今回は、走行距離わずか100km程度でのロングドライブとなります。
北海道へのドライブといっても、九州と違い、本州からは自走できませんので、必ず「フェリー」を使うこととなります。
フェリーといえば大広間に雑魚寝・・・というイメージがある方もいらっしゃると思いますが、現代のフェリーはとても新しく、どのフェリー会社も個室が充実しており、少なくともビジネスホテル並か、部屋のグレードよってはそれ以上の快適性があります。
東京からは主に次の3つの航路があります。
1)茨城・大洗港から 北海道・苫小牧ルート(商船三井フェリー)
http://www.sunflower.co.jp/ferry/index.shtml
19:45発、翌日13:30着
2)宮城・仙台港から 北海道・苫小牧ルート(太平洋フェリー)
http://www.taiheiyo-ferry.co.jp/index.html
19:40発、翌日11:00着
3)新潟・山の下ふ頭から北海道・小樽ルート (新日本海フェリー)
http://www.snf.jp
11:45発、翌日4:30着
1)と2)は、夜に出発し、翌日のお昼に苫小牧港に着くルートですので、寝ている間に移動できるので無駄がありません。苫小牧港到着後、下船まではだいたい30分ぐらい、そこから高速道路で1時間も走れば札幌市内に到着します。
定番は大洗発の「1)商船三井フェリー」ですが、人気があるので予約が取りづらいのと、現地到着が13:30なので、札幌着がだいたい15:00頃となり、人気の富良野・美瑛エリアは17:00を過ぎてしまいます。つまり、初日はあまりたくさん観光はできないのがネックです。(札幌や支笏湖、定山渓、洞爺湖エリアなら問題なし)
3)は、かなり変則的で、早朝に東京を出発して、初日はほぼ1日中船上にいることとなります。インターネットもほとんど繋がらないので、普段できないことを楽しむのが良いと思います。(読書、家族との会話 etc)
また、到着が早朝の4:30で、下船準備も考えると1時間前の3:30頃には起きる必要があるので生活のリズムが狂います。
その代わりフェリーも2017年に新造船が導入され、とても新しいのと、3社の中ではもっとも食事が美味しいです。
また、運賃も一番リーズナブルですので、時間が許せば新潟航路もオススメです。
当方は、2)の太平洋フェリーを愛用していたのですが、今回は、1)の商船三井フェリーと3)の新日本海フェリーに新造船が導入されたので、行きは3)、帰りは1)を使用することとしました。
どちらも2017年に就航した新造船ということで、行きと帰りに新造船に乗るなんてことはおそらく今後ほとんどないのがポイントでした。
さて、行く前に最低限のカスタマイズを行うこととしました。
まずは、レーダー探知機の設置。ユピテルの「W50」を別売の宙吊りステーを使い、OBD2接続で取付。
内装分解・取り付け方法も含め、これはまた別記事にします。
▼amazon ユピテル W50 いつまでは不明ですが500円引きのようです。
ユピテル フルマップレーダー探知機 W50 小型オービス受信対応 anniversaryモデル 新品価格 |
次に、北海道では急に悪天候になるエリアがあります。(トマム〜十勝エリア間等)そのため、バックフォグランプをより視認性の高く省電力のLEDランプに換装しました。
T20タイプのものが使用できるのですがLCではあまり大きなものは物理的にハマりませんので、純正のバルブと同等サイ
ズで、かつ横方向にLEDがついているものをチョイスしました。(なぜなら、LCのフォグバルブは下から上にはめるタイプなので、側面が光らないとだめなのです)
なお、LCはもともとレンズ部分が赤色なので、LEDがは赤色タイプで無くても良いと思いますが、今回は赤色タイプをチョイスしました。
▼楽天 孫市屋 T20 LED
価格:2,039円 |
取り外し方法は説明書にもでていますが、バンパー下から手を突っ込むと、フォグランプ部分にバルブソケットがあるのでひねって取り外すだけです。
交換後は、視認性も含め、純正と同等以上と思います。霧の中でしか使わないので、ほとんど使いませんが・・・。
(結果的に旅行中に使用することとなりました)
なお、積雪地帯の方は、LEDバルブの場合は熱があまりでませんので純正のままの方が良いかもしれませんね。
もうひとつはバニティランプのLED換装。
LCはなぜかここだけバルブなんですよね。顔色をきれいに見せるという意味はあるらしいですが・・・
切欠部に、細いマイナスドライバー等で乳白色のレンズカバーを外すだけですが、傷が付きやすいので保護テープを貼って慎重に作業します。
開けるとヒューズの様なランプが入っていますのでやけどに注意し、とりはずします。
使用したのは同じ孫市屋のLED。(T6.3タイプ)
基盤むき出しにLEDチップが載っているだけで、耐久性は心配ですが、それほど使用頻度は高くないので大丈夫でしょう。(とはいえ自己責任でお願いします)
2LEDと3LEDがありますが、2LEDがでもかなり眩しいので2LEDで十分と思います。
T6.3×31 ハイパワーSMD2連 白 / ホワイト T6.3x31 【バニティランプ】 12V 車 LED バルブ 高品質3チップSMD【孫市屋】●(LF02VW) 価格:429円 |
