▼前からやろうやろうと思ってたが、忙しくてなかなか時間が取れないために断念していたポケットモンスター サン・ムーンにとうとう手を出しました
フリゲレビューブログでありながらCSも扱うといっておいて、これまで100%フリゲのプレイ記録だったけど、ブログ開設から約1年、遂にはCSのプレイ日記を書きます
いやあ長かった。そもそもこの1年、何かゲーム買ったっけ…?
▼選んだのはサン。ゲーム内時間がリアルタイムというのが理由
ウルトラサンじゃないのは、余りにもウルトラサン・ウルトラムーンの評判が悪かったから
中古で買ったんだけど、前のプレイヤー、プレイタイムカンストしてたよ…
そこまで遊んだならもう売るなよ…
▼さて今回のポケモンでは、これまでとは違うことをしよう!ということで、自分のなかのポケモンがマンネリ化しないためにも、変化を持たせた。正直XYはシリーズで一番つまらなかったので
ORAS以外は全てプレイしているんだけど、これまで全て男主人公でやってきたんですよ。
なので今回初めて、女性主人公でプレイ。
これはXYで男主人公が冷遇されてて後悔したってのもある。
そして私の記憶ではこのポケモンシリーズ、実は草タイプを選んだことがないんですよ。
というわけでモクローを選ぶ。(今作は旅パでは水が一番強いらしいが、水はサトシのゲッコウガがいるしね)
シリーズ20年目にして、初めての草wwwwww
よし、これでやってみよう
あ、テキストは当然漢字だよ。ポケモンの世界観に漢字は似合わん
▼ポケモンも随分変わりましたね。いきなりOPでムービー。もう普通のシナリオ型RPG。まあシリーズで一番普通のRPGしてたBWは近年の最高傑作だったので、むしろこの路線は望むところ
ヒロインのリーリエがゴツイ男たちに追いかけられている。
必死に逃げ惑うリーリエ(ノースリーブで、夏らしい薄着の少女)
野郎どもが寄って集って10〜11歳の少女を追いかけ回す…
えっ?これ明らかに事案ですよ?
っていうかいきなりの薄い本展開にビックリ
何をやっとるんだ、この世界の警察は。ジュンサーさんは
(ジュンサーさん、アニオリだけどね)
▼うーん変わったというか無くなったというと、主人公のドット絵がどんどん小さくなってポケットモンスターの世界に入り込む演出、今回もないんだね。
ポケット モンスターの せかいへ! レッツ ゴー!
懐かしいよね…
XYでもあれがなくてガッカリしたんだけど、3Dだと表現しにくいのかしら…
イラストが3Dポリゴン化する演出でイケそうなもんだけど…
目が合ったトレーナーが、こっちにテクテク歩いてこないのもなんか寂しいなあ…
▼結構強引な登場の博士。しれっとでも、ちゃんとインターホンを押して入ってくる博士はまだ良心的じゃないだろうか。主人公のママ…あなたの子供は無断ですよ
ポケモン主人公の証である、モンスターボールのマーク入りの帽子(カバンなどの場合もあるが)を、早くかぶってるところを見せてくれ!とそんな博士せがまれる。
なんだろう…このシーンの博士、女主人公のせいかちょっとこれも事案臭いですよ?
10歳くらいの女の子の衣装に執心してるなんて…
▼リーリエはヒロインとしてかなり強調されてるなあ。このシリーズ、ストーリー上のヒロインは特にいなかったんだけど
キャラはセリフといいお嬢様系といい、少しミカンと被ってる気がする。
白ワンピも同じなら、ポケモンに名前をつけて、ちゃんづけしてるのも同じ。「……」の多いセリフも似てる
気の強そうなイラストとは随分違う…
ただ大人しい少女…程度だったミカンに比べるとかなりあざとい。女には嫌われるタイプのキャラだろう。馴れ馴れしいハウのことを嫌ってるっぽいのも、妙にリアルだ
そして、あざといを通り越してやりすぎなのが、流石に、なんでもかんでも、「さん」を付けすぎだ…
なんJ民かな?
「ポケモンさん」も幾らなんでもおかしいでしょ。
お前それ「動物さん」と言ってるのと同じだぞ!
▼XYはバトルが余りにもヌルゲーでいくら携帯ハードとはいえ歯ごたえが無さ過ぎてダレたんですが、サンムーンは結構敵が強い。
草タイプが弱いのか、野生のポケモンを一撃で倒せない。
結構難易度が高かったBW、BW2より固いんじゃないかこれ
▼ネット通信は改善されてるね。XYは下画面に常に他のプレイヤーの情報が入り乱れてて鬱陶しかったが、今回は通信が切り離されてる
さっそくオンラインにしてみると、相手からお誘いがあってポケモン交換。
こちとらまだ始めたばかりなんで、殆どがレベル一桁のポケモンなんだが、交換に出すと変えてくださいの連発。
おいおい煽ってくるな(笑)。そう連打されても、ないもんはない。
まあいいや、これでも食らえ!ってことで、さっき捕まえたばかりのレベル一桁の野生ポケモンを出したら、なんヌルと交換してくれた(笑)
これって確か準伝説じゃなかったかなー。サトシゲッコウガだけでもバランスブレイカーなのに、明らかに浮いてるバケモノ(笑)
でもいう事を一切聞いてくれないので、使うとしてもただの壁要員だね。
HPが減ってるのはレベル一桁の野生ポケモンに一方的に殴られたからです(笑)
その間も全くいうこと聞かないからね
サトシゲッコウガは2,3割はいう事を聞くが、これはプレイヤーの進行条件で確率が変わるのかな。前作まではバッジだったが、今回はジムもないようだし
ただ交換ポケモンを使うのは、クリア後にします。
元のトレーナーさん、あなたの分まで、頑張って鍛えます。
▼まあ時間は限られてるから、まずはシナリオを着々と進めていこう。
リーリエとの関係がラブコメっぽいので女主人公だと百合臭いけど、BW2ほどの露骨な恋愛要素ではなさそうだし、女主人公を選んだ事にも後悔は無し
むしろファッションも可愛いしこれでよかった
シナリオ上に選ばなかった主人公も、出てこないようだし
2018年01月17日
柊夢浮橋 レビュー感想 頭がフットーしそうだよおっっ
怪しい同人誌を執筆販売している女性柊と、そんな同人誌を買う客たち、そして同人誌の世界観を描いたシュールコメディ。ややホラー
センスは相当独特で、セリフ回しも面白い。
冒頭の穴と穴の女王にいきなり笑う。BL同人なのになぜ女王なのか(笑)
同人を買い求める客の浮遊するような歩き方にいきなりゾクっとする
キモッ!!
