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2023年04月25日

血怨 -完全版-の完全攻略を目指す 二景 引き続きエンディング回収と、旧バージョンから張られている伏線の考察…

▼順序的に、埋めるべきは結末03だな。


「結末04 信じてはいけない」の位置からして、変則的でもない限り簡単に割り出せるでしょ。
ロッカーに隠れた時すぐ出てしまうか、ドアをすぐ開けるかが結末03だろう。


…そう目星をつけたがやはり正解。
最初の来客時、ドアを開けると結末03だった。


ゲームとしては簡単すぎるトラップなのだが、私のように用心深いと1周目はスルーするんじゃないか。









▼数日ぶりに生きている絵美理と再会したが、彼女はトイレで殺されたっぽいのがなんとも悲しい末路だ。
重要人物である両親や親友が早々に殺されるのは、今見ても序盤の掴みが相当に良い。



絵美理は久しぶりに主人公との友情を感じる親友キャラだったね。
特にそう思うのは……(以下は解釈違いがあるかも)


こんな姿にされても尚、朽ち果てる前に「黒ずんだ紙切れ」をくれたことだね。


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どうも「たすけて、亜子…あぁ…亜子…?…こ、これを……あ、亜子……」と死の間際に(もう死んでるけど)言ってたようだ…

絵美理が親友を想って書きなぐってくれた(あるいは渡してくれた)紙には謎解き用の奇妙な怪文書が書かれていたが、「もっと簡潔に答えを書けよ!!!」「そもそもこんなもの書いてる暇あるのか???」とかツッコミを入れてはいけない

「BIOHAZARD」を筆頭に、ホラーゲームとはそういうものだ





▼一章の時点で真相への伏線が張られているのも面白いな。

特に崇彦の日記…


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「お母さん」って何だよ?
崇彦は妻を「母さん」「亜津紗」と呼ぶだろ。亜子目線で「お母さん」と呼ぶのも不自然だし。

「外見はともかく」
ってどういうことだ?
親子なら外見こそ似るものだろ?

「建前」ってなんだ?

…と引っかかるポイントがあったが(日付も何かありそう)、まさかあんな真相だとはねえ。



どちらとも解釈できるが……
崇彦は「夕子に似てきた」ことをうっかり言ってしまったんじゃないか(「亜津紗と同じ」は過去編でのふたりのやり取り)

このテキストは5年前の開発中止版にも存在するので、この時点で作者の頭には完結までの設定やプロットがあったのかもな

…だとしたら…
すごい構成力と完成までの執念だ

そりゃ5年を費やしてでも、なんとか完成させたいわな…






▼チェックついでに旧「血怨」を少しやり直したが、完全版との違いが意外とある。
諸事情で変更されたセーブポイントやクレジットはともかく、完全版だと絵美理が後ろをぴたりとついてくるのが可愛いわ。

ふたりの友情をより感じる変更だが……たぶんそれとは無関係(笑)。


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未確認だが、二章の沙耶も変わってるかも








▼残るエンディングはあと僅かかあ。
名残惜しいが完走しよう。

四景くらいで終わるかな。
八景まではいかないだろう。






2023年04月22日

血怨 -完全版-の完全攻略を目指す 一景 まずはエンディングコンプすべきだが…やはり癖が強い名作ゲーム

先日ゲームクリアした「血怨 -完全版-」のクリア後攻略日記。
攻略といっても例によって他人をクリアに導く狙いはあまりなく、私が攻略したよという日記で、所感メイン。

レビュー感想はそのゲームをプレイしていない(または知らない)読者に向けて書いているが攻略日記はプレイ済みを想定しているため、ネタバレ注意。








▼引き続き「血怨」のエンディングコンプを目指しているが……「死角」が見れない。


そんな時、リアタイ検索していたら作者のツイートが目に入ってしまった。
地力攻略したいが……それでも読んでみたところ……



んんん?この条件は既に達成しているが……どういうこと?

