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2022年08月13日

ウマ娘 プリティーダービーを攻略し瞳の先にあるゴールを目指す 258周目 ウマ娘のガチャ……やっぱりおかしいだろ……やってんなサイゲ

▼レオ杯ラウンド1初日は、4勝2勝2勝3勝…

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初日は完全にトライアウトなのだが、上々の滑り出し
だね。


特にタイキシャトルは、勝率7割の好記録

ぎりぎりでA+に乗ったウマ娘としては、異例の強さだ


オグリとカレンが40%で、キングは20%……これもよくやっている







▼…しかしS目前まで強化されたヒソカには、流石に勝てないね。

短距離は運ゲーといわれているが実は評価点の差が非常に表れやすいのだが、
私のような逆境プレイを強いられているトレーナーにしか、わからない事実だろう


短距離を運ゲー扱いするのは、ただのへたくそか、他のトレーナーと一律に課金しているトレーナーだけだ





終盤こっちはただ勢い任せに走ることしかできないので、終盤スキルをがんがんに積んだヒソカに迫られたら、まず勝てない

そこには運の入る、余地もない…



決勝では、ガチヒソカと当たらないことを願う









▼今回がメイクラを利用した、最後のチャンミなんだねえ…
つぎの育成で上限解放でしょ

1200以上のステータスで”1”あたりの評価点がさらに加算されるなら、
弱小デッキの私でも、A+の上限まで上げることも可能だろうね

まあオープンでは不必要な数値だろうし、バランスよく仕上げたA+には、勝てないだろうが…




ストーリーや温泉などのイベントは、さすがに復活だろう。

初対面のカワカミプリンセスに王子様扱いされたり、
カレンにお兄ちゃんと呼ばれたり……
…気難しい(?)マルゼンがあっさりトレーナーを認めたり、
…URAやウマ娘ストーリーとの齟齬も酷かったからね。
これじゃモブトレーナーとウマ娘の関係でしょ。

逆にアルダンやファインをあっさり受け入れるトレーナーも、おかしいでしょ。
ウマ娘ストーリーでのものすごい覚悟があって初めて、一緒になったのに


しかも3年間クスリ漬けだし…
メイクラのファインやフラッシュは、大会のあと絶対帰国してる(笑)








▼バンブーメモリー実装。
キャラもウマ娘ストーリーもピンと来なかったんだけど、それでも少し、回したら…



いやあ〜「ウマ娘」のガチャはやっぱりおかしいね…

ありえないでしょ…









だって★3が出すぎだもん…
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単発10連で2枚抜きもさることながら、1発目でいきなり★3ってのもね…




イチローが昔「ホームランなんて狙えばいつでも打てる」と言ったが、私もその領域にとっくに入ってるね。

打率も高い。
もう★3なんて狙えばいつでも引ける。





だが今度は所持している★3が増えすぎて、ダブってしまう。本当悩ましいよ…





ごめん、このままだと未来永劫★3を引き続けるけど、どうする?




サイゲさん、ちょっとガチャ甘すぎない?
★3出すぎだから、もっと低確率のがよくない?







あ〜〜でも、より低確率の「プロセカ」でも単発でよく★4が引けるし、結局同じかな?

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運も頭も引きもいい…
圧倒的ハンデを背負わされても、チャンミ2連覇…



ああ、なんで俺ってこんなに出来ちまうんだろうなあ…


自分の才能が恐ろしいよ









2022年08月10日

朝露の花に冀望を レビュー感想 復讐の兵器

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▼直感的に「面白そう」と思った。
説明もいい。





あなたが最期を決める、サイコホラーADV


◇エンディング◇
 
 ・NORMAL END:3種類
 ・TRUE END:6種類
 
 エンディングの数だけ、あなたの最期がある。










…なんてことが書かれているではないか。
見ての通りNORMALよりTRUEのほうが多い。

一体どういうことか。
確かめたくなった。









▼巨大な門によって隔離されたエルフの村に住む姉弟が、
巨人の町に『おつとめ』に行く物語。なんとなく「進撃の巨人」を連想する

『おつとめ』が何かは不明だが、弟である主人公は小さな村の外に出られることが、嬉しそうだ。

ワクワクしながらむかった巨人の町では、巨人たちが笑顔で迎えてくれる。
巨大な体躯に反して、だれもが優しい









▼だが後半からは、弱きエルフと強大な巨人の戦いになる。
エルフは脆弱なので、ある兵器を使い、巨人を討とうとする。

主人公と姉は、その戦いに巻き込まれていく





正確には、最初から巻き込まれていた…





これについては、エルフの村の「兵器」が何かを、推理しながらプレイすると面白いかもしれない








▼そしてクリアした。

うーっむむむこれは……
なるほどこれが、説明文の正体か





かなりの胸糞だ。
どのエンディングも、まったく救いがない。





だが妙にすっきりもした。
多分だが…巨人にしろ〇〇〇にしろ、主人公の復讐が遂げられたからかな。

たとえどんな事情があれ、悪党、もしくは悪意を働いた奴を討伐するのはカタルシスがあるからな





…でもなんだろうなあ、この虚しさは…




たとえ巨人や〇〇〇を殺し復讐したところで、〇〇〇〇〇は戻ってこないしなあ…





うーむ、むむむ…
こんな虚無になるゲームは久々だな




この作者は「Wahrheit School」にしろ「雨夜の月 〜why we are us〜」にしろ妙に爪痕を残してくるんだが、「朝露の花に冀望を」も、例外ではなかったか