ドット絵の些細な動き、いや現実には動きすらないのだが…でこんなに奇妙な感じを出せるのは凄いね。
作者のお手製だろうか。こればかりは静止画では分からないので、是非プレイしてご自分の目でこの気持ち悪さを、世界観を確かめてほしい
評価C
65点
15分で遊べる、大変愉快なゲームでした。
尚、実はクリア後評価システムがあり、結果は「わるい子」…
1つ条件達成してるのに。
センスは相当独特で、セリフ回しも面白い。
冒頭の穴と穴の女王にいきなり笑う。BL同人なのになぜ女王なのか(笑)
同人を買い求める客の浮遊するような歩き方にいきなりゾクっとする
キモッ!!
ドット絵の些細な動き、いや現実には動きすらないのだが…でこんなに奇妙な感じを出せるのは凄いね。
作者のお手製だろうか。こればかりは静止画では分からないので、是非プレイしてご自分の目でこの気持ち悪さを、世界観を確かめてほしい
評価C
65点
15分で遊べる、大変愉快なゲームでした。
尚、実はクリア後評価システムがあり、結果は「わるい子」…
1つ条件達成してるのに。
2018年01月16日
罪咎オペレッタ レビュー感想 言うほどクズか?
▼スラムに住み着くルンペンの少年。
糞を食べ尿を飲み、人間とはいえないような生活をしている、まさに打ち捨てられた犬
ある時この世のものとは思えない、美味い食べ物を口にする
これは金持ちの食べ物なのかと感動する少年
だがそれは、捨てられてカビの生えたパンだった
大金持ちの家に生まれたお嬢様。
美しい豪邸で美しい物のみを見て美しく育てられた
ある時街で迷子になってしまい、迷い込んだスラムで少年を発見。
あのわんちゃんが欲しい!と親にせがむ
という圧倒的に掴みのいいオープニングにいきなり引き込まれる。
▼犬はお嬢様に飼われながらも飼い慣らされず、虎視眈々と家を乗っ取るために自分を鍛え上げる
お嬢様は悪意を向けられたことがないので、犬の本質に気づきつつも反応が出来ない
そして館の住人が犬とお嬢様以外毒死して…
館は火の手に包まれる
▼うーん、非常にスピーディかつハードな展開で、最初から最後までずっと面白い。
オープニングとリンクした「めでたし、めでたし」なラストシーンといい、実に痛快。
15分程度の短いプレイタイムだが、全く無駄がないのは凄い(掌編ゲームでも、結構無駄なシーンを入れがちだし)。
超展開気味だが、作風が作風だけに違和感はない。
▼ただ、クズを売りにしたゲームだが、主人公コンビがクズはクズだが、根っからのクズではなく環境によるクズであって根本的な悪人かが不明なので、言うほどクズのパレードではなかったかな
いかにもなベタ悪党も登場せず、性悪ヤンキーと純粋悪って感じのコンビだし
▼折角絵の枚数も多いのに、メッセージウィンドウが不透明で巨大なため、1/3くらいが埋もれているので大変見づらい。
絵によっては重要なポイントが隠れてしまってるし、描いたからには、見えないとはもったいないね(一応スペースキーで消せます。面倒だったが私は逐一消しました)。
たとえば少年が「犬」になって残飯を食わされるシーン。ウィンドウが邪魔をして汚い餌皿が見えないので、一瞬のインパクトが弱くなってしまう
こんなに違う。当然最初にこれが映ったほうがインパクトは強い
実写画像も綺麗だけど、一部明らかに世界観と違う日本のものが混じってたのも残念。舞台は海外なのに。
▼評価B
70点
後書きのキャラ紹介と、作者もクズという自虐オチにも笑った
面白かった、おすすめです。
糞を食べ尿を飲み、人間とはいえないような生活をしている、まさに打ち捨てられた犬
ある時この世のものとは思えない、美味い食べ物を口にする
これは金持ちの食べ物なのかと感動する少年
だがそれは、捨てられてカビの生えたパンだった
大金持ちの家に生まれたお嬢様。
美しい豪邸で美しい物のみを見て美しく育てられた
ある時街で迷子になってしまい、迷い込んだスラムで少年を発見。
あのわんちゃんが欲しい!と親にせがむ
という圧倒的に掴みのいいオープニングにいきなり引き込まれる。
▼犬はお嬢様に飼われながらも飼い慣らされず、虎視眈々と家を乗っ取るために自分を鍛え上げる
お嬢様は悪意を向けられたことがないので、犬の本質に気づきつつも反応が出来ない
そして館の住人が犬とお嬢様以外毒死して…
館は火の手に包まれる
▼うーん、非常にスピーディかつハードな展開で、最初から最後までずっと面白い。
オープニングとリンクした「めでたし、めでたし」なラストシーンといい、実に痛快。
15分程度の短いプレイタイムだが、全く無駄がないのは凄い(掌編ゲームでも、結構無駄なシーンを入れがちだし)。
超展開気味だが、作風が作風だけに違和感はない。
▼ただ、クズを売りにしたゲームだが、主人公コンビがクズはクズだが、根っからのクズではなく環境によるクズであって根本的な悪人かが不明なので、言うほどクズのパレードではなかったかな
