大都市圏からは距離も離れており、ハイシーズンの価格も高めですが、こういった時期だからこそ楽しむチャンスかもしれませんね。
さて、最後は「レクサス山口」に。
今まで数度訪問させていただきましたが、この店舗のスタッフの皆さんの応対は非常に良く、快く迎えてくれます(観光の方が立ち寄られるため、応対がこなれていますね)。新山口駅から徒歩圏内なので、交通利便性も良い場所です。
店舗はすでに新世代型にリニューアルされており、前回訪問時よりもかなりラウンジが拡大していました。
オーナーズラウンジが2箇所ありました。(TV閲覧用ですかね?)
最後は、レクサスディーラーの方からおすすめのレストランを教えていただき、なんと予約までしていただき、フレンチイタリアンのお店に。
これがまた美味!現地の方の口コミで訪問するというのも旅の楽しみですよね。
サーラマンジェ ドゥクール
http://www.deux-coeur.com/top/
それにしても約250万円〜270万円前後が中心価格の「カローラツーリング HV」の走りの良さには驚くばかり。
トヨタブランドの車は新プラットフォーム「TNGA」化以降、単に燃費の良さだけでなく、走行性能、安定性能、先進安全装備など本当に良くなっているので、レクサス各車はもっともっとレベルアップしてもらわないと、価格差の説明が付きませんね。
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