換装後。助手席がノーマル、運転席が換装後です。もう少し色温度の低いLEDがあればいいのですが・・・。
次は、「LEXUS APPS」のインストールです。
あまり知られていないので、販売店の方もあまり詳しくないようで、説明されないケースも多いと思います。ナビゲーション用取扱説明書には記載されていますが、「MENU→G-LINK→APPS→インストール」で、初回のみオーナーズカードIDとパスワードを入力することでソフトウェアをインストールすることができます。
とりあえず、「エージェント+」と「いつもNAVIスピード注意」をインストールしておけば良いでしょう。
あとはあまり使えないかなぁ・・・。このあたりはもっと力を入れて欲しいところですね。現状ではレクサス車に特化しているわけでもなく、単なる汎用アプリなのでLEXUS APPSとしての存在意義があまりありません。
どちらのアプリもワイドディスプレイになって若干使いやすくなりましたが、大きすぎて見づらいフォントや操作性の面で改善の余地があります。
さて、まずは未明の関越道で練馬ICから新潟港まで。最寄りは「新潟亀田」というインターチェンジです。
約300km、3時間半ぐらいかかりますので余裕を見て出発。
ちなみに、新潟港から比較的近くに、レクサス新潟店もありますね。そのほかこのエリアには大規模商業施設のイオンモールがあるので、時間調整に困ることはありません。
新潟港では既に多くのクルマが乗船を待っていて、とてもワクワクする瞬間です。
クルマ好きな方は、どのようなクルマが並んでいるのかを見て回るだけでも楽しいですよね。
2017年に就航したばかりの新造船「あざれあ」 まだとてもキレイです。
車両甲板もとても綺麗です。低車高認定?されたので、トラックゾーンに駐車することとなりました。
船員の方がちゃんと誘導してくれますし、前向き駐車なので駐車はとても簡単です。
あざれあはとてもキレイで、フロア中央の階段エリアもご覧のとおりなかなかいい感じです。
今回は乗船時間が長いので、部屋は少しだけ奮発してデラックスルームに。部屋も結構大きく、ちょっとしたシティホテル並の快適さです。部屋にもお風呂がありますが、「あざれあ」には、展望露天風呂付きの大浴場があるので折角なのでそっちがおすすめです。また、部屋のテラスから海を眺めることが出来ますが、すぐ飽きます(笑)
なお、新日本海フェリーの食事はバイキングではなく単品のアラカルト式なのですが、その分クオリティは他2社より高いと思いますので、お弁当などを持ち込まなくても大丈夫です。
快適な船上のたびはあっという間に終わり、深夜(早朝)3:30に起床、準備をして4:30過ぎに下船。
小樽港は閑散としています・・・日中は観光客で溢れる小樽運河も誰も居ません(笑)
実質的な北海道旅行はこれからスタートです。
-
no image
-
no image
-
no image
夏の北海道旅行はレンタカーでも十分楽しいですが、マイカーではその愉しさが倍増します!
フェリーも今時のは本当にキレイですし、スマホが使えない(一部エリアでwifiは利用可)ため、いろんなことを考える時間もありますし・・・
レーダー探知機に関してはリクエストを多数いただいておりますので、近々アップさせていただく予定です。
ありがとうございます。さっそく旅行に行ってしまいました!
そうなんです、新日本海フェリーは次々と新造船を導入いたしまして、福井の鶴賀発、新潟発ともにとても綺麗なフェリーに生まれかわっています。
部屋が豪華になっていますので、ご家族連れでもまったく問題ありませんし、いわゆる雑魚寝部屋はほとんど姿を消しています。
レンタカーと違い、マイカーでのドライブは格別なものがあります。
本州ではなかなか味わえない運転の愉しさがあります!
最高ですねぇ〜〜〜!
私もその昔、レンタカーで北海道を巡ったことはありますが、マイカーともなると、また違ったワクワク感があるのでしょうね!
車でフェリーもあこがれます!
本当にうらやましいです!!
なまっくすさんの北海道旅行記、楽しみです!!
また、レーダーの取り付けアップも、楽しみにしています!
LC500hご納車おめでとうございます。
北海道旅行羨ましい限りです。
新日本海フェリー、四半世紀前に大学生でのオートバイツーリングで利用しましたが、随分豪華で綺麗になってますね。日本海ルートは安いですが、波で揺られるので案の定雑魚寝部屋で死んでおりました。今は、ホテル並みなのですね。余裕があれば又行きたいなあと思い書き込みさせてもらいました。失礼しました。
北海道旅行お楽しみくださいませ。
北海道旅行自体好きなのですが、やはりマイカーで気持ちよく走れるのが一番ですね。
前後にだれもいないすてきな景色の坂道を気持ちよくドライブ・・・たまりません!
LCはさすがになかなかの注目度合いだったと思います!
マイカーで旅行!良いですねぇ〜。
しかもカーフェリーとは、旅行気分も上がりますね。
現在はマイカー乗れない状態なので、ほんと羨ましいです。
新車にする度、北海道へマイカー旅行とは良い目的もあり素敵です。
この後の北海道旅行記事を楽しみにしています。
北海道でもLCは振り返って見られることと思われます。