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2018年01月14日

廃屋にて レビュー感想 廃墟探索をしてはいけない(戒め) ネタバレ

▼廃墟探索をしにきた大学生(かな?少年にしては黒電話を懐かしいと言ったりするが)たちの探索ホラーゲーム




プレイヤーキャラは大学生ではなく飛び入りで参加した謎の人物。RPGの主人公的に一言も喋らない







ドット絵が綺麗だが、自作かな。しかもよく動く、スーファミ時代のスクウェアみたい。聖剣伝説2やクロノトリガーに影響受けてるのかな。


瞬きもちゃんとする









▼攻略難易度は非常に低いので、20分でクリアした。






だがすっきりしない変なEDだった。最後の襖も開かずのままだし、これはトゥルーエンドではないだろう。タイトル画面を見るに、やはりもう1つEDがあるようだ







1周目から違和感はあった。部長に物を壊すなと言われるシーンでテキストカラーが変化してたりね。これは露骨なヒントだろう




それを基本にプレイしたんだけど、どうしても、はさみだけは使って、物を壊さないと進めないシーンがあった





だが2周目はもう答えが分かってるので、それらをカットしてもいいだろう。




そう、はさみだけにな(キリッ)







フヒヒwwwサーセンwwwwww








▼では気を取り直して2周目はもう謎解きの答えは分かってるので、縛りプレイ






おお、謎解きの際の同行者の反応が変わった。調べもしてないのによくわかったねという反応になった




はさみだけはアイテムとして必要だから、入手しないとね






そして最深部の処刑部屋で、開かずの襖も空いた…







▼出てきたのは、人間の骨。



うーん、やっぱり主人公は、この廃屋に住んでた少年だったんだね。定番やな。





このゲームのヒロインキャラはてっきりハッシーかと思ってたけど、男に抱擁されるってのがなんだか妙な気分だ




とても優しい結末だね…

もっと早く君を見つけてあげられればよかった…もう苦しまなくてもいいんだ…

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イイハナシダナー!!!

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これは、ホラーに見せかけて、心を閉ざした青年が人の心に触れる話なんやな…





自分、涙いいっすか…?








ブシュアッッッ!!!














えっ?











突如鳴り響く、何かを殺傷したような音。





いましがた出てきたドアを調べると「用済み」の文字



アイテムを調べると道具として使ってきたはさみなどが、実は殺人の道具であったとテキストが摩り替っている


そして薄笑いを浮かべる、血だらけの主人公。











参加者を1人1人殺していく…


雨はあがり、最後には1人で廃屋をあとにする…

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当然人も来なければ、証拠もあがらない。








そう全ての殺人は廃屋にて…














▼いやー、短編ながら非常によくできたゲームですね。真ENDの攻略条件は道具を壊さないこと、集めないことなんだけど、それもちゃんとギミックになってる。はさみだけは必要なこともね



評価B+
70点


作者は廃墟探索をする連中に警告したくて、そこから着想したのかな。違法に廃墟探索をする人間への風刺もあります













そういえば何度も「用済み」という言葉が出てくるから、最後の「月読みの里」が「用済みの里」に見えた…
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2018年01月13日

マキシマムデイズ〜The Final Chapter〜 レビュー感想 ヤンキー漫画風ゲームという稀有な一作

▼まあ例によって、またパロディが面白過ぎ。声に出して笑った。


カイジのモノマネ上手いね。アニメ見たこと無いけど、声は知ってたから似てると分かった。



(今回ドラゴンボールZはないの?って思えばまさかのラストシーン担当で爆笑した)