他に何かあるんだろうか?
これでも「死角」は見れねぇ……
…おかげでまたエンディングを見てしまった。



このエンディングは何度見ても感動できるんだけどね。

だがラストシーンの亜子の台詞、「こんなにも、綺麗な景色が見渡す限りにあるんだもの――」は凄い既視感がある。何かのオマージュだろうか。
「グランディア」「かたわ少女」でも似たような台詞あったし、シーンが美しいながらも、台詞自体は特に珍しくないかもしれないが。




…そうこうしているうち、気づいた。

クリアデータをロードすりゃいいんだわ。








▼時は流れ2023年。

唐突に今風のコロナギャルが登場(涙袋とインナーカラーがリアル)。

画面もガラケーではなくスマホだし
いきなりの世界観の違いに驚くが、オープニングの唐橋リバイバルに感動を覚える。

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亜子もガラケーに夥しいストラップをジャラジャラつけたり
派手なファッションで2000年代の今風女子だったが、内面は古風な女性だったからね(好きになった異性には相当積極的だが)。
絵美理も元がおとなしい少女だから、性格は派手ではなかった。

でもこの2人は本当にギャルギャルしくて面白い(笑)。








▼このエンディングは、……何より成長した亜子が幸せそうでよかった。


ストーリーによってメニュー画面の亜子の表情が変わるが、中盤はずっと死んだような顔をしていたからね。


余りの悲劇の連続だ…

亜子を笑顔にすることは無理でも、
せめて暗い表情、感情だけは取り除いてあげたい……

プレイ中は、ずっとそう思ってたな


akoko (1).jpg








巫女装束の所為かますます夕子に似てきた亜子だが、達也と結婚し、子供もいるようだ(年齢は違うだろうがバッドエンドに登場した幼い少女だろうか)


他のキャラの未来も気になるね。
夜向と加奈子も結婚してそう







▼…亜子はお墓を「大切な人が眠っている」と言ったが…見たところ墓石は9基。
マッマ、パッパ、絵美理は確定として、あと6人は誰が眠っているのか?

少し考えてみた




何度数えても、唐橋の入る墓は無かった









▼そのツイートに「あそこで他の家屋と同様に「ここはもう大丈夫」と言われながら数回試行できるセンスは持っていなかった。あの押し問答はプレイヤーとして何を試されていたのか?亜津紗救済の観点自体は持っていたので結構悔しい」という返信があったけど、私はそのセンスを持ち合わせていたのか、作者の意図というかクリエイターとしての性格が解ったな。

「不浄なる者の家」の壺を数回調べると怨霊が出てきたりね…このゲームはそういう仕掛けが多いしね…

オブジェクトは気になったら5回以上は調べることにしてる(何かないかな?とラスダン脱出で何度も戻ろうとしたが、何もないんだろうか)







▼ツイートによれば、「デメント」のFugitiveエンドのように事件発生そのものを防ぐエンディングは、やはりあるのね。
これについては予想通り。

「血怨」の謎解きは一般的なパズルよりも作者のロジックや感覚が強く反映されているように思うが、どうもそれは私に近い、…もしくは私にとって非常につかみやすい感覚だった。
「作者の考えを読む」メタ推理というより「私ならこう考える」で解いたこともあった。

…たとえば終盤のとある謎解きに数時間も右往左往した配信者を発見したが……、私は30秒くらいで、直感と記憶で解いたからね(どちらかのアプローチで解けるので、高難易度に見えて実は親切)。
返信にある数回試行や終盤のパスワードは、ロジカルシンキングではなくラテラルシンキングに近かったかもね。


前述のエンディングのように予想通りの仕掛けがあったり、感覚の近い謎を解いたり……

これらはフリゲでは初めての体験かもしれないな…。


終盤の謎解きほどスラスラ解けたのは、作者のクリエイターとしての性格(性質)をつかんでいた所為…でもある。
巨大チームで作る商業ゲームでは味わえない、個人製作、または小規模チームのフリーゲームならではの楽しみ方だ。

もうずいぶん長いこと多くのフリゲをプレイしてきたが、新しい体験がまだあると知れたので、やはり「血怨」をやってよかった。







▼ところでこの攻略日記……
普通にPART1とか其ノ壱では芸が無いのでゲームをリスペクトし「祟り」で数えたかったが、「祟り」の単位はなんだろうか。一祟り、二祟り?