いかにもなベタ悪党も登場せず、性悪ヤンキーと純粋悪って感じのコンビだし
▼折角絵の枚数も多いのに、メッセージウィンドウが不透明で巨大なため、1/3くらいが埋もれているので大変見づらい。
絵によっては重要なポイントが隠れてしまってるし、描いたからには、見えないとはもったいないね(一応スペースキーで消せます。面倒だったが私は逐一消しました)。
たとえば少年が「犬」になって残飯を食わされるシーン。ウィンドウが邪魔をして汚い餌皿が見えないので、一瞬のインパクトが弱くなってしまう
こんなに違う。当然最初にこれが映ったほうがインパクトは強い
実写画像も綺麗だけど、一部明らかに世界観と違う日本のものが混じってたのも残念。舞台は海外なのに。
▼評価B
70点
後書きのキャラ紹介と、作者もクズという自虐オチにも笑った
面白かった、おすすめです。
リバース・ゲーム レビュー感想 「このゲームには必勝法がある(キリッ)」(ネタバレ)
■プレイ時間
一週目・・・6時間
二週目以降(既読スキップし、全エンディング回収)・・・5時間
※プレイ時間は目安です。これ以上時間がかかることがあります。
■ゲーム紹介文
主人公「加藤智紀」は夏休み初日に交通事故で命を落とす。
次に目を開けた彼は、怪しげな仮面を付けた天使――バースに「リバース・ゲーム」に参加しないかと招待される。
ゲームをクリアすれば、死んだという事実は消え、現世に生き返ることが出来るとバースは言うが……。
生き返りについて半信半疑のまま、主人公はサポート役の天使、相原はるかと共にゲームクリアを目指す。様々な仲間との出会いが、後ろ向きな彼の性格を徐々に変えていく。
果たして五日間のゲームを無事乗り切ることが出来るのか、それとも……?
――あなたは、他人(ひと)のために死ねますか?
▼よくあるデスゲームものだけど、対戦相手を蹴落とす頭脳戦ではなく、敵も味方もいないっていうシステムがやや新しいかも。
76人が一斉に参加して、条件を満たせた人間のみ生き返れるというシステム。
1度死んだ人間が生き返るためにデスゲームをやるって設定は「僕らはみんな死んでいる」っぽい
女性キャラが多いのでギャルゲー風だが、好感度があるのはメインヒロインだけで、それも変わるのは生死の分岐だけで、恋愛要素はありません。
ヒロインは3人いるが、固有エンディングもなし。
というか寧ろ、親友キャラとヒロインが付き合うエンディングがあるくらい(ネタバレ後述)
▼作画は、キャラクターの顔が全員同じで描き分けが微妙だったり、首が長すぎる事が気になる。体が小さいのに頭がでかすぎるし(頭と胴体がほぼ同じ横幅)、ちょっと癖のある絵。
このシーンも、主人公の視点からするとテーブルの高さと距離がおかしい気が…
▼生き返りを賭けたデスゲームをすることになるが、正直伏線を使った知略ゲームモノとしてはイマイチかなあ…
余りにも矛盾やご都合主義が多すぎるし、納得よりツッコミのほうが多かった。
まず10項目ルールがあるが、そのうち必須になっているルールがせいぜい2,3で、他の設定が生かされていない。
かつ、ルールの抜け穴として天使は自分以外の参加者なら助けられるというオチだが、76人も参加者がいて(全員に天使がついてるならその2倍もいて)誰もこの単純な抜け道に気づかないってのは、ちょっと無理あるよなあ…。他の参加者と会った時点でもう生き残り確定だし
主人公はたった5日で2人もの参加者と出会ってるし、リバースゲームは地域ごとに行われてるようなので、他の参加者同士も接触してただろうし、普通は気づきそうなものだが、生き残れたのは主人公一派のみ
なのでカイジ、ライアーゲーム的な読み合いや二転三転する展開を期待していると裏切られるかも
▼バースの正体が兄というのもベタで読めてしまうし、もっと意外性のある展開が欲しかった。
そもそもバースやマナはリバース・ゲームなんて極悪ゲームを開催して人をブチ殺しまくってるのに、ラストが美談っぽいこと自体が無理あるんだよなあこのエンディング…
失敗した人間に、同じかそれ以上の痛み苦しみを与えるとかマジキチ。
バース「うえーん、悲しいよお。だから仮面つけたよお。血の涙を流してるよお」
…って…
「おっと被害者面はよくないぜ」
「お前がそのお題目でやったことは……」
「到底相殺しきれない」
というTOSのゼロスの名台詞を教えてあげたい
▼パートナーとなる天使はるかが、実は天使といいつつも死んだ人間ってのは面白いオチだった。
1人だけ紫色の髪の毛で現実離れしたキャラデザだし、本当に天使だと思ってた。アニメカラーな髪の毛の色は、ファンタジーの象徴として描かれることが多いからね
お互いを守って、守られて、主人公が生き返るためのパートナーとして最後まで尽力してくれて、なかなかいいヒロインだった
守りたい、この笑顔
アレッ!?!?