年上に敬語を使わない主人公ですら低姿勢だし、カイジさん一体何者なんだ






▼だがそんなギャグシーン中心の日常は本当に序盤の一部だけで、今回は前作とかなり打って変わって、なぜかシリアスなヤンキーもの。








喧嘩シーンの連続で、ギャルゲーというにはかなり無理のあるゲームになっている。ゲームというか、ほぼビジュアルノベルだしね。







▼喧嘩漫画的ゲームとしては、熱い展開が多い。親友キャラや、前作で雑魚っぽかったリーゼントファイブが頼りになりすぎる。











▼だがラスボスマサトが余りにも雑魚で拍子抜け。


しかもここまでの戦いで消耗しきった主人公に負けてるし…


なんか志々雄真実を思い出す弱さ





そもそもこいつはなぜヘッドになれたんだろう。フィジカルではモヒカンに劣り頭脳では華に劣り狡猾さではホストに劣る、明らかに四天王で最弱。



雑魚っぽいホストでさえ主人公の攻撃を受けて何度でも立ち上がったのに、マサトはメンタルも最弱







華は頭脳派だからマサトを利用しているだけだろうけど、モヒカンは自分より強い奴にしか従わないタイプじゃないだろうか。でもマサトは明らかにモヒカンより弱そう



しかもキャラが弱過ぎてラスボスなのにモブみたい。これといった特徴もない




多分だが今回伏線を張った「彼女」にとってマサトは一番操り易い単純馬鹿だから、ヘッドを張らされていたのではないか。



華も「彼女」とつながっているみたいだし







▼六花がレイの真似をして主人公を慰めるシーンは、正直少し泣けた。


今回ヒロインのはずの六花の出番がかなり少ないんだが、あ、こいつそういえばヒロインだったなってここで思い出したよ

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とても唐突に濃い顔になるヒロインとは思えない、いいシーンだったね

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▼評価B
 70点




ストーリーはこれで完結かと思いきや次回作(ファンディスク?)でまだ続くらしい。伏線の消化を考慮すると、マキシマムデイズ3が出る可能性もありそう。






オラワクワクしてきたぞ!

シチューは食べ物 レビュー感想 ホワイトシチューのブラックユーモア

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宇宙人に拉致された犯罪者予備軍のニートが、宇宙船でシチューを食事に出される。




空腹に負け、平らげるニートだったが実は…








その後ニートは異星に拉致されることになるが、至れり尽くせりの待遇だから、地球にいるよりはマシだと、何も抵抗はしない。







だが勿論そんな上手い話はなく、話には裏があって…






…うーんなるほど、なかなかブラックな結末だ。ありがちでも黒い。




特に、食べ物を廃棄物扱いしているから、作者は叩かれそうな危ない橋を自ら渡ってる。








タイトルは予防線なんだろうね










でも、何故かトイレのある部屋で食事させられてたり(いわゆる便所飯…。ニートはなぜかそれを指摘しないが)意味不明な気持ち悪い点があったから、予防線だけではなく、伏線もちゃんと張っている





イメージといいつつタイトル画面もしっかり意味があったり(でもなんでシチューなのに夏やねん)、オチが2段あってなかなか愉快。






まあ終わってみればこれはwinwinって奴だよね。宇宙人の正体はアレだけど、その後のニートの人生には無関係だし、若い地球人の男女で交配しまくれるのも勝ち組といえば勝ち組。










評価C
60点


10分でサクっと遊べて、これはひどいというオチの良作。















笑撃の真相は!!










アナタの目で!!!
m9(`・ω・´)っ














らせんの宿 レビュー感想 ヒナタとかいうぐう聖

長い長いと脅されていたのでスルーしていたゲームを、今更クリア。



面白かったです、実際かなり長いゲームなんで、1回目でトゥルーエンドが見れてよかった





難易度はかなり高いかな。石を拾うとかなかなか気づかない




思ったよりアニメチックな絵とストーリー。まさかのループものだとは。



赤おばさんって、金子一馬の左手描きっぽいよね

こんなペルソナいた気がする
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シナリオや設定は「ペルソナ2」っぽい気もする。特異点ってワードとかもあのゲームを思い出した。









アニメチックな挿入歌も複数入ってて、使いどころに笑っちゃったよ。最初かなり唐突に流れるからね。



スーファミっぽいチープなグラフィックなのに、クライマックスで歌が流れる…



溢れ出るミスマッチとシュール感…




いかにも若年層のフリゲ開発者が作った今っぽい演出で、これぞフリゲならではの味わいだね





ラストのタマキは女の子の名前なんだが、タイヨウが女に転生したのかしら…(カイトみたいだな)






評価C
65点



作者はこれ1本しか作ってないみたいなんで、新作に期待したいですね

2018年01月12日

【悲報】黄金期ファミ通の人気編集者、ポルノ鈴木さんの現在

私はファミ通をかなり長い間購読してて、提灯記事にやらせレビューの連発で、世間からゴミ痛なんて蔑称で叩かれててもまだ尚、熱心に購読していた過去があります。



多分これほどファミ通に金を落とした読者はいないだろうってくらいには、買ってました。(余談だが、ファミ通ブロス(漫画雑誌のほう)にいたっては、創刊から休刊までずっと購読していました。私くらいじゃないか、そんな人…)





