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2017年07月19日

きみの夢をみている プレイ日記3 園田理子編 悪友から恋人へ…という正統派ヒロイン

▼理子編クリアしました

ネタバレプレイ日記






優人と今の関係が崩れても、明日告白しようと思いきる理子






大まかな流れは他のシナリオと同じなのに、この告白を、アイリの夢そっくりな花畑に行くシーンに合わせたのが、よく出来た展開




我を失ってアイリの幻影を追い求める優人

それを止める理子



だがアイリのことで心を支配され余裕をなくした優人は、理子に酷い暴言を吐いてしまう

泣きながら走り去ってしまう理子


このままじゃ一生後悔するという、
秋穂の助言で追いすがる優人






うーん、素晴らしい。メンバー総活躍のいいシーンだ



秋穂編の理子は空気だったが、理子編の秋穂はしっかり「2人の」親友している



仲直りで不器用な言い合いをすることも微笑ましい



▼秋穂編にあった最後の力を振り絞ったアイリと夢で再会するシーンはなく、目を覚まさないまま、時間だけが無慈悲に過ぎ去ってしまう

仲良しコンビは無言で勉強し、優人は老人のように無言で過す


これ、かなり悲しいシーンだ







▼そんな境地から何かを悟り、アイリを忘れることはできないが、明確な違いとして現実世界の理子を、女性として好きだと告げる


理子号泣。イイハナシダナー。



恋人になる2人、うーん、甘酸っぱい



▼時は過ぎて卒業式。卒業したことをアイリに報告するために、花を買う


あっ…(察し)


って思ったけどひと安心、病院で今も眠り続けてる




あれからずっと目を覚まさないアイリ…





どちらも大切だが、明確な違いとして恋愛感情の有無をあげたはずだが、この男、未練タラタラである。



理子もそれを知ってて理解してくれてるのが、ぐう聖過ぎる


現実を生きながらも夢と決別できない主人公ってのをやりたいんだろうな。エンディングもそんな感じだし



優人と秋穂は同じ大学だが、理子は第七志望でスレスレ合格した大学に通うことになる


えええええええ、第七志望って…


この設定、必要あったかな?理子、勉強の楽しさに気づいたんじゃなかったのかよ。あれ、絶対同じ大学行くってフラグだと思うじゃん


まあ優人の「大学は違ってもこれからも毎日一緒だ」、って台詞をいわせたかったんだろうけど、
それなら理子が成績を上げてる設定はいらなかった気が…





同じ学校の同じクラスで、学力にそこまで違いがあるってのも、変だろうしね







▼ラストシーン、「あいしてる」とつぶやくも理子は聞き取れない


だが優人は気にしない。

これから何度でもいえばいい。理子とずっと生きていくのだからと誓う



カッコよすぎやんけ。何これ綺麗…正直ちょっと感動






理子編はそれぞれのシーンが長くて、どれも切ないながらに美談にまとまってるのがよかった

でも詭弁臭い、青臭いのが嫌いな人には合わないかもね



本作最高のシナリオでしょう、90点の良作




▼これにてきみ夢コンプリートだが、オマケなどは一切なし。作者あとがきなんかも、なし。一枚絵がないので、CGモードなどもなし。そもそもこのゲーム、コンフィグすらないしね


絵も少ないし、全体的に非常に簡素で惜しい。


演出らしい演出もなく、本当にただシナリオに絵を乗せただけで、紙芝居以上でも以下でもないゲーム


でも女子大生が作ったゲームとしては日本一面白い。これは凄いことだよ




繰り返すが、惜しいのは、やはり絵の少なさ。


このエンディングにしても、卒業式なのに夏服ってなんだよ



他のシナリオみたいにまた数年後に飛ぶと予想してたから、理子が成人女性なのにまだ制服だったらどうしよう、とまで思ったが、春なのに夏服なのもまさかだった



まあ、それに目を瞑れるならお勧めの良作です

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