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2018年01月29日

きいろダンジョン レビュー感想 ミニゲームにしてもこれは…

タイトル画面の、「くーねるまるた」っぽい絵が可愛いね。



だがそんなタイトル画面がピークだった






GBAっぽいドット絵のダンジョン探索ゲームだが、ミニゲームにしてもちょっとお粗末かなあ…


ギャグもスベってるし、ただ敵を避けるだけのシューティング風アクションといい迷路と言い、全く面白くなかった…


CALMFLAPにとってこれは久々の配信タイトルなんだろうか?


旧作が好きだった人がやるとかなり期待外れでがっかりするかもね…






評価E
30点






『カラフリウム』は夏の田舎を舞台にしたADVって感じで面白そうだ、気を取り直してそちらに期待します

















2018年01月28日

徒花の館・蒼 レビュー感想 悪意の底にあるもの。それは更なる悪意のみである(ネタバレ)

■完全殺す側ゲーム

殺人鬼・音霧蒼刀(おときりあおと)。彼の前に現れたのは自殺しようとした少年・花野優作(はなのゆうさく)。
彼は学校でイジメにあっていた。
花野からの話を聞き、興味を抱いた蒼刀は少年にある取引を持ちかける。

「君の命の代わりに、君を自殺に追い込んだ連中を僕が殺してあげよう」

一人の少年を自殺にまで追い込んだイジメの加害者四人を殺すべく、殺人鬼・蒼刀は殺戮の館を作る。

これは復讐ではなく、報復ではなく、殺人鬼による悪意に満ちた物語。










▼主人公が殺人鬼で、殺す側の視点で描かれる、デスゲーム・ゲーム、徒花の館シリーズ3作目。


1作目はレビュー感想を書いたが、面白かったです
https://fanblogs.jp/katananana/archive/43/0



ラノベにもなってたり、最近は商業化されるフリゲが増えましたね





▼主人公が前作主人公の兄(元ネタが露骨にハンターハンターのヒソカ。作中でヒソカそのものがネタにされてて笑った)だが、未プレイでもシナリオは分かるようになっている。



初代は殺すターゲットがサイコ軍団でありながら悪人ではなかったが、今回は絵に描いたようなクズ軍団で、被害者の依頼で殺す



初代は失敗すると殺人鬼の主人公が殺される展開もあったが、今作は100%主人公が殺す側。


ターゲットが桃太郎一味を元ネタにしてるのが奇妙だが、鬼たる殺人鬼が殺されることはない







▼主人公こそ殺す動機を「復讐でも報復でもない」と言っているが、プレイヤー的には、いきなり焚きつけられる、非常によく出来たプロローグ


もう早速こいつらを殺そうと思わせる。それほどまでにターゲットがクズ軍団

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▼ポイントを消費し、殺人トラップを館に仕掛けるシステムで、初代のようなゲーム別の頭脳戦とは方向性が違う


攻略難易度は非常に低く、また、失敗してもヒントが多いので、サクサクプレイ出来た

エンディングコンプまで45分もあればいけるかな









▼トゥルーエンドで分かる真相は、真の依頼者が加害者主犯の父親というオチで、ビッチが脅迫していたオッサンでもある(息子と穴兄弟なのか……穴親子?)



主人公の動機が「仕事」なので妙にリアルだが、それよりもノーマルエンドの花野との過去がなんともしんみりさせられる。


主人公、かつての親友なら殺すなよって思ったが、そこはプロの殺し屋のプライドかもしれない



というか、グッドエンドのほうが、トゥルーエンドっぽくない?


まあ、テーマが悪意だから、父親が黒幕ってのを真相だと作者はしたいんだろうね











▼評価C
 65点


面白かった、お勧めです。

殺したキャラが登場してしまうバグがあるので、後々修正されるでしょう。








▼ところで犬崎ってフリー素材っぽいんだけど、「マキシマムデイズ〜The Final Chapter〜」の下楼院 聖太にそっくり(どっちもクズだし)


ポーズといい、だらしないネクタイといい、髪型といい、こういうスカしたキャラのテンプレートなのかしら

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これもう半分本人だろ









2018年01月27日

フリーゲーマーのポケモンサン プレイ日記10 リラとの出会い〜ポニの花園〜バトルツリー

▼リーリエロス(リーリエショック?)でテンションは落ちまくりだが、まあクリアしたってことで初のWIFI対戦をやってみた。


最初なんでレーティングバトルがよかったが、登録制とかで渋々フリーバトル。XYでアカウント登録した気がするんだが…



ぶっちゃけテスト対戦なんで、装備も経験値や賞金が上がるアイテムだし、全く考え無しの3匹。


ソルガレオを使うので伝説も使用可だ。



対戦相手はドイツ人のこれまたベタな厨ポケ軍団


まあ伝説アリにしたから別にいいんだけどレックウザにグラードンで2匹も伝説だわメガシンカもするわで、非常に分かり易い対戦相手



まあやっぱりネットの人は強いね。ポケモンに於いてシナリオクリアはあくまで序章も序章なんで、このくらいじゃとても勝てない



相手の1匹目で2連続死亡、ダメだこりゃ、3タテ食らうな。


せめて1匹くらいは倒そうと頑張って、なんとか1匹倒す


もうこれで満足したのだが、その後にノーダメで2匹目のグラードンも倒してしまった。


おや?これでイーブンだ。


そしてそのまま更に、レックウザを最後の1匹で仕留めてしまった




えええっ!?まさかの逆転大勝利!
(`□´/)/ !!