投稿者でもあり、懐かしのガバスも持ってます。







後年、文章で小銭を稼ぐようになった私から見ても、当時のファミ通は面白い編集者やライターが多かった





で、当時ポルノ鈴木という、PNからして既にインパクトのある編集者がいたんですよ。



彼の文章はとてもユニークで、特にソフトウェアインプレッションの「GTA」の記事は面白かったな。





ここまではまあ、センスのある文章を書くライターというだけなんだけど、彼の魅力はやはりなんといってもそのイケメンぶり



ハーフっぽい顔立ちで、イケメンがネタになることも多かった



鈴木みその「おとなのしくみ」で、その顔なら別の仕事で金持ちになれるなんて書かれたり、女性ファンの読者がポルノさんの愛人になりたいと投稿してきたり






「ゲームウェーブ」でポルノ鈴木が出演したときも、ポルノ鈴木という恥ずかしい名前という前フリから登場した彼が余りにもイケメンだったため、伊集院光が驚いていたように見えました




当時私もまだ少年だったので、単純にそんなカッコいい男に憧れていたわけです






そんな彼のことをふと気になって検索してみたんですよ。



あの人いま何やってんのかなって














まあちょっとだけお太りになられたようです





…まさかの浜さん(浜村通信)ルート…









尚現在はクルマ関係のライターになってる模様。当時からカーマニアで、「GTA」もその影響でハマってたのかなあ





ゲームの仕事は少ないようだが、もうフリーのゲームライターで食っていける時代じゃないのかな。これも時の流れですね。



まあ活躍の場が変わったのは残念だが、バリバリやってるようで何より(もう業界を去った人も大勢いるみたいだしね…)






しかし、見た目のカッコ良さそのままのブンブン丸は凄い。ゲームしながら筋トレしてただけある。




ポルノ鈴木もせめて痩せて欲しい(悲)










2018年01月11日

“聴”能力捜査官 キキミミ!!:Complete レビュー感想 カジュアル推理ゲーム(ネタバレ)

▼物の出すが聞こえる女性捜査官ヒナタ・スペンサーが主人公のミステリーADV




マップ上から、声を出す物を探し出すというシステムを売りにしているが、「逆転裁判」シリーズで既に同じようなシステムもあったし、斬新というほどではないかな





▼絵やグラフィックデザインがポップで、かなり凝ってます。DS時代の良作って感じ。当時は「ぷよぷよ!」とか「押忍!闘え!応援団」とか、特徴のある絵柄が流行ってた






▼会話のテンポがよく、主人公が何故か喋る江戸っ子口調にはクスリとする。









▼10話あるが全て同じ事件の分割なので、「クロス探偵物語」や「逆転裁判」のような違う事件を解いて、最終的に真相に迫るといったタイプの連作ではない



失踪した兄の行方を捜しながら、兄が解決できなかった事件の捜査をすることになるが……




…うーん、全体的にご都合主義が多くて、推理物、ロジカルという感じではなかった。





流石に、花屋を探す展開で、ヒナタが倒れて、助けてくれたのが偶然にも花屋、しかもそれが実は兄って流れは強引過ぎて笑っちゃった



ヒナタがショックで花屋兄妹のことを忘れてたにしても、花屋がヒナタのことを分からなかったり、ヒナタが何度も回想している(しかも写真まで残ってる)兄の顔も分からないなんてありえないし、他にも矛盾点や強引な展開が非常に多い。ツッコミ出すとキリないくらい。




犯人のオオトリとカムロも小物過ぎて、どうにも盛り上がる感じじゃないのが惜しい








そしてこのゲーム、作者が過去の受賞者にもかかわらず全体的な評価、知名度が低い理由としては、やはりシナリオが余りにも中途半端だからでしょうね。




明らかに続編前提で、結局真犯人も取り逃したまま終わるので、クリア後にスッキリ感が全然ありません。


結局事件解決できずに、完全に「話の途中」で、ブツ切りに終わってしまう






ヒナタと探偵も、とってつけたようにくっつく(?)のが、なんか変だし









▼評価C
 60点


1話15分程度で終わるので、サクっとテンポよく遊べるゲーム。


本格推理ではないので、ラノベ的なライトミステリが好きならおすすめ。












▼閑話。


未回収の伏線や疑問点まとめ。



・飛行機で見かけた謎の人物

・ヒナタが昇進の話を受けたか否か

・ヒナタがキキミミを使えなくなった理由

・ヒナタのキキミミが使えるようになった理由

・ヒナタのオオトリの正義の心という台詞。こんなネタを振った割にオオトリがただの小悪党で終わったが…

・引っ張った割に結局登場しなかった、JK探偵所長(探偵も所長も他のゲームのキャラクターだが、所長は出ないんだろうか)

・ズブズブだった警察とマフィアのその後




これらがすべて解き明かされる新作は、出るのでしょうか…?