▼システム面などについては……序盤攻略が難しすぎやしないか

どう試行錯誤してもNORMAL END3になってしまい、正直、うんざりしかけていたよ

しかもそんな試行錯誤がすべて的外れで、実際にはそこにいたるまでにフラグを立てていないことがNORMAL END3(実質バッドエンド)の原因だったとか、随分と時間を浪費してしまった

もっとスマートなゲーム設計にできなかったものか


ストーリーがよくできているだけに、ここは残念










評価C-
65点


良質なストーリーと微妙なシステムが混在していますが、良作でしょう…
攻略メモも同梱されていますしね

可愛いドット絵なのにグロいので、
〇〇〇〇〇が断末魔をあげる間もなく殺されるシーンは、そのあまりの突然の殺害に、何が起きたのか一瞬理解できませんでしたね





いっさいの笑いがない、容赦もないストーリー…
難解な謎解き…
グロテスクなドット絵…

…どんでん返しやミステリ
が好きな人には、おすすめです



個人的には、結構好きなゲームでした。






▼ほかには、「恋に落ちてはいけない20分」作者の新作、「私の声が聞こえますか」もクリア。


参考書籍から察するに以前レビューした「繊細という沼」同様「繊細さん」がテーマのようだが、実際は違う。

「設定のための設定」でご都合主義が多いが、セリフがないのにプレイヤーに感情を想起させるスタッフロールは、上手


ED分岐の選択肢は、もうすこし「溜め」たほうがいいんでは。
これじゃ偶然解いてしまうプレイヤーが多いでしょう。





私みたいに。



2022年08月07日

ウマ娘 プリティーダービーを攻略し瞳の先にあるゴールを目指す 257周目 🤮🤮🤮🤮🤮🤮🤮

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ホギャァァァアァアアアアアアアアアアアアアアアアアッッッ!!!!!🤮🤮🤮🤮🤮🤮🤮🤮🤮🤮🤮🤮🤮🤮🤮🤮🤮🤮🤮🤮🤮🤮🤮ヴォエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエ!!!!!!🤮🤮🤮🤮🤮🤮🤮🤮🤮🤮🤮🤮🤮


また完走しちまった!!!🤮🤮🤮🤮🤮🤮🤮🤮🤮🤮🤮🤮🤮🤮🤮🤮🤮🤮










▼…でも今回は、継承運がよかったのでヨシとしよう。
10数人育成し、赤因子継承に失敗したのはせいぜい3人程度だ

短距離では距離よりもバ場のほうが重要なのだが…
距離因子9、芝因子9で育成し、距離因子を継承することのほうが、多かった。
やはり18つもブチコむのは無駄でしかない。9つのほうがよほど継承する。

理想は両Sだが…凝りだすとキリがないので、やはりここで切り上げよう







▼…というか、不必要な継承が多すぎた。
1人あたり2つ3つと短距離因子を継承したが、S以上は意味がない。

むしろここは青因子を継承してくれないと、ただの損失。
そういう意味じゃ、育ち切らなかった

かといって本当に距離因子がいる水ゴルシでは、さっぱり継承しない…

このゲームの粗悪さは相変わらず














▼出来上がったのはこのメンバー。
キング、タキオン、タイキ、ボーノがA+、ほかはA



【逃げ】スズカ、スズカU

【先行】タイキ、ボーノ、アルダン、エアグル、オグリ、カレン

【差し】キング、キングU(差しキングって「ムシキング」に似てるな)」

【デバフ】タキオン、グラス、ルドルフ








今回は距離こそ継承したが、サポカがありえないほど完走しなかった。
なんとこれだけ育成しながら、まともにスキルが揃ったのがエアグルだけ。


ほかは全員、あれがないこれがないだらけ

その意味じゃ、一番完成度が高いのはエアグルだ





キングなんてひどいもので、完走0枚
せっかくステが上がったのに、これでは勝負のしようがない


育成運も最悪で…


回復→失敗→夜更かし

アイテムで治す

次の回復も失敗→夜更かし


…というありえないバステコンボまで食らった









▼今回もメンバーをメタ考察し、最良の組み合わせを模索するが…

短距離はほかの距離に比べ多くのキャラが出走するので、メタが読みにくいね。

さすがに追込や差し中心のチームは少ないだろうが、
予測が外れた場合、瞬殺されて入着もできないだろう


そこは最早…読みではなく博打だなあ…




まあ、あとは開催を待つのみ









▼語感が「あいつこそがテニスの王子様」っぽい「私こそが学園の女王様」が面白い。
主人公が、乙女ゲーにはあまりいないタイプだ(作品自体がそういうコンセプト)。

「ヒカリノチハレ」といい…最近また面白い恋愛SLGが出てきているな。

2022年08月06日

メタの神様 レビュー感想 私は揺さぶられながら必死で祈ろうとした。けれど、意識が途切れ途切れになる

●学2年生の葉山姫(はやま・ひめ)は無職で酒浸りな父親と2人暮らし。

姫は毎晩、マッサージと称した性的行為を強要されていた。


肉体的快楽に溺れ、自分が変わっていくことに恐怖心を抱く姫。



藁にも縋る思いで、所属している宗教団体の神
アマツカガミノ様へ救いを求める。 


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▼「メタの神様」からでも面白いが、本作がシリーズ作品の1度目の集大成であることから、
「ネコ実験室」「ポルノ地獄」「ジャナイホウ地獄」からやっておくといい
と前置きしたいね