勝った自分に吃驚だよ。しかも実質こっちはハンデ戦みたいなもんだよ。もっとベストな状態で戦えたんだから。

相手も、こっちが初戦とは思ってないんじゃないだろうか



相手が明らかに運頼みの戦法で、雷を連発してきたから、こっちが勝てたのも運と言えば運なのだが、それをいうならこの戦法じゃ相手も勝敗は運ありきだよなあ。



この雷が外れればこっちの勝ち、というところで外れたので、思わずガッツポーズと雄たけびをあげてしまった(笑)



ドイツ人は料理だけじゃなく戦い方も大味なのかしら…
(;^ω^)



今作はこれまでほど厳選重視じゃないとも聞いてたが、結構適当でも勝てるバランスなのかしら…




タイムイズパワーだと廃人が有利なので、時間じゃなくてテクニックや、相性などのちょっとの運で勝敗が決まるのがいいんだけどなあ。


テクニックもないのに同じゲームを〇〇時間やった。だから勝てるって、ナンセンスだからなあ












▼バトルツリーを目指してポニ島を進む。道中ポニの花園、エンドケイブに迷い込む…





……


何もないよ?




ここ、立ち寄らなくてもいい、最奥に何もないダンジョンなのかよ…




目的地があるのに、無駄に消耗してしまった…




こんな時でもリーリエがいれば回復してくれるのにとガチで落ち込む(悲)





初代アローラチャンピオン、むせび泣きながら自分でポケモンを回復させる










▼強敵を勝ち抜いて満身創痍でバトルツリーに辿り着いたら、レッド&グリーン
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!!!



しかもいきなりのバトルで負けそうなのでリセット。


いきなりはねーよ。


XYのダンスデブばりの不意打ちだろ





回復するために街へ戻ったが、厳密には全くの不意打ちじゃないことに気づく…


バトルツリーに入った直後は、レッド&グリーンは、実はまだ出てこない。1〜2歩歩いたら出てくるのね…(だからすぐに街に飛んで戻ることは可能)



でもここまでいきなりだと、同じだよなあ。これ、絶対不意打ちで全滅した人多いよなあ…





▼グリーンがチャンピオンだったと過去形なのは分かるとして、レッドも引退したのかしら。


金銀でも山ごもりで武者修行してたけど、今は仕事何してるんだ?




ダイゴさんと同じ、ニート?






というわけでバトル相手にレッドを選ぶ。テンション上がりまくりだったが、初代の音楽を期待したら通常音楽でそこはガッカリ

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布陣はお約束のメンバーだが、ピカチュウが先方なのでなんとも弱い…


任天堂とゲーフリはなぜピカチュウをずっと弱いままにしてるんだろうね。






▼初代御三家の最終進化系、リザードン、カメックス、フシギバナもなんとも懐かしいね。


初期のポケモンは、人間もポケモンも同じような三白眼なんだよ。目も凄く小さくて細い


ゴーストやゲンガーの顔が分かり易い。

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最近のポケモンは目がやたらでかいから、違和感があった。慣れると可愛いんだけどな。




同じシリーズで、絵を描いてるのも同じ人(多分、どっちも杉森健)なのに、20年でこれだけ目が巨大化したキャラデザも珍しいのでは?

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でかい(確信)





鳥山明のドラクエにしろ野村哲也のFFにしろ、20年で画風が変わっても、目が大きくなってはいないからね。









サンの冒険はもう少し続く。続くったら続く(オーキドの声で)






つまらなかった僕の人生 レビュー感想 100%ネガティブで書かれた青春小説です


【この部分にお好きな文章を入力してください。】















自殺未遂から目を覚ました青年が自分の過去を探すという定番モノ



序盤から伏線が張られているのでオチは読める感じだが、ここまで終始暗い内容のノベルゲームもなかなかないかもね



主人公が記憶探しをしても痕跡を発見できなかった理由が分かるシーンは、ベタながらに、なんとも胸糞が悪い


主人公自体には非がない話だからね…




折角前向きに生きてたのに…








評価D
50点




10分でサクっと胸糞悪くなりたい人におすすめです。








余談


高校に行くのって出席日数がいるんだよね。欠席が多い生徒は試験すら受けられないとか

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中学の時、不登校で1日も来なかった生徒がいたんだけど、自主学習してたから、一応進学は出来たんだよね。

でもそいつ1年の1学期で追い出されるように辞めた。


やはり学校教育は人間形成に必要だね


2018年01月26日

フリーゲーマーのポケモンサン プレイ日記9 ラナキラマウンテン〜シナリオクリア〜リラとの出会い

▼ラナキラマウンテン、夏なのに雪山!?これどこがモデルだろう…


そしてシュールに登場したグラジオ兄貴とのバトル。タイプ:ヌルおらんやんって思えばシルヴァディが進化系なのね。


作中で伝説ポケモンは進化しないと言ってたのに、準伝説は進化するのか。





▼ラナキラマウンテンにて冷凍ビームゲット。なるほど今回もドラゴン使いが四天王にいるわけだ。


そして敵トレーナーも全くおらず、あっさりと攻略。


あれ?アローラで一番険しい山みたいにアオってたのはなんだったんだ…




通例だとラスダンって結構複雑なんだけどなあ。まさかこれで終わりだとは思わなかった。


中腹だと思ったら山頂だった。





▼ポケモンリーグ前でククイ博士登場。雪山なのに裸にジャケットを羽織っただけ。「寒くないの?」と主人公。


いやタンクトップにミニスカのお前もだよ。





▼そしてポケモンリーグ、四天王ハラ、アセロラ、ライチ…カヒリ…


カヒリ…?




誰!?


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前3人は飽き飽きしたメンツだが、カヒリだけが何故か初見だ。なんだろうこのバランスの悪さ…。


今回の四天王は島キングやクイーンが兼任するってことで、どうも盛り上がらなかったなあ。結局使い回しだもの。ドラゴン使いもいないしね。



ジムリーダーを超える四天王とはどんな連中なのか?ってのが毎度楽しみだったのに。


これなら絶対ギーマが四天王だったほうが盛り上がるだろう。






バトルステージもXY同様、背景がちょっと違うだけの手抜きだし、演出もイマイチだった。



そもそもバッジの代わりにZクリスタルを使って門を開ける演出に期待したのに、それも無し。どうもグラフィックが映画的になった割に演出が弱い





▼そしてまさかのラスボス…


挑戦者ククイ!お前かよ!