そもそも祟りとはそんな軽々しく数えるものではないし(罰当たり)神仏が関わっている以上何かしら不謹慎だと取り止めたが、それだけが気になってしまった…

神は「一柱」だが、なんだぁ「祟り」の単位は…?
禍?災?

私の教養では判断がつかない








2023年04月21日

屍転遊戯 レビュー感想 ヤンデレキョンシー

▼まずグラフィックが実にユニーク。


香港を舞台としたゲームだが、グラフィックまでsteamにあるようなアジア製ゲームっぽい。
見た目だけなら、日本製とは思われないレベルの再現度だ(制作コンセプトが、海外ゲームの再現なら)。

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マップ画面も高精細で、世界観が完全に確立されている。
久しぶりにプレイヤーを引き込むグラフィックだわ。


…しかしそのデメリットとして、探索ゲームにも関わらず探索がやりづらい様に思った。
…思ったというか、実際にやりづらかった。


「絶対怪しかぁ!!」
というポイントを調べる…またはマウスクリックしても、反応しないんだよね。

だが「あるぇ?絶対ここなんだけど……」ちょっとポイントをずらしたら反応。


…実は正解だった
なんてことが数回あった。



……


だからプレイする際には、怪しい場所を徹底的に洗うといいだろう



…なんだかグラフィックを評価といいながら余談や注意点のほうが長くなったが、デメリットを生みつつも、画面のインパクトが強い事には違いない。
クリアまで60分程度だし、テンポが崩れるほどではないので、本末転倒にはなっていないだろう。


見た目に惹かれたなら、期待通りの世界観が待っているはずだ








▼…そんな世界観、ストーリーはと言うと…


これまたユーモラスとダーク、グロテスクが融合した奇妙さだった。


化物に追われ惨殺死体が登場するようなゲームなんだけど、主人公がそれに対して、あまり恐怖を感じてないんだよね。プレイヤーとの温度差が生じている


…だがこの設定がちょっとした真エンド(エンド6)への伏線になっており、
このエンディングでのネタばらしはなかなか衝撃度が高く、ラストシーンに至ってはたった10分程度のエンディングだというのに、二点も三転もする激しい展開だ


……

………


結局のところ……「屍転遊戯」はなんか茸とかデブとかハゲがごちゃごちゃやったけど……

メンヘラ女、ヤンデレのゲームだったのかしらん…?(暴論)







▼ホラーゲームお馴染みの追いかけっこもあるが難易度がとても簡単な上EASYモードもあるので、詰むことはないだろう。

やはり探索が一番厄介に思った。










評価B+
70点


なんか「クーロンズゲート」的な奴でしょ?
……が第一印象でしたが、「屍転遊戯」もまたアジアンテイスト溢れた良質な奇ゲーでした

完全に救われる流れだったのにヒロイン(ヒーロー)であるお兄さんが〇〇した時はこの後どんなストーリーになっちまうんだ!?…と戦慄するもバッドエンド……そこでゲームは終わりました。

各エンドのインパクトも強いです。
回収しつつ、トゥルーエンドであろうエンド6を、ぜひ目指してください。







▼他のおすすめは「モモとルーシー」かな。

ストーリーが究極に古典的なので早い人は冒頭で真相に気づくだろうが、見せ方が上手。
絵も丁寧だし、これは泣ける。


おすすめ。

2023年04月18日

ウマ娘 プリティーダービーを攻略し瞳の先にあるゴールを目指す 336周目 ウマ娘、もう全くわけがわからない……スマトレーナー、ウマ娘の引退を決断。連敗の末、苦渋の決断。

▼またも決勝敗退…

これで6冠5敗、オープンリーグ3連敗…
グレードも合わせると4連敗となってしまった。

もうずいぶん長い間「Ms. VICTORIA」を聴けていない。




▼しかもまたしても嫌〜〜〜な予感が当たってしまった…



…負けたゴルシ、ありえないくらいの駄馬




使い回しだし、距離Sすらない。
なんとスタミナにいたってはB+で金回復すらないではないか。
5レース全部着外だし、勝率はたったの3.3%

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ロクにスパートすら出来ていないのになぜか差されるし、全くもって、意味が分からない…
アタマ差というのも悔しいが、何一つとして理にかなっていない負け方だ…