「メタの神様」自体が、「ネコ実験室」「ポルノ地獄」「ジャナイホウ地獄」と同じ世界観のお話で、強くリンクしている







▼実の父に凌辱されている●4才の少女を救おうと、青年と少女が手を組む

だがそこには人間やカルトの闇があり…2人は翻弄されながらも、それぞれの目的のため奮闘する

…あらすじはとてもシンプル





▼いやあ…

そんな「メタの神様」だが…




面白かったな…







これはセックス、エロ、サスペンスを題材にしているが、実態は、濃厚な人間ドラマだな。

作者のゲームは親子愛や同性愛(というより同性でのセックス)というテーマが多々出ており、
その裏にはほぼかならず「赦し」「救い」があるのだが、今作も例外ではなかった



…顕著なのは、普通のストーリー作品ではまず100%悪役である、実の娘を凌辱している父親にすら、赦しがあることだな。


犯罪は許されないが、子供にとっては、たったひとりの父親だから。
このあたりの描写は、「ポルノ地獄・完全版」のラストシーンを思い起こさせた





目的は姫を救うことだが、実は誰もが救われるストーリーだった





…誰かが犠牲になりさえすれば









▼構成の巧みさによる美点は、1つのストーリーを終えると、1つのストーリーの裏側が明かされること。

これにより、これまで加害者だと思っていた人物が実は〇〇を守ろうとしていたなど、登場人物を見る目ががらりと変わる

ゲームだけに限らず、1つの真実を知った時なにかが大きく変化する感覚は楽しい




エンディングを見る順番によってその印象は次々と変わり、最終的には、トゥルーエンド、もしくはハッピーエンドに着地する。
テンポのいいスタッフロールのラスト、ぬいぐるみを持つ笑顔の彼女が見れたのはよかった

エピローグから何が正史エンドかはわかるのだが、これだけ悲惨な物語でも、ハッピーエンドは確実に、誰かがハッピーになっている。「メタ」に仕込まれた設定といい、多重構造で奥の深いストーリーだ








▼冒頭書いたように、シリーズ作品レギュラーキャラの救済作品でもある

もうずいぶん前のフリゲである「ネコ実験室」で救われなかった〇〇と、今作では一緒に〇〇〇に行く事ができてうれしい


私としては数年越しの、謎の感動を味わった(当時の感想にも、〇〇と〇〇〇に行けなかったことが心残りだと書いた覚えがある)



ほかにも立ち絵がなくとも旧作キャラが登場し、細かな伏線を拾っている。
伏線回収を味わうためにも、やはり前3作品のプレイを推奨したい。













評価B+
75点



ティラノビルダー制ですが、演出も凝ってて面白かったです。
エロシーンも軽くスチル2桁なので、エロフリゲとしても充実しているんじゃないでしょうか

夏休みに、ぜひ「ネコ実験室」「ポルノ地獄」「ジャナイホウ地獄」からやってみてください




2022年08月04日

【体験版】狂獣島 ―KYOJUTO― レビュー感想 3度目の恐怖と

▼「斧鬼〜魍魎の棲む家〜」「怨溺 ―ONDEKI―」シリーズ、待望の新作!!





その名も「狂獣島 ―KYOJUTO―」!!(主人公が巨乳だから、これじゃ「巨乳島 ―KYONYUTO―」だな)

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▼いやー今回も面白い。



序盤から急転直下する絶望感タップリのストーリー、
音を使った臨場感ある演出、
そこを歩く恐怖という原始的なホラーゲームの怖さ、
ステルスアクションの緊張感…


すべてが高水準で圧倒的だ





特に今回はボイスを使った演出が多用されているため、リアリティが増したね。
ガヤは本当に雑踏の中にいる雰囲気が出ているし、拘りを感じた






▼中でもこのゲーム……おそらくフリーゲーム史上でも前例のない体験版でのエンディング予告を行っているんだよね。

以前このシリーズをまるで商業ゲームのようだと書いたが、まさかこんなところまで商業ゲームさながらのプロモーションを打ってくるとは想定外だったよ、こいつぁ恐れ入ったね