まあ該当人物がククイしかいないんだけど…博士がラスボスという発想はなかった



ポケモンシリーズのラスボスは「道中で助けてくれた大人」ってお約束があるんだけど(ワタル、ダイゴ、ミクリ、シロナ、アデク、カルネ、全部これ)、ククイもその流れだったんだろうな。でも出番も少ないし余り助けてくれたイメージはなかった



でもククイはかなりの実力者だったんだろう。




よかったなグズマ、マトモにやってたら殺されてたぞ





そして見事撃破し、アローラ初代チャンピオンへ…







▼お祭りの最中、リーリエに一緒に抜け出そうと合コンみたいな事を言われる



おっ?キャッハウフフイベントか?




ラブコメっぽいシーンの次にまさかのカプ・コケコとの遭遇。

ソルガレオにヨカッタナと語り掛けるシーン、バイバイしてたらどうなるんだろうね。

ヨカッタどころか、即捨てられるとかサイアクだよね。


そしてまさかのバトル。まさかED中でもう一戦あるとは!



しかもレベルは60。こりゃ強い。


と思いきやまさかの2発で死亡。


島の守り神!弱っ!?

お前こんなんでよく島守ってたな





倒してしまった所為で、ゲットし損ねてしまった






▼お祭りに戻ってリーリエとの会話。何かを言おうとするも、花火に遮られてしまう。


お?これは告白フラグだったのか?


甘酸っぺえなぁ、おい




主人公が女だけど、これは本来、男主人公を前提に作られたシーンだろう。


しかしリーリエのテーマは良いな。このゲームで一番好きな音楽だから、もっと流れて欲しかったんだが。





▼祭りを終えた翌日。いつものように博士が来たと思いきや、何やら慌てて走ってきたのは、ハウ



早くしないと船が行ってしまうのだという…




…あっ…(察し)




昨日言いかけたのはそれだったのか…






お前散々世話になった主人公相手にバックレするつもりだったのかよ。なんというド畜生ヒロイン(こういうところが女に嫌われるんだろう)






このシーン、サンだと朝、ムーンだと夜らしいが、夜だとホントに高飛びみたいだ(笑)







▼別れのシーンは嫌にあっさり。



リーリエ「こういうとき さよならというのですね(キリッ…ニッコリ)」…が最後の言葉…

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普通「またあおうと いうのですね」じゃない?なんか異様にアッサリしてて怖いな





これだと終始リーリエのボディガード、ラジコンだった主人公が利用されてただけみたいだ


用済みだからさっさと切られただけみたいな









「どんなことがあっても わたしだいじょうぶですよ」もリーリエの畜生ぶりが滲み出てる。リーリエは女に嫌われてるが、女はこういう自分勝手な女が嫌いなんだろうな






▼船での別れはアニポケのヒカリを思い出すが(あれは去るのが主人公だったが)、サンムーンは主人公が無表情かつ無言なんで、どうしても盛り上がりに欠けるね。これならまだソルガレオのシーンのほうが泣けた





ハウは落ち込むが、手すら振らずに無表情で見送る主人公が何か怖い。


無表情で手を振ってても怖いが




異様に前向きなリーリエ…泣くハウ…感情を見せない主人公…




ひでぇ温度差だな(笑)








……


しかしなんだろう、この喪失感…


別れがエンディングって…






▼やけに長いスタッフロールはキャラクターのその後が描かれるが、エーテル財団の裏切り者たちが普通にいることが気になる。粛清されなかったんだろうか








▼そしてスタッフロールでリーリエが主人公に送った手紙…



「あなたに あえて よかった」がまた泣ける…

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でもこの流れだと「あなた」が主人公ではなく、ソルガレオみたいだけどな







そして聴こえるアローラの波の音…


最後は3人で撮った思い出の写真…




THE END…






▼ええぇぇ…何このエンディング…







きっと一番酷い温度差は、プレイヤーとリーリエの温度差



何故なら感動というより、最早喪失感。悲しいんだが…








前向きでいいEDだから、そんな必要性もないのに…

しかもクリア後はハイハイどうせリーグ挑戦前に戻るんでしょ(笑)って思ったら、まさかの後日談…

主人公はチャンピオンでアフターシナリオが展開される…


リーリエはもちろんどこにもいない…






▼意気消沈しつつも、少し進める。


ハンサム登場。いつのまにかレギュラーになったな。

ハンサムの上司リラはククイより余程強かった。

だがチャンピオンとして負けられないので勝利。





▼チャンピオンとしてという自分の意識に引っかかりを覚える。


やはりやる気が起きない。どこにいってもリーリエがいない…



リーリエのソファベットに寝ても「リーリエがつかっていたソファベッド……」と過去形なのが寂しい…(早速寝たのかよ)






そもそもアローラ地方ってこれまでに比べるとかなり面積も小さいし、ポケモントレーナー後発の地方だよなあ…


ククイも元々挫折したトレーナーで、カントー四天王にボコボコにされたらしいし…





そんな小さな島のちっぽけなチャンピオンになって一体何だというんや…

( ゚д゚)




( ゚д゚ )彡

リーリエのいないこのアローラに…この世界に一体何の価値があるんや…

リーリエもいないし、ワイの冒険はなんだったんや…










ゲームクリアしてチャンピオンになったのに達成感0



アローラ初代チャンピオン、無事死亡













2018年01月25日

フリーゲーマーのポケモンサン プレイ日記8 ハプウに勝利〜リーリエとソルガレオの別れ

▼ハプウを倒して、ポニの大峡谷でレアコイルがジバコイルに進化。これ、なんで峡谷限定なんだろう。発電所とかならわかるが、電気と全然関係ないし…


しかしリーリエ、後から付いてきたり、先に行ったりばっかりやな。同行してる仲間感がない。もうドラクエ的に後ろを歩いてよ。





▼頂上でリーリエと一緒に笛を吹く…




ほしぐもちゃんが進化してソルガレオに…


少年漫画の覚醒シーンっぽい。



ソルガレオの顔はまんまほしぐもちゃんだし、コレ気付いてた人もかなり多そうだけど、ソルガレオの顔やパッケージをよく見てなかったのでマジで気付かなかった。こりゃビックリだね。王道展開なんだけどね。