2018年01月09日

人魚草子-ningyozoushi- レビュー感想 汚い闇遊戯

▼精神に別人格「ソラ」を持っているシスコン主人公「空」が、失踪した姉を探すホラーゲーム



ホラーとして出ているが実際にはホラー要素はほぼ無く、ファンタジー系の推理ゲームかな


ほんのりホラー短編ノベル
とあるが、ほんのりすらない感じ








▼植物をモチーフにしたゲームデザインとグラフィックで、視覚的にはなかなか綺麗


白黒で描かれたスチルも上手いです(尚、このゲームは立ち絵がない)。

女性キャラの黒目が大きくて、「ぬらりひょんの孫」を思い出す絵だね








▼ヒロインである姉に相手役の男が設定されてるのが、いかにも女性作者っぽいですね。


男作者だと姉ヒロインは大抵ブラコンで弟ラブだし。




トゥルーエンド到達まで2時間くらいだが、難易度が高く攻略は少し難しかった。



バグもあって、フラグが立ってない状態なのに絶対に解けない謎解きをやらされたりもした。





苦労して辿り着いたトゥルーエンドだが、真相はどうもイマイチかなあ。


作者は最後の一行にインパクトを込めたつもりなんだろうけど、プレイヤー的には、え?これで終わり?って感じだった





それよりも、死んだ姉への想いを、同じ顔の萌えマンドレイクに捧げるメリーバッドエンド1のほうが面白い

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最初このEDだったから、てっきりこれがトゥルーエンドだと思った。



だってこのEDのほうが、主人公は幸せそうだからなあ…(笑)


永久に老いる事もない美少女(頭は子供)を飼って、自分を「だいすき!」なんて言葉を必死で教えるとか、ある意味ハッピーエンド(笑)。








評価D
55点




こういう世界観が好きな人には合うんじゃないでしょうか。設定や絵が好みならおすすめです。















2018年01月08日

遠距離カノジョと近距離ヒメ レビュー感想 言うほどオタサーの姫か?

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左がオタサーの姫で、右が主人公が高校時代から付き合ってる彼女(立ち位置、タイトルロゴと逆だね)








ヒメは同じ作者の「実況主とヤンデレちゃん」のヤンデレちゃんそっくりですね(ヒメのほうが先に出てるが)

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最初に言っちゃうとストーリーはイマイチでした。



折角ダブルヒロインもので、主人公が2人の女性に好かれてる設定なのに、ヒメがただの股間のユルイ女なんで、カノジョを選んでヒメをフることになっても、罪悪感が全く無いんですよ。







逆にヒメと付き合っても、既に浮気しそうになってるというビッチぶりだし…




そしてオタサーの姫ものの定番であるサークルクラッシャーでもなかったので、どうもオタサーの姫設定が全然活かされてなかった。サークルクラッシャーっぽい前フリはあったのに、何もなしで拍子抜け




わざわざサークル内で三角関係が出来上がってるのに、姫に横恋慕してるオタクは殆ど登場しないし、男キャラが二人もいる意味も特に無い。




しかもヒメ、EDではあっさりサークル辞めてるっぽいしね…






フルコンプまで20〜30分程度なのでお手軽に遊べるADVでした。


評価D
50点









ところでこのゲーム、バグや誤字脱字がかなり多いんだけど、ヒロインの立ち絵がバグって「Choo Choo TRAIN」を回り始めたのは爆笑しましたよ




エグザイルかな?