だがバッドエンドでは自分もかつては死んだ人間で、生き返れると知って本性を出したはるかに惨殺されてしまう。まあこれがなかなかえげつねぇな…
作者の性別は分からないが、ちょっと機嫌を損ねただけで掌を返す、女のリアル感が怖い(笑)。
しかも生き返ったはるかは彼氏とクリスマスにラブラブデート。両親にも紹介することになってて、関係は結婚に近いところまで進んでいる雰囲気
更に彼氏の正体は物語序盤に登場した、主人公の親友(金持ち、イケメン、175cm高身長、バスケ部のエースというハイスペックマン)でいわゆるNTR
しかも親友、女は苦手で、はるかとは仲がよくなかったのにこの結末…
親友は、主人公が何者かに殺されてしまった事を今でも悔やんでいる。
自分が主人公を殺したことは勿論黙っているはるか…
女の描写がリアル過ぎる…
((((;゜Д゜)))
もう一つのバッドエンドでは生き返ったはるかが通り魔に襲われ脚をノコギリで切断され、精神崩壊してしまう
自業自得だがグロ怖い。
1度皆が幸せになって終わるトゥルーエンドを見ていると、ギャップがありすぎて痛いエンディングだ…
▼キャラは善人が多いが、幼馴染の女の子は、バッドエンドの引き金にも、グッドエンドの引き金にもなるし、毒にも薬にもなる。そして主人公に好意がないという珍しいキャラだったね。普通こういうキャラってヒロインその2になるから。思ったより出番が少なくて驚いた。
同様に大五郎も余り活躍シーンがなかったな…
投げっ放しの伏線もあるので、まだバージョンアップするのかなあ。
▼評価C 65点
バッドエンドコミで面白かったです。
プレイタイムはかなり長く記載されてるが、実際には1周目3時間、2周目1時間程度と中編なので手軽に遊べた(あと2個あるEDを見ても、1時間とかからないだろうし)
後々EDコンプします。
【当日追記】
▼後日追記になるかと思えば、思ったよりも短くて30分程度でコンプ。
これ以上のプレイはプレイヤーに何があっても保証しないという警告画面になり、強制的にゲームがシャットダウン。フリゲでたまにある演出ですね。
その後立ち上げて再スタート。
すると冒頭が全く違うものとなる
ヒロインはるかも登場せず、代わりに来たのは謎の天使イオ
まあ結論から言っちゃうと、メリーバッドエンドは、ゲームキャラクターがプレイヤーを殺しに来るといったもの。
どうやら後付けらしく、本編と比べると伏線もないし微妙な感じが…
強いて言うならリバース・ゲームそのものを仮想現実といってたことがメタフィクションっていうオチの伏線だけど、それをいうなら主人公たちは仮想現実だけじゃなくて現実世界にも帰ったので、何か変だしなあ…
でもフリーゲーム、フリーゲーム配布サイト、川澄シンヤ(作者名)、なんて言葉が出てきたり、ここまで露骨なメタネタは余りないかも
イオはキャラクターの集まった思念体という設定だが、キャラデザも合成獣っぽい(髪型は夏澄、髪の色はレイナってな感じで。でも実際のところ髪型は初音ミクっぽい)
主人公…というか現実世界のプレイヤーが何故か女性固定なので、名前だけじゃなく性別も入力できればよかったなあ…
▼これにて本作のプレイは終了。
開発3年らしいけど、川澄シンヤ氏にはまた短編でADVを作って欲しいですね。
もともと小説家志望だったらしいが、リバース・ゲームの仕掛けはゲームならではのゲームシナリオなので、間違いなく一つの形にはなったんじゃないかと。
一週目・・・6時間
二週目以降(既読スキップし、全エンディング回収)・・・5時間
※プレイ時間は目安です。これ以上時間がかかることがあります。
■ゲーム紹介文
主人公「加藤智紀」は夏休み初日に交通事故で命を落とす。
次に目を開けた彼は、怪しげな仮面を付けた天使――バースに「リバース・ゲーム」に参加しないかと招待される。
ゲームをクリアすれば、死んだという事実は消え、現世に生き返ることが出来るとバースは言うが……。
生き返りについて半信半疑のまま、主人公はサポート役の天使、相原はるかと共にゲームクリアを目指す。様々な仲間との出会いが、後ろ向きな彼の性格を徐々に変えていく。
果たして五日間のゲームを無事乗り切ることが出来るのか、それとも……?
――あなたは、他人(ひと)のために死ねますか?