▼ソルガレオの能力でウルトラスペースへ…


おぉ…ポケモンもとうとう異世界に行ってしまったか。海外や宇宙ネタはまだわかるが、こうも露骨に異世界を出されるともう普通のRPGやな





▼グズマを飽きたといって切り捨てたり、母の暴君に怒るリーリエ。


だが、シリアスシーンなのになんでこの顔なんだろう…服が似合ってないと言われてふて腐れてた顔と同じやんけ、いまいち閉まらない

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ルザミーネの

「あら ひどいのかしら? たとえば トレーナーも おなじ つかえない ポケモンは すきかってに パーティから はずすでしょう?」


って一見正論っぽいけど、根本的に破綻してるよなあ



パーティから外したからといって排除したわけじゃないし、トレーナーはメンヘラおばさんみたいに自分の殻に閉じこもってるわけじゃないから。


まあそういう現実世界のプレイヤーは多いけど、このポケモンゲーム世界にはそういうトレーナーはいないでしょ

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まあそういう意味じゃメタっぽい当て付け、風刺だね。



この直後にバトルになってしまうが、リーリエには、「かあさまとこれまで見てきた主人公は違う」とはっきり反論して欲しかったな。折角のストーリー型RPGなんだし




ましてや俺はジュナイパーがリーダーの、ずっと初期メンバーだぜ?オバハンよ。
m9(^Д^)




初代チャンピオンのグリーンとかも、何げにそうだよな。御三家やオニスズメ(オニドリル)を最後まで愛用し、ラッタ(コラッタ)が死んだ時は、責任を持って埋葬し、墓参りをした


他のトレーナーも野生で出ない進化系を使うヤツが多いんや



カリンも「つよいポケモン よわいポケモン そんなの ひとの かって ほんとうに つよい トレーナーなら すきなポケモンで かてるように がんばるべき」言ってたで





おばはん、あんただけやで、引き篭もりは。はい論破
m9(^Д^)







▼そしてメンヘラおばさん、ポケモンを愛しすぎてまさかのポケモンと同化

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ホント世界観変わりすぎやん!



俺自身がポケモンになる事だ



って……



サトシかな?





▼まさかポケモンシリーズでとうとう人間相手にバトルすることになるとはね…


と思いきや普通に人相の悪いピクシーを出してきた

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お前が戦うんじゃないのかよ





じゃあなんのためにポケモンになったんだ???


しかもおばさん、あまり強くない。どうもサンムーンはゲームバランスがおかしくて、序盤は結構難しいのに中盤から凄く簡単。普通逆じゃないか?そのほうが強敵が現われたというインパクトが強くなるから



そしておばさんはリーリエをきれいになったと言い残して死亡。


微笑するリーリエ。



あれ?ホントに世界観違い過ぎない…?






▼現世に帰り、おばさんは普通に生きていた。


主人公とともに冒険したがってるというソルガレオの本音を読み取ったリーリエ。



ソルガレオとのバトル。


いやあ遂に来たか、伝説戦。こりゃ盛り上がるわ。

背景でリーリエが見守ってるのも良い、今更ながらに3Dの良さが出てる



でもダークボール一発でまさかのゲットで拍子抜け。



XYも伝説はハイパーボール2個でゲットできたけど、最近の伝説は簡単にゲットできるね…


まあソルガレオはイベントバトルだから強制で1発なんだろうけど、わざわざHP減らした意味がなかったな


ファイヤー、サンダー、フリーザー、ミュウツーにハイパーボールを投げまくった頃が懐かしいね



しかしほしぐもちゃん、超強い。ジュナイパーよりもほぼ全てのパラメーターで上回るって…

しかもサンってことで炎タイプと思いきや、フェアリーと鋼とか…


道理で水が効果バツグンじゃなかったわけだ。





▼そしてデカくなったほしぐもちゃんは、親だったリーリエを離れて、主人公の元に…



「ほしぐもちゃん……!」


「バッグから すぐに でたがったように ボールから でようと しないでね」




立ち去ろうとするも、戻ってくるリーリエ…



「それから…… あなた つよくなったんですから むじゃきに あまえて あいてをケガさせないでよ」


名残惜しそうにまた戻ってくる…


「あと…… かってに べつせかいに いくのも ダメですよ ○○さん こまりますから」



振り返る



「じゃあ…わたし… もう いきますね…」


「アローラ!」


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今度は何かを振り切ったように走り去っていくリーリエ…



少女はもう振り返らない…








……





イイハナシダナー!!!

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リーリエ…ぅぅくっ…(涙)


自分…涙いいっすか…?


今までオバハンなんていってスンマセン…ルザミーネさん…かあさまって呼んでもええですか…?





少年の心で少し感動してしまった、まさかポケモンでこんな美談が見れるとは。本作のテーマは間違いなく親子、親子愛、少女の成長やろなあ。映画版っぽいわ。



いいシーンだったが、少女二人の会話を盗み聞きしていたクチナシのオッサンに連れられてチャンピオンロードへ。旅は道連れってセリフが面白い。これ、着いていくの断ったらセリフ変わるのかな





そしてこんな流れでゲットしたほしぐもちゃんも、普通にリリース出来る事に吃驚。これはテーマ的にもバイバイできないポケモンでいいやんけ。


別れられないポケモンって、ピカチュウバージョンのピカチュウだけだな








▼さて残す所はチャンピオンロードのみ。


ウルトラスペースのが余程ラスダン、ラスボスっぽかったけどね。


簡素なワンマップだったのが惜しいね。ここ、もっと長かったらラスダンでしょ、もう。


(ウルトラサン・ウルトラムーンではオマケ的にダンジョン化されてる模様?)



▼しかしこれ、ムーンだとソルガレオじゃなくてあの変なコウモリみたいなポケモンになるんでしょ…


顔もほしぐもちゃん要素ゼロやんけ…


コウモリじゃ吠えるシーンとか別れのシーンも絵にならないし、ホント、サンでよかったわ










2018年01月24日

とっても優しいあまえちゃん! レビュー感想 意外にも新しい…?