まあいずれネタバレが出回るだろうけど、初見ではさぞやびっくりするだろうから、ここには書かない



「フリゲでこんなの、あるぅ!?」ってなっちゃったよ。ユーザーを乗せるのがうまいね





▼いまから完全版の配信が非常に楽しみだ。
体験版なのでスコアレビューは計算していないが、A+ 80点くらいかな。
今回もとんでもない良作だよ


体験版とはいえガッツリ序盤がプレイでき、しかも"懐かしのあいつ"が復活するシリーズファンは最高に気になる幕引きなので、おすすめだね








▼個人的には……やっぱ気になるのはストーリーだね。今回もまた、超展開があるんだろうか。

「怨溺 ―ONDEKI―」では主人公が初対面の少女を守るために都市を1つ犠牲にするという物議をかもしたエンディングだった。


これには、随分と否定的な評価が多いようだ。





「ストーリーに製作者陣営の我儘が出すぎ」

「プレイヤーという人種は、「特に深い説明もなく主人公が悪に走ることに納得できない」性格を強く持っている」

「怨溺はストーリーが邪道すぎる」

「主人公が初対面の女の子をあそこまで助ける理由が腑に落ちません」

「初対面の女性に対し、自分の命をかけ、過去の犠牲者達の悲しみを否定してまで助けようという気持ちになるのは少し不自然」

「幼馴染や恋人、兄妹でもないのに主人公が初対面の女の子をあそこまで助ける理由がちょっとわからなかった」





などの不評がある。
2つめだけは同意するが、ほかはピンとこない。
そもそも悪に走ってない








▼私はこの件について以前「鼓草」レビュー感想で、作者が設定しているかどうかは不明だが、思い当たる答えがあると触れている。

いい機会なので、この「怨溺」の主人公と結末がやばいぞ問題について触れる






▼このような結末になった、主人公がああいった行動を選んだ理由は2つあるとみている。
1つはメタ的な、製作上の狙い。もう1つは、ストーリー上の都合

今回は前者について書きたい











▼核心に触れると、主人公があのような常軌を逸した行動を取ったのは……








「ホラーだから」「怖いから」だと思っている







人というのは、意味不明なものが一番怖い。正体不明の存在が、一番気味が悪い。
「幽霊の正体見たり枯れ尾花」という言葉があるが、逆をいえば枯れ尾花でさえ、正体がわからなければ(怖い)幽霊なのだ



そして主人公は理性的にもかかわらず、とんでもない行動に出た





その不可解さ、意味不明さが「怖い」のだ







実際私はこれらの不評が出る前から、主人公が不気味で怖い存在だと書き記している。
人間性があるにもかかわらず冷徹で無感情な得体の知れなさが、とても怖かったわけだ



結果として、私の中で「怨溺」はとても怖くて面白いゲームとなった。

大きなインパクトを残したので、ゲームシナリオとして成功だっただろう。
実際、どんな名作ゲームでも時間が経てばストーリーを忘れてしまうが、「怨溺」は強烈なEDがいまでも語り草なのだし




これを考察…といえるかはわからないが、あのEDに物申す人たちも、ただ主人公が"おかしなことをした"…ではなく、"なぜおかしなことをしたか?"……

そういったバックボーンを想像すると、また評価が変わってくるのではないか








【1年前の良作ピックアップ】



1年前のその月にレビューした良作フリーゲームから、更に良作を選りすぐるコーナー


今回思い出す「鼓草」「TOWER of HANOI」「愛の監禁ごはんはXXXチャーハン」「かいきみなづき 半」「暖白のイルジオネ」「かわいいは壊せる」「マッチングアプリで出会い厨してみた」「誰かさんが消えた。」「じごくのインターネッツ」「色は黒に包まれて」に続く1年前の8月に配信された良作は……














私たちが人類の子孫でありますように

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主を失ったメイドロボットは、300年間宇宙船の中を彷徨っていた。

”感情プログラム”は”孤独”という”感情”に苛まれるようになり、自らの『自死』について考え始める…










誰もいない宇宙で、誰もいない宇宙船に閉じ込められた、ロボット2人…
命無き者たちの、命のドラマ…




ラストシーンは少しあっさりだが、ストーリーの先が気になるという観点では、一級品。
「私たちが人類の子孫でありますように」というタイトルの時点でビビっとキタが、あまりDLされなかったので、名実ともに、隠れた良作でしょう


主人公の美少女メイドロボを作ったロリコン博士が誰がどう見てもパヤオで、笑えます

2022年07月31日

ウマ娘 プリティーダービーを攻略し瞳の先にあるゴールを目指す 256周目 ツルマルスマシ、逝く…… 

▼どうして…サイゲちゃんどうして…!




私は本気で楽しみにしてた…


今日!レオ杯の育成が本気で終わることを!!




ずっと完成しなかったから……

楽しみに……








なのに!!なんだよあの端折りは!!





走る(サポカ完走)気持ちがないんだったら、レース(サポカイベント)になんて出てくるな!

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…サイゲちゃん、アンタやっぱりおかしいよ…

せっかくタイキシャトルが芝S距離Sになったのに、まさかの加速スキル0で終わるって…

どっちもジュニア級で2つ目まで進んだのに、そのあと出てこないって…


良バ場の鬼なし、一陣の風なし…
金どころか白すらないって…

さすがにこんな酷いのは初めてだよ…




短距離は加速ガチャと呼ばれるほど加速が大事だから、これじゃ絶対に勝てねえよ…

金スキルがなかったら、ナリタトップロードを入れた意味もないでしょ…
トレーニング中心でやってるから、キタサンを入れたほうが、まだマシだったよ…




サイゲお前……



やってるんだろ?