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こちらは勝率87%だし、普通は負けない相手だろう。

だが前回の攻略日記の通りになってしまった。


数十回やって1回負けるかどうかという相手に、いつも負けてしまう…
…それも全く説明がつかない、意味不明なレース展開で…

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結果論としてはデバフを出していれば勝てただろうが、言ったところで後の祭りだ。









▼……うーむこうなると、もう全く対策が立てられないね…
出来ることは全てやったし、正直なところ八方塞がり…

所詮運ゲーに対策なんて立てられない。というのが結論。
99%勝てても、1%は負ける。


ただ今回の負けのように、システム上この相手に負けることがありえるか?
…という相手に何度も負けているし、もうわけがわからない…





▼育成理論がほぼ完成している上で連勝し、テストマッチを兼ねて9割近く勝利しても、なぜかいつも最後はこのような駄馬とすらいえない未完成のウマ娘に負けてしまう…

それがもう、何か月も続いている…



…この長いトンネルをなんとか超えたいが、残念ながらチャンミは今後不定期になり、来月は無いようだ。
本当に最悪な形での結末となってしまった。

ただでさえ忙しい中で新しいシステムの大会だし、育成と研究が難しくなる。
本当に暗黒時代が長く続く、これもまた嫌〜〜〜〜〜……な予感がある。






▼今回の敗北も本当にショックだし、まったく意味がわからない…以外の言葉では表現できない…


今日はもう引退するわ…
明日のネオユニヴァース実装での復帰まで、疲弊のあまり起動する気にもならない…


2023年04月16日

ウマ娘 プリティーダービーを攻略し瞳の先にあるゴールを目指す 335周目 0敗に抑えることだと思うけど、数字だけって難しいですよ。1軍の走者なら抑えられる走りでも下の走者には抜かれることもあると思うんです

▼ラウンド2、2日目は5勝5勝4勝4勝…

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昨日作ったタイシンは勝てなかったが、通算成績としては十分だろう。


安定感があるのか、ラウンド1,2でさほど勝率が変わらなかった。
個々の勝率でもキタサン56.0、シービー40.0、フルキタル25.0、白ダイヤ24.4と、レギュラーメンバーはそれなりに高い勝率を誇っている



廃人タイムに殴り込み
姑息なヒソカにこれだけ勝てているし、
オープン環境に於いて私はかなり高いレベルで「ウマ娘」を理解しているはず…





…だがそれでもしょうもない負けが2つもあった。

どちらもまるでスタミナが足りていないのに、なぜだか勝てなかった。



しかもスタミナA+で無我の境地(持久力消費スキル)を憶えている白ダイヤにまで負けたし、もう訳が分からない…




もう一敗にいたっては回復無し(白すらない)、スタミナSの使い回しカフェに負けたし、もう何がなんだかサッパリ…



…これだけ調子よく勝っても、毎度毎度決勝ではそのような、理論からもシステムからも悪い意味で外れた連中に負けてしまう。

えッ!?勝つためにこんな意外な方法があったの!?……ではなく、本当に育成失敗した勝率数パーセントの駄馬のラッキーパンチに負ける…


実力負けなら納得できるが、20戦で1度負けるかどうか……という相手に負けて何度も決勝敗退すると、流石に馬鹿らしくなってくる…(というかとっくに馬鹿馬鹿しくなっている)

歯車狂いまくりだわ…




▼…残るは決勝のみ…

どうなることやら…

2023年04月15日

ウマ娘 プリティーダービーを攻略し瞳の先にあるゴールを目指す 334周目 2年目のジンクスという言葉があるなら、使わせてもらいたいです

▼アリエス杯ラウンド2、初日は5勝4勝5勝2勝…

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…勝ててはいるが……


1着を取れても、スタミナを無礼まくっているウマ娘に2着を取られることが理解できない。
…スタミナA金回復無しなんてウマ娘に、エースが負けることがよくある…

オープンだけあって根性も低いし、マジで意味が分からない。
完走すら危ういだろうに、なぜうちのエースを差し置いて2着なのか…






▼そういう相手にデバフを使うと10バ身差で圧勝できるが、それにしたっておかしい。
ここまでスタミナが足りてないと、デバフが無くても圧勝だろうに…

…もしこんな相手に決勝で負けたら、最悪だね。
スタミナってなんだ?GT最長距離のレースにスタミナが絡まないってなんだ???