▼久々の漫画レビューですね。





このブログではもっとマンガレビューもやっていきたいとは思ってるんですが(元々書評ブログで、漫画も扱う予定だった)、何せ漫画を読むことが極度に減ったもので、今回、久々に新作漫画を読んだくらいです。





昔は週5で、まるで自分の庭みたいにブックオフやGEOに通ってた。1度に何十冊と、買い込む事もあった。




新年早々、正月三が日に、ブックオフまで雪の中車を走らせたこともあった。当時はまだブックオフの景気が良かったので、ダメ人間で客が溢れた店内に、こいつら正月から何やってるんだ?と驚いた事を覚えてますお前もだよ





一時期真剣にブックオフやGEOのあるエリアに引っ越そうとまで思ってた





だが、もうそんな庭にも数ヶ月行ってません。ペースも、年間2,3度までに減ったかな。そりゃブックオフもGEOも衰退するわ。ゲーム業界も出版業界も廃れたし、自分のような、ヘビーユーザーもガンガン離れてるからね。最近家電とかアパレルに手を出してるけど、これも失敗したようだ






アニメともなると気に入ったマンガのアニメ化も、まず見ないので、数年に1本ペースですね。



「CCさくら クリアカード編」「恋は雨上がりのように」「からかい上手の高木さん」、漫画は気に入ったが、すべてスルー。最後に見たアニメは「セイレン」かなあ、あれは凄くつまらなかった






そんな、かつての漫画読みによるレビューということを念頭に置いて欲しいのですよ。




では本題に入ります。







▼本作は、去年、余りの気持ち悪さに叩かれて炎上してた漫画ですね(今思えば、あれも炎上商法、ステマっぽかった)






キモイきもいと随分叩かれてた


その事を振り返るためにも、まず検索すると、既にサジェストが酷いですね。(笑)




あまえちゃん 狂気

あまえちゃん 闇

とっても優しいあまえちゃん 気持ち悪い

あまえちゃん きもい

あまえちゃん キモい








キモイは分かるけど、闇、狂気って(笑)。




漫画検索では余り見たことがないワードだね。



まあそれが評価らしい、なるほど。














▼2巻が出たということで1巻、2巻を読んでみました。



なんでもバブみというらしいが、このジャンルを読むのは多分初めて(バブみという言葉が無かっただけで類似漫画はあっただろうけど)














▼なるほどこれは気持ち悪いですね





でも予想とは少し違う内容だった。




気持ち良い気持ち悪さというか、余りにも突き抜けてて嫌悪感は意外となかった






無邪気の楽園のようなエロ系の、LOっぽい漫画だと思ったんだけど、意外なことに直接的な性描写はあまり無いんですよ






まあ主人公は小6のヒロインを明らかに性的に見てて、オ○ンチンを膝で触られて興奮したり一緒に風呂に入って興奮したり、明らかにロリコンの変態だけど、ブラジャーとかパンツなどが描かれないので(ただそれに近いふんどしなどはあり)視覚的にはお色気要素は薄いです







どちらかといえば主人公(今時珍しく顔も名前もない。昔のギャルゲーを意識したのか)もあまえを性の対象というよりは母親のような甘える対象として見てて、事あるごとに小6の女の子の胸や臀部に顔を摺り寄せて「ママ〜〜!!!」「あまえちゃん好き〜〜!!」と叫ぶ


(この「あまえちゃん好き〜〜〜!!」が毎回のラストシーンの落とし方なので、ストーリーは実にワンパターンで、ネタギレとの戦いになりそう)












▼まあここまではハッキリ言って主人公が病気のありがちな萌え漫画なんだけど、意外性としてこの漫画ではヒロインも病気なんですよ





主人公が小6に母性を求める病人であるのと同じで、あまえもまた、成人男性に赤ん坊のような純粋な可愛さを求める病気




1話でいきなり黒い部分を出してちょっと驚き

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作者が類似作品と被らないように考えたんだろうね




ラブコメでもあるので、ゴールを結婚としているが、実際には共依存っぽい。ギャグ漫画だが、今後シリアス展開があるならここが掘り起こされるんじゃないかと












▼他にも、このテの漫画では何故か周りの人間が主人公とヒロインのありえない関係を祝福してることが多いが、二人には味方は1人もいない。



犬にさえヤバイと思われている。



唯一の味方が婦警だが、これも勘違いで二人を応援してるだけ





あまえの親友にさえハッキリキモいと言われ、クラスメイトにも理解できないと言われる

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このバランスもいいね。周りの人間のほうが実は常識人で、友達も明らかに狂ってる主人公とあまえを矯正しようとするし、世界観はあり得ないが周りの反応だけはリアルだという


ロリコン漫画だが、ロリコンを異常なものとして捉え、正当化していない珍しい作品。



嫌悪感が薄いのはその所為もあるかも



なんでもそうだけど、明らかにソレなのにソレだとは認めないってのが、他人が一番イラっとするからね。



私の知り合いに風俗通いをしている男がいるが、彼は自分が風俗漬けだという事実を認めず、いまだに「社会勉強」などとのたまっている。もう何年も通ってるのに、一体いつまで勉強してんだよ。どこぞの悪徳政治家のようだ。



この漫画の場合、キモイ漫画であることを作中のキャラクターがあっさり認めているので、そう言われては意外と叩くところがない



(主人公がニートなのに凄く良いマンションに住んでる。大家が親戚って設定だけど、これも変にリアル。後付設定かもしれないが)













▼絵はまあまあ可愛い。1巻は雑だが、2巻ではしっかり画力が上がってる。



キャラクターのネーミングとかが完全にギャグマンガのそれで、内容的にはギャグを中心としたロリコンバブみ漫画という感じ





「コヒューコヒュー」

「IQ8000になる〜〜〜〜〜!!」

「またおっぱいを男の人に押し付けて……とんだサキュバスだよ!!」

「コアラ!!僕コアラ!!!」

「ブタさんと知り合いだったなんて私、自分が恥ずかしいよ…ラードがかかるのでもう2度と話しかけないでくださいね」

「ママのおなかにいるみたい…!!」

「あまえちゃんミルクがぶ飲みしたい!!!」

「5秒で入籍したくなる〜〜〜!!」

「キモ…人を気持ち悪くさせるプロだね…」





などのセリフは結構センスがよくて笑ってしまった。









▼評価C+
 65点




意外にも良作なのでは?