▼だが距離ガチャは妙に好調で、自前の短距離9にレンタルの芝9で育成し、短距離の継承に連続成功。
エアグルは無意味だというのに、2度も継承した。

やはり赤因子の数は9以上なら、もはや確率の上昇は誤差範囲に思える
18因子ブチコんだところで、継承しないことがあまりにも多い



ひとまずスズカ、エアグル、カレン……加速スキル0だが、タイキも出来た。
あとはボーノを作って、終わりかねえ…


…化けそうなのは、水ゴルシだな。
こいつは本当に強い。
継承で短距離Cまで上げられるので、Aも可能性がある

ウマいこと固有を発動させれば、不利な追込でもブチ抜きが期待できる



というか水ゴル固有、強すぎじゃないか。
継承しても金スキルを1つ使えるので、独占力6発なんてめちゃくちゃなことも可能だ。
本物のぶっ壊れっぽい



(※1度発動した金スキルは除外されるとの情報もあるが……普通に出るような……)











▼気づけばプレイタイム1000時間突破。


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攻略日記1で「1000時間コース」と書いたが、1.5周年を控え、無事達成できた。
これで名実ともに人生のゲームライフで「ウマ娘」が一番長く遊んだゲームになったね。それも圧倒的だ

ひょっとしたら子供のころ友達と狂ったように遊んたゲームのほうが長いかもしれないが(当時は平気で朝から晩までやってたしね。時計を見て「もう〇時か」と時間経過の速さにびっくりしたのを、まだ覚えてる)、ソロプレイでは1着だね。「友達と遊んだゲーム」はそもそも別ジャンルだし



だがゲームバランスは相変わらず改善の見通しがないし、引退こそしないが、1.5周年を過ぎたら、もうほとんどプレイしないだろうねえ…

育成システムが多少アレンジされたところで結局いつも同じことを繰り返すだけで、距離因子継承に失敗したらもう終わりなので、あまりにも実りがないゲームだ

実際、トレーナーレベルを90まで上げ838周したが、この300周で見ても、チャンミに出せるウマ娘は(つまりある程度完成したウマ娘は)せいぜい1〜2割程度だろう…


大半の時間が浪費に終わる、めちゃくちゃなゲームだよ


いまは出演声優がテレビに出たり盛り上がってる雰囲気があるが、彼女たちも「ウマ娘」という作品もどんどん歳を取るし、いずれ限界がくる。
さらに新しく若いゲームがこれから幾らでも出てくるので、このままでは徐々に廃れるだろう…


過去の例を見ても、1つのコンテンツが終わる時というのは、新しいコンテンツに取って代わられる時でしょ




やはりメディアミックスのキャラクターコンテンツとはいえ収益の中心が"ゲーム"なんだから、"ゲームバランス"が一番大事なんだよ…

サイゲはそれを、まるでわかっていない…




2022年07月30日

明るく元気な兄が突然死んだ レビュー感想 「ガッシ!ボカッ!」アタシは死んだ。スイーツ(笑)

2019年10月5日


明るく元気な兄が突然死んだ










▼明るく元気な兄が突然死んだ。

そんな兄の死を幼年期から追憶するゲーム…






まず開けてびっくりなのが、本作がアクションゲームだってことだな。

こういう方向性のゲームって、だいたいは探索ADVじゃん。なのにいきなりのコマンド入力(笑)

…いい意味での驚きだったね





▼幼年期から親に虐待されている主人公の人生を、アクションゲームで再現するのは珍しいのでは?

作者の説明にも(コマンド入力・だるまさんが転んだ・目押し・避けゲー・逃げゲー要素を含みます)とあるんだけど、含むというか、まさかそのものだとは(笑)


アクションの難易度はそこそこ高いので苦戦する人もいるかもしれないが、直前からやり直せるので安心だ









▼主人公(兄)の幼年期から青年期までが描かれる。

ストーリーの核心は90年代から現代へと迫る中で判明する兄の死因なのだが、親の虐待や不登校というテーマからは、ややズレた、または意外性のある方向に転がっていく

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条件を満たすと到達できる生存END(トゥルーエンド)も、ぜひ見てほしい。

これまでの人生で虐待されてきた兄が使ってきたコマンド入力・だるまさんが転んだ・目押し・避けゲー・逃げゲー要素という生き残る術がラストミッションで使われたのは、なかなか面白い演出だ

親はクソ野郎だが、虐待されてきたがゆえに生き残れたと思うと、不思議な気持ちがあるね。









評価C+
60点

面白かったです。
やっぱりゲームは、このくらいの難易度が丁度いいですね。


イラストやドット絵も綺麗だし、少し変わったストーリー型アクションがやりたい人には、特におすすめです

同じく虐待されて育った妹が、おしゃれとは無縁な女性に成長したのも、妙にリアルだった







ウディコン作品は、『ブラックレイン』『雲間からレグルス』『Megalopolis』を攻略中……全部RPGだが…なかなか面白い。


真っ先にADVとホラーからDLしたが、今回のウディコンはRPGが強そうだ。
プレイタイムを食われそうだが、徐々に崩したい。


2022年07月29日

ウマ娘 プリティーダービーを攻略し瞳の先にあるゴールを目指す 255周目  え、まって……マクゴルは尊い……

▼イベスト完走…

面白かったな…
うん面白かった…


なんか初期の「ウマ娘」のノリが急に戻ってきて、一気に読んでしまった。ダレることもなく。




単純にキャラの掘り下げにマルゼンスキーとサクラチヨノオーの師弟対決(?)、メジロマックイーンとゴールドシップの姉妹対決(!?)が盛り上がる展開だったな




特にマルチヨは…レースではないにせよ、チヨがマルゼンを超えるまさかの展開…

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マルゼン、ここでも全盛期を過ぎてるんと違うか。

新入生のころから(転入生じゃなかったの?)、声は若いものの見た目が老けてるし、一体何歳なんだろう…(私の予想は28歳)