▼よくあるデスゲームものだけど、対戦相手を蹴落とす頭脳戦ではなく、敵も味方もいないっていうシステムがやや新しいかも。
76人が一斉に参加して、条件を満たせた人間のみ生き返れるというシステム。
1度死んだ人間が生き返るためにデスゲームをやるって設定は「僕らはみんな死んでいる」っぽい
女性キャラが多いのでギャルゲー風だが、好感度があるのはメインヒロインだけで、それも変わるのは生死の分岐だけで、恋愛要素はありません。
ヒロインは3人いるが、固有エンディングもなし。
というか寧ろ、親友キャラとヒロインが付き合うエンディングがあるくらい(ネタバレ後述)
▼作画は、キャラクターの顔が全員同じで描き分けが微妙だったり、首が長すぎる事が気になる。体が小さいのに頭がでかすぎるし(頭と胴体がほぼ同じ横幅)、ちょっと癖のある絵。
このシーンも、主人公の視点からするとテーブルの高さと距離がおかしい気が…
▼生き返りを賭けたデスゲームをすることになるが、正直伏線を使った知略ゲームモノとしてはイマイチかなあ…
余りにも矛盾やご都合主義が多すぎるし、納得よりツッコミのほうが多かった。
まず10項目ルールがあるが、そのうち必須になっているルールがせいぜい2,3で、他の設定が生かされていない。
かつ、ルールの抜け穴として天使は自分以外の参加者なら助けられるというオチだが、76人も参加者がいて(全員に天使がついてるならその2倍もいて)誰もこの単純な抜け道に気づかないってのは、ちょっと無理あるよなあ…。他の参加者と会った時点でもう生き残り確定だし
主人公はたった5日で2人もの参加者と出会ってるし、リバースゲームは地域ごとに行われてるようなので、他の参加者同士も接触してただろうし、普通は気づきそうなものだが、生き残れたのは主人公一派のみ
なのでカイジ、ライアーゲーム的な読み合いや二転三転する展開を期待していると裏切られるかも
▼バースの正体が兄というのもベタで読めてしまうし、もっと意外性のある展開が欲しかった。
そもそもバースやマナはリバース・ゲームなんて極悪ゲームを開催して人をブチ殺しまくってるのに、ラストが美談っぽいこと自体が無理あるんだよなあこのエンディング…
失敗した人間に、同じかそれ以上の痛み苦しみを与えるとかマジキチ。
バース「うえーん、悲しいよお。だから仮面つけたよお。血の涙を流してるよお」
…って…
「おっと被害者面はよくないぜ」
「お前がそのお題目でやったことは……」
「到底相殺しきれない」
というTOSのゼロスの名台詞を教えてあげたい
▼パートナーとなる天使はるかが、実は天使といいつつも死んだ人間ってのは面白いオチだった。
1人だけ紫色の髪の毛で現実離れしたキャラデザだし、本当に天使だと思ってた。アニメカラーな髪の毛の色は、ファンタジーの象徴として描かれることが多いからね
お互いを守って、守られて、主人公が生き返るためのパートナーとして最後まで尽力してくれて、なかなかいいヒロインだった
守りたい、この笑顔
アレッ!?!?
だがバッドエンドでは自分もかつては死んだ人間で、生き返れると知って本性を出したはるかに惨殺されてしまう。まあこれがなかなかえげつねぇな…
作者の性別は分からないが、ちょっと機嫌を損ねただけで掌を返す、女のリアル感が怖い(笑)。
しかも生き返ったはるかは彼氏とクリスマスにラブラブデート。両親にも紹介することになってて、関係は結婚に近いところまで進んでいる雰囲気
更に彼氏の正体は物語序盤に登場した、主人公の親友(金持ち、イケメン、175cm高身長、バスケ部のエースというハイスペックマン)でいわゆるNTR
しかも親友、女は苦手で、はるかとは仲がよくなかったのにこの結末…
親友は、主人公が何者かに殺されてしまった事を今でも悔やんでいる。
自分が主人公を殺したことは勿論黙っているはるか…
女の描写がリアル過ぎる…
((((;゜Д゜)))
もう一つのバッドエンドでは生き返ったはるかが通り魔に襲われ脚をノコギリで切断され、精神崩壊してしまう
自業自得だがグロ怖い。
1度皆が幸せになって終わるトゥルーエンドを見ていると、ギャップがありすぎて痛いエンディングだ…
▼キャラは善人が多いが、幼馴染の女の子は、バッドエンドの引き金にも、グッドエンドの引き金にもなるし、毒にも薬にもなる。そして主人公に好意がないという珍しいキャラだったね。普通こういうキャラってヒロインその2になるから。思ったより出番が少なくて驚いた。
同様に大五郎も余り活躍シーンがなかったな…
投げっ放しの伏線もあるので、まだバージョンアップするのかなあ。
▼評価C 65点
バッドエンドコミで面白かったです。
プレイタイムはかなり長く記載されてるが、実際には1周目3時間、2周目1時間程度と中編なので手軽に遊べた(あと2個あるEDを見ても、1時間とかからないだろうし)
後々EDコンプします。
【当日追記】
▼後日追記になるかと思えば、思ったよりも短くて30分程度でコンプ。
これ以上のプレイはプレイヤーに何があっても保証しないという警告画面になり、強制的にゲームがシャットダウン。フリゲでたまにある演出ですね。
その後立ち上げて再スタート。
すると冒頭が全く違うものとなる
ヒロインはるかも登場せず、代わりに来たのは謎の天使イオ
まあ結論から言っちゃうと、メリーバッドエンドは、ゲームキャラクターがプレイヤーを殺しに来るといったもの。
どうやら後付けらしく、本編と比べると伏線もないし微妙な感じが…
強いて言うならリバース・ゲームそのものを仮想現実といってたことがメタフィクションっていうオチの伏線だけど、それをいうなら主人公たちは仮想現実だけじゃなくて現実世界にも帰ったので、何か変だしなあ…
でもフリーゲーム、フリーゲーム配布サイト、川澄シンヤ(作者名)、なんて言葉が出てきたり、ここまで露骨なメタネタは余りないかも
イオはキャラクターの集まった思念体という設定だが、キャラデザも合成獣っぽい(髪型は夏澄、髪の色はレイナってな感じで。でも実際のところ髪型は初音ミクっぽい)
主人公…というか現実世界のプレイヤーが何故か女性固定なので、名前だけじゃなく性別も入力できればよかったなあ…
▼これにて本作のプレイは終了。
開発3年らしいけど、川澄シンヤ氏にはまた短編でADVを作って欲しいですね。
もともと小説家志望だったらしいが、リバース・ゲームの仕掛けはゲームならではのゲームシナリオなので、間違いなく一つの形にはなったんじゃないかと。
2018年01月14日
アカイアクム レビュー感想 前作を超えるアカイアクマ
とにかく怖い!!!