コマを突き破るくらい大きな絵ばかりでセリフが少ないので、1巻15分でサクっと読めたしおすすめ。





もしかしたらバブみを感じてオギャれるかもしれませんよ!













本当に奇麗で輝いている1日 レビュー感想 フリゲらしいバカゲー

オモコロの影響をモロに受けた中学生、高校生が作ったようなゲームで、会話テキストとかも雑誌の読者ページのようなノリだが、これがなかなか面白い。



不条理なギャグが連発される。クリアまでに5回は笑いました。







マルチエンドだが、ゲームオーバーになっても選択肢まで自動で巻き戻しされるので、何気に親切。


これによりクリアまでは実質一本道



評価C
60点




全部遊んでも20分くらいなので、手軽に笑いたい人におすすめ。




ちなみに私のお気に入りキャラはクロエ。



傷の治りが早く、バイクに顔を轢かれてもすぐに治る女傑


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アリアと3日間の船の旅 レビュー感想 言うほど穏やかか?


※詳細※
■ほんの少しの暴力表現、ホラー表現を含む探索ADVゲームです。
■謎解き要素は少しあり。難易度は低め。
■雰囲気重視。会話メイン。文章多め。考察必須。
■穏やかな世界の雰囲気だけでも、楽しんでくれたらうれしいです。

※注意事項※
■多少の暴力、流血、ホラー表現があります。
■人によってはえげつないと思われる要素を含みます。
プレイは自己責任でお願いします。
■上記の要素が苦手な方はプレイをお控えください。

※その他※
■マップ、BGMなどは全て自作です。褒めてくれると喜びます。
■バグや誤字は報告してくださるとありがたいです。助かります。
■実況の報告はなくても構いませんがしてくださるとビビります。
■謎の残るゲームです。考察必須なのでご注意を。









難易度の低い探索謎解きゲームで、サクっと15分で終わります。



グラも音楽も少ないがお手製で、特に背景が巨大なマップは特徴がある。古き良き自作ゲームって感じ


見た目は暗いが会話はラノベ風




そしてやはり特筆すべきは考察必須というだけあって、非常に謎の多いシナリオですね。



まあ結論は何も描かれず終わるので作中のワードから推測するしかないんだけど…




まずアリアの許されざる罪とは…




アリアは胎児の売買人なのかなあ?





クライムノベルに出てくるチャイニーズマフィアがよくやってる、アレ。



そのくらいはやらないと許されないとまでいかないよなあ。







舟は母胎、変人はアリア自体の子供→だから名前をアリアから欲しがった



幼き命、尊き命→アリアが殺した赤ん坊



舟人は目玉の姿→臓器売買された目玉



目玉の頭の上にはドラゴンボールみたいな輪→既に死んでいる



変人が顔を隠す理由→目が無い



引きずり出されたあの子→母胎の腹を引き裂かれて取り出された胎児



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ナイフ→腹を引き裂くメス



手術着のような服装→胎児取り出し




手前の脚?と手→取り出し中

無題.jpg





口パク→ごめんねといった気がする




携帯しているナイフで躊躇なく謎の生き物を殺そうとしたアリア→殺り慣れている




罪なき子を贄としてささげた→売買した。冒頭見るに借金苦から




外に出る事は永遠に許されない→母胎で死んだ子供










15分であっさり終わったけど、考える前に終わった感じ。作者のネタバレ待ちかな。




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なんでも旧作をやってるとオチが読めるらしい。つまり旧作やってないとわからないんだろうか?





評価
D55点






不思議ワールドを歩くゲームが好きな人にはおすすめです。













【3DSの後継機はいつ出るか、出ないのか】往年の携帯ゲーム機ファンが、3DSの次世代機はswitchとは別に必要だと思う理由【スイッチミニか】

最初に言っておくと私は携帯ゲーム機マニアです。



歴代ハードもゲームボーイ、ゲームボーイアドバンス、ニンテンドーDS、ニンテンドー3DS。




PSPのように任天堂と覇権を争ったハードや、ゲームギア、ワンダースワン、ネオジオポケットのような任天堂にもユーザーにも相手にもされなかったハードまで、一通り触れてきた






ドリキャスよりもビジュアルメモリを遊んでいたことさえある(あれのミニゲーム、下手すると本編より面白いんですよ。いま見ても画期的だよね、流石セガ)






ポケットステーション(ポケステ)もやりましたね。当時大人気で品切れ続出。ゲーセンのハイランク景品にもなってた。赤外線で遊べたり地味に画期的だったのに、ポケステ2、ポケステ3と続かなかったのが残念