マックVSゴルシは割とドリームマッチだな。正面からぶつかることのない2人だし…


最後はマックが珍しく激怒し、本気で対決。
そして勝利を飾る…


一切茶化すことのないきれいな終わり方もよかったわ。
ゴルシが彼氏役だけど、アルダンとアルトレを思い出すラブシーン(!?)だね
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タキオンでさえダスカにだけは優しいように、元ネタになった馬が産駒だとその関係性がほぼ再現されるが、マックとゴルシは、年齢も立場も逆なんだよねえ…


ところが今回の話で孫ゴルシがお祖父ちゃんマックに実はべたべたに甘えてるとわかって、ゴルシの可愛さが増したわ






主役に見えて存在感が微妙だったナカヤマは、思ったよりずっと凡人というか、普通の人だった。
もっと浮世離れした性格や強さと思っていたが、ゴルシに負けてあっさりと「完敗だ」と認めるし、
もしかしてまた、実力がないからほかの何か(この場合博打)に頼ってるパターンか?










▼水着はまさかのマックイーンとゴルシ


アルダンなら死んでいた…

誰もが意外だっただろう。
どっちの声優もぱかライブTVに出ていないし、マックイーンはまさかの3回目だ。


スペシャルウィークからの流れだろうが、彼女は3回目が配布だった(ということは、次はテイオーかスズカ?)。


全部が★3のマックはやはりこのゲームのメインヒロインだな。
メインストーリーのヒロインなんだから、当たり前だけど。









▼意外ではあったが、喜ぶべき誤算だ。

俺としても水着になった正妻とは、なんとしてもともに走らなければならない。

そんな使命感で、本当に久々にガチャ10連を回した(無料10連を除くと、1年ぶりくらい)






すると…






出たぁあああああああああああああっ!!!!

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ってお前じゃねーよ!!

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ウワアアアアアアアアアアアアアアアアアン!!
。゚(゚´Д`゚)゚。

サイゲさん…サイゲさんこれは一体どういうことですか…
。゚(゚´Д`゚)゚。





水着に着替えた自分の妻すら抱けないなんて…
今はもうそういう時代なんですか!?

サイゲさんはそういう企業なんですか!?!?
。゚(゚´Д`゚)゚。





ひどいじゃないですかああああああああ!!
。゚(゚´Д`゚)゚。



ゴルシって…



彼女はあくまでマスコットじゃないですか…
。゚(゚´Д`゚)゚。








俺の一心同体は…
嫁はあくまでマックイーンだけなんですよぉおお!!



. ゚(゚`ω´ ゚)゚ 。俺が苦楽を共にした嫁はこっち!!こっち!!!

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サイゲさんひどすぎるじゃないですか、なんでこんな仕打ちをするんですかぁっぁああ!!
. ゚(゚`ω´ ゚)゚ 。






しかも引くのに25連も使っちゃいましたよぉおおおお!!
。゚(゚´Д`゚)゚。

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……サイゲさん、私はあなたを許しません







………



















………



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……


………






もう許した















▼新SSRは、読み通りマルゼンだった。
早速レンタルしたが、なかなか強い。

特に金スキルトップランナーは逃げに必須じゃないか。
レオ杯ではトップランナーを持った逃げだらけになるだろう。
発動率も、ノンストより高い。




サポカイベントでは、マルゼンが多用する、死語の裏側が垣間見えたな。
周りの流行ではなく自分だけのときめくトレンディを求めるという、このゲームがなぜかしつこいくらい描写するテーマ。

つまりマルゼンは自分の言葉が古いことを実は自覚していたことになる…これまでのは、ちょっと演技も入ってたのかしらん…。でも認められず、拗ねていたと…。

そう思うとやっぱいい歳してかわいいオバサンだわ。そもそも死語自体が、母親の影響だし

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相変わらず有能な女だったが、サポカイベントって俺の愛バじゃなく他人だから、殆どのウマ娘が他人行儀で親密さが無いんだよねえ…このシーンだって、主人公とは会話すら交わさないし。だから特に引こうとは思わないね




イラストで着てるでかい彼シャツは、(尻尾穴は開いてるが)トレーナー君のか。
マルゼンは主人公を女性にすると「トレーナーちゃん」呼びになるが、恋愛っぽいストーリーだし、やっぱり男を前提に作られてるわな、このゲーム









▼新キャラはデアリングタクトだが、やはりプレイアブルではないようだ。

新キャラを発表するのはいいんだが、一体いつになったら実装されるのか…
ストックだけが溜まっていくあいだに、ユーザーが離れそうだが…










▼レオ杯育成はやはりだめ。
どう頑張ってもスズカのパワーがAまでしか伸びない。



評価A+の上限だとスピパワ1200がデフォだろうから、さすがの私でも、これでは勝ちようがない…



短距離は最も運ゲーだとよくいわれるが、それは相手との評価点が近いか、
ある程度スキルが揃うSランク以上の話
なんだよね

いくらなんでもAランクの真ん中にすら満たないウマ娘で、A+上限には勝てない。

こっちがなんのスキルも使えない序盤中盤で、相手はガンガンに加速スキルを発動するんだもん…
しかもそれを、短い距離に詰めてるでしょ。そら勝てんよ、ハンデなんてもんじゃない