前作アカイイカアも怖かったが、比較にならない。
短期間でよくぞここまでホラー力を上げたものだと作者のセンスに感心する。
ゲーム性は前作と違い、追いかけっこは殆ど無くなり、謎解き中心。でもトリックは簡単なので詰まることなく攻略できた。クリアまで、30分。
初見殺しも余り無いので、反射神経のいい人ならゲームオーバー0回でクリア出来るかもしれない
ストーリー性は今回もほぼなく、しかも前作のような謎めいた感じでもなく、アカイアクムを見せているアカイが普通に登場し、これといった考察の余地がない。
アカイアクムもアカイイカアの意味不明さに比べると、普通の名前だし、正体の説明まであるしね。
個人的には前作の赤いながらもブラックなシナリオのほうが好みだ
(おっす!が可愛い)
絵を描いてるのは作者のムキムキチワワ氏ではないので、前作とは雰囲気が違う。
主人公もホラーゲームの主人公にしては強そうな顔の青年(最後死ぬんだけど)。
前作では頻繁に登場した作者手書きのクリーチャーイラスト、今作では2回くらいしか出てこないので、折角描いたのだしもっと出場機会があってもよかった。
出番があるのは、あの濃い顔ばかりだし
評価B
75点
おすすめです。怖過ぎ。
尚、シナリオ上のリンクはあれど続き物ではないので(当初タイトルはアカイイカア2だったが、変更したらしい。シナリオ上の続編じゃないからかな)、今作からでも問題なく遊べます。
・おまけ
前作アカイイカアレビュー
https://fanblogs.jp/katananana/archive/111/0
廃屋にて レビュー感想 廃墟探索をしてはいけない(戒め) ネタバレ
▼廃墟探索をしにきた大学生(かな?少年にしては黒電話を懐かしいと言ったりするが)たちの探索ホラーゲーム
プレイヤーキャラは大学生ではなく飛び入りで参加した謎の人物。RPGの主人公的に一言も喋らない
ドット絵が綺麗だが、自作かな。しかもよく動く、スーファミ時代のスクウェアみたい。聖剣伝説2やクロノトリガーに影響受けてるのかな。
瞬きもちゃんとする
▼攻略難易度は非常に低いので、20分でクリアした。
だがすっきりしない変なEDだった。最後の襖も開かずのままだし、これはトゥルーエンドではないだろう。タイトル画面を見るに、やはりもう1つEDがあるようだ
1周目から違和感はあった。部長に物を壊すなと言われるシーンでテキストカラーが変化してたりね。これは露骨なヒントだろう
それを基本にプレイしたんだけど、どうしても、はさみだけは使って、物を壊さないと進めないシーンがあった
だが2周目はもう答えが分かってるので、それらをカットしてもいいだろう。
そう、はさみだけにな(キリッ)
フヒヒwwwサーセンwwwwww
▼では気を取り直して2周目はもう謎解きの答えは分かってるので、縛りプレイ
おお、謎解きの際の同行者の反応が変わった。調べもしてないのによくわかったねという反応になった
はさみだけはアイテムとして必要だから、入手しないとね
そして最深部の処刑部屋で、開かずの襖も空いた…
▼出てきたのは、人間の骨。
うーん、やっぱり主人公は、この廃屋に住んでた少年だったんだね。定番やな。
このゲームのヒロインキャラはてっきりハッシーかと思ってたけど、男に抱擁されるってのがなんだか妙な気分だ
とても優しい結末だね…
もっと早く君を見つけてあげられればよかった…もう苦しまなくてもいいんだ…
イイハナシダナー!!!
これは、ホラーに見せかけて、心を閉ざした青年が人の心に触れる話なんやな…
自分、涙いいっすか…?
ブシュアッッッ!!!
えっ?
突如鳴り響く、何かを殺傷したような音。
いましがた出てきたドアを調べると「用済み」の文字
アイテムを調べると道具として使ってきたはさみなどが、実は殺人の道具であったとテキストが摩り替っている
そして薄笑いを浮かべる、血だらけの主人公。
参加者を1人1人殺していく…
雨はあがり、最後には1人で廃屋をあとにする…
当然人も来なければ、証拠もあがらない。
そう全ての殺人は廃屋にて…
▼いやー、短編ながら非常によくできたゲームですね。真ENDの攻略条件は道具を壊さないこと、集めないことなんだけど、それもちゃんとギミックになってる。はさみだけは必要なこともね
評価B+
70点
作者は廃墟探索をする連中に警告したくて、そこから着想したのかな。違法に廃墟探索をする人間への風刺もあります
そういえば何度も「用済み」という言葉が出てくるから、最後の「月読みの里」が「用済みの里」に見えた…
プレイヤーキャラは大学生ではなく飛び入りで参加した謎の人物。RPGの主人公的に一言も喋らない
ドット絵が綺麗だが、自作かな。しかもよく動く、スーファミ時代のスクウェアみたい。聖剣伝説2やクロノトリガーに影響受けてるのかな。
瞬きもちゃんとする
▼攻略難易度は非常に低いので、20分でクリアした。
だがすっきりしない変なEDだった。最後の襖も開かずのままだし、これはトゥルーエンドではないだろう。タイトル画面を見るに、やはりもう1つEDがあるようだ
1周目から違和感はあった。部長に物を壊すなと言われるシーンでテキストカラーが変化してたりね。これは露骨なヒントだろう
それを基本にプレイしたんだけど、どうしても、はさみだけは使って、物を壊さないと進めないシーンがあった
だが2周目はもう答えが分かってるので、それらをカットしてもいいだろう。
そう、はさみだけにな(キリッ)
フヒヒwwwサーセンwwwwww
▼では気を取り直して2周目はもう謎解きの答えは分かってるので、縛りプレイ
おお、謎解きの際の同行者の反応が変わった。調べもしてないのによくわかったねという反応になった
はさみだけはアイテムとして必要だから、入手しないとね
そして最深部の処刑部屋で、開かずの襖も空いた…
▼出てきたのは、人間の骨。
うーん、やっぱり主人公は、この廃屋に住んでた少年だったんだね。定番やな。
このゲームのヒロインキャラはてっきりハッシーかと思ってたけど、男に抱擁されるってのがなんだか妙な気分だ
とても優しい結末だね…
もっと早く君を見つけてあげられればよかった…もう苦しまなくてもいいんだ…
イイハナシダナー!!!