現在も、既に発売から7年経ち、発売予定ソフトもほとんどない末期の3DSを、Newニンテンドー3DS LLでプレイしている





なのでハードの寿命は5年(故・任天堂岩田社長や浜村通信の発言)ということもあり、3DSの後継機にも期待していた。どんなものか予想したりね。


ポケモンもあるしまあ出るのは間違いないでしょって。そう大体発売から5年目くらいから思ってた。だがあれから2年。






一向に出ない


出る気配すらない


一体いつ出るのよ









これは言うまでもなく、スマホゲーの大ブレイクと、他ならぬ任天堂自身がスイッチという、携帯ゲーム機とのハイブリッドハードを出した事が理由だろう。


現在の君島社長も3DSの後継機は考えていないと発言している模様


まあこれは経営判断としては残念ながら妥当。


岩田社長でも同じ判断をしたかもしれない






WIIUもダメだったし、スイッチがいまのところ成功してるのは大博打に運よく勝てただけの話だから、もう一手なんて怖くて出来ないだろう



ここでわざわざスイッチと食い合うようなハードは出さない





スイッチのほうがグラフィックがキレイだし、3DSや後継機は要らないという意見がある。確かに性能だけを見たら、一見そうだ






だがちょっと待って欲しい


彼らは肝心なことを忘れてて、視野が狭い



それは携帯ハードとしての利便性を一切考えていない事






携帯ハードというのは持ち歩く事が前提で、DSならすれ違い通信など、様々な機能を備えている。


また、リリースされているゲームそのものが、ハンディで、物理的にも手軽、どこでもセーブなどの実装、カジュアルなものとなっている。


これは糸井重里がマザー3をゲームボーイアドバンスで出した理由にもなっている


ttps://www.1101.com/MOTHER/00.html

糸井 いろいろあるとは思いますが、
そのうちのひとつを挙げるとすると、
『MOTHER1+2』が
ゲームボーイアドバンスで出ることになって、
テストプレイをしてみたことです。
3Dのキャラクターが動かなくても、
こってり描き込まれた絵が続々と出てこなくても、
ぼくの考えたものっていうのを
味わっていただけるんじゃないかっていうふうに
思えるようになったんです。
だから、ゲームボーイアドバンスという
ハードの力も影響しているといえるし、
もっと大きな枠でいうと、
ゲームというものを取り巻く
時代の気分みたいなものが変わったことも
影響していると思います。
仕事を放り出してでもプレイしようとか、
徹夜を続けてでもゲームにかじりつこうとか、
そういう時代ではなくなっていると思うんです。
なにせ、自分も含めて、いまいちばん難しいのは、
他の人の「時間をもらうこと」ですから。
だから、ゲームボーイアドバンスという
ハンディなハードを使って、
毎日ちょっとずつ楽しむような、
そういうゲームになればいいなと思って。
そういうふうに考え方を切り替えて、
『MOTHER3』を作り始めたということですね。

2003-04-15-TUE





つまり2003年当時でさえ、既にそういう時代だったと他ならぬ開発者本人が言っているのだ。



そして、大抵、ワンプレイは短く、難易度も低いものだ。だって手軽だから。据置のようにガッツリではない。価格も抑え目。




だがスイッチは携帯の形を取っただけで、それがない。





長ったらしいムービーもガンガン入るし、そもそもムービー(の長さ、質)を売りにしたゲームも多い。ゼノブレイド2などがそうだ。



だが、逆に携帯ハードでは手軽さが求められるので、ムービーこそあれ、据置よりは短くされている。


携帯ゲームでムービーを売りにしたゲームも、余り無い。なぜならゲームとしての方向性が据置とは違うからだ


携帯している最中、またはコントローラーが繋がっていないハンディなゲーム機に、ムービーはミスマッチだからだ




そもそもスイッチは、持ち歩くにはかなり大きい。子供の手から見たらさらにそうだ。バッテリー充電もすぐに切れる。



難易度が高いゲームも多い。

ゲーム性、ボリュームの違いでは、ゼルダが顕著だろう。DS、3DSのゼルダと、スイッチのゼルダは全く違うものだ





そう、やはりあくまでもスイッチはWIIUの後継機なのだ





よってやはり3DSの後継機は必要だろう





そして何より、ゲームボーイ、ゲームボーイブロス、ゲームボーイポケット、ゲームボーイライト、ゲームボーイカラー…スーファミのテレビ画面で起動できたスーパーゲームボーイ、スーパーゲームボーイ2



互換ハードを合わせると更に膨大なゲームボーイシリーズ





ゲームボーイアドバンス、ゲームボーイアドバンスSP、ゲームボーイミクロ、ゲームボーイプレイヤー…



親であるゲームボーイほどではないにせよ、こちらも大活躍だったゲームボーイアドバンス



そしてその意思を受け継いだニンテンドーDS、さらに子供のニンテンドー3DS。




これらで約30年も覇権を取り続けてきた任天堂の携帯ハードの歴史に幕をおろすのは余りにも悲しい。





DSが発表された時、私は、「ああ、長年続いてきた”ゲームボーイ”の歴史も、とうとう終わるのだな」と悲しかったのだが、今度はまた長年続いてきたDSの歴史、さらには携帯ハードの歴史までも終わるのだなと思うとなんとも切ないものである


何よりこれまで稼ぎ頭だった任天堂の携帯ゲーム機事業にぽっかりと穴が開く危惧があるので、経営判断的にももう一歩踏み込んで欲しい



任天堂はプールしてる金が巨額らしいから、そこは一つ。









…と、これまで3DS後継機を押してきたが、やはり懸念もある




それは、昨今の携帯ハードのスペックが高過ぎて、最早据置と同等のゲームクオリティが再現出来てしまう事




全く同じではないので、スペックが同じというわけではない。だが肉迫するものがあり、同様のゲーム表現が可能、という意味だ




これはPSVITAが顕著だろう。何せ据置のPS3、PS4と同じゲームがそのまま発売されている。同時発売なんてのもある。


これは昔じゃありえなかった凄い事だ。



マリオ64を完全移植したのが2世代も後のDSなので(GBやGBAでは移植は到底不可能だ)、それを考慮すると、いかに今の携帯ハードがハイスペックかが分かるだろう。


同じ世代で、同じことが出来てしまっている




ニンテンドー64の3Dポリゴン描画は、同時代の携帯ハードであるゲームボーイカラーやゲームボーイアドバンスでは不可能だったが、なんとVITAではPS4のゲームがほぼそのまま遊べてしまう(勿論PS4のスペックギリギリまで引き上げたソフトは無理だが)



マザー3の喩えでいうと、ゲームボーイアドバンスでゲームキューブが遊べたかというと、当然不可能だった。凄い時代になったものだ




となると携帯ハードとしてのメリット付加こそあれど、昔ほど携帯ハードのメリットを宣言できる時代ではなくなってしまったということだ。




3DSのゲームにしたってボイスにムービーバリバリのゲームが増えた。ポケモンでさえムービーは非常に多い


もう携帯と据置の垣根はほぼないといっていい


よって今後3DSの後継機を出すにせよ、スペックアップすると必然的に据置に寄ってしまう






…あれっ?やっぱり3DSの後継機は、要らないのかな…?(小声)







まあ無難なところで携帯特化型のスイッチを出して欲しいですよ。


既にswitch miniが出るって噂もあるし









【携帯ゲーム機の今後 1】
ttps://www.gamespark.jp/article/2018/02/13/78409.html
【海外の声】そろそろ発売1周年のニンテンドースイッチ、「携帯機」としては正直どう思う?