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完全に一致

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ファンファンウィーヒッタステーッステー







そして更にバグって、立ち絵が目だけに…



こんな怖いバケモノ2体に言い寄られたら、裸足で逃げ出しますわ


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しかも3列目に何かいる…




これが一番面白かったかも。





ととと 〜私と狐と/十月十日と/さと帰り〜 レビュー感想 和風ファンタジーでも乙女ゲーでもない…

▼隔離された山奥の里に弟子入り志願にきた主人公、アッコ


里の人間はアッコを見て驚く

首領であるククはアッコに驚愕しながらも弟子入りを拒否


そんな時、この世界の怪異である狐に里が襲われる


化物に丸腰で対抗するアッコ。だが彼女の正体もまた、狐だった…


人間に化けていたアッコは、自殺したククの娘に瓜二つであった…










▼狐の少女アッコと、首領ククを中心としたストーリーだが…





うーん…








書きたいことを全く整理できないまま、取っ散らかった状態で、無理矢理風呂敷を畳んだような…







結局何を言いたいの?って感じで、ジャンルも不確定。




時代考証もしてないらしいが、大昔の日本家屋なのにガラス窓があったり、海で水着を着る話があったり、かなり意味不明




ククもかなりいい年齢の筈だが、少年みたいに描かれてるし…








▼特に意味不明なのがアッコとククの関係。



信頼、親愛かと思えば恋愛っぽい方向に転がっていきなりキスまでしてくるのが、気持ち悪すぎる



そもそもオッサンのククが娘と同じ姿の少女であるアッコにガチで欲情してて、相当気持ち悪い話なのに、恋愛モノか?といえばそうでもない……なんとも中途半端








▼アッコがなぜそうまでして人間に寄り添い、人間を食わずにきたのかも理由が薄い。



人間に命を助けられたからとか、そういう過去を予想したが、これといって無し


「幽遊白書」みたいな、人間を食料としか見てなかった化物が、人間を食わなくなったエピソードも無いのね…







▼自殺した娘とククの関係も殆ど描かれないまま放置。







▼後書きによると作者も纏めきれなかった自覚があるようで、製作には多くの誤算があったらしい




乙女ゲームとして製作したつもりで、ククは攻略対象だったのだという。




えぇぇ…これ乙女ゲームだったのか…
(;^ω^)





表記もないし、普通のノベルゲーだと思ってプレイしてた。


でも同じく後書きによると乙女ゲームとしての描写が薄い事も自覚してるみたいで、結局どっちつかずになっちゃったなあ…





ククは最初厳格なボスだったのに、あっさりとアッコに落ちて、それこそ乙女ゲーの男キャラのような甘々なナル男に成り下がったことが、酷い違和感だった。


ただでさえ、普通のノベルだと思ってプレイしてたからね。






あれは本当に乙女ゲーの攻略対象的に好感度が上がって、掌を返していたんだね。


酷い違和感の連続だね。


ついさっきまで里のボスとしてアッコに厳しい態度を取っていたのに、突然好意的になるなんて。






この熱い掌返し…










藤崎詩織かな?

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▼人間と狐とは?というテーマをやりたいのか、狐の少女と人間の男の恋愛とは?というテーマをやりたいのか、ブレブレだが、あっちを立てればこちらが立たずということで、どちらかにしたほうが絶対に良かった。前者がいいんじゃないかと。



里には女性は1人もいないってことで、アッコが里の人間に受け入れられるまでを描くストーリーかと思えば、それすらもおざなりに終わった




ククが、俺が受け入れても里の人間がどうかは分からないと言ってたのは、何だったのかしら…





▼尚、3,4話は後書きによると読まなくてもいいおまけということで、プレイしていません。(スキップで少し確認したら、これまた時代背景からは有り得ない建築物や室内が出ていたが…)






▼評価E
40点



結局空中分解しちゃったので、和風ファンタジーとしても乙女ゲーとしても、どっちつかずで中途半端でした。


狐だけに化けそうな気がしたが、方向性を明らかに間違えたことが惜しかったです。
















おじいちゃん、お見舞いに来たよ レビュー感想 カップラーメンゲーム

「いつも仲よしボクの家」の作者かな?と思えば多分本人(同じサークルの違う人かもしれないが)



ゲーム性は実にシンプルで、選択肢を選んで時間稼ぎをするだけ


殺しに来る孫から逃げられればクリア、殺されたらゲームオーバー



「いつも仲よしボクの家」はどのEDに分岐してもキモい結末になって、まさに3分間の狂気って感じで面白かったんだけど、本作はゲームオーバーデモが入るだけで、これといった演出なし。ガッカリした。




選択肢による分岐とか、実はあったりするのかなー。色々試したが変化が確認できなかった。





前作が面白かったので期待したが、正直期待ハズレでした。3分で終わるので、カップラーメンを作る時にはおすすめ



評価E
30点
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