これは、ホラーに見せかけて、心を閉ざした青年が人の心に触れる話なんやな…
自分、涙いいっすか…?
ブシュアッッッ!!!
えっ?
突如鳴り響く、何かを殺傷したような音。
いましがた出てきたドアを調べると「用済み」の文字
アイテムを調べると道具として使ってきたはさみなどが、実は殺人の道具であったとテキストが摩り替っている
そして薄笑いを浮かべる、血だらけの主人公。
参加者を1人1人殺していく…
雨はあがり、最後には1人で廃屋をあとにする…
当然人も来なければ、証拠もあがらない。
そう全ての殺人は廃屋にて…
▼いやー、短編ながら非常によくできたゲームですね。真ENDの攻略条件は道具を壊さないこと、集めないことなんだけど、それもちゃんとギミックになってる。はさみだけは必要なこともね
評価B+
70点
作者は廃墟探索をする連中に警告したくて、そこから着想したのかな。違法に廃墟探索をする人間への風刺もあります
そういえば何度も「用済み」という言葉が出てくるから、最後の「月読みの里」が「用済みの里」に見えた…
2018年01月13日
マキシマムデイズ〜The Final Chapter〜 レビュー感想 ヤンキー漫画風ゲームという稀有な一作
▼まあ例によって、またパロディが面白過ぎ。声に出して笑った。
カイジのモノマネ上手いね。アニメ見たこと無いけど、声は知ってたから似てると分かった。
(今回ドラゴンボールZはないの?って思えばまさかのラストシーン担当で爆笑した)
年上に敬語を使わない主人公ですら低姿勢だし、カイジさん一体何者なんだ
▼だがそんなギャグシーン中心の日常は本当に序盤の一部だけで、今回は前作とかなり打って変わって、なぜかシリアスなヤンキーもの。
喧嘩シーンの連続で、ギャルゲーというにはかなり無理のあるゲームになっている。ゲームというか、ほぼビジュアルノベルだしね。
▼喧嘩漫画的ゲームとしては、熱い展開が多い。親友キャラや、前作で雑魚っぽかったリーゼントファイブが頼りになりすぎる。
▼だがラスボスマサトが余りにも雑魚で拍子抜け。
しかもここまでの戦いで消耗しきった主人公に負けてるし…
なんか志々雄真実を思い出す弱さ
そもそもこいつはなぜヘッドになれたんだろう。フィジカルではモヒカンに劣り頭脳では華に劣り狡猾さではホストに劣る、明らかに四天王で最弱。
雑魚っぽいホストでさえ主人公の攻撃を受けて何度でも立ち上がったのに、マサトはメンタルも最弱
華は頭脳派だからマサトを利用しているだけだろうけど、モヒカンは自分より強い奴にしか従わないタイプじゃないだろうか。でもマサトは明らかにモヒカンより弱そう
しかもキャラが弱過ぎてラスボスなのにモブみたい。これといった特徴もない
多分だが今回伏線を張った「彼女」にとってマサトは一番操り易い単純馬鹿だから、ヘッドを張らされていたのではないか。
華も「彼女」とつながっているみたいだし
▼六花がレイの真似をして主人公を慰めるシーンは、正直少し泣けた。
今回ヒロインのはずの六花の出番がかなり少ないんだが、あ、こいつそういえばヒロインだったなってここで思い出したよ
とても唐突に濃い顔になるヒロインとは思えない、いいシーンだったね
▼評価B
70点
ストーリーはこれで完結かと思いきや次回作(ファンディスク?)でまだ続くらしい。伏線の消化を考慮すると、マキシマムデイズ3が出る可能性もありそう。
オラワクワクしてきたぞ!