つまり短距離は実は重課金と無微の差が激しい…

…そんなアンフェアなレースをオープンでやるなよ、サイゲ…
(´・ω・`)








うーん…
勝ち筋を模索するならやはり、レオ杯と相性が悪くともパワー成長率20のウマ娘を、なんとか育成するしかないかあ…



ボーノやエアグルなど、かなり限られるけどねえ…



2022年07月27日

ウマ娘 プリティーダービーを攻略し瞳の先にあるゴールを目指す 254周目 ――レオ杯地獄の育成が、始まる。

▼プリンセスのウマ娘ストーリー、見終わった…

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主人公とヒロインがケンカを売られるパターンはクリークと同じだが、そこから大敗し、馬鹿にされたまま終わるのがかなりの曇らせ……だがそこからプリンセスの勝利と成長につなげるのが秀逸だ。カタルシスすごいわ



プリンセスが相手の癖を分析した上で勝利したので(いまやってる「シングレ」のアルダンみたいに)こいつにそんな知能あったのかと驚いたが、やはりそこは、トレーナーの入れ知恵。王子様はガチで有能








▼ノーマルエンドも見たけど、これがノーマル!?というくらい、主人公とヒロインの関係性を進めた良質エンディング

トレーナーさんからやり始めたプリファイの真似事をプリンセスが遮り、自分の言葉を相手に紡ぐというのが、素敵すぎる。「最高のお姫様だよ」という直球の言葉


(アルダンも似たようなこと言ってたな)
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プリファイの「伝説のトレーナー」ではなく、「自分の王子様が伝説のトレーナー」を意識したのが最高










▼久しぶりにカワカミプリンセスのシナリオをやったけど、シナリオ評価の高い「ウマ娘」でも、随一の完成度だね。
しかも短縮モードではプリンセスの視点になるという、こだわりっぷり(他だと、オペラオーくらいか。持ってないけど、デジタルもそうだとか)。






特に夏合宿2年目と3年目の比較が素晴らしい



2年目はただの暴れん坊だったプリンセスだが…
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3年目は成長した彼女と、しっとりとダンスをして終了。

特にトレーナーの「――夏が、終わる。」で締めるのが最高。

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たった一言で主人公とヒロインの関係性が進んだことを表現した、名文だわ。




恋愛ものは「好き」という言葉を使わずにいかに好きと伝わるか表現することが大事、なんてことをよくいわれる。

歌詞もそうだ。
マツコデラックスも「『ありがとう、君がいてくれて、本当によかったよ』のどこに心の機微があるの?”ありがとう”という気持ちを自分なりの言葉で表現するのが作詞じゃないの」と言っていた。

私も以前、「レビューは”面白い”などの言葉を使わず、いかに読者に”面白そう”と思わせるかが大事」と書いたが、すべて通ずるものがあるね。



その点カワカミプリンセスのシナリオはそういった機微がよく表現されてて、なんともロマンチックだ。
語彙力ではなく表現力を使ってるのも評価点が高い。

しかも、当初のカワカミプリンセスのキャラからは想像できないお話だろう。
イメージが固まっていれば固まっているほど、インパクトが強い





担当にならないルートでは王子様と出会えず暴君のままだが、やはり主人公であるトレーナーは1人で、同一人物の別の世界線なんだろうな

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まあカワカミプリンセスを2枚とも単発で引いた俺こそが、王子様だね












▼レオ杯発表。まさかの短距離。


私は1年目から散々「短距離が来たら匙を投げる」と言ってきたが(といいつつ優勝したが)、今回はもう本当に匙を投げる。
育成もすぐ切り上げるし、なんだったらアオハルの使いまわしでもいいくらいだ

私にとって今のオープンは「不利をいかにして覆しヒソカを狩るか」というゲームだから、
運の要素が大きく絡む短距離には魅力を感じない


どうせ勝てても、運がよかっただけと判断されるだろうし、
ヒソカも運が悪かった所為で負けたなんて思うだろう(常に思っていそうだが)。

それはつまらない。


なので今回はスルー。









▼今夜はぱかライブTVが配信。
マルゼンスキーの人が出るので、新サポートカードはマルゼンSSRだろう。
サポカは水着のイラストだろうから、まさかの2年連続水マルもありえる。


1年半が経ち、ようやくマルゼンSSRが実装されるのか。感慨深い


先日「あなたの「ウマ娘」最古のスクショは?」なんてハッシュタグが出回っていたが、私の最初期スクショはマルゼンだらけだ

初日の育成でも距離Sを継承しているし、ほんと初日から運ゲー運ゲー運ゲーだよ

実際この日記の分だけでカワカミプリンセスを2回育成したが、距離と脚質が両方Sになったし、もうめちゃくちゃ。なのに◎で18個ブチコんでも、まるで継承しない……もうぐちゃぐちゃ