携帯ハードとしての性能に不満を持つユーザーが多いとか。


やはり3DS後継機やスイッチミニは必要ですね。






【携帯ゲーム機の今後 2】

スイッチの新型が2019年後半に出る。そして携帯特化型だという。



これはもう、3DS後継機の可能性はほぼなさそう。






【携帯ゲーム機の今後 3】

PS5が発表されるも、スイッチのような携帯互換はない模様。



つまりPSVitaに後継機は、無い。





まあ、もしそんなハードを作ったら露骨なパクリなので、無いことは理解していたが、PS5が据置専用ハードとして発表されることは、事実上の「携帯ゲーム機0台時代の宣告」なので、やはり衝撃だ。







これは携帯ゲーム機ファンの私にとっては、ショックだ







遂には携帯ゲーム機の無い時代が来てしまった。







スイッチライトは携帯ゲーム機ではない。あくまでスイッチの携帯モデルだ。


しかも余り売れていないようだ。スペックダウンの所為だろう。


確かにあの画面の小ささは問題だ。












携帯ゲーム機戦争どころか、何1つ競合しない。スマホだけの時代の到来だ…


メーカーやハードの信者同士の対立も、過去のものだ




携帯ゲーム機冬の時代どころか、存在すら消えた時代だ










各時代の携帯ゲーム機は、何台あっただろうか。














90年代前半は初代ゲームボーイvsゲームギア。


ゲームボーイの圧勝で、怒涛のトップシェアだった













90年代後半はゲームボーイカラーvsワンダースワンvsネオジオポケット



ポケモンのメガヒットで、萎びかけていた携帯ゲーム機業界が盛り返した


ポケモンの亜流ゲームが、大量に出た時代だ。今でも生き残ってるのは、メダロットとモンスターファームくらいか





この頃はプレステも凄まじい勢いで、ゲーム業界全体がまさに黄金期であった



結果は言うまでもなく、ゲームボーイカラーの1人勝ちだった












2000年代前半は、ゲームボーイアドバンスvsワンダースワンカラー(ワンダースワンクリスタル)vsネオジオポケットカラー





ここでもゲームボーイカラーの独壇場。スワンとネオポケはソフト不足を最後まで解消できなかった。他社が参入しなかった所為でもある


ゲームボーイカラーには参入せず、スワンとネオポケに参入したメーカーというと、KIDくらいしか思い浮かばない






商業的にも、スワンとネオポケは失敗だったのだろう。バンダイもSNKも、あれからハードを開発していない。


バンダイは金持ち企業だが、それでも尚、ハード開発を行わなかった


SNKの末路に関しては、最早言うまでもない










2000年代半ばからは、ニンテンドーDSvsプレイステーションポータブルの時代が始まる





ニンテンドーDSの勝利でPSPサイドは負けハードだ、なんて言葉をよく聞く


これはPSPサイドの関係者もPSPの失敗を認めるような発言をしていたが、私はそうは思わない



ネガティブイメージが付きまとい、ファンが自虐的に「持っててよかったPSP」という面白コピペを作ったりもした






DSもPSPも素晴らしいハードだった。少なくともPSPは、スワンやネオポケなどの空気ハードなどとは全く違った



あくまで1つの主流だったのだ






PS2に近いグラフィックスでゲームを携帯出来る事は、やはり衝撃であった。


ムービーやボイスも、バリバリに実装されている





xbox360などのハイスペックな据置ハードの移植版も出ていた。これはDSには出来ない芸当だ







独自規格のUMDもユニークで、多種多様なソフトが発売された


全年齢ハードの癖に、エロUMDやエロゲーUMDが出たことなど、家庭用ゲーム機としては、セガサターン以上にエロを頑張っていた



私はこの時代の携帯ゲーム機戦争に関してのみ、唯一のダブル勝者だと思っている









DSは、最早説明不要の名機だ。画期的な2画面とタッチセンサーによる新しい遊びは、知育ゲーム、カジュアルゲームブームを生み出した


スペックもGBAとは比べ物にならない









恐らく私が人生で一番散々したハードが、DSとPSPではないかと思う



多くのゲームを新品購入したこともあり、ゲームに冷めた今ではありえないほど、金をつぎ込んだ。


ソフトだけでも、100本近く買っている












2010年代は、ニンテンドー3DSとプレイステーションVitaの戦いだ




正直なところ、私はこの時代、既にテレビゲームというものに飽き飽きしていた。テレビゲームを全くやらない時代が、しばし続いた




私の人生で一番、初代プレステやサターンのゲームを買い漁ってプレイしていた時代が、ここだ




何せブックオフにいけば中古とはいえ100円で買えるのだ。当時は数千円もした名作やクソゲーたちが


これが買わずにいれるか、だ






私はVitaを持っていないが、3DSはDSほどではないにせよまあまあ遊んだ



ルーンファクトリー4や大逆転裁判シリーズのような名作もある





だが発売直後の大幅値下げといい、任天堂としては、もうこの時代には3DSの後継機は考えていなかった可能性が高い


スイッチの発売日から開発期間を逆算すると、そう考えられる



スイッチは開発スタート時から、携帯ハードにスイッチできる機種として開発されていたのでは?









一先ず、俎上にすらあがらない極端にマイナーなハードや、PCエンジンGTのような互換機を除けば、こんなところではないか










時代ごとに最低2台はあったのだ、携帯ゲーム機というのは




だがそれが遂には0台だ





私は悲しい








全ての時代の覇者である任天堂でさえ、手を引く事業だからなあ…










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