カイジのモノマネ上手いね。アニメ見たこと無いけど、声は知ってたから似てると分かった。
(今回ドラゴンボールZはないの?って思えばまさかのラストシーン担当で爆笑した)
年上に敬語を使わない主人公ですら低姿勢だし、カイジさん一体何者なんだ
▼だがそんなギャグシーン中心の日常は本当に序盤の一部だけで、今回は前作とかなり打って変わって、なぜかシリアスなヤンキーもの。
喧嘩シーンの連続で、ギャルゲーというにはかなり無理のあるゲームになっている。ゲームというか、ほぼビジュアルノベルだしね。
▼喧嘩漫画的ゲームとしては、熱い展開が多い。親友キャラや、前作で雑魚っぽかったリーゼントファイブが頼りになりすぎる。
▼だがラスボスマサトが余りにも雑魚で拍子抜け。
しかもここまでの戦いで消耗しきった主人公に負けてるし…
なんか志々雄真実を思い出す弱さ
そもそもこいつはなぜヘッドになれたんだろう。フィジカルではモヒカンに劣り頭脳では華に劣り狡猾さではホストに劣る、明らかに四天王で最弱。
雑魚っぽいホストでさえ主人公の攻撃を受けて何度でも立ち上がったのに、マサトはメンタルも最弱
華は頭脳派だからマサトを利用しているだけだろうけど、モヒカンは自分より強い奴にしか従わないタイプじゃないだろうか。でもマサトは明らかにモヒカンより弱そう
しかもキャラが弱過ぎてラスボスなのにモブみたい。これといった特徴もない
多分だが今回伏線を張った「彼女」にとってマサトは一番操り易い単純馬鹿だから、ヘッドを張らされていたのではないか。
華も「彼女」とつながっているみたいだし
▼六花がレイの真似をして主人公を慰めるシーンは、正直少し泣けた。
今回ヒロインのはずの六花の出番がかなり少ないんだが、あ、こいつそういえばヒロインだったなってここで思い出したよ
とても唐突に濃い顔になるヒロインとは思えない、いいシーンだったね
▼評価B
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ストーリーはこれで完結かと思いきや次回作(ファンディスク?)でまだ続くらしい。伏線の消化を考慮すると、マキシマムデイズ3が出る可能性もありそう。
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シチューは食べ物 レビュー感想 ホワイトシチューのブラックユーモア
宇宙人に拉致された犯罪者予備軍のニートが、宇宙船でシチューを食事に出される。
空腹に負け、平らげるニートだったが実は…
その後ニートは異星に拉致されることになるが、至れり尽くせりの待遇だから、地球にいるよりはマシだと、何も抵抗はしない。
だが勿論そんな上手い話はなく、話には裏があって…
…うーんなるほど、なかなかブラックな結末だ。ありがちでも黒い。
特に、食べ物を廃棄物扱いしているから、作者は叩かれそうな危ない橋を自ら渡ってる。
タイトルは予防線なんだろうね
でも、何故かトイレのある部屋で食事させられてたり(いわゆる便所飯…。ニートはなぜかそれを指摘しないが)意味不明な気持ち悪い点があったから、予防線だけではなく、伏線もちゃんと張っている
イメージといいつつタイトル画面もしっかり意味があったり(でもなんでシチューなのに夏やねん)、オチが2段あってなかなか愉快。
まあ終わってみればこれはwinwinって奴だよね。宇宙人の正体はアレだけど、その後のニートの人生には無関係だし、若い地球人の男女で交配しまくれるのも勝ち組といえば勝ち組。
評価C
60点
10分でサクっと遊べて、これはひどいというオチの良作。
笑撃の真相は!!
アナタの目で!!!
m9(`・ω・´)っ
らせんの宿 レビュー感想 ヒナタとかいうぐう聖
長い長いと脅されていたのでスルーしていたゲームを、今更クリア。
面白かったです、実際かなり長いゲームなんで、1回目でトゥルーエンドが見れてよかった
難易度はかなり高いかな。石を拾うとかなかなか気づかない
思ったよりアニメチックな絵とストーリー。まさかのループものだとは。
赤おばさんって、金子一馬の左手描きっぽいよね
こんなペルソナいた気がする
シナリオや設定は「ペルソナ2」っぽい気もする。特異点ってワードとかもあのゲームを思い出した。
アニメチックな挿入歌も複数入ってて、使いどころに笑っちゃったよ。最初かなり唐突に流れるからね。
スーファミっぽいチープなグラフィックなのに、クライマックスで歌が流れる…
溢れ出るミスマッチとシュール感…
いかにも若年層のフリゲ開発者が作った今っぽい演出で、これぞフリゲならではの味わいだね
ラストのタマキは女の子の名前なんだが、タイヨウが女に転生したのかしら…(カイトみたいだな)
評価C
65点
作者はこれ1本しか作ってないみたいなんで、新作に期待したいですね
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評価C
65点
作者はこれ1本しか作ってないみたいなんで、新作に期待したいですね
2018年01月12日
【悲報】黄金期ファミ通の人気編集者、ポルノ鈴木さんの現在
私はファミ通をかなり長い間購読してて、提灯記事にやらせレビューの連発で、世間からゴミ痛なんて蔑称で叩かれててもまだ尚、熱心に購読していた過去があります。
多分これほどファミ通に金を落とした読者はいないだろうってくらいには、買ってました。(余談だが、ファミ通ブロス(漫画雑誌のほう)にいたっては、創刊から休刊までずっと購読していました。私くらいじゃないか、そんな人…)
投稿者でもあり、懐かしのガバスも持ってます。
後年、文章で小銭を稼ぐようになった私から見ても、当時のファミ通は面白い編集者やライターが多かった
で、当時ポルノ鈴木という、PNからして既にインパクトのある編集者がいたんですよ。
彼の文章はとてもユニークで、特にソフトウェアインプレッションの「GTA」の記事は面白かったな。
ここまではまあ、センスのある文章を書くライターというだけなんだけど、彼の魅力はやはりなんといってもそのイケメンぶり
ハーフっぽい顔立ちで、イケメンがネタになることも多かった
鈴木みその「おとなのしくみ」で、その顔なら別の仕事で金持ちになれるなんて書かれたり、女性ファンの読者がポルノさんの愛人になりたいと投稿してきたり
「ゲームウェーブ」でポルノ鈴木が出演したときも、ポルノ鈴木という恥ずかしい名前という前フリから登場した彼が余りにもイケメンだったため、伊集院光が驚いていたように見えました
当時私もまだ少年だったので、単純にそんなカッコいい男に憧れていたわけです
そんな彼のことをふと気になって検索してみたんですよ。
あの人いま何やってんのかなって
まあちょっとだけお太りになられたようです
…まさかの浜さん(浜村通信)ルート…
尚現在はクルマ関係のライターになってる模様。当時からカーマニアで、「GTA」もその影響でハマってたのかなあ
ゲームの仕事は少ないようだが、もうフリーのゲームライターで食っていける時代じゃないのかな。これも時の流れですね。
まあ活躍の場が変わったのは残念だが、バリバリやってるようで何より(もう業界を去った人も大勢いるみたいだしね…)
しかし、見た目のカッコ良さそのままのブンブン丸は凄い。ゲームしながら筋トレしてただけある。
ポルノ鈴木もせめて痩せて欲しい(悲)
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