まあ「目指せ!最強チーム」も無事Sランクに到達できたし(ダートに適性が無い奴を出してるチームは、狩れる)、しばらく「ウマ娘」はお休みしたいね…









▼第14回ウディコンが投票開始したね。

早速20本ほどDLし5本をクリアしたが、去年の一発目である『色は黒に包まれて』があまりにも強烈すぎたため、いまひとつ反応が鈍い。

恒例のグランプリ予想もしたいのだが……いまのところ、これがグランプリだ!1位だ!…というほどの良作はない。


面白いことは面白いが、強烈な個性や毒気を含む作品が、見当たらない。

おすすめは、ホラーギャグなら『民家で一晩過ごすだけの高時給バイト』、シナリオなら『1/∞の奇跡』、システムなら『家路〜いへぢ〜』だろうか





ティラノゲームフェス2022のグランプリ、各部門の受賞予想記事は始まり次第アップする予定


改めておすすめ作品もまとめるので、今回も、読者の期待に応えられる予想記事になるだろう。


コメントにもたびたびあるが、このブログはノベコレレビューやノベルゲームレビューブログ、ノベルゲームレビューnoteを当てにしていない人たちが見に来ているようだ。

あれらは確かに、本当に酷い状態になっている。


好意的に解釈すれば新しい文化の定着だが、もう、取り返しがつかない段階まで来てしまったのではないか(少なくとも、"昔のよう"には戻れない)。



なので私は、これからもその真逆を行こう。

「昔ながらのフリゲコンテストのテイスト」を大事に、そんな読者の期待に応えたい。
ノベルゲームのレビュー感想を探し求める人たちの、受け皿として。






「フェス」なので盛り上がることが大事とはいえ、開催期間中に投稿されたレビューはウディコン同様、発表まで非公開あるいは任意公開にするのが、本当はいいんだろう。
公平性が保たれるし、変に扇動的にもならない。

その点ウディコンは長いことやっているだけあって、合理的で、システムが洗練されてるね。

2022年07月22日

明日、初めて彼女とハート レビュー感想 うるせー!お金持ちになったらその顔になるからいいんだよっ!

■ゲーム紹介文

SNSで出会った可愛くて優しい彼女。

そんな彼女とついにデートできることになり、僕は胸を膨らませていた。

しかし、待ち合わせ場所に現れたのは・・・・・・?


4つのシチュエーションでクスッと笑えてちょっぴりリアルなデートを体験しよう♪



■ゲームの特徴

ハート独自システムで”あなただけ”の彼女とデートハート

ハートカジュアルなボリュームなのでサクッと遊べますハート

ハート周回プレイで同じ彼女と何度でも”初”デートハート

ハートもちろんマルチエンディングハート













▼5年数か月続けたブログの歴史で、初めて?


…という、開発中から紹介してきたゲームのレビューだね






そんな「明日、初めて彼女とハート」だが、率直にいうとネットに巣食う女や、デアイ系の闇を描いたゲーム
メジャーなフリゲでは、「マッチングアプリで出会い厨してみた」「おじさんと遊ぼう」に通ずる


だがジャンルはノベルではなく、ADV(…と記載されているが、SLGに近いだろう)









▼主人公は彼女を欲している青年。
ネットで知り合った女性と、初めて会うことになった。

写真の彼女はとてもかわいい。
期待値は最高潮だ




ところがいざやってきたのは、写真とは似ても似つかない女で…








というお約束なんだけど、ほかのゲームと違う「明日、初めて彼女とハート」最大の特徴は、ヒロインである彼女のルックスを、プレイヤーが作り変えるシステムだね


ポイントを消費することで、目、鼻、口などを変更し、自分好みに(?)カスタマイズ可能だ




そうつまり…とんでもないブスを、ビジュアルイメージ通りの美少女ヒロインに、徐々に近づけることができるってわけ





最終シナリオでは、そんな"理想"通りに作り変えたヒロインがやってくる。

そして彼女の本性が曝け出される……

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▼ネタバレは伏せるが、TRUE ENDと隠しEND(?)まで攻略して感じたのは、「やっぱ女って怖ぇなあ、男ってバカだなあ」という、あまりにも単純な真理だった



だってこのゲーム、絶対ハッピーエンドじゃないもんなあ。
主人公はほぼすべてのエンディングで破滅しているし、ヒロインも善人ではない(ここまで汚いとある意味人間的で、逆に清々しい)

主人公を裏切った親友2人も更生していないし、何も解決していない


…でもま、知らないほうがいいことも、世の中にはあるからね
これもまた、1つのハッピーエンドなのかもしれない






▼フリゲとしてのクオリティは総じて高い。

多くの部分が自作だし、ヒロインの見た目を作り替えるシステムはオリジナリティが高く、福笑いのようで面白かった。














評価C+
65点

かなりの期待を寄せていましたが、満足しました。
安易な純愛ものじゃなくてよかった


女の闇、ネットの危うさを題材にしたゲームが好きな人には、ぜひおすすめしたい
一風変わった恋愛SLGがやりたい人にも、特におすすめ


ゲーム攻略には直接関係ありませんが、自分好みのブスを作るという、これまた珍妙な遊びも可能です
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【1年前の良作ピックアップ】





1年前のその月にレビューした良作フリーゲームから、更に良作を選りすぐるコーナー


今回思い出す「鼓草」「TOWER of HANOI」「愛の監禁ごはんはXXXチャーハン」「かいきみなづき 半」「暖白のイルジオネ」「かわいいは壊せる」「マッチングアプリで出会い厨してみた」「誰かさんが消えた。」「じごくのインターネッツ」に続く1年前の7月にレビューした良作は……











色は黒に包まれて
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傑作中の傑作でしょう。

クリア後ここまで晴れやかな気分になれるフリゲ、初めてというレベルの感動










今からでも遅くねえ…










絶対やれ!!




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