目玉は、BMW M8!(「M8 Competition」、2433万円〜)
すでにプレオーダーが可能。珍しいモデルだけあり、常時多くの人が注目していました。
ホイールもブラック仕様でとてもレーシーです。
マットなブルーのボディカラーに加え、各種カーボンパーツが只者でない雰囲気を醸し出しています。
リヤビューはベースの8シリーズもそうですが、王道のクーペスタイル。
LCを見慣れると結構普通に見えてしまい、もう少し派手でも良いように思いました。
エンジンルーム。
カバーに本物のカーボンを使用しています。魅せるエンジンルームですね!
エントランス。イルミネーションスカッフプレートが非常にカッコいいです!
個人的に残念だったのが、インテリアの仕立て。
これは好みと思いますが、配色や素材などはあまり好みでなく・・・
ありがちな「白」、「赤」、「黒」でないのは評価したい点ですが。
8のシフトノブはクリスタルガラス仕様でなく、型押しロゴ入りの本革でした。
インテリアパネルは定番のカーボン。
イルミネーションは全体的に派手ですが、設定で細かく調整できます。
レクサスもイルミは見習って欲しい・・・。(暗すぎ)
スポーティーカーでありながら細かな収納や照明など、ユーティリティ性にも配慮しています。
ラゲージは奥行きが結構あり割と使えます。ただ、横方向は狭い。
レクサスLCよりはだいぶ容量が大きい印象です。
それにしても、「クーペ」、「カブリオレ」、「M」、そして「グランクーペ」と高額かつニッチなモデルなのに次々と派生車種をラインナップしてくるのはすごいですね。レクサスLCは発売から2年が経ちますが、まだ「クーペ」のみのラインナップ。まだまだユーザーの好みにあった車種を展開しているとは言えないように改めて感じました。
その他、初お披露目されたラージSUV、「X7」も非常に注目を集めていました。
メルセデスも「GLE」をリリース、まもなくアウディも「Q8」をお披露目するなど1000万円〜1500万円間のハイエンドのSUVが次々登場。レクサスもそろそろ「LX」後継を見たいところですが、あと2年ほどの辛抱のようですね。
「7」のネーミングですが、内装の質感はセダンの「7」よりはだいぶ落ちる印象です。
リヤのボリューム感、踏ん張り感には目を見張るものがあります。
かなりの注目度だったので富裕層には売れるんでしょうね〜
V12エンジン搭載、2500万円調の新型7シリーズ(M760Li xDrive)もお披露目。
「ハンズ・オフ機能付き」渋滞運転支援機能を搭載してくるなど、BMWはシステム開発後の他車種への展開が速いですね!
特に内装の仕上げはよく、(樹脂部分は相変わらず今一つな部分もありましたが)手触り感、デザイン面、醸し出すオーラ、高品質なレザーの香りなど素晴らしい仕上げ。ドアを開けたときから独自の世界観を感じることができ、大変ラグジュアリー感ある1台でした。
それにしても場所が六本木のホテル(グランドハイアット)ということもありますが、やはりBMWのハイエンドモデルのお披露目会の来場客はハイスペな方方が多数いらっしゃり、その服装、振る舞いなど参考になりました。メルセデスやアウディの展示会の客層ともまた違いますね。
当方のような小市民にとっては車より人間ウォッチングのほうが楽しかったかも・・・
ただ、こういった展示会に呼んでいただいたのも、レクサス車を購入しているからと思いますので、やはり新たな世界を知ることは刺激になりますね。
車の面では、どのモデルも静的質感が高く魅力的ですが、特に「M8」は今後見かける機会はほとんどないと思われますので貴重な時間でした。
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ほんと輸入車のラインアップ拡充の速さには驚くばかりです。
オプションに関してもそもそも本国には設定があるけど日本では・・・というものも多いですし、悩ましいですね。
店舗に関しては直営店が非常に少ないのもありますし、万一の引っ越し・点検などを考慮するとトヨタ・レクサスのネットワークは強力と思います。
ただ、最近はSUVがメインになって顧客が増えてきたことによるサービスの低下の声も出始めているようで、あまりあぐらをかいていてはいけませんね。
最近の改良内容を見ていると、乗り心地に関する改良が多くなっているので、スポーティ路線とどう両立するのか、楽しみです。
欧州車のラインナップ拡充の速さには、驚きますね。
ただ、シミュレーションしてみると、意外にオプション扱いな機能も多いですね。
ハイエンドでないと「シートベンチレーション」を選択出来なかったりするので、二の足を踏んでしまいます。
そういった面と、都市部と地方での店舗の仕立てが違い過ぎるのです。
地方では、ただ売っている、感じです。レクサス店舗の居心地の良さ・接客には足下にも及びません。
お高い買い物で、長いお付き合いになるのですから、それ相当のサービスと訪問するのにワクワクさせてくれる店舗の造りを期待するのですけど、なかなか地方では叶わない望みのようです。
群馬にもレクサスがあってくれて良かったなぁ、と感じます。
あとは、もう一度クルマ造りの基本理念を思い出して欲しいですね。鈴木一郎さんの頃の、最先端の安全と極上の品質。
章男社長のゲキで、スポーティーへ舵を切ったのを悪いとは言いませんけど、何か大事なモノを置き忘れているのでは、と感じます。
微笑むプレミアムの頃は、運転している方が本当に笑顔だった気がします。