…と意味不明になるし…





▼結局そのようなじゃんけんでどう勝つかと、堂々巡りだね…

ここまでの勝率はキタサン58.2、シービー40.0、ダイヤ28.6、フルキタル20、水着ゴルシ20と決して悪くない。レギュラーメンバーでの勝率は大したもんだろう



…なのにいつも肝心の決勝で勝てない



ここ数カ月は特にひどい有様だし、いい加減勝ちたいねえ…
悪い結果が続きすぎると悪いイメージばかりが先行し、狂った歯車が戻らなくなる…

今の私はこのゲームをやる上での、初めての暗黒時代だからねえ…




…決勝に備え…この大会で覚えた負けパターンから、新メンバーのタイシンを作った。
明日はそのテストマッチを行うが、はぁどうなるやら…


2023年04月14日

ウマ娘 プリティーダービーを攻略し瞳の先にあるゴールを目指す 333周目 大勝と惨敗と…

▼ラウンド1、2日目は5勝3勝4勝5勝…

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…レギュラー候補では5勝できたが、
2ターン目の2敗はスタデバフとスピデバフを入れるも、完敗。

やはりデバフは危険性が非常に高い。

やるとしたらスタデバフ2人だろう。1人ではあまり効果がない。
だが覚醒レベルを上げるコストが勿体ないので、結果としてデバフは使わないだろう…




▼笑っちまうのが…スタミナを無礼た奴が多いから、デバフネイチャが2着に入る事だな。

勝っても負けてもカオス、それがアリエス杯…








▼「血怨 -完全版-」のエンディングコンプも徐々に進めている。目的はあくまで完全攻略。


残るは「死角」「死角」「結末02」「結末03」「結末18」だが、
恐らくいずれかを達成することでクリアデータから再開でき、
真エンド……またはちょっとした真相が描かれるアナザーエンドが解放されるんじゃないか。


…これでクリアデータがただの飾りなら笑えるが……「血怨」は感動のエンディングではあったものの、丸投げの伏線が多いんだよなあ。
しかもバッドエンドを1つ埋める度、感動のエンディングまでの引っかかりが深くなる。



尤もメタ的…いやむしろゲーム的にはクリアまで何十回と殺された亜子だが、ストーリー上では1度も死なずエンディングに到達している。

これを正規ルートだとすると、白衣の男たちは登場しないとも解釈できる(しかし白衣の女の正体は見当がついている)。

…そう考えると別に矛盾は無いな…



…実況動画も続々とアップされているが、皆まだ序盤。
twitterやYouTubeを見る限りではゲームクリア一番乗りは私だが(報告しない人、感想を書かない人もいるだろうけど)、ここまできたら皆にもエンドコンプや真エンド探しをやってほしいな

2023年04月13日

血怨 -完全版- レビュー感想 何たって、私の娘なんだもの

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▼「血怨 -完全版-」を体験中、ずっと夢中だった。それも悪夢の中で。



だがその闇は最後の最後、究極の形で切り裂かれた。





結論ありきで言ってしまうと「血怨 -完全版-」をクリアし、私は巨大な感動に包まれ、そしてかつてない危機感をいだいた。
「死月妖花」を攻略した時と同様「血怨 -完全版-」がこれまでプレイした名作たちを、凌駕してしまったからだ。




フリーホラーアクションADVの理想はここにあった。




黎明期から時は流れ2023年という段になり、ストーリー、ホラー、演出、グラフィックなど、数々の要素が融合したこのゲームが生まれ、遂に1つのジャンルが完成されたと思っている。


