『松阪牛』
[食べ物(肉類)]
肉類の松阪牛についての一覧中
松阪牛(まつさかうし/まつさかぎゅう)は、但馬牛の他、全国各地から黒毛和種の子牛を買い入れ、三重県松阪市及びその近郊で肥育された牛。
品種としての呼称ではない。日本三大和牛の1つであり、「肉の芸術品」の異名を持ち、霜降り肉になっているのが特徴である。
2002年(平成14年)8月19日以前は「松阪牛」全てが高級銘柄牛肉であり、そのため「松阪牛」という単語自体が高級牛肉の意味を持つこともあったが、以後は区域内の生産であれば格付けが低いものまで「松阪牛」との呼称が許され、全てが最高級とは限らなくなっている。
(ウィキペディア より)
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【参考動画】
2019年 松阪牛まつり
焚き火で松阪牛ステーキ Matsusaka beef steak with bonfire
松阪牛一頭が5000万円で落札される瞬間(ノーカット)
『松阪牛』
》youtube動画中《
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【参考動画集】
【松阪牛について】
三重県松阪を中心とする地域で肥育された牛は戦前には「伊勢牛」と呼ばれておりました。
その後、「伊勢牛」の中でも、特に優れた肉牛として「松阪牛」を商標として、名を広めていくために設立されたのが「松阪肉牛協会」でした。
「松阪肉牛協会」が認める松阪牛とは、協会規約の付則で
「松阪肉牛は黒毛和種牝牛で松阪市を中心とした地域で肥育した優秀牛」と定義しています。
また
@おおむね雲出川から宮川の間で
A六ヶ月以上飼育された
B牝の未経産和牛
C上規格以上のもの
とも定義されていましたが、定義が変わり、
@三重県の雲出川以南、宮川以北の地域で
A肥育日数500日以上
B牝の未経産和牛
C規格は問わない(A5でもA3でも松阪牛となります。)となりました。
松阪牛の多くは仔牛の産地として知られる兵庫県但馬地方の「但馬牛」と呼ばれる仔牛を、松阪の肥育農家が三年の歳月をかけ、手塩にかけて育てられ出荷されます。
えさには昔ながらの稲わら、ふすま、大豆粕、大麦などを中心に与えられ、肥育されます。松阪の肥育農家が牛の食欲増進のためにビールを与えたり、焼酎で体をマッサージすることは有名です。
【歴史】
松阪近郊では江戸時代より但馬国(現・兵庫県)で生まれ紀伊国(現・和歌山県)・紀の川流域で育ったメスのウシを購入し、農作業に利用していた。
松阪の農家で買われたウシは家族同然にかわいがられ、3 - 4年もすると自然に肥えていった。幕末になると神戸外国人居留地の住人の間で神戸ビーフが注目され、松阪で長く飼育されたウシが肉牛として買い取られ、神戸ビーフへと変貌を遂げた。
文明開化の時代を迎えると、山路徳三郎が三重県から十数頭もの肉牛を徒歩で引き連れて東京へ売りに行く「牛追い道中」を展開し、東京の料理店で牛肉の扱いを学んだ松田金兵衛が松阪で精肉店「和田金」を開いた。
山路は農家に肉牛生産を勧め、獣医師でもあったことから取引農家のウシの健康状態を見て回り、松田は「良い肉しか売らない」という方針を掲げ、良質の肉牛には大金を払った。
彼らの活躍により農家が肥育技術を向上させたことで松阪牛ブランドの基礎が築かれた[12]。伊勢神宮への参宮経路の途中にある松阪には大正から昭和初期にかけて、多くの参宮客が和田金や牛銀本店を訪れ、中には政財界の要人や作家らの姿もあった。
彼らは雑誌などでその美味を語り、松阪牛の名を世に広めることとなった。
また芝浦屠場で1935年(昭和10年)に日本初の全国レベルの肉牛コンテストとして「全国肉用畜産博覧会」が開かれ、度会郡神社町(現・伊勢市)の農家が育てた雌牛「みち」が最高の賞である「名誉賞」を獲得、松阪牛の名が日本中に知られる契機となった]。
一方この頃、松阪近郊で育ったウシは旧国名(伊勢国)を採って「伊勢牛」と呼ばれていた。
1921年(大正10年)に和田金が「松阪肉元祖」を名乗るなど一部で「松阪肉」と称することはあったものの、松阪牛・松阪肉の名が広く用いられるようになったのは、宇治山田市が1955年(昭和30年)に伊勢市に改称し、伊勢牛・伊勢肉では伊勢市が産地であると誤解される恐れが生じたので、家畜商や精肉店が集まって話し合い「松阪肉」と称することに決めてからである。
その後、1958年(昭和33年)に松阪肉牛協会が結成され、東京の会員に販売する「松阪肉」を枝肉の格付けで上規格以上と定めたことや、1949年(昭和24年)に始まった松阪肉牛共進会で入賞したウシの高値取引がマスコミの話題をさらったことで松阪牛が高級ブランドとして定着していった。
そして「ビールを飲ませる」というユニークな飼育法が日本国外の記者の注目を集めて発信されたことで、国際的なブランドになった。
2001年(平成13年)に発生したBSE問題や産地偽装事件への対応のため、2002年(平成14年)には子牛の導入から出荷までを管理する「松阪牛個体識別管理システム」が発足し、これに登録した肉牛を松阪牛とした。
しかし一方で、2002年(平成14年)8月19日の規約改訂により、「松阪牛」の定義から枝肉格付けが削除され、格付けが最低のC-1であっても「松阪牛」と名乗れるようになった。
このため、全ての「松阪牛」が最高肉質等級の牛肉である時代は終わった。現在の松阪牛は、特産松阪牛が全体の6%しかなく、残りの94%を規約改訂前の基準では松阪牛と呼称することが許されなかった牛肉が占めている。
また、素牛は最高品質とされる但馬牛や淡路ビーフ(淡路島で生育した但馬牛)のみであったが、規約改訂後は九州産の但馬牛系の牛(純粋な但馬牛ではない)を素牛として飼育する畜産農家が増えている。
2019年 (令和元年) 5月17日、ミシュランガイド愛知・岐阜・三重2019特別版に松坂牛を扱う店舗が掲載。
---以上
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