ホラー演出は「哥欲祟-ウタホノタタリ-」が昇華され、ストーリーや世界観構築、設定、演出の巧みさは「死月妖花」にも通ずる素晴らしさだった(私はフリゲレビューで他のフリゲタイトルを出すことを好まないが、読者への伝わる力が強いのでここでは敢えて出す)





▼「血怨」は確かに最初から凄いゲームだった。

少なくとも「血怨」以降、「血怨」より怖くて悲しいホラーゲームは無かった。そのくらいの完成度だった。

だが伏線を回収しながらも新たなる真の恐怖を見せるだけでなく
随所にプレイヤーを楽しませるアイディアが盛り込まれた三章からは、
二章までとまるで別次元のゲーム体験が出来た。



ストーリーと融合したギミックによる恐怖感と、数々のトラップ…
1秒も油断できない豊富なホラー演出やスチル…
あれだけ憤ったはずの両親の惨殺事件が思わぬどんでん返しをされたり、エンディングまで息つく暇もなかった。


これまで信じていた父親の人物像が覆った衝撃は、それほどまでに大きい。
この父は「マッドファーザー」どころではなかった。

あれだけ両親を愛した亜子だが、私としては両親を殺された遺恨は吹っ飛んでしまった



作者が旧ツイッターにアップしていた14歳の母親が登場したシーンでは、開発中止を乗り越えて遂にここまできたと、プレイヤー側としても妙な達成感と感動があった。
教養のある両親が娘に「亜子」とは名付けないとは思っていたが、それすらも意味があった







▼親子愛・家族愛をテーマにした良作は多く存在するが、プレイヤーに与える痛烈なインパクトと悲壮感は桁違いだった。
”血怨”に込められた真の意味を理解した時の衝撃は、とてつもなく大きい。

この10年のフリーゲームでも、五指に入るストーリーだ。
これほどのストーリーまで作れるとは、作者のセンスには脱帽するしかない。

特に終盤からエンディングまでの流れは、大きな感動が心を包んだ






▼繰り返すが、二章までは本当に序章も序章、伏線を張るだけにすぎなかった。
確かに面白かったし私自身が「この数年で一番怖く、一番悲しかったホラゲ」と言ってきたが、
それすらも序章にすぎない真の恐怖が、三章以降に潜んでいた。

序盤から因縁のラスボスと思われたキャラクターが実は真なる魔の手ごまの1つでしかなかったことの衝撃や(伏線はあるが)、若き日の両親が登場し、現代編との因縁が重なる「幕間」(過去編)の面白さは途轍もない。
点と点が繋がるストーリーを読み解くのは、余りにも脳が気持ちよかった








▼グラフィックもただ恐怖を煽るだけに留まらず、拘りが尽くされている。
オブジェクトのどこを調べても反応があり、ゲーム世界への没入感は圧倒的だ。

同じものを調べても進捗により細かく変化するし、攻略に関係ない部分にも、ほぼすべてテキストがある……手抜きは一切見られない。

私はこのように細部に魂が宿るゲームを非常に好ましく思っている。




……

……





▼言葉をいくら尽したところで、語り切れぬ名作だ。





どれだけ作品を完成させようとも作者の想像力の中には懸念や改善点があるかもしれないが、
私の考えられる範疇では、ホラーアクションADVの完成系が理想化されてしまった。
あるいは、それ以上のものかもしれない。

ボリュームも並外れている。

今後はプレイヤーの中でも、ホラーゲーム史の中でも、非常に大きな価値と存在感を持つゲームとなるだろう(フリーという枠を外しても私の…そして多くの人々のベストに入るであろう名作だし、商業化もあるとみている。いくら名作とはいえ素材リンクばかりのクレジットは、やはりフリーゲーム)。




▼全てゲーム内情報だけで解けるとありながら知識を必要とする謎解きがあったり(作者としては「常識」なのかも)、やや不親切な仕様があるものの、余りの完成度に圧倒されたのかそれすらも作品性の一部と認めてしまった。



「血怨」には人を飲み込む、異次元のパワーがある。




……

………


以前紹介したようにスコアは項目ごとに採点し
ただ1作の例外を除き100点を最上点としているが、
評価点の上限を超える作品が、4年ぶりに出た。





「血怨 -完全版-」という名作が。










評価SS++
200点




「死月妖花」以来4年ぶり、実に2作目の100点オーバー作品です。
全ての完成度が桁違いに高く
抜きん出た名作を集めた中でも更に抜きん出た、恐るべき会心の名作…


4年経っても「死月妖花」を超えるノベルが出ないのと同じく(レビューには10年は無理だと書いた)、
「血怨 -完全版-」を超えるホラーアクションADVも、今は想像できません。
私も同人ゲーム制作者の端くれですが、何をすれば「血怨」を超えられるのか……想像もつかない。


これより面白いものは、もう無理かもしれない……



それこそが、「血怨」最大の恐怖かもしれません







▼レビュー感想は一先ず締め括りますが、
私はまだこのゲームの謎を完全に解き明かしていません。

エンディングを全て見ていないし、クリアデータの使い道も知らない。
……そして何より…クリアしても尚、多くの謎が残った。


感想というか…「血怨」の雑談や攻略日記、考察などは今後も書くかもしれませんね。
まだまだ、この世界観に浸っていたい。

…こんな気持ちにさせられたのも、本当に久々

ウマ娘 プリティーダービーを攻略し瞳の先にあるゴールを目指す 332周目 暗中模索…ではないけれど…

▼アリエス杯ラウンド1、初日は5勝5勝4勝5勝…

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廃人タイムだというのに、圧倒的じゃないかわが軍は…
しかも大半のレースで123フィニッシュを飾っている

これまでと違い本当にメンバーを厳選したので、これが私の本来の勝率なんだろう



▼…それでも毎度毎度…病的に色々やってしまうが、今回もいつもほどではないにせよ、育成を繰り返した。

中でも水着ゴルシの可能性は面白い。こいつの可能性は無限大だ。

それもオープンならではの育成だ。
賢さを極力抑え、スピードスタミナパワーに注力した。
回復は不発でも固有でカバーする寸法だ。

…だが結果として、あまり勝てなかった。狙いが外れ、残念だ。

…残念だが…勝てなかったとしてもこのように様々な可能性を試すことが面白く、ついやってしまう。
皆まずは勝つことありきなので、オープンでこのような謎の愉しみを見出したのは、私くらいではないか。






▼戯れなしで考察すると、今回はデバフが勝敗の決め手だろう。
正月ダイヤは、金回復を2つも使ったのに、終盤歩いてしまった………たった1発の金デバフで…(それでもジョギングのように1着に滑り込めたが)

もしこれが接戦だったら、負けていただろう


私もデバフを使うべきだろうか?
しかしデバッファーが1着になれる可能性がどんな混戦でも極めて低いため、
デバフが不発する確率よりエースが勝ってくれる確率のほうが高いと信じ、3エースで行くかもしれない


喫した一敗は格下相手だったし、負けパターンなどいくらでもある。
それが決勝ならもう泣くしかない





▼チャンミが絶不調なら、ガチャも絶不調だ。全然流れが作れない。
アルダンガチャは、必死で回すも嫁ファイン1枚だった。

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今回のチャンミで勝ち、なんとか弾みを取り戻したい












▼競技場で遂に「完・全・勝・利!」を獲得。

狙ったわけではないが、上段相手なら上等だろう

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…だがもしかしたら、下段相手にパフェを食い続ければ、案外あっさり獲れたかもしれない…












▼ミスターシービーの誕生日にサクラワンコオーが…


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ピカチュウではなくサトシのピカチュウみたいに別個体ではあるだろうが、
サクラワンコオーというからには、サクラチヨノオーの固有であって欲しかった。
老けたシービーには似合ってないし


しかしエースが絡んでいるとはいえこのようなぬいぐるみで喜ぶとは、やはりミスターシービーは本当に普通の女の子

待望の実装なのにいまいち人気が出なかった理由は、やはりそこじゃないだろうか
皆シービーに、勝手に超然たるものをイメージしていたんだろう




人の彼女に勝手な偶像を押し付けるなと言いたい













▼「血怨 -完全版-」を攻略中。

最後の謎を解いたところなので、大詰めも大詰めだ。



これはとんでもない大作だし、名作だ。
この数日間、のめり込むようにプレイした。
制作中止から5年にもわたる長き戦いが、いよいよ終わろうとしている。

レビュー感想は、クリア後に書くだろう。強い衝動とともに。


…軽くスコアをつけてみたが、
ゲームも5年ぶりなら、ブログとしても4年ぶりの珍事(?)が起きてしまった……



さてさて……





2023年04月03日

かはつ瑕疵 レビュー感想 ここだけの話「見える人」って噂あるんですよ、うちの社長

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▼「Idiocy Game -Case1」作者の新作ホラー(「Idiocy Game -Case2」はいつ出るんだ?)だが、時は令和、1LDKで起きる怪異。のコピーに忠実なゲームだったね






主人公の加藤君は上司の命令で6日間、事故物件に住むことになる…

そこで次々と不可解な現象が起きるも、正体には気づかない…


最後に伏線を回収し、種明かしをするストーリー構成。
ゲーム期間が数日なのと同様プレイタイムも短いので、テンポも良好

少しネタバレだが途中で日にちが飛ぶので、実は1日ごとに起承転結になっている





▼1LDKの事故物件を舞台にしたホラーゲーム…という設定が良いんじゃないか。

1マップより大きく、それでいて探索が鬱陶しいほどの広さでもない。
画面左にマップが表示されているので、迷うこともない(もっともこの程度で迷う人はいないと思うが)

学校でも廃墟でも病院でもなく、人が住む空間

普通に隣人も登場するし、そこに身近なホラーを感じた。








▼特に良かったのが、ギャグセンスだね。


「Idiocy Game -Case1」でホラーの最中に飛んできた脱力系ギャグは、本作でも健在。
オッサンのフリー素材へのツッコミには、思わず笑ってしまった(笑)。

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評価C+
60点

久しぶりの、短編探索ホラーの良作でした。
便宜上最も近いジャンルとして探索ADVと言ってますが、
実際には探索要素は殆どありません。

探索はゲームを先に進めるためのプロセスというより、プレイヤーへのホラーの仕込みといった感じです

次にどこを調べたらいいか?という煩わしさも無く、テンポ良くゲームは展開します。



間取りをモデルにしたタイトル画面や
お手製のリードミーからもデザインの拘りが垣間見え、プレイ前から好感触でした。


おすすめ!










【おすすめフリゲを、もう1本】



▼「世界終末女子高生伝あーちゃん!」がカオスなおじさんゲーで面白い。

おじさんだけではなく、高校生である主人公のキャラも立っている。
この手の作品では、主人公が強烈なおじさんに対して受け身で、相対的にまともであることが多いからね。

…ここ最近、このようなヤバおじをテーマにしたフリゲが多いのだが、流行ってるんだろうか?
数年〜10年ほど前にイケおじや年上の男性をテーマにした作品群は流行ったが、よりにもよってヤバおじとは…


だが意外にも(!?)「ポメおじさん」「おじ恋」のような良作が多いので侮れないジャンルだ。


「ポルノ地獄」は実質オッサンがメインヒロインだったな(重要キャラの意中のキャラもオッサンだし)。







【1年前のその月にレビューした良作から、更なる良作を選りすぐる月イチコーナー】


▼今回ピックアップする1年前の4月にレビューした良作は…









宿り木に口づけを

スクリーンショット (669)_compressed.jpg








無駄を削ぎ落したノンフィールドRPGでありながら、
ストーリー攻略とは関係ないサブイベントや高難易度の隠しボスなど、
RPGとしての面白さをしっかり押さえてる。

ヒロインとの別れは切ないが、共存エンドが存在するのも良いんじゃないか。
ゲーム1本でストーリーを完結させるためには、マルチエンドは必要だからね。


ラブコメ、ギャルゲー、変態の要素があるので、この3つが好きならハマるかもしれない



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